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「kintoneのプラグイン「Boost! Report」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】」

kintoneを利用する中で、次のような課題を感じていませんか?

  • 見積書や請求書などの帳票を作成するたびに手作業が多く、作業時間やミスが発生しやすい
  • 標準機能だけでは帳票レイアウトの自由度が低く、自社の業務フローやブランドイメージに合ったデザインにしづらい
  • レコード保存をきっかけに帳票の自動生成やメール送信までを一連の流れとして自動化できず、担当者の負荷が高い

この記事では、kintoneのプラグイン「Boost! Report」が、これらの課題をどのように解決できるのかを解説します。
具体的な機能や料金プラン、活用事例を紹介し、帳票作成業務の効率化に役立つ情報をお届けします。

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kintoneのプラグイン「Boost! Report」とは

「Boost! Report」は、専用のカスタムスプレッドシートで帳票テンプレートを作成し、PDF形式で出力できるkintone専用プラグインです。

背景用PDFを別途用意する必要がなく、kintoneのレコードから簡単な操作で見積書や請求書などの帳票を生成できます。
また、「Boost! Mail」と併用すれば、レコード保存時にPDFを自動作成し、そのままメール送信することも可能です。

Boost! Reportが解決できる悩み

  • 帳票作成に時間と手間がかかってしまう
    見積書・請求書・発注書などの帳票を都度手作業で作成している場合、入力作業の重複や転記ミスが発生しやすく、担当者の負担も大きくなります。
    Boost! Reportを利用すれば、kintoneのレコード内容をもとに帳票を自動生成でき、作成時間を大幅に削減できます。
  • 思いどおりの帳票デザインが実現できない
    標準機能では帳票レイアウトの柔軟な調整が難しく、業務に合わせたデザインやブランドイメージを反映した帳票を作成しにくい場合があります。
    Boost! Reportはカスタムスプレッドシート形式のテンプレートを採用しているため、項目配置や書式設定の自由度が高く、必要なレイアウトを柔軟に再現できます。
  • 帳票作成からメール送信までの流れを自動化できない
    帳票を生成した後、PDFを手動で保存・添付してメール送信するフローは手間がかかるうえ、送付漏れが発生するリスクもあります。
    Boost! Reportは「Boost! Mail」と連携することで、レコード保存をトリガーにPDF生成からメール送信まで一気通貫で自動化でき、業務効率と抜け漏れ防止の両方を実現できます。

Boost! Reportの提供メーカー紹介

合同会社ぱんだ商会

「Boost! Report」を提供している合同会社ぱんだ商会は、ソフトウェアやハードウェアの企画・研究・開発から、販売・保守、それらに関するコンサルティングまでを手がけるIT企業です。

ブラウザ上で利用できるオンラインフォトエディター「freepei」などの自社サービスを展開してきた実績があり、Web技術を活かしたプロダクト開発に強みを持っています。

こうした開発力を背景に、kintone向けの「Boost!」シリーズをはじめとした各種プラグインを提供し、業務の見える化や効率化に取り組む企業を支援している点が特徴です。

詳細については、合同会社ぱんだ商会公式サイトをご覧ください。

Boost! Reportの料金

料金プラン内容
無料試用3ヶ月間無料で利用可能
年間ライセンス年額10,000円(税抜)でメッセージなし

※「Boost! Report」は無料でダウンロードして使用できますが、3ヶ月の試用期間を過ぎると、インストールしているアプリ毎に1日1回、ライセンス購入を促すメッセージが表示されます。
このメッセージを表示させずに利用するには、年額10,000円(税抜)のライセンス料が必要です。

Boost! Reportの機能概要

機能一覧

  • カスタムスプレッドシートによる帳票テンプレート作成
    独自のカスタムスプレッドシート「帳票レイアウタ」を使って、帳票レイアウトのテンプレートを作成できるプラグインです。
    kintoneフィールドを配置してレイアウトを組み立てるほか、画像なども配置しながら見積書や請求書などの帳票レイアウトを作成できます。
    背景用PDFを別途用意する必要はなく、レイアウトだけで帳票設計が完結する構成です。
  • PDF出力と添付ファイルフィールドへの保存
    作成したテンプレートにもとづき、レコードから帳票PDFを生成できます。
    生成時にファイル名として使用するフィールドと、PDFを保存する添付ファイルフィールドを指定しておくことで、レコードごとにPDFファイルを自動で添付しておく使い方ができます。
  • 処理対象レコード・ユーザー・イベント条件の指定
    どのレコード状態・どのログインユーザーに対して帳票生成処理を有効にするかを、設定画面で指定できます。
    さらに、レコード保存やプロセスアクション、ボタンクリックなど、どのイベントでPDF生成を行うかも合わせて設定でき、必要に応じて追加の条件を組み合わせることも可能です。
  • レコード詳細画面・一覧画面からの帳票生成ボタン
    レコード詳細画面やレコード一覧画面に、帳票生成用のボタンを表示できます。
    ユーザーは対象レコードを開いたり一覧から選択したりした上でボタンを押すだけでPDF生成処理を実行でき、日常の業務フローの中から帳票出力を呼び出しやすい設計になっています。
  • Boost! Mailとの連携によるPDFメール送信
    Boost! Mailと組み合わせることで、レコード保存時にPDFを生成し、そのままメール送信まで行う運用に対応できます。
    帳票をレコードに添付すると同時に、指定した宛先へ自動送信するような設定を行うことで、帳票作成から送付までを一連の流れとして扱うことができます。

Boost! Reportの活用事例

活用事例1

見積書・請求書の自動生成とメール送付の一元化
案件管理アプリのレコードをもとに、Boost! Reportで見積書や請求書のPDFを自動生成し、「Boost! Mail」と連携して取引先へメール送信まで行います。
営業担当者はkintone上で金額や条件を入力しレコードを保存するだけで済むため、帳票作成やファイル添付の手作業が減り、対応漏れや金額の転記ミスも防止できます。

活用事例2

発注書・納品書・検収書など一連の帳票テンプレート管理
仕入・発注業務において、発注書・納品書・検収書といった複数種類の帳票テンプレートをBoost! Reportで一元管理します。
同じkintoneアプリのレコードから、用途に応じたテンプレートを選択してPDF出力できるため、フォーマットの使い分けがしやすく、紙帳票からデジタル帳票への切り替えもスムーズに進められます。

活用事例3

社内向け月次レポート・集計帳票の自動作成
売上集計や案件進捗、工数管理など、社内共有用の月次レポートをBoost! Reportでテンプレート化し、kintoneに蓄積されたデータから定型帳票として出力します。
集計結果を毎回スプレッドシートや外部ツールに転記してレポートを作り直す必要がなくなり、月次報告資料の作成時間を短縮しつつ、レイアウトや指標を統一したレポートを安定して共有できます。

まとめ

「Boost! Report」は、帳票作成の品質と効率を両立できるkintone専用プラグインです。
自由度の高い帳票テンプレート設計により、自社の運用に合わせた見積書・請求書・発注書などを柔軟にレイアウトできるほか、レコード内容をもとにPDFを自動生成することで、担当者の手作業を大きく削減できます。

また、「Boost! Mail」と組み合わせれば、帳票の作成からメール送信までを一連の流れとして自動化することも可能です。
本記事で紹介した内容を参考に、「Boost! Report」を導入して帳票業務の標準化と効率化を進めてみてはいかがでしょうか。

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