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kintoneのプラグイン「モジトリ」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

紙の書類を扱うことが多く、手書きや印刷物の内容を毎回手入力するのが負担になっていませんか。

スマートフォンで撮影するだけで文字を認識し、そのままkintoneにデータ登録できれば、入力作業は大きく削減できます。

「モジトリ」は、AI-OCR技術を活用して紙の書類をデータ化し、kintoneへの登録を効率化するプラグインです。
本記事では、モジトリの主な機能や料金、活用事例について紹介します。

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kintoneのプラグイン「モジトリ」とは

「モジトリ」は、福島コンピューターシステム株式会社が提供するkintone専用のAI-OCR(光学文字認識)プラグインです。

このプラグインは、カメラで撮影した写真から手書きや印刷された文字を自動的に読み取り、デジタルデータとしてkintoneに登録することができます。
スマートフォンやタブレットを使って簡単に操作できるため、現場でのデータ入力作業が大幅に効率化されます。

特に、紙ベースの資料や手書きのメモなど、従来は手作業で入力していた情報を瞬時にデジタル化できる点が大きな特徴です。
これにより、ミスなく迅速なデータ登録が可能となり、業務全体のスピードアップに貢献します。

モジトリが解決できる悩み

  • 紙の書類を手入力せずにkintoneへ取り込みたい
    見積書や請求書、点検票などを紙やPDFで受け取り、担当者が1件ずつkintoneへ手入力していると、入力工数が膨らみミスも発生しがちです。
    モジトリを使えば、写真やPDFからAI-OCRで文字を読み取り、そのままkintoneフィールドに登録できるため、紙書類のデータ化にかかる負担を大きく減らせます。
  • 取引先ごとに形式が異なる帳票にも柔軟に対応したい
    取引先ごとに請求書や見積書のフォーマットがバラバラで、従来の座標指定型OCRではフォーマット追加のたびに設定が増え、運用が煩雑になってしまいます。
    モジトリは「文字取りルール」に基づいて文字列を探しにいく仕組みのため、レイアウトが異なる帳票でも共通ルールで読み取りやすく、フォーマット差異に悩まされにくい環境を構築できます。
  • 現場で撮影した写真からそのままデータ登録まで完結させたい
    在庫棚やラベル、名板、メーターの数値などを現場で確認し、その後オフィスに戻ってからkintoneへ入力していると、メモ転記の二度手間や記録漏れが発生しやすくなります。
    モジトリを利用すると、スマートフォンで撮影した写真から文字を自動認識し、そのままkintoneに登録できるため、現場での撮影からデータ登録までを一連の流れで完結させることができます。

モジトリの提供メーカー紹介

福島コンピューターシステム株式会社

「モジトリ」を提供している福島コンピューターシステム株式会社は、福島県郡山市に本社を置き、業務システム開発やクラウドサービス提供を通じて企業のデジタル化を支援しているIT企業です。

基幹業務からバックオフィス業務まで幅広い領域を対象に、設計・開発・運用保守を一貫して担う体制を整えている点が特徴です。
近年はAI-OCRやクラウド型業務アプリケーションなどの技術も積極的に取り入れ、紙業務のデジタル化や現場の業務効率化に取り組んでいます。

詳細については、福島コンピューターシステム株式会社公式サイトをご覧ください。

モジトリの料金

プラン初期費用(税抜)月額利用料(税抜)年額利用料(税抜)
モジトリ10,000円8,000円80,000円
モジトリPlus10,000円15,000円150,000円
枚数追加オプション:モジトリ(+10,000枚/月)5,000円60,000円
枚数追加オプション:モジトリPlus(+1,000枚/月)5,000円60,000円

※kintoneスタンダードコースのご契約が必要です。
※1ドメイン1契約で、複数のアプリでご利用いただけます。

モジトリの機能概要

機能一覧

  • カメラで撮影
    スマートフォンやタブレット、ウェブカメラなどで撮影した画像やPDFからAI-OCRで文字を読み取り、紙資料やラベルの情報を簡単にデータ化できる機能です。
  • 隣読み自動入力
    kintoneのフィールドに対応する見出しの「隣」にある文字列を自動で探し出し、対応フィールドに格納する機能です。
    請求書や点検票など、決まった形式で並んだ帳票の転記作業を効率化できます。
  • 文字検索自動入力
    正規表現による文字検索ルールを設定し、画像内のどこにあっても条件に一致する文字列を探して指定フィールドへ自動入力する機能です。
    取引先ごとにレイアウトが異なる帳票にも柔軟に対応できます。
  • 読み取り結果選択入力
    画像内の文字を一括で読み取ったうえで、自動入力されなかったフィールドについては、候補一覧から正しい値を選択して補正入力できる機能です。
    AI-OCRの結果を確認しながら、現場で精度を高める運用が行えます。
  • kintoneデータへ変換
    読み取った文字列を、数値フィールドや日付フィールドなどkintoneのフィールド形式に合わせて変換し、自動入力する機能です。
    元号表記の日付を西暦に変換する処理などにも対応します。

モジトリの活用事例

活用事例1

紙の請求書・注文書をスマホ撮影してそのままkintone登録
取引先から届く紙の請求書や注文書をスマートフォンで撮影し、モジトリのAI-OCRで文字を認識させます。
見出しの隣にある金額・日付・取引先名などを「隣読み自動入力」でkintoneの対応フィールドにセットし、そのままレコードとして登録することで、手入力なしの請求・受注データ登録フローを構築できます。

活用事例2

形式がバラバラな帳票から必要項目だけを自動抽出
取引先ごとにレイアウトが異なる見積書や納品書に対して、正規表現を用いた「文字検索自動入力」のルールを設定し、帳票内のどこにあっても金額・件名・担当者名などを自動抽出できるようにします。
これにより、帳票形式が統一されていない環境でも、共通ルールでkintoneの案件アプリへ必要項目だけを登録する運用が可能になります。

活用事例3

現場で撮影したメーター値やラベル情報をその場でデータ化
設備点検や在庫管理の現場で、メーター表示や棚ラベル、製品ラベルなどをスマートフォンで撮影し、モジトリで文字を読み取ります。
読み取り結果を数値・日付などの形式に変換してkintoneの点検記録アプリや在庫アプリに登録することで、現場での撮影からデータ登録までを一連の作業として完結させ、メモ転記や入力漏れを抑制できます。

まとめ

「モジトリ」は、AI-OCR技術を活用して、紙の書類やPDFから文字データを抽出し、そのままkintoneに登録できるプラグインです。

スマートフォンやタブレットで撮影した画像からでも文字を高精度に読み取れるため、現場での入力作業や転記作業を大幅に削減できます。
また、既存の紙帳票や多様なフォーマットの資料にも柔軟に対応できるため、備品管理・在庫管理・点検記録・名刺情報の登録など、さまざまな業務シーンで活用可能です。

紙ベース運用からの脱却や入力ミス削減を目指す企業にとって、検討に値するkintoneプラグインと言えるでしょう。

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