kintoneのプラグイン「名刺管理アプリpew」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

2025.01.29

名刺のデジタル化が追いつかない
手入力によるミスが増えている
名刺データの共有が煩雑になる

こうした課題を感じていませんか。

「名刺管理アプリpew」は、スマートフォンで名刺を撮影するだけでAIが情報を自動認識し、kintoneに直接登録できる名刺管理アプリです。
手作業での入力負担を減らし、名刺情報をkintone上で一元管理・共有しやすくなります。

本記事では、「名刺管理アプリpew」の特徴や主な機能、料金、導入事例について詳しく解説し、kintoneと連携した名刺管理をどのように効率化できるかを紹介します。

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kintoneのプラグイン「名刺管理アプリpew」とは
名刺管理アプリpewが解決できる悩み
名刺管理アプリpewの提供メーカー紹介
名刺管理アプリpewの料金
名刺管理アプリpewの機能概要
- 機能一覧
名刺管理アプリpewの活用事例
まとめ

kintoneのプラグイン「名刺管理アプリpew」とは

「名刺管理アプリpew」は、株式会社ベネモが提供する、kintoneと直接連携して利用できる名刺管理アプリです。

スマートフォンで名刺を撮影すると、AIが名刺の文字情報を自動認識し、そのままkintoneの名刺管理アプリに登録できます。
手作業での入力負担を減らし、名刺情報を漏れなくデジタル化できる点が特長です。

登録された名刺データは、営業日報や案件管理など、他のkintoneアプリとも連携して活用できます。
顧客情報の一元管理や商談履歴との紐づけなど、営業活動や顧客管理の基盤づくりに役立つサービスです。

名刺管理アプリpewが解決できる悩み

名刺情報の手入力負担と入力ミスが多い
紙の名刺をExcelやkintoneに手入力していると、時間がかかるうえに誤入力や抜け漏れが発生しやすくなります。
名刺管理アプリpewを使えば、スマートフォンで名刺を撮影するだけでAIが自動で文字情報を認識し、kintoneに登録できるため、入力作業の手間とミスの両方を減らせます。
名刺データが個人管理になり、社内で共有・活用しづらい
担当者ごとに名刺ホルダーや個人のスマホアプリで管理していると、退職・異動時の引き継ぎやチームでの情報共有が難しくなります。
名刺管理アプリpewで名刺情報をkintoneに集約しておけば、組織全体で顧客情報を参照・更新でき、営業チームやバックオフィスとの連携もしやすくなります。
集めた名刺を営業活動や顧客管理に活かしきれていない
名刺情報が一覧化・構造化されていないと、フォローリストの作成や案件管理、メール配信などに活用しづらくなります。
名刺管理アプリpewは、登録した名刺データを他のkintoneアプリと連携できるため、商談履歴や案件情報と紐づけた顧客管理や、条件を絞ったリスト作成など、次のアクションにつなげやすい形で名刺情報を活用できます。

名刺管理アプリpewの提供メーカー紹介

株式会社ベネモ

「名刺管理アプリpew」を提供している株式会社ベネモは、スマートフォンアプリ開発やシステム開発・運用保守を中心に事業を展開している名古屋発のIT企業です。

スマホアプリ × AI × kintoneを組み合わせた業務改善提案を得意としており、名刺管理をはじめとした日常業務のデジタル化・効率化を支援するサービスを提供しています。

詳細については、株式会社ベネモ公式サイトをご覧ください。

名刺管理アプリpewの料金

項目	料金（税抜）
初期費用	30,000円
月額利用料金	12,000円（登録可能枚数：1,000枚 / 月）
オプション：名刺移行サービス	24,000円 / 1,000枚

※1,000枚を超えると、100枚ごとに1,200円の課金（年間契約の場合、12,000枚まで利用可能）

名刺管理アプリpewの機能概要

機能一覧

AI-OCRによる自動登録
スマートフォンで名刺を撮影すると、AI-OCRが会社名・氏名・役職・電話番号・メールアドレスなど最大10項目を自動で読み取り、kintoneの名刺管理アプリにレコードとして登録できます。
手入力の手間を削減しつつ、項目ごとに整理されたデータとして蓄積できます。
リアルタイム同期（双方向連携）
pewとkintoneは双方向で同期されており、どちらかで名刺情報を更新すると、もう一方にも即時に反映されます。
スマホアプリ側で編集しても、kintone側で編集しても内容がそろうため、「どれが最新かわからない」という状態を防げます。
名刺画像とテキスト情報の一括保存
読み取った名刺の画像と、AIが抽出したテキスト情報をセットでkintoneに保存できます。
後から名刺画像を目視で確認しながら情報を修正したり、名刺の見た目を含めて確認したい場合にも対応しやすい構成です。
名刺データの共有・検索機能
pewで登録された名刺データは、kintone上で全社の共有資産として管理できます。
他の担当者が交換した名刺も含めて検索できるほか、「自分が交換した名刺だけ」に絞り込むことも可能です。
社内での問い合わせ対応や引き継ぎの際にも活用しやすくなります。
営業・顧客管理アプリとの連携
登録した名刺データは、kintoneの営業日報アプリや案件管理アプリ、顧客管理アプリなどと組み合わせて利用できます。
名刺情報を起点に商談履歴や案件情報を紐づけることで、フォローリスト作成や営業活動の見える化に活かせます。
導入・運用を支援する機能
kintoneのテンプレートアプリを読み込むだけで利用を開始でき、既存の名刺管理サービスからCSVでデータを移行することも可能です。
大量の紙名刺については、名刺登録代行サービスを利用してまとめてデジタル化する運用も選択できます。

名刺管理アプリpewの活用事例

活用事例1

展示会・セミナー後の名刺整理とフォロー強化
展示会やセミナーに参加すると、短期間で大量の名刺が集まり、その整理やリスト作成に多くの時間がかかりがちです。
名刺管理アプリpewを使えば、会場や移動時間の合間にスマートフォンで名刺を撮影しておくだけで、名刺情報が自動的にkintoneに登録されます。
イベント名や担当者名などをフィールドとして持たせておけば、「今回の展示会で獲得した名刺だけ」「特定の担当者が交換した名刺だけ」といった条件でリスト化することも可能です。
そのままフォロー用のコールリストやメール配信リストとして活用でき、イベント後の初動対応をスピーディーに進められます。

活用事例2

営業チーム全体での顧客情報共有
名刺を各営業担当が個別に管理していると、異動・退職時の引き継ぎや、チーム全体での顧客把握が難しくなります。
pewで取り込んだ名刺データをkintone上に集約しておけば、「誰がどの企業と名刺交換をしているか」を一覧で確認でき、引き継ぎや共同提案の際にもスムーズに情報共有できます。
さらに、名刺データを案件管理アプリや商談履歴アプリと紐づけることで、「この名刺からどんな案件が生まれたのか」「どの担当者との接点が多いのか」といった視点で顧客を把握でき、チーム単位での営業戦略立案にも役立ちます。

活用事例3

インサイドセールスのリスト整備
テレアポやオンライン商談の担当チームを持つ場合、架電リストやアプローチ先の精度が成果に直結します。pewで名刺情報をkintoneに蓄積しておけば、業種・所在地・役職・部署などの条件で絞り込んだうえで、インサイドセールス用のリストとして整備することができます。
例えば、「特定エリアの決裁権を持つ役職者だけ」「ある展示会で接点を持った企業だけ」といった細かな条件でターゲットを抽出し、架電やオンライン商談のアプローチに活用可能です。
名刺起点でリストを更新していけるため、常に鮮度の高いアプローチリストを維持しやすくなります。