kintoneマイページ系製品の失敗しない選び方

お客様から「kintoneのライセンスを持っていない社外の人と情報共有したい」というご要望をよくいただきます。

そんな時に利用するのがマイページ系製品です。

マイページ系製品を利用することで、kintoneのライセンスを持たずとも、kintone内のデータを閲覧したり登録したりすることができるため、社外の取引先や協力会社との情報共有などの際に有用な連携サービスとなっています。

しかし、現状では、複数のマイページ系製品それぞれに機能差があるために、製品のリプレイス(切り替え)が発生するケースは少なくありません。

詳細な機能を把握せずに金額だけで製品を決めてしまい、実際に利用してみると想定していた機能が備わっておらず、やりたいことが実現できないということが多々あります。

あるいは、利用者数、負荷に応じた構成となっていないため、テストでは上手く動いたものの現実の環境では意図した動作ができなかった、というケースもあります。

こうした理由によりリプレイスが発生すると、製品の再選定などの手間が発生するだけでなく、製品の仕様によってはアプリ設計の変更にも影響する可能性があり、無駄な時間やコストがかかってしまいがちです。

本記事では、こうした製品のリプレイスをなくすことを目的とし、リプレイスにコストを投下するのではなく、「適切なコストを”必要な検証”に充てて欲しい」という想いから記事を書かせていただいています。

また、本記事ではマイページ系製品を「ログインして閲覧・編集を行う製品」と定義し比較しています。

今回取り上げるマイページ系製品は下記5つです。

  • じぶんページ
  • FormBridge(フォームブリッジ)×kViewer(ケイビューワー)※1
  • おもてなしSuite マイページ作成
  • Kanal-WEB
  • gusuku Everysite

※本記事では「ログインして閲覧・編集を行う製品」という定義のもと、ユーザー管理(Toyokumo kintoneApp認証)を用いた連携を前提として比較しています。そのためkViewerのMyページビューは比較対象ではありません。

記事内では、各製品の機能差異に触れながら、仕様で選ぶ失敗しないマイページ系製品の選定ポイントについて解説していきます。

プラグインアイコンkintoneお役立ち資料
2冊を無料配布中!

最新kintoneプラグインリストの画像

プラグイン一括掲載!

毎週更新

最新kintoneプラグインリスト

失敗をしないための8つのポイント集の画像

導入を成功に導く!

全90ページの実践ガイド

失敗しないための8つのポイント

\ kintoneを効率良く、コスパ良く活用する /

今なら
無料

LINE登録でまとめて入手!矢印

マイページ系製品とは

マイページ系製品とは

マイページ系製品とは、kintoneのライセンスを持たないユーザーでも、kintone自体ではなく専用のマイページにログインすることで、特定のkintoneアプリ内にデータを新規登録したり、アプリ内のデータを閲覧/編集したりできる製品です。

例えば、協力会社と案件情報を共有したり、サプライヤーに注文依頼をしたりする際に、エクセルファイルなどをメールで送って情報共有をしている企業も少なくないと思いますが、メール送信の手間や修正後の最新ファイルがわからなくなってしまうなど様々な課題を抱えている企業も多いかと思います。

しかし、マイページ系製品を利用することで、kintoneに格納したデータを社外の人が専用のマイページ上で確認することができるため、情報共有のためのメール作成などの手間が削減されるだけでなく、共有した情報に関するやり取りもkintone内部だけで完結します。

このように様々な課題を解決出来るマイページ系製品ですが、多種多様な機能と価格体系となっているため、本記事でそれぞれのマイページ系製品をプラグインメディアで選定した比較項目に則って比較しています。

マイページ系製品の評価時に見るべきポイント

マイページ系製品の評価時に見るべきポイント

比較項目の選定ポイントは「リプレイス要因となりうる機能かどうか」という前提のもと、実際にペパコミ株式会社が構築支援していく中でお客様から聞かれることの多い機能や、機能のミスマッチによって競合他社製品に切り替わるケースが多い機能を選定の基準としています。

また記載情報に関して、日々製品はアップデートされるので、内容が古いものもありますが記事作成日2026年1月時点での情報ということで参考情報として活用頂ければ幸いです。

