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「kintoneのプラグイン「Boost! OAuth IMAP」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】」

kintoneを使った業務の中で、次のような不安や課題はありませんか?

  • メール連携にID・パスワード認証を使っていて、セキュリティ面が心配
  • 受信メールや添付ファイルを個々のメールソフトで管理しており、対応漏れや対応遅れが発生しやすい
  • 誰がどのメールに対応したのかが見えづらく、チーム内で進捗状況を共有しにくい

こうした悩みを解決するのが、kintoneのプラグイン「Boost! OAuth IMAP」です。
OAuth認証を利用して安全性を高めながら、IMAPサーバーから受信メールや添付ファイルをkintoneに取り込み、一元管理できるようにします。

この記事では、「Boost! OAuth IMAP」の主な機能や料金プラン、具体的な活用事例を紹介し、メール管理業務の効率化とセキュリティ向上をどのように両立できるかを詳しく解説します。

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kintoneのプラグイン「Boost! OAuth IMAP」とは

「Boost! OAuth IMAP」は、OAuth認証を利用してIMAPサーバーから受信メールを取得し、kintone上でメール内容や添付ファイルを管理できるプラグインです。
従来のID・パスワードによる認証ではなく、トークンベースのOAuth認証方式を採用しているため、アカウント情報を直接保持せずにメール連携を行うことができ、セキュリティを高められます。

また、取得対象のメールボックスやフォルダ、期間などを条件として指定できるため、必要なメールだけをkintoneアプリに取り込む運用も可能です。
取り込んだメールは、差出人や受信日時、ステータスなどの項目と組み合わせて管理できるため、チーム全体で対応状況を共有しながらメール起点の業務を進められます。

Boost! OAuth IMAPが解決できる悩み

  • メール連携のセキュリティを高めたいが、ID・パスワード運用に不安がある
    従来のIMAP連携では、メールアカウントのID・パスワードを設定画面に保持する必要があり、情報漏えいリスクや管理負荷が課題になりがちです。
    Boost! OAuth IMAPはOAuth認証によるトークンベースの連携方式を採用しているため、ID・パスワードを直接持たずにメール連携ができ、セキュリティ要件の厳しい環境でも運用しやすくなります。
  • 受信メールや添付ファイルが個々のメールソフトに分散し、対応状況が見えづらい
    担当者ごとのメールボックスで問い合わせや依頼メールを管理していると、「誰がどこまで対応したか」が把握しづらく、対応漏れや重複対応の原因になります。
    Boost! OAuth IMAPを使えば、受信メールをkintoneアプリにレコードとして取り込み、本文・差出人・受信日時・添付ファイルをまとめて管理できます。
    ステータスや担当者フィールドと組み合わせることで、対応状況をチーム全体で共有しやすくなります。
  • 必要なメールだけを業務アプリに取り込みたいが、条件指定が手作業になっている
    「特定の期間だけ」「特定の宛先や差出人だけ」といった条件でメールを抽出したい場合、メールソフト上での検索や振り分けに頼ると運用が属人化しがちです。
    Boost! OAuth IMAPでは、取得対象のフォルダや期間などをあらかじめ設定しておけるため、必要なメールだけを自動でkintone側に取り込みやすくなり、メール起点の業務データを効率的に蓄積できます。

Boost! OAuth IMAPの提供メーカー紹介

合同会社ぱんだ商会

「Boost! OAuth IMAP」を提供している合同会社ぱんだ商会は、ソフトウェアやハードウェアの企画・研究・開発から、販売・保守、それらに関するコンサルティングまでを手がけるIT企業です。

ブラウザ上で利用できるオンラインフォトエディター「freepei」などの自社サービスを展開してきた実績があり、Web技術を活かしたプロダクト開発に強みを持っています。

こうした開発力を背景に、kintone向けの「Boost!」シリーズをはじめとした各種プラグインを提供し、業務の見える化や効率化に取り組む企業を支援している点が特徴です。

詳細については、合同会社ぱんだ商会公式サイトをご覧ください。

Boost! OAuth IMAPの料金

料金プラン内容
無料試用3ヶ月間無料で利用可能
年間ライセンス年額10,000円(税抜)でメッセージなし

※「Boost! OAuth IMAP」は無料でダウンロードして使用できますが、3ヶ月の試用期間を過ぎると、インストールしているアプリ毎に1日1回、ライセンス購入を促すメッセージが表示されます。
このメッセージを表示させずに利用するには、年額10,000円(税抜)のライセンス料が必要です。

