kintoneのプラグイン「DropboxSign for kintone」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

2025.08.01

契約書や申請書をkintoneで管理していても、帳票の作成や社内外の署名依頼が別運用だと、確認の往復やファイル管理の手間が残りやすいです。

kintoneのレコード情報から帳票を作っても、署名依頼や回収はメール添付・別ツールでバラバラ
作成したPDFの保存先が人によって違い、最新版が分からなくなる
誰が署名済みかの状況確認に時間がかかり、進捗が止まりがち

こうした帳票作成から署名、保存までの流れを、kintoneとDropboxSignをつないで一連に整えるのが「DropboxSign for kintone」です。
kintoneのレコード情報をもとに帳票データを作成し、DropboxSignの電子署名に連携できることが説明されています。

この記事では、DropboxSign for kintoneでできること、向いている業務シーン、導入前に押さえるポイントを整理して解説します。

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kintoneのプラグイン「DropboxSign for kintone」とは
DropboxSign for kintoneが解決できる悩み
DropboxSign for kintoneの提供メーカー紹介
DropboxSign for kintoneの料金
DropboxSign for kintoneの機能概要
- 機能一覧
DropboxSign for kintoneの活用事例
まとめ

kintoneのプラグイン「DropboxSign for kintone」とは

DropboxSign for kintone（旧：Dropbox「HelloSign」 for kintone）は、kintoneのレコード情報をもとに帳票データを作成・出力し、そのままDropbox Sign（電子署名）で署名依頼までつなげられるkintoneプラグインです。

出力した帳票はDropboxに自動保存でき、署名後のファイルもDropbox上に自動で保存されるため、帳票の作成・保存・共有・署名の流れをkintone起点でまとめて運用できます。

DropboxSign for kintoneが解決できる悩み

帳票作成と署名依頼が別運用になり、メール添付や依頼作業が増えている
DropboxSign for kintoneは、kintoneのレコード情報をもとに帳票データを自動で作成・出力し、そのままDropbox Signの電子署名に連携できます。
帳票作成から署名依頼までの流れをボタン操作に寄せたい場面で、手作業の工程を減らせます。
署名のために書類を作り直したり、版管理が崩れて「どれが最新か」分からなくなる
kintoneから出力した書類をDropboxへ自動保存し、Dropbox上で電子署名に連動できる形が案内されています。
ファイルを作っては保存し直す運用から抜けたいときに整理しやすくなります。
社内外への共有や署名依頼の連絡が属人化し、確認の往復が発生している
Dropbox内で書類を共有でき、共有先には署名依頼のメールが届く流れが紹介されています。
送付・回収の連絡を「人の手順」に依存させず、プロセスを揃えたい状況で役立ちます。

DropboxSign for kintoneの提供メーカー紹介

株式会社キャップドゥー・ジャパン

「DropboxSign for kintone」を提供している「株式会社キャップドゥー・ジャパン」は、業務改善コンサルティングやクラウド活用コンサルティング、クラウドツールのライセンス販売などを通じて、企業の業務効率化を支援している企業です。

クラウドツールを組み合わせて業務の見直しや運用の整備を進める方針を掲げており、kintoneをはじめとしたクラウドツール活用の支援にも取り組んでいます。
また、自社でkintone向けのプラグイン群としてKAIZENシリーズを展開しています。

詳細については、株式会社キャップドゥー・ジャパン公式サイトをご覧ください。

DropboxSign for kintoneの料金

プラン名	初期費用	月額費用(税抜)
DropboxSign for kintone	0円	18,000円

※kintoneのアプリカスタマイズは別途お見積りとなります。
※30分の無料オンライン相談付き。
※送信件数：年間600件（600件以上の場合ご相談ください）。

DropboxSign for kintoneの機能概要

機能一覧

kintoneとDropboxSignの連携
kintoneとDropboxSignを連携し、kintone側のレコード情報を署名フローに接続できます。
レコード情報から帳票データの自動作成・出力
kintoneのレコード情報をもとに、帳票データを自動で作成して出力できます。
kintone上でのPDF生成
kintoneからPDFを生成できます。
出力帳票への電子署名機能
出力した帳票データ上で、電子署名機能を利用できます。
署名依頼メールの配信
DropboxSignを使って、署名のリクエストメールを配信できます。
署名済みファイルの自動保存
署名されたファイルをDropbox上に自動で保存できます。
帳票データのDropbox自動保存
出力した帳票データを、自動でDropboxに保存できます。
Dropboxでの保存データ共有
保存したデータを、社内・社外を問わずクラウド上で共有できます。
帳票テンプレートの読み込み
帳票テンプレートを読み込み、そのテンプレートをベースに帳票を作成できます。
ドラッグ＆ドロップでのフィールド配置
読み込んだ帳票テンプレートに対して、kintoneフィールドをドラッグ＆ドロップで配置できます。
サブテーブル対応の帳票出力
サブテーブルのデータも扱えるため、明細を含む帳票の出力に対応します。

DropboxSign for kintoneの活用事例

活用事例1：kintoneの案件レコードから契約書を出力し、そのまま電子署名までつなげる

案件情報や取引先情報をkintoneで管理していても、契約書の作成や署名依頼が別運用だと、PDF作成やメール送付、回収状況の確認が手作業になりがちです。
DropboxSign for kintoneなら、kintoneのレコード情報をもとに帳票データを作成・出力し、Dropbox Signの電子署名に連携できるため、契約締結の流れをkintone起点で揃えられます。

活用事例2：社内の承認書類を電子化し、作成・共有・署名をボタン操作に寄せる

稟議や承認書類をkintoneで回していても、最終的に紙やPDFにして押印やサインが必要だと、作成・保存・共有の工程が増えます。
作成・保存・共有・署名までをボタン一つで完結させられることが案内されているので、承認書類の処理を「kintoneに集約したまま」電子署名まで進めたいケースに合います。

活用事例3：署名済みの書類をクラウドに自動保存し、版管理と証跡管理を安定させる

署名後のPDFを人が手でフォルダに入れる運用だと、保存漏れや格納先のバラつきが起きやすく、後から探すのも大変になります。
DropboxSign for kintoneは、電子署名に連携できるだけでなく、クラウドストレージへの保存機能も搭載しているため、署名前後の書類を一貫して整理し、証跡を残す運用に寄せられます。