下記が選定のポイントです。

  • 料金/契約形態
  • 招待ユーザー数
  • kintone同時接続数制限を回避する機能
  • 作成可能なkintoneアプリと連携したページ数
  • kintoneアプリと連携したページをまとめて表示、管理する機能があるか
  • ルックアップ機能の対応が可能か
  • マイページ利用ユーザーとのコミュニケーション方法
  • レコードの表示形式
  • ステップフォームでのデータ登録が可能か
  • 郵便番号から住所の自動入力が可能か

また本記事閲覧する上ではあくまでプラグインメディアを運営しているペパコミ株式会社が導入支援していく上での所感を含むことと、製品のアップデートなどで古い情報もあるかもしれませんので、あくまで自己責任の上参考記事として読んで頂けますと幸いです。

それでは早速各比較項目に則って比較していきます。

1.料金/契約形態

製品により料金や契約形態は異なります。

使用目的から製品を選択しなければ、効果的に製品を活用できません。

なお、製品による料金/契約形態の違いは下表のとおりです。

製品説明
じぶんページ月額10,000円
FormBridge
kViewer※3
・FormBridge※1
ライト:月額7,000円
スタンダード:月額12,000円
プレミアム:月額18,000円
プロフェッショナル:月額30,000円
エンタープライズ:月額50,000円

・kViewer※2
プレミアム:月額18,000円
プロフェッショナル:月額30,000円
エンタープライズ:月額50,000円
おもてなしSuite マイページ作成ライト:月額10,000円
スタンダード:月額12,000円
ビジネス:月額15,000円
プレミアム:月額24,000円
エンタープライズ:要相談
Kanal-WEBライト:月額20,000円
スタンダード:月額50,000円
gusuku Everysite・月額プラン
ミニ:月額26,000円
ベーシック:月額58,000円
ビジネス:月額95,000円
エンタープライズ:月額250,000円

・年額プラン
ミニ:年額286,000円
ベーシック:年額638,000円
ビジネス:年額1,045,000円
エンタープライズ:年額2,750,000円

※1:kViewerとの連携にあたりFormBridge側でのコースの指定はありません

    参考:【FormBridge×kViewer】連携時に必要な契約コース

※2:kViewerで公開したkintone内のデータを外部からFormBridgeで編集する場合、kViewerはプレミアムコース以上の必要があります。併せて、プレミアムコース以上でToyokumo kintoneApp認証を用いたユーザー管理が可能になります。

※3:FormBridgeとkViewerの設定変更を行えるユーザーを増やすためには、ユーザーライセンスの追加が必要です。設定できるライセンスはオーナー(契約者)、管理者、編集者から選択します。

→オーナーは管理者と編集者の権限を付与できます

→オーナーと管理者は全てのビュー/フォームを編集可能、編集者は自分が作ったビュー/フォームのみ編集可能です。

なお、ライセンス単体で追加付与する場合は一人あたり月額15,000円の追加費用が発生します。FormBridgeとkViewerそれぞれに対して設定変更を行いたい場合、2製品分のユーザーライセンスが必要になるため、1人あたり月額30,000円の追加費用が発生します。

複数のライセンスをまとめて購入できるパックも用意されており、その場合は1ライセンスあたりの費用が割引になります。

2.招待ユーザー数

専用のマイページにログインできる人数です。最大の利用ユーザー数になります。

ログインできる人数によって各製品のプラン/コースが変わるため、選定する上でどれほどの数のユーザーと情報を共有したいのかを明確にすることが重要になります。

情報を共有したい相手が多い場合は、導入後に招待枠が足らなかったとならないように、今後の共有先の増加も予め想定して製品を選定するのが良いでしょう。

なお、製品による招待ユーザー数の違いは下表のとおりです。

製品説明
じぶんページ50名
51名から1名あたり110円の追加費用で上限数を引き上げることが可能※1
FormBridge
kViewer
プレミアム:1ビューにつき50名まで
プロフェッショナル:1ビューにつき1,000名まで
エンタープライズ:1ビューにつき1,000名まで
上限ユーザー数オプションの追加費用で上限数を引き上げることが可能※2
おもてなしSuite マイページ作成ライト:1,000名
スタンダード:1,000名
ビジネス:1,000名
プレミアム:3,000名
エンタープライズ:無制限
1,000名あたり月額10,000円の追加費用で上限数を引き上げることが可能
Kanal-WEB無制限
gusuku Everysite無制限

