kintoneのプラグイン「メール送信プラグイン」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

2025.06.26

kintoneでメール対応をしていると、思ったより手間がかかってしまう場面は多くありませんか。

内容をコピー＆ペーストして毎回本文を整える
見積書や資料をダウンロードし、再度メールに添付して送る
外出先では操作がしづらく、早く返信したいのにすぐ送れない

こうした細かな作業が積み重なると、対応スピードが落ちたり、ミスの原因になったりします。

メール送信プラグインは、kintoneから直接メールを送れるようにすることで、この負担を軽くするためのプラグインです。
主な機能や特徴、利用シーンを整理しながら、どのように業務改善につながるのかを紹介します。

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kintoneのプラグイン「メール送信プラグイン」とは
メール送信プラグインが解決できる悩み
メール送信プラグインの提供メーカー紹介
メール送信プラグインの料金
メール送信プラグインの機能概要
- 機能一覧
メール送信プラグインの活用事例
まとめ

kintoneのプラグイン「メール送信プラグイン」とは

メール送信プラグインは、kintoneの詳細画面上部に表示されるボタンから、ワンクリックでメールを送信できる有料プラグインです。

事前に設定した宛先や本文、添付ファイルを自動で反映できるため、メーラーを起動して内容を転記する必要がなくなります。

SendGridと連携し、サービス資料・見積書・請求書などの添付ファイル送信にも対応。
モバイル版でも利用でき、外出先からでも即座にメール送信が可能です。

メール送信プラグインが解決できる悩み

メール作成にかかる手間を減らしたい
kintoneのレコード内容をコピーしてメーラーに貼り付ける作業は、件数が増えるほど時間を取られやすい業務です。
メール送信プラグインを使えば、宛先・件名・本文に必要なフィールドを自動で差し込めるため、メール作成にかかる負担をまとめて減らすことができます。
添付ファイルの扱いによるミスをなくしたい
見積書や請求書を一度ダウンロードしてからメールに添付し直す運用は、添付漏れや誤ったファイル送信といったトラブルにつながりやすい点が課題です。
メール送信プラグインでは、レコードに登録されたファイルをそのまま添付でき、複数ファイルにも対応しているため、添付ファイル周りのミスを抑えやすくなります。
外出先でもすぐにメールを送りたい
急ぎの対応が必要でも、社内のPC環境に戻らないとメールを作成できず、返信が後手に回ってしまうことがあります。
メール送信プラグインはモバイル版kintoneでも利用できるため、スマートフォンから数タップで送信でき、外出中でもスピード感のあるメール対応を実現しやすくなります。

メール送信プラグインの提供メーカー紹介

株式会社ジャパンコンピューターサービス

「メール送信プラグイン」を提供している株式会社ジャパンコンピューターサービスは、システム開発事業やITインフラ事業、ITサポート事業、DX推進事業などを展開する独立系のICTソリューション企業です。

業務システムやネットワークの設計・構築から運用・保守まで幅広く手がけており、近年はkintoneを活用した定額伴走支援サービス「キントレ」や、kintoneプラグイン群「キンプラ」の提供を通じて、企業の業務改善と内製化支援に力を入れている点が特徴です。

詳細については、株式会社ジャパンコンピューターサービス公式サイトをご覧ください。

メール送信プラグインの料金

プラン名	料金（税抜）	サポート内容
メール送信プラグイン	年額30,000円/1ドメイン	・30日間無償試用・バージョンアップ無償・複数アプリ利用可

※全プラグイン使い放題の「キンプラメンバーシップ」も選択可能（詳細は公式ページ参照）。
※複数ドメインで利用する場合は、ドメインごとに購入が必要。
※別途「SendGrid」の契約が必須です。

メール送信プラグインの機能概要

機能一覧

詳細画面ボタンからワンクリックでメール送信
kintoneの詳細画面上部に表示されるボタンを押すだけで、レコード内容をもとにメールを送信できます。
メーラーの起動や内容の転記は不要です。
事前設定による宛先・件名・本文の自動反映
宛先や件名、本文をテンプレートとして事前に設定でき、送信時はボタン操作だけで自動反映されます。
本文中にはkintoneフィールドの値を差し込むこともできます。
宛先・CC/BCC・複数アドレス指定に対応
宛先に利用するフィールドを選択でき、1つのフィールド内で複数アドレスを指定することも可能です。
必要に応じてCCやBCCも設定できます。
添付ファイル送信（複数ファイル対応）
kintoneの添付ファイルフィールドを指定してメールにファイルを添付できます。
複数の添付ファイルにも対応しています。
送信テンプレートを最大5種類まで保存
1つのアプリにつき最大5種類までメール送信設定を保存でき、業務内容に応じてテンプレートを切り替えて利用できます。
送信元名・送信元アドレス設定
詳細画面に表示するボタン名や、メールの送信元名称・送信元メールアドレスをプラグイン設定画面から自由に設定できます。
モバイル版kintone対応
PC版だけでなくモバイル版kintoneからも同様にボタン操作でメール送信が行えます。
外出先や現場からでもkintone上の情報をすぐに送信できます。
SendGrid連携によるメール送信
SendGridのAPIキーを設定することで、SendGrid経由でメールを送信します。
使用できるメールサーバーはSendGridに限定され、送信履歴や送信状況の確認はSendGrid側の画面で行えます。
ゲストスペース環境での利用に対応
ゲストスペース環境での認証に対応しており、ゲストスペース内のアプリでもメール送信プラグインを利用できます。