「kintoneの連携サービス「LITONEチャットボット for LINE WORKS」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【連携サービス】」

2025.03.26

企業の業務において、日々発生するデータ入力や業務報告が現場の負担になっていないでしょうか。
特に、次のような悩みを抱えやすい分野です。

kintoneへの入力項目が多く、PC前での入力作業に時間がかかる
現場で撮影した写真や情報を、オフィスに戻ってからまとめて登録している
日報や作業報告を手作業でまとめているため、抜け漏れや記入ミスが起きやすい

こうした課題の解消に役立つのが、「LITONEチャットボット for LINE WORKS」です。

LINE WORKS上のチャットボットを通じて、音声入力やタップ操作でkintoneへデータを登録できるため、現場からでもシンプルな操作で報告・入力を行えます。

本記事では、「LITONEチャットボット for LINE WORKS」の主な機能や特徴、活用シーンについて紹介し、現場起点のデータ入力や業務報告をどのように効率化できるのかを解説します。

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kintoneの連携サービス「LITONEチャットボット for LINE WORKS」とは
LITONEチャットボット for LINE WORKSが解決できる悩み
LITONEチャットボット for LINE WORKSの提供メーカー紹介
LITONEチャットボット for LINE WORKSの料金
LITONEチャットボット for LINE WORKSの機能概要
- 機能一覧
LITONEチャットボット for LINE WORKSの活用事例
まとめ

kintoneの連携サービス「LITONEチャットボット for LINE WORKS」とは

「LITONEチャットボット for LINE WORKS」は、LINE WORKS上のチャットボット経由でkintoneへのデータ登録を行える連携サービスです。

ユーザーは、チャットボットからの質問に答えたり、ボタンをタップしたりするだけで、必要な情報をkintoneに登録できます。
LINEと似た操作感を持つLINE WORKSを入り口にすることで、kintoneの画面操作に不慣れなスタッフでも、普段使い慣れたチャットの感覚で報告・入力が可能になります。

現場からの業務報告や簡易な申請・連絡をチャットベースに置き換えることで、入力の負担軽減とデータ登録の抜け漏れ防止に役立ちます。

LITONEチャットボット for LINE WORKSが解決できる悩み

現場からkintoneへの入力が進まず、情報がたまらない
PCでkintone画面を開いて入力する手間が大きいと、現場スタッフからの報告が遅れたり、省略されがちです。
「LITONEチャットボット for LINE WORKS」を使えば、LINE WORKS上でチャットボットの質問に答えるだけでデータをkintoneに登録できるため、普段使い慣れたチャットの操作感で報告・入力を進めやすくなります。
写真付きの現場報告や詳細な入力が後回しになりがち
検査写真や作業内容などをいったんスマートフォンに保存しておき、あとでPCからkintoneに登録している場合、入力漏れや遅延が発生しやすくなります。
LINE WORKSから画像添付やテーブル項目、ルックアップ項目の入力にも対応しているため、現場からそのまま必要な情報をkintoneに送りやすくなります。
日報や定期報告の催促・リマインドに時間を取られている
「今日の作業報告を出してください」と毎回手動でリマインドしていると、管理側の負担が大きくなります。
LITONEチャットボット for LINE WORKSでは、あらかじめ設定した曜日・時間に特定のトークルームへ定期メッセージを送信できるため、日報入力の促しや定期確認の案内を自動化できます。

LITONEチャットボット for LINE WORKSの提供メーカー紹介

株式会社GlobalB

「LITONEチャットボット for LINE WORKS」を提供している株式会社GlobalBは、kintoneを活用した業務改善支援やクラウド開発、ITコンサルティングを行う企業です。

サイボウズオフィシャルパートナーとして、製造・小売・建設など幅広い業種の業務プロセスを、kintone連携サービスの開発・導入を通じて支援しています。

国内拠点に加えてベトナムやタイなど海外にも開発拠点を持ち、システム開発や業務改善コンサルティング、Webサイト制作、動画制作、SNS広告運用など、企業のデジタル活用を総合的にサポートしていることが特徴です。

詳細については、株式会社GlobalB公式サイトをご覧ください。

LITONEチャットボット for LINE WORKSの料金

トークルーム数	初期設定費用	年額契約：一括払い（税抜）	月額契約料金：毎月払い（税抜）
1-20	100,000円	10,000円 / 月	11,000円 / 月
21-50	100,000円	22,500円 / 月	25,000円 / 月
51-100	100,000円	40,000円 / 月	45,000円 / 月

LITONEチャットボット for LINE WORKSの機能概要

機能一覧

LINE WORKSチャットボットからのkintone登録
LINE WORKS上でチャットボットの質問に回答していくだけで、入力内容をkintoneのレコードとして登録できます。
テキストだけでなく画像や日付、数値などにも対応し、送信後には登録されたレコードURLをチャット内に表示できます。
ノンプログラミングでのチャットボット・シナリオ作成
管理画面のマウス操作で、チャットボットの質問内容や流れを設定できます。
質問の順番や分岐条件、選択肢や必須項目などを画面上で指定でき、業務ごとに異なる聞き取りフローを用意できます。
kintoneフィールドとの紐付け・ルックアップ／テーブル対応
各質問は対応させたいkintoneフィールドと紐付けて設定でき、回答内容は指定したフィールドに自動で格納されます。
ルックアップフィールドやテーブルへの登録にも対応しており、明細行を含むアプリにも利用できます。
定期送信やリマインドに使えるスケジュール予約機能
曜日や時間帯を指定して、特定のLINE WORKSトークルームにチャットボットから定期的にメッセージを送信できます。
日々の業務報告や点検依頼などを決まったタイミングで促すリマインド用途に使えます。
帳票サービスとの連携によるPDF・Excel出力
LITONE for kintone PDFやLITONE for kintone Excelと連携し、チャット経由で登録したkintoneデータを所定の帳票レイアウトでPDFやExcelに出力できます。
検査報告書や申請書などの帳票をkintoneデータから生成する運用に対応しています。

LITONEチャットボット for LINE WORKSの活用事例

活用事例1

現場作業の日報入力をチャットに一本化
これまで紙やExcelで日報をまとめ、あとからkintoneに転記していた現場チームで、LINE WORKSの日報トークルームにチャットボットを導入。
作業終了時にボットが自動でメッセージを送り、「現場名」「作業内容」「所要時間」などの質問に答えるだけで、日報レコードがkintoneに登録されるようにしました。
現場側はスマホでの簡単な回答だけで済み、管理側も日報の集計・確認がしやすくなります。

活用事例2

写真付きの点検・巡回報告をリアルタイム登録
設備点検や店舗巡回の報告を、これまでメール＋写真添付で行っていたケースで、LINE WORKSのチャットボットから報告するフローに変更。
現場担当は、その場で撮影した写真をボットとのトークに添付し、点検結果や異常の有無を選択・入力するだけで、kintoneの点検アプリにレコードが自動作成されます。
オフィスに戻ってからの登録作業が不要になり、異常発生時の共有も早くなりました。

活用事例3

シフト報告・勤怠連絡の取りまとめを自動化
アルバイトやパートスタッフが多い現場で、出勤状況やシフト希望の連絡をLINE WORKSで受け取り、そのままkintoneに反映する運用に活用。
スタッフはチャットボットから配信されるフォーム風の質問に答えるだけで、出勤予定や当日の遅刻・欠勤連絡がkintoneに記録されます。
管理側はスプレッドシートへの転記が不要になり、勤怠まわりの確認・集計をkintone上で完結できるようになります。