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kintoneのプラグイン「年月表示プラグイン」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

kintoneで月次報告や売上集計などを行う際、「年月だけ分かればよく、日付までは不要」というケースは少なくありません。
にもかかわらず、標準機能では年月日形式のまま運用していて、次のような悩みが生じやすくなります。

  • 月次単位で管理したいのに、日付フィールドをそのまま使うと「○年○月○日」と冗長な表示になってしまう
  • 年月をリストボックスや文字列フィールドで管理しており、集計や絞り込み条件の設定が分かりづらい
  • 一覧画面や印刷画面でも「年月だけ」をそろえて表示したいが、運用ルールでカバーせざるを得ない

こうした課題に対して、日付フィールドを“年月”専用の入力・表示に切り替えられるのが「年月表示プラグイン」です。

この記事では、主な機能や設定方法、利用シーンなどを整理し、kintoneで年月単位のデータ管理を行う際の検討材料となる情報を紹介します。

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kintoneのプラグイン「年月表示プラグイン」とは

年月表示プラグインは、kintone標準の日付フィールドを「年月」形式で入力・表示できるようにするプラグインです。

通常は年月日形式で扱う日付フィールドを、「2025年06月」のように年月のみで管理できるため、月次報告や月別集計、定期契約の管理など、月単位での運用に適した形に調整できます。

入力時も年月だけを選択でき、一覧画面・詳細画面・編集画面・印刷画面のすべてで同じ表示形式を適用できるため、画面によって表記が変わることなく、年月ベースのデータ管理を一貫して行えます。

年月表示プラグインが解決できる悩み

  • 日付までは不要な場面でも「年月日」での管理が必須になってしまう
    月次報告や売上集計など、年月だけ分かれば十分なケースでも、標準の日付フィールドでは年月日形式のまま運用せざるを得ません。
    年月表示プラグインを使うことで、必要な単位に合わせた表示・入力が可能になります。
  • リストボックスや文字列フィールドで年月を代用しており、集計や検索が煩雑になる
    年月を文字列で管理している場合、集計条件の設定や絞り込みが分かりづらく、表記ゆれによる整合性の問題も発生しやすくなります。
    年月表示プラグインでは日付フィールドをそのまま使えるため、データ形式を統一しやすくなります。
  • 画面ごとに年月の見え方が異なり、運用ルールでカバーしている
    一覧・詳細・編集・印刷画面で年月の表示が揃わないと、作業者ごとに解釈がばらつくことがあります。
    年月表示プラグインを導入すれば、全画面で同じ形式の年月表示に統一でき、運用ルールに依存しない安定した管理が可能になります。

年月表示プラグインの提供メーカー紹介

株式会社ジャパンコンピューターサービス

「年月表示プラグイン」を提供している株式会社ジャパンコンピューターサービスは、システム開発事業やITインフラ事業、ITサポート事業、DX推進事業などを展開する独立系のICTソリューション企業です。

業務システムやネットワークの設計・構築から運用・保守まで幅広く手がけており、近年はkintoneを活用した定額伴走支援サービス「キントレ」や、kintoneプラグイン群「キンプラ」の提供を通じて、企業の業務改善と内製化支援に力を入れている点が特徴です。

詳細については、株式会社ジャパンコンピューターサービス公式サイトをご覧ください。

年月表示プラグインの料金

プラン名料金(税抜)サポート内容
年月表示プラグイン40,000円/1ドメイン・買い切り制
・バージョンアップ無償
・複数アプリで利用可
・30日間無償試用可

※全プラグイン使い放題の「キンプラメンバーシップ」も選択可能(詳細は公式ページ参照)。
※複数ドメインで利用する場合は、ドメインごとに購入が必要。

年月表示プラグインの機能概要

機能一覧

  • 日付フィールドの年月表示・入力
    kintoneの標準「日付」フィールドを「YYYY年MM月」の年月形式で表示し、入力時も年月のみを選択できます。
    日付まで不要な管理項目を、月単位でシンプルに扱えるようにします。
  • 各画面での統一された年月表示
    一覧画面・詳細画面・編集画面・印刷画面のいずれでも、対象フィールドを年月形式で表示できます。
    月次報告や月別集計など、月単位の情報を扱う場面で表示形式をそろえやすくなります。
  • 対象日付フィールドの選択設定
    プラグイン設定画面で、どの日付フィールドを年月表示にするかを選択できます。
    複数のフィールドを対象にすることもでき、アプリの用途にあわせて柔軟に設定できます。
  • サブテーブル内の日付フィールド対応
    サブテーブル内に配置した日付フィールドも対象として設定できます。
    明細行ごとに月単位の情報を管理したい場合でも、同じ年月表示を適用できます。
  • スマートフォン版kintoneへの対応
    PCブラウザだけでなく、スマートフォン版kintoneでも年月形式での表示・入力に対応しています。
    外出先や現場から月単位のデータを扱う場合にも同じ操作感で利用できます。
  • 買い切りライセンスと無償バージョンアップ
    1ドメイン単位の買い切りで利用でき、月額費用は発生しません。
    kintoneの仕様変更や機能追加にあわせたプラグインのバージョンアップも無償で提供される前提のライセンス形態です。

年月表示プラグインの活用事例

活用事例1

月次報告アプリで「対象年月」を統一して管理する
部門別の月次報告アプリで、レコードごとに対象年月を管理する際に年月表示プラグインを利用するパターンです。
日付フィールドを年月形式に切り替えることで、「2025年06月」のように対象期間を分かりやすく入力・表示でき、集計条件や絞り込みの指定も行いやすくなります。

活用事例2

定期契約・サブスクリプションの契約月管理に活用する
保守契約やサブスクリプションなど、契約の開始月・終了月を管理するアプリで年月表示プラグインを用いるケースです。
年月単位で契約期間を登録できるため、「契約開始月」「契約終了月」「請求対象月」などをシンプルに管理でき、契約更新や請求対象の抽出条件も設定しやすくなります。

活用事例3

売上集計アプリで月別集計のキーとして利用する
売上データを月別に集計・分析するアプリで、集計のキーとなる年月フィールドに年月表示プラグインを適用するケースです。
売上データの明細は別アプリで日付管理しつつ、集計結果側では年月のみを扱うことで、一覧やグラフの軸を「年月」でそろえやすくなり、月次推移の確認がしやすくなります。

まとめ

年月表示プラグインは、kintoneの日付フィールドを“年月”専用の形式で扱えるようにし、月次報告や月単位のデータ管理を行いやすくするプラグインです。
年月だけを入力・表示できるため、日付の入力ミスや表記ゆれを抑えつつ、一覧・詳細・編集・印刷画面で表示形式をそろえた運用がしやすくなります。

料金は1ドメインあたりの買い切り制で、バージョンアップは無償提供、スマートフォン表示にも対応しています。
月単位での集計や契約管理、月次報告などをkintone上で行っている場合に、年月ベースでデータを整理したいときの選択肢として検討しやすいプラグインです。

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