※1:500名以上で利用する場合はボリュームディスカウントがあります。

    参考:【じぶんページ】ボリュームディスカウントリスト

※2:上限ユーザー数オプションは以下の通りです。

  • 2,000名:月額20,000円
  • 3,000名:月額30,000円
  • 5,000名:月額50,000円
  • 7,000名:月額70,000円
  • 10,000名:月額100,000円

3.kintone同時接続数制限を回避する機能

マイページ系製品を使うことで、外部からkintoneへの新規レコード追加、または既存レコードの編集と更新を行うことができます。

が、ごく短時間の間に何度も外部からレコードの追加や編集が行われると、kintoneサーバーに負荷がかかるため、同時に接続可能な回数にはkintone側で制限が設けられています。

2026年1月現在、kintoneが持つ同時接続数の制限値は100なので、同時に100名以上のユーザーがマイページ系製品からkintoneへレコードの追加や編集を行う状況での利用を想定している場合、この機能を持つ製品を利用する必要があります。

制限値が存在する理由についての詳細は下記に書いてあるので、是非ご一読ください。易しく書いてあるので非エンジニアの方でも読みやすくなっています。

参考:kintone REST API同時接続数の制限値はなぜあるのか

ただし、この機能を有効化するとレコードの追加や編集をトリガーとしたwebhookの発火ができなくなる場合がありますので、webhookの利用を考えている場合は注意が必要です。

なお、製品によるkintone同時接続数制限を回避する機能の有無は下表のとおりです。

製品説明
じぶんページなし
FormBridge
kViewer
あり 選択式
・1分間あたり300アクセスまで※2
・「分間アクセス数上限拡張オプション」を利用することで、上限の引き上げが可能※3
おもてなしSuite マイページ作成なし
Kanal-WEBあり 強制
・利用内容・構成に応じてスケール可能な設計のため、最大同時接続数は非公開
・約2万件規模の自治体案件、延べ3万人規模の学生向けサイト等での安定稼働実績あり
gusuku Everysiteあり 強制
300アクセスまで動作確認済み※4※5

※2:1契約内における全てのビューの合算となります。

※3:エンタープライズコース以上で利用可能なオプションです。1契約あたり6個まで、個別の1ビューあたり3個まで設定が可能となります。オプション1つで、1つのビューに対して分間3000アクセスまで可能となり、個別の1ビューあたり3個まで設定可能なので、1ビューあたり分間9000アクセスまでアクセスが可能となります。

※4:外部の連携先に依存しないページの場合、数千同時アクセス/秒の同時リクエストを処理可能ですが、kintoneに接続してデータを取得する場合、kintoneのAPI制限値に従います。

※5:その他、kintone へのアクセス負荷軽減、API 利用数を削減するための仕組みとして、
・ページ生成時処理(ページ作成時に一度だけkintoneからデータを取得する)
・キャッシュ(同一クエリでのデータ取得は指定期間内キャッシュを利用する)
・ゆっくり反映させる(同時にたくさんのレコード追加が発生した場合、kintone に負荷がかからないように同時ではなく順番に追加するように調整するための仕組み)などがあります。

4.作成可能なkintoneアプリと連携したページ数

kintoneアプリと連携したページをいくつ作成可能かです。最大でいくつのkintoneアプリを連携させることができるかを示します。

注意が必要なのは、ある1つのkintoneアプリをA社とB社に共有したい場合、A社とB社で見せるフィールドやフォームのレイアウトが完全に一致する場合は1つのkintoneアプリに対し1ページを設定しますので、作成可能なkintoneアプリと連携したページ数=連携可能なkintoneアプリ数となります。

しかし、A社とB社には同じアプリを共有するが、見せるフィールドは区別したい、あるいは異なるフォームレイアウトで画面を表示したい場合には1つのkintoneアプリに対し2ページ以上の設定を行う場合が考えられます。

こうした場合は、連携したいkintoneアプリ数よりも作成可能なページ数が多い製品を選ぶ必要が生じます。

なお、製品による作成可能なページ数は下表のとおりです。

製品説明
じぶんページ無制限
FormBridge
kViewer
無制限
おもてなしSuite マイページ作成ライト:~3
スタンダード:~5
ビジネス:~10
プレミアム:~50
エンタープライズ:要相談
Kanal-WEB無制限
gusuku Everysiteミニ:~10
ベーシック:~100
ビジネス:~500
エンタープライズ:無制限※1

※1:gusuku Everysiteではkintoneと連携しないページも作ることができますが、kintoneと連携しないものも含めたすべてのページ数に関する上限となります。

