kintoneのプラグイン「手書きメモプラグイン」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

2025.04.30

kintoneの運用で、次のような課題を感じていませんか。

契約書や同意書のサインを紙で管理しており、保管や回収に手間がかかる
現場写真や図面に手書きで指示やメモを残したいが、デジタルで一元管理できていない
ペーパーレス化や業務効率化を進めたいものの、現場の運用にフィットするツールが見つからない

「手書きメモプラグイン」は、タブレット・スマートフォン・PCから手書きのメモやサインを直接kintoneレコードに保存できるプラグインです。
紙の書類に頼らず、電子データとして一元管理できるため、契約・承認業務や現場での指示共有を効率化できます。

本記事では、手書きメモプラグインの特徴や料金、主な機能、活用シーンを詳しく解説し、現場のDX推進やペーパーレス化を検討する際の参考となる情報を紹介します。

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kintoneのプラグイン「手書きメモプラグイン」とは
手書きメモプラグインが解決できる悩み
手書きメモプラグインの提供メーカー紹介
手書きメモプラグインの料金
手書きメモプラグインの機能概要
- 機能一覧
手書きメモプラグインの活用事例
まとめ

kintoneのプラグイン「手書きメモプラグイン」とは

手書きメモプラグインは、kintoneのレコード画面上で指やタッチペンによる手書き入力を可能にするプラグインです。
タブレットやスマートフォン、PCから直接サインやメモ、図形を描き、そのまま画像データとしてkintoneのレコード内に保存できます。

紙の書類をスキャンしてアップロードする手間を省き、現場でのサインや確認作業、写真への注釈付け、図面への指示記入などをデジタルで完結。
現場業務の効率化やペーパーレス化を強力にサポートします。

手書きメモプラグインが解決できる悩み

紙のサインや手書き書類の管理に手間とコストがかかっている
契約書や同意書、点検チェックシートなどを紙で運用していると、印刷・回収・保管・スキャンといった作業が発生し、担当者の負担が大きくなります。
手書きメモプラグインを使えば、タブレットやPC上でそのままサインや記入ができ、画像としてkintoneレコードに保存できるため、紙の運用から脱却しながら証跡もきちんと残せます。
現場写真や図面への指示・注釈がバラバラに管理されてしまう
現場で撮影した写真に赤入れをして別途保存したり、図面に手書きで書き込んだ紙を後からスキャンしたりすると、どの指示がどの案件・レコードに紐づくのか分かりづらくなります。
手書きメモプラグインを使うことで、kintoneレコード上の画像に直接メモや図形を書き込み、そのまま保存できるため、「対象データと指示内容をセット」で一元管理できます。
ペーパーレス化やDXを進めたいが、現場の運用に合う入力方法がない
キーボード入力や定型フォームだけでは、現場の感覚的なメモや図示を十分に表現できず、「結局紙のほうが早い」という声が出ることもあります。
手書きメモプラグインは、指やタッチペンで直感的に書き込めるため、紙に近い操作感を維持しつつデータはそのままkintoneに蓄積できます。
これにより、現場の負担を増やさずにペーパーレス化・DXを推進しやすくなります。

手書きメモプラグインの提供メーカー紹介

合同会社Pons

「手書きメモプラグイン」を提供している合同会社Ponsは、企業や自治体の業務改善やDX推進を支援するITサービス企業です。
kintoneプラグインの開発・販売をはじめ、Google Workspaceを活用した業務環境の構築支援や、業務プロセスの見直し、継続的なDX伴走など、クラウド技術を活かした幅広いサービスを展開しています。

また、サイボウズのオフィシャルプロダクトパートナーとして蓄積した知見を生かし、現場業務に適した使いやすいプラグイン開発を行っている点が特徴です。

プラグインはすべてクライアント側で処理され外部へのデータ送信を行わない設計を採用しており、操作性とセキュリティの両立を重視したプロダクトづくりに取り組んでいます。

詳細については、合同会社Pons公式サイトをご覧ください。

手書きメモプラグインの料金

プラン名	価格（税抜）	形態
手書きメモプラグイン	30,000円	買い切り型

手書きメモプラグインの機能概要

機能一覧

kintoneレコード上での手書き入力
レコード詳細画面に手書きエリアを配置し、指やタッチペンでサイン・メモ・簡単な図形などを直接描き込めるプラグインです。
契約書や確認書、現場報告書など、署名欄をkintone上で扱いたいケースを想定した機能です。
画像ファイル上への手書き書き込み
アップロードした写真や図面の上に、そのまま手書きでメモや印、コメントを追記できます。
現場写真への指示書きや図面への注釈などを、画像と一体の情報として残せます。
手書き内容の画像保存と再編集
手書きした内容は画像ファイルとしてkintoneレコードに保存され、保存後に再度開いて書き足しや修正を行えます。
記入ミスがあった場合でも、やり直しや追記に対応しやすい構成です。
複数端末・画面サイズへの対応
PC・タブレット・スマートフォンから利用でき、利用環境に応じて手書きスペースのサイズも調整できます。
現場や外出先でも同じレコードにサインやメモを残せるようにする前提の設計です。
複数フィールドへの手書きエリア配置
1つのレコード内に複数の手書きエリアを用意でき、申請者・承認者それぞれの署名欄や、用途ごとに分けたメモ欄などを設定できます。
複数の署名・記入欄が必要な書類パターンにも対応できます。
紙書類からの置き換えを意識した運用
従来紙で行っていた署名や確認作業をkintone上で完結させることを想定したプラグインです。
手書き情報をレコードと一緒に管理できるため、紙の保管やスキャン作業を減らしたい場合の運用に向いています。

手書きメモプラグインの活用事例

活用事例1

電子署名付きの契約書・同意書をkintoneで一元管理する
顧客との契約書や各種同意書をkintoneで管理し、手書きメモプラグインを使ってタブレット上でサインをもらう運用に切り替えます。
営業担当者は、現場や訪問先でその場の説明後に画面上で署名を依頼でき、サイン済みの画像は自動的に該当レコードに保存されます。
これにより、紙の契約書を印刷・郵送・回収・スキャンするといったプロセスを削減でき、契約締結までのリードタイム短縮と証跡管理の効率化を同時に実現できます。

活用事例2

現場写真や図面への手書き指示をそのまま記録する
工事・点検・施工などの現場で撮影した写真や図面をkintoneに登録し、手書きメモプラグインで直接赤入れやコメントを書き込みます。
例えば、「交換が必要な部品の位置」「補修範囲」「危険箇所」などを矢印や丸囲み、メモ書きで示して保存しておけば、後から閲覧するメンバーも状況を直感的に把握できます。
指示書・写真・メモが一つのレコードにまとまるため、メールや紙資料でのやり取りに比べて情報伝達の漏れや齟齬を防ぎやすくなります。

活用事例3

点検・チェックシートへの手書き記入で紙運用から脱却する
設備点検や車両チェック、店舗巡回など、従来は紙のチェックシートに手書きしていた業務をkintoneアプリに置き換え、必要なコメント欄や特記事項欄に手書きメモプラグインを組み込みます。
担当者は、チェックボックスや選択式項目で定型情報を入力しつつ、気になる点や補足説明を手書きメモで記録できます。
紙と同じ感覚で書き込みながら、データは即座に本部・管理側と共有されるため、報告のタイムラグ削減と、点検結果の蓄積・分析もしやすい運用に移行できます。