kintoneのプラグイン「複数条件フィルタリングプラグイン」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

2024.11.25

kintoneで大量のデータを扱う際、次のような悩みはありませんか？

必要なデータに素早くアクセスできない
複数条件で思ったとおりに絞り込めない
集計やCSV出力のたびに手作業が発生してしまう

データの見たい切り口ごとに柔軟に検索・絞り込み・集計ができるかどうかは、日々の業務効率に直結します。

本記事では、こうした課題を解消する方法のひとつとして「複数条件フィルタリングプラグイン」を取り上げ、その特徴や機能、料金体系、導入事例を詳しく解説します。
kintone上でのデータ管理をもっとスムーズにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

kintoneお役立ち資料
2冊を無料配布中！

＼ kintoneを効率良く、コスパ良く活用する／

今なら
無料

LINE登録でまとめて入手！

kintoneのプラグイン「複数条件フィルタリングプラグイン」とは
複数条件フィルタリングプラグインが解決できる悩み
複数条件フィルタリングプラグインの提供メーカー紹介
複数条件フィルタリングプラグインの料金
複数条件フィルタリングプラグインの機能概要
- 機能一覧
複数条件フィルタリングプラグインの活用事例
まとめ

kintoneのプラグイン「複数条件フィルタリングプラグイン」とは

「複数条件フィルタリングプラグイン」は、キャップクラウド株式会社が提供するkintone向けプラグインです。

このプラグインを利用することで、複数のフィールドを用いてデータを検索・フィルタリングし、条件に合ったデータを素早く抽出できます。
Excelに近い操作感で、簡単にデータを絞り込み、集計やファイル出力も可能です。

複数条件フィルタリングプラグインが解決できる悩み

欲しいレコードにたどり着くまで時間がかかっている
kintone標準の検索機能だけでは、複数の条件を組み合わせた絞り込みがしづらく、「毎回検索条件を入力し直している」「条件を変えて検索をやり直すのが手間」という課題が生じがちです。
複数条件フィルタリングプラグインを使えば、一覧画面上で複数の項目を使って段階的に絞り込みができ、Excelのフィルタのような感覚で必要なレコードだけを素早く取り出せます。
集計のために毎回Excelに書き出して加工している
売上や案件数などを確認するたびに、kintoneからCSV／Excelに書き出して並べ替えやフィルタをかけ直していると、「集計作業に時間がかかる」「毎回同じ作業を繰り返している」といったムダが発生します。
複数条件フィルタリングプラグインであれば、絞り込んだ結果に対して一覧画面上で合計・平均などの集計値をその場で確認でき、必要に応じてだけファイル出力すればよい運用に変えられます。
大量データや複数アプリにまたがる情報を横断的に確認できていない
顧客・案件・対応履歴などが複数アプリに分かれている場合、「アプリを行き来しないと全体像が見えない」「条件を変えて何度も検索し直している」といったストレスが生じます。
複数条件フィルタリングプラグインは、複数アプリを検索対象にして横断的にフィルタリングでき、テーブル内の明細も同じ画面上で確認できます。
大量データの中から、必要な情報だけをすばやく取り出して比較・確認したい場面に適しています。

複数条件フィルタリングプラグインの提供メーカー紹介

キャップクラウド株式会社

「複数条件フィルタリングプラグイン」を提供しているキャップクラウド株式会社は、中小企業向けのクラウドソリューション事業と地域創生事業を展開している企業です。

基幹業務まわりのクラウドツールの提供や、テレワーク・サテライトオフィスの活用を含めた新しい働き方の環境づくりを支援している点が特徴です。
kintoneを活用した販売管理・顧客管理パッケージやプラグインの開発・導入支援を通じて、業務プロセスの見直しと生産性向上をサポートしています。

詳細については、キャップクラウド株式会社公式サイトをご覧ください。

複数条件フィルタリングプラグインの料金

プラン名	初期費用（税抜）	年間利用料（税抜）
複数条件フィルタリングプラグイン	200,000円	120,000円
Focus U 利用プラン（Standard以上）をご利用中の方	50,000円	無償

※kintone1サブドメインあたりの金額です。
※無料トライアルあり。

複数条件フィルタリングプラグインの機能概要

機能一覧

複数条件での検索・フィルタリング
kintone標準では難しい複数項目での絞り込みができ、「顧客名」「日付」「金額」など複数の条件を組み合わせて柔軟にデータを検索できます。
大量データの中から、必要なレコードだけを素早く抽出することができます。
アプリ／テーブル横断での検索
1つのアプリだけでなく、関連する複数のアプリやテーブルを検索対象として指定でき、横断的なフィルタリングが行えます。
顧客・案件・対応履歴などが別々のアプリで管理されている場合でも、条件に合致する情報をまとめて確認できます。
リアルタイム集計
検索結果の一覧画面上部に、選択した項目の「合計」「平均」「最大」「最小」などの集計結果がリアルタイムに表示されます。
わざわざCSV出力してExcelで集計し直すことなく、売上金額や件数などの概要をその場で把握できます。
CSV/Excelファイルへの出力
フィルタリングした結果は、そのままCSVやExcelファイルとして出力できます。
レポート作成や社内共有、他システムへの取り込みなど、kintone外での二次利用にもスムーズに活用できます。

複数条件フィルタリングプラグインの活用事例

活用事例1

欲しい条件の案件だけを抽出してフォロー対象を明確化
案件一覧に対して「担当者」「ステータス」「受注見込み月」など複数条件でフィルタを設定し、フォロー対象となる案件のみを一覧に残す運用を行います。
これにより、日々の営業活動で優先度の高い案件に集中しやすくなり、一覧画面をそのままフォローリストとして活用できます。

活用事例2

条件別の売上・件数を一覧画面上で簡易分析
商品や案件の一覧に対し、「カテゴリ」「エリア」「チャネル」などを条件としてフィルタリングし、絞り込み後のデータに対してリアルタイム集計機能で合計・平均値などを確認します。
CSV出力や別ツールでの集計を行わずに、条件別の売上規模や件数を即時に把握でき、打ち合わせや簡易分析に活用できます。

活用事例3

モバイル環境で当日対応すべきレコードのみを抽出
kintoneモバイルから「訪問日＝当日」「担当者＝自分」「ステータス＝対応中」などの条件でフィルタリングし、当日確認・対応すべきレコードのみを抽出します。
外出先でも、限られた時間で必要な情報にすばやくアクセスでき、訪問前の確認や移動中のタスク整理を効率的に進められます。