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「kintoneのプラグイン「Boost! Submit」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】」

kintoneを利用する中で、次のような課題を感じることはないでしょうか。

  • レコード保存時のチェックが不十分で、誤った値や未入力のまま保存されてしまう
  • 一意の管理番号を自動採番したいが、標準機能だけでは運用が複雑になる
  • 入力ミスや未入力をユーザーにわかりやすく伝えるポップアップを用意できない

こうした悩みを解決するのが、kintoneのプラグイン「Boost! Submit」です。
レコード保存時のエラーチェックや自動採番、入力を促すポップアップ表示などを組み込むことで、入力品質の向上と運用負荷の軽減を同時に実現できます。

この記事では、「Boost! Submit」の機能や料金、活用事例を詳しく解説し、kintoneの業務改善にどのように役立てられるかを紹介します。

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kintoneのプラグイン「Boost! Submit」とは

「Boost! Submit」は、レコード保存やプロセスアクションのタイミングで、あらかじめ設定した条件にもとづいてエラーチェックや自動採番を行えるプラグインです。
必須項目の未入力や不正な値を検知して保存を止めたり、規則に沿った管理番号を自動で付与したりといった制御を、コードを書かずに実装できます。

また、入力を促すポップアップや、保存前に内容の再確認を促すポップアップを表示できるため、ユーザーへのフィードバックを強化しながら、入力ミスや誤登録の防止に役立てることができます。

Boost! Submitが解決できる悩み

  • 未入力や誤入力のままレコードが保存されてしまう
    kintone標準の必須チェックだけでは、業務ルールに沿った細かな条件まで網羅できない場合があります。
    Boost! Submitを使えば、「この条件のときはこの項目も必須」「数値の範囲が不正な場合はエラー」など、保存やプロセスアクション時に細かなエラーチェックを行えます。
    誤ったデータが保存される前にブロックできるため、後からの修正負荷や集計ミスを防ぎやすくなります。
  • レコードごとの一意な管理番号を手作業で振っている
    案件番号や申請番号などをExcelや人的なルールで付与していると、重複や飛び番が発生することがあります。
    Boost! Submitは、保存時に自動採番の処理を組み込めるため、ルールに則った番号を自動で付与できます。
    番号付けを仕組み化することで、管理表との突合や履歴追跡もしやすくなります。
  • ユーザーに入力・確認を促す仕組みがなく、ミスに気付きにくい
    入力漏れや重要項目の確認不足があっても、ユーザー側が気付きにくい画面構成だと、誤ったまま保存されるリスクが高まります。
    Boost! Submitでは、保存前に内容を再確認させるポップアップや、追入力を促すポップアップを表示できるため、ユーザーへのフィードバックを強化できます。
    結果として、入力品質の底上げと、手戻りの削減につながります。

Boost! Submitの提供メーカー紹介

合同会社ぱんだ商会

「Boost! Submit」を提供している合同会社ぱんだ商会は、ソフトウェアやハードウェアの企画・研究・開発から、販売・保守、それらに関するコンサルティングまでを手がけるIT企業です。

ブラウザ上で利用できるオンラインフォトエディター「freepei」などの自社サービスを展開してきた実績があり、Web技術を活かしたプロダクト開発に強みを持っています。

こうした開発力を背景に、kintone向けの「Boost!」シリーズをはじめとした各種プラグインを提供し、業務の見える化や効率化に取り組む企業を支援している点が特徴です。

詳細については、合同会社ぱんだ商会公式サイトをご覧ください。

Boost! Submitの料金

料金プラン内容
無料試用3ヶ月間無料で利用可能
年間ライセンス年額10,000円(税抜)でメッセージ表示なし

※「Boost! Submit」は無料でダウンロードして使用できますが、3ヶ月の試用期間を過ぎると、インストールしているアプリ毎に1日1回、ライセンス購入を促すメッセージが表示されます。
このメッセージを表示させずに利用するには、年額10,000円(税抜)のライセンス料が必要です。

Boost! Submitの機能概要

機能一覧

  • レコード保存・プロセスアクション時のエラーチェック
    レコード保存やプロセスアクションのタイミングで、あらかじめ設定した条件にもとづいて入力内容をチェックできるプラグインです。
    必須項目の不足や形式の誤りがある場合はエラーメッセージを表示し、保存やステータス更新を止める設定が行えます。
  • 条件に応じた自動採番
    指定した条件に合わせて、レコードに連番や管理番号を自動で採番できます。
    採番ルールはアプリごとに設定できるため、申請番号や受付番号などを一定のルールで付与したい場面に使えます。
  • 入力を促すポップアップ表示
    指定した条件に合致した場合に、ユーザーへ入力を促すポップアップを表示できます。
    保存前に特定項目への入力を注意喚起したいときに、画面上で補足メッセージを伝える用途を想定した機能です。
  • 入力内容を再確認させるポップアップ表示
    レコード保存前に、入力内容の確認メッセージをポップアップで表示できます。
    重要な変更や送信前に一度立ち止まってもらいたいときに、内容を再確認してから保存処理へ進ませる運用に対応しています。
  • Boost!シリーズとの連携による追加処理
    Boost!シリーズのほかのプラグイン経由でレコードが保存された場合にも、Submit側の処理を連携させることができます。
    プラグインでレコード更新を行ったあとに、同じトリガーでエラーチェックや採番を実行するといった多段的な制御が可能です。

Boost! Submitの活用事例

活用事例1

経費精算アプリで必須チェックと自動採番を実装
経費精算アプリで、申請時に「申請金額」「支払方法」「申請区分」などが未入力のまま保存されるケースがあり、差し戻しが多かった事例です。
Boost! Submitで、申請ステータスが「申請中」のときに必要な項目をすべてチェックするルールを設定し、不備があればエラーメッセージを表示して保存をブロック。
あわせて、保存時に申請番号を自動採番するようにしたことで、番号管理と入力チェックを同時に自動化できました。

活用事例2

問い合わせ対応で送信前確認ポップアップを表示
問い合わせ管理アプリで、担当者が誤った顧客名やメールアドレスで登録してしまい、対応ミスが発生していたケースです。
Boost! Submitを使い、「対応済み」にステータスを変更する際に、顧客名や連絡先、対応内容をまとめて表示する確認ポップアップを出すように設定。
保存前に内容を見直す一手間を強制できるため、誤登録や入力漏れにその場で気付きやすくなりました。

活用事例3

現場報告アプリで日報入力の抜け漏れを防止
日報アプリで、現場担当者が急いでいると作業時間や現場名の入力を忘れたまま保存してしまうことが問題になっていた事例です。
Boost! Submitで、作業日と現場名、作業時間のいずれかが未入力の場合はエラーにするルールを設定し、さらに入力を促すポップアップメッセージを表示するようにしました。
結果として、日報データの抜け漏れが減り、後続の集計や工数管理の精度も向上しました。

まとめ

「Boost! Submit」は、レコード保存やプロセスアクションのタイミングでエラーチェックや自動採番、確認ポップアップ表示などを行えるkintoneプラグインです。
業務ルールに沿った細かな必須チェックや値の妥当性チェックを組み込めるため、誤入力や未入力のままデータが保存されるリスクを抑えられます。

また、管理番号の自動採番も設定でき、番号管理の属人化や重複も防ぎやすくなります。
入力内容を再確認させるポップアップや、追加入力を促すメッセージを表示できる点も特徴で、利用者へのフィードバックを強化しながら入力品質の底上げが可能です。

経費精算や申請フロー、日報など「入力ミスが後工程に響く」アプリでBoost! Submitを活用することで、データの精度向上と手戻りの削減につながります。

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