kintoneのプラグイン「検索プラグイン」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

2025.06.25

kintoneのデータ量が増えてきて、「欲しい情報にすぐたどり着けない」と感じている方に向けたツールが、株式会社Crenaの「検索プラグイン」です。

次のようなお悩みを抱えている場合に特に効果を発揮します。

必要なレコードを探すのに時間がかかり、検索作業が業務のボトルネックになっている
標準の検索機能だけでは、複数条件や複雑な条件での絞り込みがしづらい
kintoneの操作に慣れていないメンバーが多く、検索方法が人によってばらついている

本記事では、検索プラグインの主な特徴や機能、料金、活用事例を紹介し、kintoneの検索業務をどのように効率化できるのかを分かりやすく解説します。

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kintoneのプラグイン「検索プラグイン」とは
検索プラグインが解決できる悩み
検索プラグインの提供メーカー紹介
検索プラグインの料金
検索プラグインの機能概要
- 機能ごとの詳細説明
検索プラグイン活用事例概要
まとめ

kintoneのプラグイン「検索プラグイン」とは

kintoneの「検索プラグイン」は、kintoneアプリ上で利用できる検索機能を大幅に強化する拡張ツールです。

標準機能では難しい複雑な条件での検索や、フィールド単位での絞り込み、フリーワード検索など、多様な検索方法を追加できます。
また、カスタマイズビュー（カンバン・ガントチャート・カレンダー）での検索にも対応し、業務に最適な方法で情報を探し出すことが可能です。

シンプルな操作で誰でもすぐに使えるため、kintone初心者から上級者まで幅広いユーザー層に支持されています。
業務アプリごとに柔軟に設定でき、データ量が増えても必要な情報に素早くアクセスできるのが大きな魅力です。

検索プラグインが解決できる悩み

データ量が増えるほど、必要な情報にたどり着くまで時間がかかる
標準検索だけでは膨大なレコードの中から目的の情報を見つけるのに時間がかかり、業務の流れが止まりがちです。
検索プラグインを使えば、複数条件やフリーワード検索が可能になり、必要な情報を素早く抽出できます。
複数条件や範囲指定など、柔軟な検索ができない
kintone標準の検索では、AND／OR検索や複数フィールドでの絞り込み、範囲条件の指定が難しい場合があります。
検索プラグインはこうした複雑な条件にも対応し、業務に合わせた最適な検索が実現できます。
kintone操作に不慣れなメンバーが検索作業でつまずく
操作に慣れていないユーザーにとって、標準検索は使いこなしづらいことがあります。
検索プラグインは直感的なUIで、ITスキルを問わず誰でも簡単に必要な情報を探せるため、社内のkintone定着にもつながります。

検索プラグインの提供メーカー紹介

株式会社Crena

「検索プラグイン」を提供している株式会社Crenaは、kintoneを中心にパッケージアプリ開発およびプラグイン開発を専門とする企業です。

30種類を超える自社開発のkintoneプラグインを提供しており、業務の多様な要件に応じて柔軟にシステムを拡張できる点が大きな強みです。

また、最近ではプラグインの管理や一括インストール、環境移行の手間を削減する「プラグインマネージャー」をリリースし、導入から運用までを見据えたサービス提供を行っている点も特徴です。

詳細については、株式会社Crena公式サイトをご覧ください。

検索プラグインの料金

プラン名	料金（税抜）
ライトプラン（9種類のプラグインセット）	3,000円 / 月
スタンダードプラン（23種類のプラグインセット）	10,000円 / 月
プロフェッショナルプラン（28種類のプラグインセット）	20,000円 / 月
月額プラン	3,000円 / 月
買い切りプラン	150,000円 / 1ドメイン

※セットプラン、月額、買い切りのいずれの場合も、プラグインのバージョンアップやサポートをご利用いただけます。
※自社のkintone環境で、30日間無料でお試しいただけます。

検索プラグインの機能概要

機能ごとの詳細説明

全体検索（フリーワード検索）
1つの検索ボックスから、指定した複数フィールドをまとめて横断検索できます。
レコード一覧の中から、テキストベースで必要なレコードを素早く探せます。
フィールド検索
フィールドごとに検索フィルターを設定し、対象レコードを絞り込めます。
文字列・数値・日付など、フィールドの種類に応じた検索が一覧画面から行えます。
条件指定検索
「=」「≠」「<」「>」「未入力」「未入力でない」「範囲指定」といった条件を一覧画面上で選択し、検索条件を切り替えられます。
数値や日付の範囲検索も、条件指定でその場から設定できます。
モバイル対応
スマートフォンやタブレット向けの検索UIが用意されており、モバイル環境でも一覧の検索や絞り込みが行えます。
外出先からでも同様の検索機能を利用できます。
ゲストスペース対応
ゲストスペース上のアプリでも検索プラグインを利用できます。
社外関係者との共同利用を行う場合でも、同じ検索機能を適用できます。

検索プラグイン活用事例概要

活用事例1

案件管理アプリで必要な案件を素早く抽出
案件数が増えると、担当者・金額・進捗ステータスなど複数条件を組み合わせて検索する場面が多くなります。
検索プラグインを使えば「担当者 × 商談ステータス × 見込みランク」など、複雑な条件でも一度の検索で絞り込みが可能です。
日次の商談確認や報告業務のスピードが上がり、営業部門全体の情報共有がスムーズになります。

活用事例2

問い合わせ管理で過去履歴をすぐに呼び出す
問い合わせ管理アプリでは、顧客名やメールアドレス、問い合わせ内容の一部などを手掛かりに過去履歴を検索するケースが多くあります。
検索プラグインを利用すると、フリーワード検索や複数項目検索で過去の対応履歴を即座に見つけられ、対応の抜け漏れ防止や返信時間の短縮につながります。

活用事例3

備品・在庫管理アプリで条件に合うレコードを瞬時に確認
備品名、カテゴリ、保管場所、数量など複数項目が絡む在庫管理では、標準検索では条件を設定するのに手間がかかることがあります。
検索プラグインの詳細検索機能を使えば、「カテゴリ × 在庫数 × 保管場所」といった条件で一発検索が可能になり、棚卸しや更新作業の効率が大幅に向上します。