kintoneの連携サービス「DataSyncer kintone エクスポート」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【連携サービス】

2024.11.22

kintoneのデータ連携やバックアップ業務で、次のような課題を抱えている企業は少なくありません。

kintoneのデータを外部システムに連携する際、毎回手作業でエクスポートしていて時間がかかる
定期的なバックアップ作業が煩雑で、担当者の負担が大きい
ECサイトや他システムへ取り込みやすい形式で、kintoneのデータを出力したい

こうした課題の解消に役立つのが「DataSyncer kintone エクスポート」です。

kintoneに蓄積されたデータを、外部システムやECサイトで扱いやすい形式に自動エクスポートできるようにすることで、バックアップやデータ連携にかかる手間を大幅に削減できます。

本記事では、「DataSyncer kintone エクスポート」の機能や料金、活用事例について詳しく解説します。
kintoneからのデータエクスポートを効率化したい方は、ぜひ参考にしてください。

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kintoneの連携サービス「DataSyncer kintone エクスポート」とは
DataSyncer kintone エクスポートが解決できる悩み
DataSyncer kintone エクスポートの提供メーカー紹介
DataSyncer kintone エクスポートの料金
DataSyncer kintone エクスポートの機能概要
- 機能一覧
DataSyncer kintone エクスポートの活用事例
まとめ

kintoneの連携サービス「DataSyncer kintone エクスポート」とは

「DataSyncer kintone エクスポート」は、クラフテクス株式会社が提供するkintone専用のデータエクスポート連携サービスです。

この連携サービスを使用すると、kintoneアプリ内の「レコード」「添付ファイル」「コメント」をWindows上のフォルダに直接ダウンロードできます。
CSV形式でデータを出力したり、添付ファイルを一括ダウンロードしたりすることが可能で、基幹システムやECサイトなど外部システムへのデータ連携がスムーズに行えます。

特に、定期的なバックアップや商品マスタデータのエクスポートなど、多様な業務シーンで活用できる点が大きな特徴です。
また、Windowsスケジューラーと連携して定期的な自動出力も可能なため、無人化されたデータ管理が実現します。

DataSyncer kintone エクスポートが解決できる悩み

kintone内のデータをまとめてバックアップできていない
kintoneに蓄積されたレコードや添付ファイルを、定期的に自動バックアップしたいものの、標準機能だけでは手作業が中心になりがちです。
DataSyncer kintone エクスポートを利用することで、指定したアプリのレコードや添付ファイルをまとめて出力し、バックアップ運用を仕組み化できます。
必要な条件で絞り込んだデータだけを効率的にエクスポートしたい
特定期間のデータや、特定のステータスに該当するレコードだけを外部ツールで分析・保管したい場合でも、毎回kintone画面でフィルタやソートを設定してからエクスポートするのは手間がかかります。
DataSyncer kintone エクスポートでは、あらかじめ条件を設定したうえでエクスポート処理を行えるため、欲しいデータだけを効率よく取り出せます。
レコード本体と添付ファイル・コメントをセットで保管できていない
レコード情報はCSVで保存できても、添付ファイルやアプリコメントが別管理になってしまい、「どのレコードに紐づくファイルか」「どんなやり取りがあったか」が後から追いにくいという課題があります。
DataSyncer kintone エクスポートを使えば、レコードと一緒に添付ファイルやコメントも出力できるため、証跡や対応履歴をセットで保管しやすくなります。

DataSyncer kintone エクスポートの提供メーカー紹介

クラフテクス株式会社

「DataSyncer kintone エクスポート」を提供しているクラフテクス株式会社は、kintone特化型のデータ連携サービスを開発・提供している企業です。

基幹システムや各種クラウドサービス、複合機FAXなどから出力されるデータをkintoneとつなぎ、現場の運用に合わせたデータ連携基盤の構築を支援している点が特徴です。
kintone導入支援とあわせて、設計・設定・運用まで一気通貫で伴走する体制を整え、中小企業を中心とした「売上拡大のためのDX」を後押ししています。

詳細については、クラフテクス株式会社公式サイトをご覧ください。

DataSyncer kintone エクスポートの料金

プラン	初期費用(税抜)	年間利用料(税抜)
基本プラン	100,000円	120,000円
オプション：稼働OS1追加	ー	50,000円
オプション：同時出力アプリ数5追加	ー	50,000円

※5個以上の追加ライセンスパックについては弊社営業担当までお問い合わせください。

同時出力アプリ数：5個（設定可能数：無制限）
kintoneライセンス数：無制限
出力ファイル数：無制限
稼働OS x データ登録先kintone：1インスタンス
kintoneワイドコースのお客様は別途お問い合わせください。

DataSyncer kintone エクスポートの機能概要

機能一覧

レコード情報のCSV形式での出力
kintoneアプリ内のレコード情報をCSV形式でWindowsフォルダに出力できます。
出力対象とするフィールドや、レコードの並び順も設定できるため、必要な情報だけを効率よくエクスポートできます。
添付ファイルの一括ダウンロード
kintoneアプリに保存された添付ファイルを、一括で指定フォルダにダウンロードできます。
ファイル名にレコードIDやフィールドの値を含めて出力できるため、エクスポート後のファイル管理もしやすくなります。
コメント情報のエクスポート
レコード内に記録されたコメントも含めてエクスポートできるため、コミュニケーション履歴もあわせて外部に保管したり、他システムへ移行したりすることができます。
フィールドやレコードソート順指定
出力対象とするフィールドや、レコードのソート順を事前に指定できます。
用途ごとに必要な項目・順序だけを抽出できるため、二次利用や分析用データの準備を効率化できます。
Windowsスケジューラーとの連携による自動出力
Windowsタスクスケジューラと連携させることで、指定した日時・間隔でエクスポート処理を自動実行できます。
これにより、定期バックアップや夜間バッチ出力などの無人運用を実現できます。
出力後プロセスコール機能
データ出力完了後に、あらかじめ設定した外部プロセス（たとえば他システムへのインポートやメール通知など）を起動できます。
エクスポートから後続処理までを一連のフローとして自動化できます。

DataSyncer kintone エクスポートの活用事例

活用事例1

定期バックアップと監査対応用エクスポートとして利用
重要度の高いkintoneアプリについて、DataSyncer kintone エクスポートとWindowsスケジューラーを組み合わせ、毎日または毎週の自動エクスポートを設定します。
レコード情報・添付ファイル・コメントをまとめて所定のフォルダに出力することで、万一の障害時に備えたバックアップと、監査対応用の証跡アーカイブを同時に確保できます。

活用事例2

分析・BIツール連携用のデータ抽出基盤として利用
販売実績や問い合わせ履歴などのアプリから、分析に必要なフィールドだけを絞り込んでCSV出力し、出力後プロセスコール機能でBIツールや集計用バッチを起動するフローを構成します。
これにより、kintone上の運用データを定期的に抽出し、外部の分析基盤へ自動連携する仕組みとして活用できます。

活用事例3

添付ファイル・コメントを含めた案件アーカイブとして利用
案件管理アプリを対象に、レコード本体の情報に加えて添付ファイルとコメントも同時にエクスポートし、案件IDや顧客名を含んだフォルダ構成・ファイル名で出力する設定を行います。
案件クローズ後に一式をファイルサーバーやDMS（文書管理システム）側へ保存する運用と組み合わせることで、案件ごとの資料・やり取り履歴をセットで保管するアーカイブ基盤として活用できます。