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「kintoneのプラグイン「Boost! Injector」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】」

kintoneを使う中で、こんな課題を感じていませんか?

  • Webフォームを1から作るのに時間がかかる
  • 利用者が迷わず正しく入力できるような入力補助をうまく用意できない
  • 作ったフォームを、他のプラグインや自動処理と組み合わせて活用しにくい

こうした課題の解消に役立つのが、kintoneのプラグイン「Boost! Injector」です。
Webフォームの作成・埋め込みを効率化しつつ、入力支援用のUIや、他のBoost!シリーズとの連携による自動処理を組み合わせることで、kintoneを起点としたデータ入力フローを整えやすくなります。

この記事では、「Boost! Injector」の主な機能や料金プラン、具体的な活用事例を紹介し、自社の業務にどのように生かせるかを解説します。

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kintoneのプラグイン「Boost! Injector」とは

「Boost! Injector」は、kintoneアプリと連携する入力フォームを簡単に作成し、Webページなどに埋め込めるようにするプラグインです。

フォームから送信された内容は、指定したkintoneアプリのレコードとして登録でき、既存のアプリ構成をそのまま活かしたデータ収集が行えます。

また、入力値にもとづくフィールドの表示制御や、説明テキスト・プレースホルダーなどの入力補助を設定できるため、利用者が迷わず入力できるフォームを作成しやすい点も特長です。

さらに、他のBoost!シリーズのプラグインと組み合わせることで、登録後の自動処理や画面カスタマイズと連動させた運用も可能になります。

Boost! Injectorが解決できる悩み

  • Webフォームを一から作るのに時間と手間がかかる
    顧客問い合わせや資料請求などのフォームを作るたびに、別サービスを契約したり、HTMLやJavaScriptで実装すると工数が膨らみがちです。
    Boost! Injectorを使えば、kintoneアプリの項目をベースにフォームを作成し、そのままWebページに埋め込めるため、フォーム設計からデータ登録までを一元的に設定できます。
  • ユーザーの入力ミス・入力漏れが多く、後処理が発生してしまう
    入力チェックや必須項目の案内が不十分だと、誤入力や未入力が増え、後から電話やメールで確認し直す手間が発生します。
    Boost! Injectorでは、プレースホルダーや説明文の表示、入力内容に応じたフィールドの表示切り替えなどが行えるため、利用者が迷わず入力しやすいフォームを用意でき、入力ミスや確認作業の削減につながります。
  • フォーム送信後の処理がバラバラで、kintoneとの連携が煩雑
    フォームサービスとkintoneが分かれていると、CSVインポートや手動転記が必要になったり、送信後の自動処理を組むのが難しくなります。
    Boost! Injectorで作成したフォームからの入力は直接kintoneアプリのレコードとして登録でき、さらにBoost! ActionやBoost! Submitなど他のBoost!シリーズと組み合わせることで、登録直後の自動更新・エラーチェック・通知などを一連の流れとして構築できます。

Boost! Injectorの提供メーカー紹介

合同会社ぱんだ商会

「Boost! Injector」を提供している合同会社ぱんだ商会は、ソフトウェアやハードウェアの企画・研究・開発から、販売・保守、それらに関するコンサルティングまでを手がけるIT企業です。

ブラウザ上で利用できるオンラインフォトエディター「freepei」などの自社サービスを展開してきた実績があり、Web技術を活かしたプロダクト開発に強みを持っています。

こうした開発力を背景に、kintone向けの「Boost!」シリーズをはじめとした各種プラグインを提供し、業務の見える化や効率化に取り組む企業を支援している点が特徴です。

詳細については、合同会社ぱんだ商会公式サイトをご覧ください。

Boost! Injectorの料金

料金プラン内容
無料試用3ヶ月間無料で利用可能
年間ライセンス年額10,000円(税抜)

