kintone連携サービス「カスタマイン」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintone連携サービス】

  • kintoneのカスタマイズが難しい
  • 業務フローに合わせた自動処理を簡単に設定したい
  • 複雑な帳票出力を効率化したい

このような悩みを抱えていませんか?
kintoneの連携サービス「カスタマイン」は、ノーコードで画面カスタマイズや自動処理が可能な強力なツールです。

本記事では、カスタマインの強みや料金、具体的な機能、導入事例まで詳しく解説します。
業務効率化を目指す方にとって必見の内容です。

kintoneの連携サービス「カスタマイン」とは

「カスタマイン」は、JavaScriptなどのプログラミング知識がなくても、kintoneの画面カスタマイズや自動処理を簡単に実現できるノーコードツールです。

業務に合わせてブラウザ上で「やること」と「条件」を選んで組み合わせるだけで、カスタマイズが可能です。

ボタン一つでカスタマインが自動的にプログラムを生成し、試行錯誤しながら継続的に改善できます。
これにより、kintoneの標準機能では対応できない要件にも柔軟に対応でき、業務効率化を大幅に向上させます。

カスタマインが解決できる悩み

  • JavaScriptによるカスタマイズが難しい
    プログラミング知識がないと、kintoneのカスタマイズが難しく感じることがありますが、カスタマインならノーコードで簡単に対応できます。
  • 複雑な業務フローへの対応が困難
    標準機能では対応できない複雑な業務フローも、カスタマインを使えば条件設定とアクションの組み合わせで実現可能です。
  • 定期的なタスクや自動処理が手間
    定期実行タスクやWebhookなど、自動化したい処理もカスタマインなら簡単に設定でき、手作業によるミスや時間のロスを防ぎます。

カスタマインの提供メーカー紹介

アールスリーインスティテュート

「カスタマイン」は、アールスリーインスティテュートが提供しています。
アールスリーインスティテュートは、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進支援を行うコンサルティング会社で、ITシステム導入支援、業務改善、プロジェクトマネジメントなどの領域で幅広いサービスを提供しています。

特に、kintoneやSalesforce、AWSなどのクラウドプラットフォームを活用した企業のデジタル化支援に強みを持ち、企業の成長と効率化をサポートしています。

さらに、企業のDX戦略の策定から実行支援、さらには運用後の最適化までを一貫してサポートし、長期的な成長を支えるパートナーとして高い評価を受けています。

詳細については、アールスリーインスティテュート公式サイトをご覧ください。

カスタマインの料金

プラン名月額利用料(税抜)備考
フリープラン無料・期間の制限なし
・1アプリスロット
・実行回数制限あり
検証プラン無料・2ヶ月間
・アプリスロット数: 1000個
月額プラン¥18,000/月・4アプリスロット
・月額6,000円でアプリスロット追加可能
・クレジットカード払いのみ
※年額プランもあります。詳しくは公式サイトをご確認ください。

カスタマインの機能概要

機能一覧

  • 画面カスタマイズ
    顧客管理システムなどで項目数が多い場合でも、タブ分け表示によって見やすく整理できます。
    また、条件付きで特定フィールドのみ表示することで、不必要な情報を隠しつつ効率的な入力作業が可能になります。
  • 自動処理(バッチ処理)
    毎日決まった時間にデータ更新作業を自動化することで、人為的ミスを防ぎます。
    例えば、在庫管理システムでは定期的な在庫数更新作業を自動化し、リアルタイムな在庫状況把握が可能になります。
  • 帳票出力
    Excel形式で請求書やレポートなどの帳票出力が簡単に行えます。
    出力後もExcel上で編集できるため、そのまま顧客へ送付することも容易です。
  • Googleマップ連携
    営業先リストなど位置情報を含むデータ管理では、Googleマップ上に顧客所在地を表示して視覚的な管理が可能です。
    これにより営業ルート最適化にも役立ちます。
  • QRコード読み取り
    商品管理システムなどではQRコード読み取り機能を使って商品情報入力の手間を省きます。
    これによって在庫チェック作業も効率化されます。

カスタマインの活用事例

活用事例1

JavaScript不要で高度なカスタマイズを実現
カスタマインは、ドラッグ&ドロップやGUI設定で、通常はJavaScript開発が必要なkintoneの画面・機能拡張を可能にします。
レイアウト調整、入力フォームの制御、条件分岐などをノーコードで実装でき、開発コストや工数を削減します。

活用事例2

豊富な機能パーツを組み合わせて業務フローに最適化
一覧画面のカスタムボタン、入力チェック機能、レコード一括処理、外部サービス連携など、多彩な機能パーツを用意。
必要なパーツを組み合わせるだけで、現場の業務フローにフィットしたシステムを素早く構築できます。

活用事例3

現場主導の改善を促し、継続的に拡張できる
プログラミング知識がなくても簡単に操作できるため、現場担当者が自分たちで改善を進められます。
導入後も追加要望に応じて機能を拡張できるため、業務の変化や拡大に合わせた柔軟なシステム運用が可能です。

まとめ

「カスタマイン」は、kintoneユーザー向けに特化したノーコード開発ツールとして、多くの企業で導入されています。

特にJavaScriptなどの専門知識なしでも高度なカスタマイズや自動処理が可能になるため、中小企業から大企業まで幅広いニーズに応えられる柔軟性があります。

また、その直感的な操作性と豊富な機能群によって、自社独自の運用フローにも簡単に適応させることができます。
このツールによって業務効率化だけでなく、新たなビジネスチャンスも広げられるでしょう。

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