kintoneのプラグイン「上司・役職者自動反映プラグイン」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

kintoneのプラグイン「上司・役職者自動反映プラグイン」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】
  • 「承認者の名前、毎回手で入れるのか…」
  • 「異動があるたびに全アプリの設定を直すのはもう限界」
  • 「部署ごとの条件分岐、誰も触れないブラックボックスになってる」

上司・役職者自動反映プラグインは、kintoneアプリ内の承認者・上司情報の手入力を解決するプラグインです。ユーザーごとに上司を指定する手間を省き、異動時の設定変更漏れを防ぎます。

この記事では、上司・役職者自動反映プラグインの料金体系や特徴を交えつつ、強みと具体的な活用イメージを紹介します。

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kintoneのプラグイン「上司・役職者自動反映プラグイン」とは

上司・役職者自動反映プラグインは、ユーザーの組織情報や、所属組織の役職者(上司)、固定の役職者を任意のフィールドへ自動的に反映させるプラグインです。cybozu.com共通管理に登録された組織・ユーザー・役職・グループの情報を取得元とするため、アプリ側で承認者リストを個別に持つ必要がありません。

上司や承認者を毎回手入力している、プロセス管理で個別の承認者を設定している、部署ごとに条件分岐を組んでいる、といった運用の置き換えを想定した設計と言えます。

利用にはkintoneスタンダードコースの契約が必要で、ライトコースでは利用できません。画面はPC用・モバイル用の両方に対応する一方、ゲストスペースでは動作確認が行われておらず、動作保証の対象外とされています。

上司・役職者自動反映プラグインが解決できる悩み

承認者入力の工数削減
申請レコードを作成するたびに上司の名前を選び直す作業が不要になります。ログインユーザーの所属組織をもとに役職者が自動で反映されるため、入力そのものが業務フローから消えます。

異動対応の設定変更ゼロ化
人事異動が起きても、アプリやプラグイン側の設定変更は不要です。cybozu.com共通管理の組織情報が更新されれば、そこを参照して反映内容が切り替わる仕組みになっています。

承認ルートの誤設定防止
手入力では誤った承認者を選んでしまうリスクが残ります。組織情報を起点に反映されるため、担当者の記憶や思い込みに依存した設定漏れを避けられる点が特徴です。

アプリ間の設定コピーの効率化
プラグイン設定にはインポート・エクスポート機能が備わっています。同種の申請アプリを複数運用している場合でも、1つのアプリで作った設定を他アプリへ移せるため、横展開の負担が軽くなります。

上司・役職者自動反映プラグインの提供メーカー紹介

有限会社エーアイティ研究所は、福島県本宮市に本社を置くシステム開発会社です。株式会社本宮会計センターを中心とするMCSグループのIT支援事業部門にあたります。

事業内容は、ホームページ制作・運用支援、システム開発、業務システムの導入・運用支援、クラウドサービス導入支援、各種ITサポートです。サイボウズ株式会社の「Cybozu Partner Network」において、サイボウズオフィシャルパートナーの認定を受けています。

詳細については、有限会社エーアイティ研究所をご覧ください。

上司・役職者自動反映プラグインの料金

プラン料金(税抜)契約期間月額換算(税抜)備考
サブスクリプション(月額)版3,000円/月1ヶ月単位3,000円クレジットカード決済のみ
1年ライセンス版36,000円/年1年単位3,000円クレジットカード決済または請求書払い
買い切り版150,000円使用期限なしクレジットカード決済または請求書払い

いずれのプランもサポートは電話・メール・Webで受け付けられており、有償版は1ドメインに対して1契約という単位になります。

導入前には1ヶ月間の無料試用が用意されており、支払い情報の登録なしで申し込めると案内されています。

上司・役職者自動反映プラグインの機能概要

機能一覧

共通管理情報の自動取得
cybozu.com共通管理に登録された組織、ユーザー、役職、グループの情報を自動で取得します。マスタを別アプリで持たずに済むため、二重管理が発生しません。

上司の自動反映
ログインユーザーの所属組織をもとに、その組織の役職者を任意のフィールドへ反映します。承認者を都度指定する運用から脱却できます。

異動時の設定変更不要
異動が発生した場合も、アプリおよびプラグインの設定変更は必要ありません。組織情報の更新が反映内容に引き継がれる形になります。

任意組織の情報取得
優先する組織以外の任意の組織についても、情報の取得が可能です。兼務者や複数組織にまたがる運用を想定した設計と考えられます。

設定のインポート/エクスポート
プラグイン設定をファイルとして書き出し、他アプリへ取り込めます。同じ設定を横展開する際の作業が短縮されます。

取得する組織の上限指定
取得対象となる組織の上限を指定できます。

なお、複数ユーザーや組織を起点とした自動反映には対応していません。インライン編集画面では保存時に反映処理を行う関係上、編集中は反映されない場合があるとされています。

動作確認済みのブラウザはGoogle Chrome最新版で、Microsoft EdgeやMozilla Firefoxでの動作は無料試用版で確認するよう案内されています。既にJavaScriptでカスタマイズしているアプリでは処理が競合してエラーが発生する場合があり、その際は該当アプリでの使用中止が推奨されています。

活用事例

事例1:稟議申請アプリの承認者自動設定

稟議申請アプリで、申請者の所属組織の部門長を承認者フィールドへ自動反映させる使い方です。

従来はプロセス管理の作業者設定を組織ごとに分岐させる必要がありましたが、プラグインが役職者を反映するため、分岐設定を簡素化できます。申請者は起案内容の入力に集中でき、承認者の選択ミスも起こりません。

事例2:日報アプリでの上長共有

日報アプリに上司フィールドを設け、提出時に直属の上長を自動で入れる運用です。異動が多い組織では、誰が誰の上司かをアプリ側で管理する負担が大きくなります。

共通管理の組織情報を参照する仕組みのため、年度替わりの体制変更後も日報の共有先が自動で追随します。

事例3:複数申請アプリへの横展開

経費精算、休暇申請、備品購入など、承認フローを持つアプリが複数ある環境での活用です。1つのアプリで反映条件を作り込み、設定をエクスポートして他アプリへ取り込めば、同一ルールを短時間で展開できます。

アプリごとに設定を作り直す手間と、設定内容のばらつきを同時に抑えられます。

まとめ

上司・役職者自動反映プラグインは、cybozu.com共通管理の組織・ユーザー・役職・グループ情報を取得し、所属組織の役職者や固定の役職者を任意のフィールドへ自動反映するプラグインです。

承認者の手入力や、部署ごとの条件分岐、異動のたびに発生する設定変更といった運用負荷を、組織情報の参照へ置き換えます。設定のインポート・エクスポートに対応するため、承認フローを持つアプリが複数ある環境でも横展開しやすい構成です。

利用にはkintoneスタンダードコースが前提となり、複数ユーザー・組織起点の反映には対応していない点は事前の確認が必要と言えます。

料金は月額3,000円(税抜)から用意され、1ヶ月間の無料試用も可能です。承認者入力の手間や異動対応の煩雑さに課題を感じているのであれば、一度試用で自社の運用に合うか確かめてみてはいかがでしょうか。

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