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kintoneのプラグイン「階層タブプラグイン」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

  • kintoneアプリがフィールドや項目で溢れ、使いにくくなっている
  • 縦に長くなったアプリ画面を整理したい
  • 情報量が多すぎて、必要なデータを見つけるまで時間がかかる

こうした課題を抱える企業にとって、「階層タブプラグイン」は有力な選択肢のひとつです。

アプリ内の情報をタブで整理し、「基本情報」「詳細情報」「履歴」など用途別にまとめることで、画面をすっきり保ちながら、必要な情報に素早くアクセスできるようになります。

本記事では、このプラグインの機能や料金、活用事例について詳しく解説します。
kintoneアプリの使いやすさを高めたい方は、ぜひ参考にしてください。

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kintoneのプラグイン「階層タブプラグイン」とは

「階層タブプラグイン」は、キャップクラウド株式会社が提供するkintone専用の拡張プラグインで、kintoneアプリ内のフィールドや項目を階層的に整理できる機能を提供します。

このプラグインを使うことで、1つのタブ内にさらにサブタブを作成し、フィールドやテーブル、グループを効率的に配置できます。
これにより、フィールド数が多く複雑になりがちなアプリでも、視認性が向上し操作性が改善されます。

特に、大量のデータや情報を管理しているアプリケーションでは、縦に長くなりすぎてしまう画面構成をコンパクトにまとめられるため、日常業務での利便性が向上します。

階層タブプラグインが解決できる悩み

  • 画面内の情報量が多く、入力や確認がしづらい
    1つのアプリ内に多くの項目やグループ、テーブルが並んでいると、どこに何があるか分かりづらく、スクロール量も増えて入力・閲覧ともに負荷が高くなります。
    階層タブプラグインを利用すると、親タブと子タブで項目をグルーピングし、画面内の情報を整理できるため、ユーザーは必要な情報だけに素早くアクセスしやすくなります。
  • 部門・業務ごとに必要な項目が異なり、同じ画面を共有しづらい
    1つのアプリを複数部門や複数業務で利用する場合、すべての項目を同じ画面に並べると、ある部門にとって不要な項目まで常に表示されてしまいます。
    階層タブプラグインを使って「営業向け」「管理部向け」「詳細設定」などのタブを分けることで、利用者ごとに使うタブを中心に操作できるようになり、共通アプリでもストレスの少ない画面構成にできます。
  • 入力担当者と閲覧者で、見たい情報の優先順位が異なる
    入力担当者は必須項目や入力頻度の高いフィールドを上部にまとめたい一方で、管理者や閲覧者は集計用・確認用の項目を中心に見たい場合があります。
    階層タブプラグインで「入力用タブ」「確認用タブ」「履歴タブ」などに項目を整理しておくことで、入力と閲覧それぞれの業務に合わせた画面遷移が行いやすくなり、1つのアプリで複数の役割に対応しやすくなります。

階層タブプラグインの提供メーカー紹介

キャップクラウド株式会社

「階層タブプラグイン」を提供しているキャップクラウド株式会社は、クラウドサービスの設計・構築・運用を中心に、企業の業務システム改革を支援するIT企業です。

システム基盤の構築から導入支援・保守運用までを一貫して手掛け、中堅・中小企業のIT活用を伴走型で支援している点が特徴です。
kintoneをはじめとするクラウドプラットフォーム活用によって、現場業務の可視化と効率化を実現する体制づくりに取り組んでいます。

詳細については、キャップクラウド株式会社公式サイトをご覧ください。

階層タブプラグインの料金

プラン初期費用(税抜)年間利用料(税抜)
基本プラン50,000円36,000円
Focus U 利用プラン(Standard以上)をご利用中の方50,000円無償

※kintone1サブドメインあたりの金額です。
※無料トライアルあり。

階層タブプラグインの機能概要

機能一覧

  • 関連レコード内での検索・ソート機能
    関連レコード一覧内で、文字列検索や数値・日付の範囲指定、昇順・降順の並び替えによる絞り込みが行えます。
    Excelのフィルタ操作に近い感覚で条件を設定できるため、大量データの中から目的のレコードに素早くアクセスできます。
  • 数値フィールドの集計表示
    関連レコード一覧のヘッダー部に、数値フィールドの合計・平均・最大・最小といった集計値を自動表示できます。
    顧客別の売上金額や数量、対応件数などの規模感を、別途Excel集計を行わずに一覧画面上で把握できます。
  • 列幅調整
    関連レコード一覧に表示される各列の幅をドラッグ操作で自由に調整できます。
    表示したい項目の列幅を広げたり補足的な項目を狭めたりすることで、限られた画面スペースでも視認性の高い一覧表示が可能になります。
  • サブテーブル内フィールド表示
    関連レコードに紐づくサブテーブルの明細行から、任意のフィールドを一覧に表示することができます。
    商品名や数量などの明細情報をレコード詳細画面を開かずに確認でき、関連レコードを軸にした明細レベルでの情報参照が行えます。
  • 添付ファイルプレビュー
    関連レコードに添付されたPDFや画像ファイルを、ファイルビューワーでその場でプレビュー表示できます。
    請求書や見積書、図面などの帳票類を新しいタブやウィンドウを開かずに確認でき、関連情報のチェックをスムーズに行えます。
  • ページネーション表示
    関連レコード一覧の上部に、総レコード数やページ数、現在表示しているページ情報を表示できます。
    関連レコード件数が多い場合でも、どの範囲を閲覧しているかを把握しながらページを切り替えられます。

階層タブプラグインの活用事例

活用事例1

部門・役割ごとにタブを分けて入力画面を最適化
1つのアプリ内のフィールドを「営業タブ」「管理部タブ」「経理タブ」など部門・役割ごとのタブ/サブタブに再配置します。
利用者は自分の担当業務に関連するタブだけを中心に操作できるようになり、不要な項目が視界から減ることで入力・閲覧の効率化と入力ミスの低減が期待できます。

活用事例2

業務フローのステップごとにタブを分割して抜け漏れ防止
申請アプリなどで、フィールドを「申請内容」「承認情報」「精算・支払情報」といった業務フローのステップ単位でタブ化します。
担当者はタブを上から順に入力・確認するだけで一連の必要項目を網羅できるようになり、入力漏れや記入忘れの防止、チェック作業の標準化につなげることができます。

活用事例3

基本情報と詳細情報・履歴を階層分けして見やすく整理
顧客管理や案件管理のアプリで、「基本情報」を親タブにまとめ、「詳細情報」「過去履歴」「関連ドキュメント」などをサブタブとして配置します。
日常的な確認では基本情報タブのみを参照し、必要に応じて詳細タブを開く構成とすることで、画面上の情報密度を抑えつつ、詳細データや履歴もワンクリックで参照できるレイアウトを実現できます。

まとめ

「階層タブプラグイン」は、フィールドや項目が多いkintoneアプリでも、タブやサブタブで画面を整理しやすくするプラグインです。

情報を用途ごとに分けて配置できるため、縦に長くなりがちな画面でも必要な項目を見つけやすくなり、入力・閲覧のストレスを軽減できます。

特に、項目数の多い業務アプリを運用している場合、視認性と操作性を高める手段として有効です。
現在のアプリ構成や運用ルールを踏まえながら、自社のkintone環境に適しているか検討してみてください。

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