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kintoneのプラグイン「検索プラグイン」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

kintoneで扱うレコード数が増えてくると、次のような悩みが出てきやすくなります。

  • 一覧画面から目的のレコードを探すのに時間がかかる
  • 標準の検索機能が分かりづらく、現場メンバーが十分に使いこなせていない
  • キーワード検索とドロップダウン選択など、複数条件を組み合わせて直感的に絞り込みたい

こうした課題に対して、一覧画面上に検索ボックスやプルダウンを配置し、分かりやすい操作でレコードを絞り込めるようにするのが、株式会社ジャパンコンピューターサービスの検索プラグインです。

この記事では、主な機能や設定イメージ、料金、活用事例を整理し、kintoneでの「探す」業務をどのように効率化できるかを解説します。

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kintoneのプラグイン「検索プラグイン」とは

検索プラグインは、kintoneの一覧画面にキーワード検索ボックスやドロップダウン検索を追加できる拡張プラグインです。

標準検索では「検索条件を開く → 項目を選択 → 値を入力 → 実行」といった手順が必要ですが、このプラグインを使えば一覧画面上でそのまま直感的に検索できます。

テキスト入力によるキーワード検索と、選択するだけのドロップダウン検索を組み合わせられるため、目的のレコードを素早く絞り込めます。PC版は無料で利用でき、モバイル版にも有償で対応しています。

検索プラグインが解決できる悩み

  • 標準の検索・フィルター操作に時間と手間がかかる
    一覧画面で条件を変えるたびに「検索条件を開く→項目を選択→値を入力→検索」と操作する必要があり、レコード数が多いアプリほど、ちょっとした検索にも工数がかかってしまいます。
  • 必要な条件で絞り込めず、目的のレコードを探しにくい
    キーワードで横断的に探したい、特定フィールドだけを素早く条件指定したいといった場面でも、標準機能では思ったように絞り込みできないケースがあります。
    その結果、目視でスクロールして探す時間が発生します。
  • 検索方法が属人化し、メンバー間で操作感がバラつく
    ユーザーごとに絞り込み条件やフィルターの使い方が異なり、「どの条件で探せば良いか分からない」「人によって検索結果が違う」といった状態になりがちです。
    一覧画面上で共通の検索欄を用意できれば、検索の仕方をそろえやすくなります。

検索プラグインの提供メーカー紹介

株式会社ジャパンコンピューターサービス

「検索プラグイン」を提供している株式会社ジャパンコンピューターサービスは、システム開発事業やITインフラ事業、ITサポート事業、DX推進事業などを展開する独立系のICTソリューション企業です。

業務システムやネットワークの設計・構築から運用・保守まで幅広く手がけており、近年はkintoneを活用した定額伴走支援サービス「キントレ」や、kintoneプラグイン群「キンプラ」の提供を通じて、企業の業務改善と内製化支援に力を入れている点が特徴です。

詳細については、株式会社ジャパンコンピューターサービス公式サイトをご覧ください。

検索プラグインの料金

プラン名料金(税抜)サポート内容
PC版無料・基本機能の利用
・バージョンアップ対応(PC版のみ)
モバイル版年額24,000円/1ドメイン・モバイル検索機能
・30日間無償試用
・バージョンアップ無償

※同一ドメイン内なら複数アプリに設定可能、複数ドメイン利用時はドメインごとに購入が必要。
※モバイル版利用時は「キンプラメンバーシップ」も選択可能(詳細は公式ページ参照)。

検索プラグインの機能概要

機能一覧

  • 一覧画面でのテキスト検索
    一覧画面に検索窓を設置し、入力したキーワードをもとにレコードを抽出できます。
    全フィールドもしくは指定したフィールドだけを対象にでき、最大30文字までの入力や、部分一致・完全一致、複数条件などの検索条件を設定できます。
  • ドロップダウンによる絞り込み検索
    ドロップダウンで条件を選択してレコードを絞り込めます。
    ドロップダウンは表示位置に応じて最大5個まで設置でき、初回のみ全データを読み込んだあと、2回目以降はキャッシュを利用して検索を行う設計です。
  • テキスト検索とドロップダウン検索の併用
    テキスト検索とドロップダウン検索を組み合わせて利用できます。
    キーワードによる横断検索と、カテゴリやステータスなどの条件指定を同時に行い、より詳細な絞り込みが可能です。
  • 検索窓の表示位置の選択
    検索窓やドロップダウンの表示位置を、一覧画面の右側または下側から選択できます。
    他プラグインとの干渉を避けやすいレイアウトを選んで配置できます。
  • モバイル版kintoneへの対応(有料オプション)
    スマートフォンやタブレット向けのkintone画面でも検索機能を利用できます。
    モバイル対応は有料オプションとして提供されており、PC版と同じ条件でレコード検索を行えます。
  • ゲストスペースアプリでの利用
    ゲストスペース内のアプリにも対応しており、ゲストユーザーが閲覧するアプリでも検索機能を利用できます(一部利用できないフィールドや制限ありという前提です)。
  • 契約期間中のバージョンアップ提供
    契約期間中は、新機能の追加やkintone側の仕様変更に対応するバージョンアップが無償で提供されます。

検索プラグインの活用事例

活用事例1

問い合わせ管理アプリでキーワード検索を素早く行う
問い合わせ管理アプリの一覧画面に検索ボックスを設置し、「企業名」「担当者名」「件名」「本文」などを横断してキーワード検索できるようにする使い方です。
標準の検索条件を毎回開かなくても、一覧上部のボックスにキーワードを入れるだけで該当レコードを素早く絞り込めるため、過去対応履歴の参照や類似問い合わせの検索がスムーズになります。

活用事例2

案件管理アプリでステータスや担当者をドロップダウン検索
案件管理アプリの一覧にドロップダウン検索を配置し、「案件ステータス」「担当者」「案件ランク」などをクリック操作だけで切り替えられるようにする事例です。
営業担当者ごとの案件一覧や、特定ステータス(見積中・対応中など)の案件だけに絞り込む操作が簡単になり、日々の進捗確認や担当者別の案件レビューにかかる時間を短縮できます。

活用事例3

顧客マスタで条件を組み合わせた直感的な絞り込みを実現
顧客マスタアプリの一覧画面で、「業種」をドロップダウン検索、「キーワード」をテキスト検索として併用するケースです。
業種を選択したうえで、社名や備考に含まれるキーワードでさらに絞り込めるため、「特定業種 × 特定キーワード」に該当する顧客をすぐに探せます。
ターゲットリストの作成や、キャンペーン対象抽出などのシーンで、検索作業の効率化に役立ちます。

まとめ

検索プラグインは、kintoneの一覧画面でキーワード検索やドロップダウン検索を行えるようにする拡張プラグインです。

標準の検索条件設定より少ない操作でレコードを絞り込めるため、問い合わせ管理や案件管理、顧客リストの参照など「探す」場面の負担を軽減できます。
PC版は無料で利用でき、モバイル版にも有償で対応しています。

複数条件の組み合わせや検索欄の表示位置設定、API制限への配慮といった機能も用意されており、現場の運用に合わせた検索画面を構成しやすい点が特徴です。

ITリテラシーにかかわらず、利用者が一覧画面から迷わず検索できる環境を整えたい場合に、検討しやすいプラグインと言えます。

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