5.kintoneアプリと連携したページをまとめて表示、管理する機能があるか

作成したkintoneアプリと連携したページを任意のカテゴリーでまとめて表示、管理する機能の有無です。

例えば、複数のkintoneアプリを取引先と共有する場合、サプライヤーと共有しているマイページ一覧や、業務委託会社と共有しているマイページ一覧など、特定のカテゴリーごとにページをまとめて表示・管理できると、管理側の視点でマイページの管理がしやすくなりますし、利用者にとっても必要な情報のみが表示された使いやすいマイページを提供することができます。

なお、製品によるマイページをまとめられる機能の有無は下表のとおりです。

製品説明
じぶんページアプリをまとめる機能がある(ページ)※1
FormBridge
kViewer
アプリをまとめる機能がない
おもてなしSuite マイページ作成アプリをまとめる機能がない
Kanal-WEBアプリをまとめる機能がある(権限グループ機能)
gusuku Everysiteアプリをまとめる機能がある(サイト)※2※3

※1:じぶんページでは、kintoneと連携したページを「アプリ」と呼称しており、そのアプリをまとめる機能として「ページ」があります

※2:プランによってサイト数に制限があります。 

  • ミニ:1
  • ベーシック:~3
  • ビジネス:~10
  • エンタープライズ:無制限

※3:gusuku Everysiteはマイページだけのサービスではないため、Webサイト全体を作成することができ、マイページではないページも作成することができます。その中に複数のマイページを含めることができ、それらをサイトとして管理することができます。

6.ルックアップ機能の対応が可能か

マイページ上でデータを登録する際に、kintoneアプリ内のフィールドを参照して入力する機能の有無です。

例えば、マイページ系製品側から注文依頼をする場合、ルックアップ機能に対応していれば、注文する商品名や品番をkintoneの商品マスタから参照して自動入力することが可能ですが、対応していないとテキストを手入力する必要があります。

そのため入力の手間だけでなく、誤字脱字などによる修正依頼で余計なやり取りの手間が発生してしまう可能性があります。

受発注業務など、決められた情報を決められた形式で入力してもらう必要がある業務の場合、重要度が高くなります。

なお、製品によるルックアップ機能の対応の可否は下表のとおりです。

製品説明
じぶんページルックアップ機能に対応可能
FormBridge
kViewer
ルックアップ機能に対応可能※1
おもてなしSuite マイページ作成ルックアップ機能に対応可能
Kanal-WEBルックアップ機能に対応可能
gusuku Everysiteルックアップ機能に対応可能

※1:FormBridgeはプレミアムコース以上の必要があります。また、kintone上での登録先フィールドにルックアップフィールドを指定することはできません。

7.マイページ利用ユーザーとのコミュニケーション方法

マイページ上でデータを共有するだけでなく、登録されたデータに対してマイページ利用ユーザーとコミュニケーションを取らなければいけないケースも多くあります。

コミュニケーション方法は、利用するマイページ系製品にコメント機能が備わっているかで変わります。

コメント機能が備わっている製品の場合、kintoneのコメント欄でマイページ利用ユーザーとのやり取りが可能ですが、コメント機能が備わっていない製品の場合は、フィールドにコメントを残してやり取りをすることになります。

なお、製品によるマイページ利用ユーザーとのコミュニケーション方法の違いは下表のとおりです。

製品説明
じぶんページコメント機能でコミュニケーションが可能
FormBridge
kViewer
フィールドでコミュニケーションが可能
おもてなしSuite マイページ作成フィールドでコミュニケーションが可能
Kanal-WEBフィールドでコミュニケーションが可能
gusuku Everysiteフィールドでコミュニケーションが可能

※1:kintone側でコメントした場合、じぶんページのユーザーに通知メールを送信できます。じぶんページ側でコメントした場合、kintoneユーザー宛に通知を送ることができます。ただし、コメントはじぶんページと接続しているkintoneユーザーが行った操作とみなされるため、じぶんページと接続しているkintoneユーザーと、通知を送りたいkintoneユーザーは別である必要があります。

8.レコードの表示形式

マイページ上でのレコードの表示形式は製品によって異なります。

どの製品にも共通する表示形式は、1行1レコードとして表形式で表示される、いわゆるリストビューです。

製品によっては、リストビュー以外にも様々なビューで表示できる製品があります。

また、製品によっては「リストビュー」のことを「リスト形式」と表現しているなど、同一のビューであったとしても別の表現で記載されている場合もありますが、本記事では読者への分かりやすさを優先し、「〇〇ビュー」で表記を統一しています。