※3ヶ月の試用期間を過ぎた段階でライセンスの購入がお済でない場合は、使用が出来なくなりますのでご注意下さい。

Boost! Injectorの機能概要

機能一覧

  • kintone連携Webフォームの作成
    kintoneアプリのフィールドをドラッグ&ドロップで配置し、外部公開用のWebフォームを作成できるプラグインです。
    画面左に表示されるフィールド一覧からフォームに追加し、並び順の変更や削除もフォーム作成画面上で行えます。
    フォーム側のフィールド名も個別に変更できるため、利用者に分かりやすい項目名で入力画面を用意できます。
  • フォームURLと画面デザインの設定
    Webフォームを配置するディレクトリ名を指定すると、その名前にもとづいたURLが自動的に発行されます。
    フォーム上部に表示するタイトルや説明文、ページ背景色や送信ボタンの背景色も設定でき、用途やブランドイメージに合わせた見た目で公開できます。
  • 登録ユーザー・認証情報の指定
    Webフォームからkintoneにレコードを登録する際に利用するユーザーをあらかじめ指定できます。
    必要に応じて、そのユーザーのログインパスワードや、Basic認証をかけている場合のユーザー名・パスワードも登録しておく構成です。
    これにより、Webフォーム経由の登録レコードに付与される作成者情報やアクセス経路を統一できます。
  • Boost!シリーズとの連動設定
    同じアプリにインストール済みのBoost! Style、Boost! Action、Boost! Submit、Boost! Mail、Boost! Upsert、Boost! Report、Boost! OAuth Mailなどと連動させることができます。
    入力内容に応じたフィールド表示の切り替えや入力補助、レコード保存時のメール送信やチェック処理などを、Webフォームからの登録にも適用できる構成です。
  • JavaScript/CSSによるフォームのカスタマイズ
    独自のJavaScriptやCSSファイルのURLを設定することで、Webフォームに追加の処理やスタイルを組み込めます。
    複数ファイルの指定にも対応しており、Boost!イベントを活用したカスタマイズや細かな見た目の調整など、要件に合わせた拡張が行いやすい設計です。

Boost! Injectorの活用事例

活用事例1

お問い合わせフォームをWebサイトに埋め込み、kintoneで一元管理
自社サイトの「お問い合わせフォーム」をBoost! Injectorで作成し、そのままWebページに埋め込むケースです。
フォームで入力された内容は、直接kintoneの問い合わせ管理アプリにレコード登録されるため、メール転記やCSVインポートが不要になります。
さらに、必須項目や説明文、入力内容に応じた項目表示を設定することで、ユーザーが迷わず入力できるフォームになり、不備の少ない問い合わせデータを集められます。

活用事例2

セミナー・イベント申込フォームをkintoneと連携して自動集計
セミナーや説明会の申込フォームを、Boost! Injectorを使って作成する例です。
申込者情報や参加希望日などをフォームで受け付け、そのままkintoneの「イベント申込アプリ」に登録。
kintone側では、参加枠の残数管理や、当日の出欠管理、フォローメール送信リストの作成などに活用できます。
フォームとkintoneが分断されないため、「申込〜管理〜フォロー」までを一つの基盤で運用できます。

活用事例3

社内申請フォームをイントラサイトに設置し、Boost!シリーズで自動処理
経費精算や備品購入申請などの社内申請フォームを、Boost! Injectorで作成し、社内ポータルやイントラサイトに設置するパターンです。
申請内容はkintoneの申請アプリに登録され、その後の承認フローやステータス更新はBoost! Action、入力内容チェックはBoost! Submitといった他プラグインと連携して自動化。
フォーム入力から承認・記録までの一連の流れをkintone上で完結させ、紙申請やメール申請からの置き換えに役立てることができます。

まとめ

「Boost! Injector」は、kintoneアプリと連携する入力フォームを簡単に作成し、Webサイトや社内ポータルに埋め込めるプラグインです。

フォームから送信された内容はそのままkintoneレコードとして登録できるため、別サービスからのインポートや手動転記を省きながら、問い合わせ・申込・社内申請などのデータを一元管理できます。
また、入力内容に応じたフィールドの表示切り替えや、プレースホルダー・説明文による入力支援を設定できるため、ユーザーが迷わず入力しやすいフォームを用意しやすい点も特徴です。

さらに、Boost! ActionやBoost! Submitなど他のBoost!シリーズと組み合わせることで、登録後の自動更新・エラーチェック・通知処理まで含めたフローを構築でき、kintoneを起点にしたデータ収集と業務プロセスの整備を進めたい企業にとって扱いやすい選択肢となります。

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