kintoneのプラグイン「プラグインの達人」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

2025.04.23

kintoneを利用する中で、次のような悩みを感じていませんか。

データのエクスポートが面倒：kintoneのデータをExcelで確認・加工したいものの、毎回のエクスポート作業に手間がかかる
選択肢の管理が難しい：階層構造を持つ選択肢を効率的に管理できず、フィールド設定や運用が複雑になりがち
住所入力のミスが多い：郵便番号から住所を自動入力したいが、標準機能だけでは仕組みづくりが難しい

これらの課題をまとめて解決できるのが、プランニングヴィレッヂ株式会社が提供する「プラグインの達人」です。

本記事では、「プラグインの達人」の強みや価格体系、具体的な導入事例について詳しく解説し、kintone運用をより効率的にするためのヒントをお届けします。

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kintoneのプラグイン「プラグインの達人」とは
プラグインの達人が解決できる悩み
プラグインの達人の提供メーカー紹介
プラグインの達人の料金
プラグインの達人の機能概要
- 機能一覧
プラグインの達人の活用事例
まとめ

kintoneのプラグイン「プラグインの達人」とは

「プラグインの達人」は、プランニングヴィレッヂ株式会社が提供する、kintoneの操作を効率化する4つのプラグインをセットにした製品です。

Excel形式でのデータ出力や階層型の選択肢管理、郵便番号からの住所自動入力など、日々の運用で手間になりがちな作業をまとめて改善できる点が特長です。

これらのプラグインを組み合わせて活用することで、kintoneによる業務効率化やデータ管理の精度向上が期待できます。

プラグインの達人が解決できる悩み

kintoneのデータをExcelで活用しづらく、レポート作成に時間がかかる
一覧画面から毎回CSV出力→Excelで整形というフローが発生すると、集計やレポート作成のたびに同じ作業を繰り返すことになり、担当者の負担が大きくなります。
「プラグインの達人」に含まれるエクスポート系プラグインを利用すれば、kintoneのデータをExcelで扱いやすい形式で出力でき、帳票作成や分析作業の効率化につながります。
階層的な選択肢をうまく管理できず、フィールド設定や入力が複雑になる
「地域→都道府県→市区町村」「カテゴリ→サブカテゴリ」のような階層構造を標準機能だけで表現しようとすると、選択肢の登録やメンテナンスが煩雑になり、入力ミスも増えがちです。
「プラグインの達人」の選択肢管理プラグインを活用することで、階層的な選択肢を効率よく設定・運用でき、ユーザーは迷わず正しい選択肢を入力できます。
住所入力の手間やミスが多く、顧客情報の品質が安定しない
郵便番号・住所をすべて手入力していると、表記ゆれや入力漏れが発生しやすく、顧客リストの名寄せやDM発送時のトラブルの原因になります。
「プラグインの達人」に含まれる郵便番号連携プラグインを使えば、郵便番号から住所を自動補完できるようになり、入力工数の削減とデータ品質の安定化を同時に実現できます。

プラグインの達人の提供メーカー紹介

プランニングヴィレッヂ株式会社

「プラグインの達人」を提供しているプランニングヴィレッヂ株式会社は、1986年設立のソフトウェア開発会社です。
東京都千代田区の本社に加えて大阪や沖縄にも事業所を構え、業務システムの開発から運用保守、ITに関わる業務支援までをワンストップで提供しています。

ソフトウェア事業・サポートセンター事業・ビジネス支援事業を通じて、働き方改革やDX推進を支援していることが特徴で、近年はkintoneを中心とした業務アプリ開発やプラグイン・連携ツールの開発にも注力しています。

詳細については、プランニングヴィレッヂ株式会社公式サイトをご覧ください。

プラグインの達人の料金

プラン名	含まれるプラグイン	年間料金（税抜）
単体プラグイン	Excelエクスポートプラグイン	15,000円
	ドリルダウンドロップダウンプラグイン	15,000円
	ルックアップフィールド絞り込みプラグイン	15,000円
	自動住所表示プラグイン	15,000円
プラグインの達人（セット）	全てのプラグイン（4種）	50,000円

※セットプランには、Excelエクスポート、ドリルダウンドロップダウン、ルックアップフィールド絞り込み、自動住所表示の4つのプラグインが含まれます。
※1ライセンスで1ドメイン最大30ユーザー（kintoneユーザー）まで利用可能です。

プラグインの達人の機能概要

機能一覧

Excelエクスポート機能
kintoneアプリの一覧画面から、表示中のレコードをExcel形式で出力できるプラグインをセットに含みます。
絞り込み条件やソート順を反映した形でエクスポートでき、確認用の一覧や他システム連携用のファイルを作成する前提の機能です。
階層構造に対応したドロップダウン選択
親子関係を持つ選択肢を設定し、親フィールドの選択内容に応じて子フィールドの選択肢を切り替えるプラグインを含みます。
商品カテゴリやエリアなどの階層構造をCSVで取り込み、フォーム上で絞り込みながら選択できるようにします。
ルックアップフィールドの動的絞り込み
ルックアップフィールドの参照先レコードを、他フィールドの入力内容にもとづいて絞り込むプラグインを含みます。
部署やカテゴリなどを条件にして候補を減らし、参照元データの中から対象レコードを選びやすくする前提の機能です。
郵便番号にもとづく住所自動表示
郵便番号フィールドに値を入力すると、都道府県・市区町村・町域などの住所フィールドに自動で反映するプラグインを含みます。
手入力のばらつきを抑えつつ、住所項目を共通の形式で登録する運用に対応しています。
4プラグインをまとめたセット提供
Excelエクスポート、ドリルダウンドロップダウン、ルックアップフィールド絞り込み、自動住所表示の4つを1つのパッケージとして導入できます。
個別に購入するのではなくセットで適用する前提で、複数のアプリに共通する設定をまとめて活用する構成です。

プラグインの達人の活用事例

活用事例1

営業・顧客管理データのExcelレポート自動化に活用する
kintone上で管理している案件・顧客データを、「プラグインの達人」に含まれるエクスポート系プラグインでExcel形式に出力し、定例レポートのひな形に差し込んで活用します。
毎回CSVを出力して整形し直す手間が減り、月次・週次のレポート作成時間を大幅に削減できます。
営業担当者はkintoneへの入力に専念でき、レポートはほぼ自動で更新されるため、報告業務の負担軽減とデータ活用のスピード向上につながります。

活用事例2

階層選択を使ったマスタ管理で入力ミスを削減する
「地域 → 都道府県 → 市区町村」や「商品カテゴリ → サブカテゴリ」のように階層構造を持つマスタを、「プラグインの達人」の選択肢管理プラグインで設定します。
ユーザーは上位の項目を選ぶと、関連する候補だけが下位の選択肢として表示されるため、誤った組み合わせでの登録を防止できます。
これにより、マスタデータの整合性が保たれ、後続の集計・分析や検索の精度も向上します。

活用事例3

郵便番号連携で顧客住所の登録・修正を効率化する
顧客管理や問い合わせ管理アプリで、「プラグインの達人」の郵便番号連携プラグインを利用し、郵便番号から住所を自動入力できるようにします。
担当者は郵便番号を入力するだけで、市区町村名や町名まで自動補完されるため、住所入力の工数とミスが大幅に減少します。
支店・営業所など登録件数の多い業務でも、短時間で正確な住所マスタを作成でき、DM発送や訪問リスト作成の信頼性向上にもつながります。