なお、製品によるレコードの表示方法の違いは下表のとおりです。

製品説明
じぶんページリストビュー
FormBridge
kViewer※2
リストビュー
カードビュー
セグメントビュー
カレンダービュー
Myページビュー
おもてなしSuite マイページ作成リストビュー
カードビュー
Kanal-WEBリストビュー※2
カードビュー※3
gusuku Everysite様々なウィジェットを使って多様な表示が可能

※1:各ビューの画面イメージ

※2:Kanal-WEBでの正式名称は「テーブル形式」です

※3:Kanal-WEBでの正式名称は「カードビュー形式」です

9.ステップフォームでのデータ登録が可能か

ステップフォームとは、入力フォームを複数の段階に分割して表示する形式のことです。

入力項目が多い場合、全てを一度に表示するとユーザーが負担を感じやすく、途中で離脱する原因になります。

そこで、ステップフォームでは、「氏名→住所入力→支払い情報入力」といったように、項目を段階ごとに分けて順番に入力できるようにします。これにより画面がシンプルになり、ユーザーは一歩ずつ進める感覚で入力できるため、離脱防止や入力率の向上につながります。

例えば、会員情報や注文情報の登録などの入力項目や項目の区分が多い場合や、段階的な手順に応じて情報を入力して欲しい場合に利用すると効果的です。

なお、製品によるステップフォームでのデータ登録の可否は下表のとおりです。

製品説明
じぶんページステップフォームに未対応
FormBridge
kViewer
ステップフォームが可能
おもてなしSuite マイページ作成ステップフォームに未対応
Kanal-WEBステップフォームに未対応
gusuku Everysiteステップフォームが可能

10.郵便番号から住所の自動入力が可能か

郵便番号を入力すると住所を自動入力してくれる機能があることで、入力負荷の軽減による離脱防止などの効果が見込めます。

また、住所は長く複雑ですので入力ミスの防止にも繋がります。

なお、製品による住所自動入力の可否は下表のとおりです。

製品説明
じぶんページ郵便番号から住所の自動入力に未対応
FormBridge
kViewer
郵便番号フィールドを利用することで対応可能
おもてなしSuite マイページ作成マイページへ登録をする際に、郵便番号項目を追加しておけば郵便番号で住所検索が可能
Kanal-WEB郵便番号から住所の自動入力が可能
gusuku Everysite郵便番号から住所の自動入力に対応

マイページ系製品の紹介

マイページ系製品の紹介

本項では、前項の選定ポイントを踏まえた上で、下記5つのマイページ系製品それぞれの価格や特徴について紹介していきます。

  • じぶんページ
  • FormBridge×kViewer
  • おもてなしSuite マイページ作成
  • Kanal-WEB
  • gusuku Everysite

一つずつ解説していきます。

じぶんページ

じぶんページの基本的な製品情報は以下のとおりです。

提供会社株式会社ソニックガーデン
製品サイトhttps://www.jibun-apps.jp/jibun-page/
価格(税抜)月額10,000円
招待ユーザー数50名
(51名から1名あたり110円の追加費用で上限数を引き上げることが可能)
作成可能なkintoneアプリと連携したページ数無制限

じぶんページの特徴として、コメント機能が備わっていることと、モバイルアプリがあることの2点が挙げられます。

コメント機能に関して、じぶんページにはコメント欄が備わっており、kintone側のコメント欄と相互に内容が反映されるようになっているので、コメント欄で外部ユーザーとのやり取りが可能です。

コメント欄が備わっていないとコメント専用のフィールドを用いる必要があり、その場合過去の発言の修正や削除が行われてしまうリスクがありますが、コメント欄が利用できると修正/削除されたとしても過去コメントの履歴を確認できるため、情報の正確性が担保できます。

例えば、普段利用しているアプリのやり取りはコメント欄に、外部ユーザーと共有しているアプリでのやり取りは専用のフィールドに、というような切り分けをせずに運用できるというわけです。

