kintoneの連携サービス「ClimberCloud外部連携オプション」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【連携サービス】

2024.11.22

電子帳簿保存法に対応するためのデータ管理に悩んでいませんか。

取引先から受け取る請求書や領収書の管理が煩雑になっている
法的要件を満たす形でデータを保存するのが手間に感じる
データ送信・受信の確認作業に時間がかかり、非効率になっている

こうした課題の解消に役立つのが、電子帳簿保存法対応クラウド「ClimberCloud」とあわせて利用できる「ClimberCloud外部連携オプション」です。

本記事では、kintoneと連携してデータの保存・共有を効率化できるこの連携サービスの機能や料金体系、導入事例について詳しく解説します。
バックオフィス業務を効率化しつつ、電子帳簿保存法の要件にも対応していくためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

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kintoneの連携サービス「ClimberCloud外部連携オプション」とは
ClimberCloud外部連携オプションが解決できる悩み
ClimberCloud外部連携オプションの提供メーカー紹介
ClimberCloud外部連携オプションの料金
ClimberCloud外部連携オプションの機能概要
- 機能一覧
ClimberCloud外部連携オプションの活用事例
まとめ

kintoneの連携サービス「ClimberCloud外部連携オプション」とは

「ClimberCloud外部連携オプション」は、株式会社NTTデータビジネスブレインズが提供する電子帳簿保存法対応クラウドサービス「ClimberCloud」とkintoneを連携させるための連携サービスです。

kintoneのワークフローで承認された取引情報や添付ファイルをClimberCloudへ自動連携できるため、電子帳簿保存法の要件に沿った証憑データの保存・管理を行いやすくなります。
これにより、請求書・領収書などバックオフィス業務に関わるデータ管理を、kintoneとあわせて効率化しやすくなります。

ClimberCloud外部連携オプションが解決できる悩み

請求書・領収書の電子保存がバラバラで管理しづらい
紙のまま保管しているものと、メール添付やPDFで受け取ったものが混在していると、電子帳簿保存法の要件を満たした形で整理・保管するのが難しくなります。
ClimberCloud外部連携オプションを利用すれば、kintoneに登録した取引情報やファイルをClimberCloudへ連携し、法的要件に沿った形で一元管理しやすくなります。
証憑データのアップロードや紐づけ作業に時間がかかっている
請求書や領収書のPDFを都度ダウンロードして別システムへ登録し直したり、取引情報との紐づけを手作業で行っていると、担当者の負担が大きくなります。
kintoneとClimberCloudを連携させることで、ワークフロー承認済みのデータを自動でClimberCloud側に送信でき、登録作業の手間や入力ミスの削減につながります。
データ送受信や承認履歴の確認に手間がかかる
「どの請求書を送信済みか」「どの取引が承認済みか」といった状態を、メールやファイルサーバーで追いかけていると、確認作業が煩雑になりがちです。
ClimberCloud外部連携オプションを使ってkintoneのワークフローと連携させることで、承認済みデータがどこまで処理されているかをシステム上で追跡しやすくなり、ステータス確認にかかる時間を減らせます。

ClimberCloud外部連携オプションの提供メーカー紹介

株式会社NTTデータビジネスブレインズ

「ClimberCloud外部連携オプション」を提供している株式会社NTTデータビジネスブレインズは、NTTデータグループの一員として、情報システムの企画・開発・運用やコンサルティングを通じて企業のバックオフィス業務を支援している企業です。

電子帳票や文書管理、クラウドサービスを組み合わせたソリューションを展開し、請求・経理業務などのデジタル化と業務プロセスの最適化に取り組んでいます。

詳細については、株式会社NTTデータビジネスブレインズ公式サイトをご覧ください。

ClimberCloud外部連携オプションの料金

項目	価格（税抜）
ClimberCloud基本料金	900円～
kintoneプラグイン連携を利用：外部連携オプション	8,500円～

※月間のデータの登録件数に応じて従量課金が発生いたします。
※利用ユーザ数での課金は発生いたしません。利用ユーザの上限はございません。
※WEB API利用料金は基本料金に含まれております。

ClimberCloud外部連携オプションの機能概要

機能一覧

電子帳簿保存法への対応
国税関係帳簿や取引情報などのデータを、電子帳簿保存法に対応した形で一元管理できます。
紙の原本保管に依存しない運用を構築しやすくなります。
タイムスタンプ付与
保存・連携されるデータにタイムスタンプを付与できます。
特にPDFファイルに有効で、改ざん防止や証跡確保に役立ちます。
データ送受信機能
ClimberCloud上に保存したデータを、そのまま取引先へ送信できます。
取引先側のダウンロード状況も確認できるため、受領確認をスムーズに行えます。
APIによる外部システムとの連携
kintoneをはじめとした各種システムと、WebAPI経由でデータ連携が可能です。
既存の業務システムやワークフローと組み合わせて、電子保存までシームレスに接続できます。
OCRによる自動入力
オプションのOCR機能により、請求書などのPDFから取引年月日・取引先名・取引金額といった検索項目を自動で読み取り、登録作業の負担を軽減できます。
AIによる文書登録効率化
AIとOCRを組み合わせて文書登録作業を自動化し、インデックス情報の作成や仕分けを効率的に行えます。
大量の帳票データを扱う現場でも、登録・整理にかかる工数を大幅に削減できます。

ClimberCloud外部連携オプションの活用事例

活用事例1

kintoneのワークフロー承認後、そのまま電帳法対応の電子保存までつなげる
請求書・注文書などの取引情報をkintoneのプロセス管理で承認したタイミングで、ClimberCloud外部連携オプションを通じて自動的にClimberCloudへ連携し、タイムスタンプ付きで電子保存します。
現場担当者は「いつも通りkintoneで申請・承認するだけ」でよく、別システムへのアップロードや台帳登録といった作業は発生しません。
結果として、電子帳簿保存法に準拠した運用を、既存フローを大きく変えずに実現できます。

活用事例2

スキャンした請求書のOCR・AI登録でバックオフィスの入力業務を削減
紙やPDFで受領した請求書をスキャンし、ClimberCloud側でOCR・AI機能を用いて取引年月日・取引先名・金額などの検索項目を自動抽出します。
そのデータを外部連携オプション経由でkintoneの仕入・経費アプリと紐づけることで、これまで手入力していた項目の多くを自動化できます。
大量の請求書を扱う経理部門でも、入力・照合作業にかかる時間とミスの双方を抑えられます。

活用事例3

取引先への請求書データ送信と受領確認をオンラインで完結させる
kintoneで承認済みの請求情報をClimberCloudへ連携し、そこから取引先ごとに請求書PDFを配信する運用を構築します。
ClimberCloud上でダウンロード状況を確認できるため、「送った／届いていない」といった確認をメールベースで行う必要がなくなり、受領確認の証跡も残せます。
紙郵送から電子配信へ切り替えることで、郵送コスト削減と請求サイクルの短縮を同時に実現できます。