Boost! OAuth IMAPの機能概要

機能一覧

  • OAuth認証を利用したメール受信
    OAuth認証を使ってメールアカウントに接続し、受信メールをkintoneアプリに取り込めるプラグインです。
    ID・パスワードを直接kintone側に保持しない方式でメール受信処理を組み込めます。
  • Google/Microsoftアカウントとの連携設定
    GoogleとMicrosoftそれぞれのクライアントIDとクライアントシークレットを登録し、認証画面からリフレッシュトークンを取得しておくことでメール受信に利用できます。
    対象とするメールアドレスに対応したアカウントでログインしておく前提の設定です。
  • 実行環境・ログインユーザー・ボタン表示条件の指定
    処理を実行できる環境やログインユーザーの属性をあらかじめ指定し、それらの条件を満たしたときだけ一覧画面に実行ボタンを表示できます。
    どのアプリ・どの利用者からメール取得を許可するかを細かく制御できる構成になっています。
  • 一覧画面からの期間・差出人指定一括ダウンロード
    レコード一覧画面で実行ボタンを押すと、取得対象期間と差出人を入力する画面が開きます。
    差出人を指定した場合はそのアドレスからのメールだけを、未指定の場合は期間内のすべてのメールを一括でダウンロードできます。
  • 添付ファイルを含むメールデータの保存
    受信メールの本文だけでなく、添付ファイルも同時にkintoneへ取り込めます。
    受信日付や差出人情報とあわせて保存されるため、必要なファイルを日付や送信元を手がかりに探しやすい形で管理できます。

Boost! OAuth IMAPの活用事例

活用事例1

代表アドレスの問い合わせメールをセキュアに一元管理
代表アドレス(info@〜など)宛のメールを、Boost! OAuth IMAPでkintoneの「問い合わせ管理アプリ」に自動取り込み。
Microsoft 365 や Google Workspace のアカウントとOAuth連携することで、ID・パスワードを直接持たずに連携できます。
メール本文・差出人・受信日時・添付ファイルをレコードとして保存し、ステータスや担当者で管理することで、問い合わせ対応の見える化とセキュリティ要件の両立が可能になります。

活用事例2

サポート窓口メールをkintone上の対応履歴に集約
サポート用メールアドレスに届く問い合わせを、Boost! OAuth IMAPで「サポート対応アプリ」に連携するケースです。
受信メールを自動でレコード化し、担当者・対応状況・対応日時などをkintone上で管理。OAuth認証によりメール連携部分のセキュリティを確保しつつ、チームで対応履歴を共有できます。
シフト制のチームでも、どの問い合わせが未対応か、どこまで回答済みかを一覧で把握できます。

活用事例3

見積・契約関連メールを期間指定で取り込み、証跡として保管
見積依頼や契約関連のメールをBoost! OAuth IMAPで「契約・見積管理アプリ」に取り込む例です。
取得対象フォルダや期間を設定し、必要なメールだけをkintone側に保存。
添付された見積書や契約書もレコードに紐づけて管理できます。
OAuth連携によりアカウント情報の管理負荷を抑えつつ、メールと添付ファイルを業務データとして蓄積し、後から内容を確認したい場合や証跡が必要な場面でも検索しやすくなります。

まとめ

「Boost! OAuth IMAP」は、OAuth認証を利用してIMAPサーバーから受信メールを取得し、kintone上で本文や添付ファイルをまとめて管理できるプラグインです。

従来のID・パスワード方式ではなくトークンベースの認証を採用することで、アカウント情報を直接持たずにメール連携が行え、セキュリティ要件が厳しい環境でも導入しやすい点が特長です。

代表アドレスやサポート窓口宛てのメールをkintoneアプリに集約することで、担当者・ステータス・対応履歴とあわせて一元管理できるようになり、「誰が・どのメールに・どこまで対応したか」をチームで共有しやすくなります。

期間やフォルダなど、取得条件を絞り込んだ運用にも対応しているため、メール起点の問い合わせ対応や契約管理の基盤として活用しやすいプラグインと言えるでしょう。

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