また、じぶんページでは、iOS・Andoroidで利用できるモバイルアプリが提供されています。モバイルアプリを利用することで、会社の外でも利用可能です。

また、プッシュ通知が利用可能なため、レコード追加時やコメント時にすぐに気づくことができます。

FormBridge×kViewer

FormBridgeとkViewerの基本的な製品情報は以下のとおりです。

提供会社トヨクモ株式会社
製品サイト・FormBridge
https://www.kintoneapp.com/form-bridge
・kViewer
https://www.kintoneapp.com/kviewer
価格(税抜)・FormBridge
ライト:月額7,000円
スタンダード:月額12,000円
プレミアム:月額18,000円
プロフェッショナル:月額30,000円
エンタープライズ:月額50,000円

・kViewer
プレミアム:月額18,000円
プロフェッショナル:月額30,000円
エンタープライズ:月額50,000円
招待ユーザー数プレミアム:1ビューにつき50件まで
プロフェッショナル:1ビューにつき1,000件まで
エンタープライズ:1ビューにつき1,000件まで
(※上限ユーザー数オプションの追加費用で上限数を引き上げることが可能)

※:上限ユーザー数オプションは以下の通りです。
・2,000名:月額20,000円
・3,000名:月額30,000円
・5,000名:月額50,000円
・7,000名:月額70,000円
・10,000名:月額100,000円
作成可能なマイページ数無制限

FormBridgeとkViewerの組み合わせでマイページ利用する際の特徴として、マイページ上で表現できるビューの選択肢が多いという点が挙げられます。

kViewerでkintoneのレコードを表示できるビューの種類として、リストビュー、カードビュー、セグメントビュー、カレンダービュー、Myページビューの5種類があり、情報をどのように外部ユーザー見せたいかによって最適なビューを選択して表示することが可能です。

例えば、発注依頼をマイページ上で行ってもらう際、発注商品一覧が見れればいいのであればリストビューで問題ないですが、出荷日や希望納期を重視して発注状況が見たい場合、カレンダービューの方が全体のスケジュールを俯瞰でき、計画の調整や優先度付けが容易になります。

また、他トヨクモ製品と連携ができる点も魅力的です。PrintCreatorと連携すると、発注情報送信後の完了ページからユーザー自身で見積書を出力できたり、イベント申込完了ページから入館証の発行などができるようになります。

おもてなしSuite マイページ作成

おもてなしSuite マイページ作成の基本的な製品情報は以下のとおりです。

提供会社株式会社ショーケース
製品サイトhttps://omosuifork.showcase-tv.com/omosui-k
価格(税抜)ライト:月額10,000円
スタンダード:月額12,000円
ビジネス:月額15,000円
プレミアム:月額24,000円
エンタープライズ:要相談
招待ユーザー数ライト:1,000名
スタンダード:1,000名
ビジネス:1,000名
プレミアム:3,000名
エンタープライズ:無制限
(1,000名あたり月額10,000円の追加費用で上限数を引き上げることが可能)
作成可能なマイページ数ライト:~3
スタンダード:~5
ビジネス:~10
プレミアム:~50
エンタープライズ:要相談

おもてなしSuite マイページ作成の特徴は、大量アクセスへの耐久性が高いという点です。

同時アクセス制限数が無制限ということもあり、一時的に膨大なアクセスが集中する業務で利用する際に適した製品になります。

制限値を超過したアクセスがあった場合、フォームやマイページ上での表示遅延だけではなく、それによって利用者が離脱するリスクが高まることで、クレームや事後処理、業務遅延など様々な問題が発生することが想定されます。

おもてなしSuite マイページ作成は地方自治体における給付金等の申請受付などの大量アクセスが見込まれる業務で利用された実績もあります。

Kanal-WEB

Kanal-WEBの基本的な製品情報は以下のとおりです。

提供会社ビットリバー株式会社
製品サイトhttps://kanal-web.biz/
価格(税抜)ライト:月額20,000円
スタンダード:月額50,000円
招待ユーザー数無制限
作成可能なマイページ数無制限

Kanal-WEBの特徴は、プランに関わらずメール配信機能が備わっている点です。

kintone上で管理されている会員リストから個別メールや一括メール配信が行えるため、会員限定の特典やイベント情報、最新サービス情報などの配信をメールソフトを立ち上げることなく行えます。

オプションなどの追加料金をかけずに、どちらのプランでもメール配信機能が備わっている点は非常に魅力的です。

また月額20,000円のオプションで決済機能を搭載することもでき、フォームを用いた決済情報の登録から、決済後の入金消し込みまでkintone上で自動で行えるのはKanal-WEBならではの機能になります。

例えば、会員の新規申込から毎月/毎年の会費徴収など、情報登録と支払いが発生する業務では情報の一元管理が可能になります。

参考:【KanalーWEB】決済をkintoneで一元管理

なお、前述したメール配信機能と組み合わせることで、未入金や入金不足のお知らせメールをkintone上から送信することも可能です。

gusuku Everysite

gusuku Everysiteの基本的な製品情報は以下のとおりです。

提供会社アールスリーインスティテュート
製品サイトhttps://everysite.gusuku.io/
価格(税抜)・月額プラン
ミニ:月額26,000円
ベーシック:月額58,000円
ビジネス:月額95,000円
エンタープライズ:月額250,000円

・年額プラン
ミニ:年額286,000円
ベーシック:年638,000円
ビジネス:年額1,045,000円
エンタープライズ:年額2,750,000円
招待ユーザー数無制限
作成可能なマイページ数ミニ:~10
ベーシック:~100
ビジネス:~500
エンタープライズ:無制限※1

※1:gusuku Everysiteではkintoneと連携しないページも作ることができますが、kintoneと連携しないものも含めたすべてのページ数に関する上限となります。

gusuku Everysiteの大きな特徴は、マイページに限らず、Webサイトやフォームなどの画面レイアウトを柔軟に作成できる点にあります。

マイページについても、あらかじめ用意された形に当てはめるのではなく、「どこに何の情報を表示するか」「どのような構成にするか」といった画面設計の段階から自由に組み立てることができます。そのため、自社の運用やデザインに合わせたマイページを実現できます。

画面レイアウトは、パーツを配置する感覚でノーコードで調整でき、同じ仕組みを使ってマイページだけでなく、Webサイト、Webフォーム、ログイン画面なども作成可能です。このように、マイページ以外のページもさまざまな画面を共通の考え方で構築できる点が特徴です。

また、「gusuku Customine」と同様に、ボタンクリックなどのユーザー操作をきっかけに、どのような処理を実行するかといった動きも設定できます。条件に応じたエラー表示や、kintoneからのデータ取得など、自社の運用に合わせた細かな制御が可能です。

設定の幅が広い分、より高度な使い方をする場合には、kintoneの仕様や考え方を理解しているとスムーズですが、その分「自分たちのやりたい動き」をそのまま形にできる自由度の高さが、大きな魅力と言えます。

kintoneマイページ系製品比較まとめ表

本記事にて取り上げたマイページ系製品の選定ポイントを一覧表で比較しました。

製品名じぶんページFormBridgekViewerおもてなしSuiteViewerKanal-WEBgusuku Everysite
プラン/コースプレミアム
※両製品とも
スタンダードスタンダードミニ
招待ユーザー数~50名
※追加費用で引き上げ可能
~50名
※追加費用で引き上げ可能
~1000名
※追加費用で引き上げ可能
無制限無制限
作成可能なページ数無制限無制限5無制限10
マイページをまとめて管理する機能××
ルックアップ対応
コミュニケーションコメント欄専用フィールドを用意専用フィールドを用意専用のフィールドを用意専用のフィールドを用意
同時接続数上限回避×○(選択式)×○(強制)○(強制)
レコードの表示形式リストビュー・リストビュー
・カードビュー
・セグメントビュー
・カレンダービュー
・Myページビュー
・リストビュー
・カードビュー
・リストビュー
・カードビュー
様々なウィジェットによる多様な表示
ステップフォーム×××
住所自動入力××
料金(月額)10,000円36,000円12,000円50,000円26,000円

自社に適したマイページ系製品の選定が難しい方はペパコミ株式会社へご相談ください

自社に適したマイページ系製品の選定が難しい方はペパコミ株式会社へご相談ください

マイページ系製品を選択する際は、外部からkintoneを利用するユーザー数、想定される負荷に応じた構成を考えなければなりません、自社に適した製品をお探しの方はペパコミ株式会社へご相談ください。

ペパコミ株式会社へ無料で相談する

関連記事

関連記事

関連記事はありません。

機能から探す

機能から探す

kintone構築・内製化支援は
お気軽にお問い合わせください

サイボウズ認定マーク

サイボウズ認定マーク

このマークは、サイボウズ株式会社が動作やセキュリティなどを審査し、基準を満たしていることを示す「安心・安全なプラグイン」の証です。

トップへ戻るアイコン トップへ戻るアイコン
top


kintone
プラグイン