kintoneのプラグイン「ルックアップデータ変換プラグイン」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

kintoneでアプリを作成していると、後からフィールドの設定を変更したくなることがあります。
例えば「数値フィールドをルックアップフィールドに変更したい」「ルックアップフィールドをドロップダウンにすべきだった」といった悩みです。

しかし、これらの変更には手間がかかります。
「ルックアップデータ変換プラグイン」を使えば、こうしたフィールド間のデータを簡単に変換でき、業務効率が大幅に向上します。
本記事では、このプラグインの強みや料金、導入事例について詳しく解説します。

kintoneのプラグイン「ルックアップデータ変換プラグイン」とは

「ルックアップデータ変換プラグイン」は、kintoneのアプリ内でルックアップフィールドと他のフィールド(数値・文字列・ドロップダウン・ラジオボタンなど)間でデータを相互にコピー・変換できるツールです。

通常、フィールドタイプを変更する場合、新しいフィールドを作成し、一件ずつ手動でデータを移行する必要がありますが、このプラグインを使用すれば、その手間が省けます。
特に、大量のレコードがある場合や頻繁にアプリ構成を変更する必要がある場合に非常に役立ちます。

ルックアップデータ変換プラグインが解決できる悩み

  • フィールドタイプの変更による再入力作業
    フィールドタイプを変更するとき、新しいフィールドへの再入力が必要ですが、このプラグインなら自動でデータをコピー・変換できます。
  • 複数フィールド間のデータ移行作業
    ルックアップフィールドから他のフィールド(数値・文字列など)への移行やその逆も簡単に行えます。
  • アプリ設計後の後悔や不満
    アプリ作成後、「このフィールドは別のタイプにすべきだった」と感じた場合でも、手軽に修正できます。

ルックアップデータ変換プラグインの提供メーカー紹介

TIS

「ルックアップデータ変換プラグイン」はTISによって提供されています。
TISはITソリューション企業として、多岐にわたるシステム開発やコンサルティングサービスを提供しており、特にkintone向けのプラグイン開発には定評があります。

TISはユーザー目線で使いやすさと機能性を追求しており、多くの企業から信頼されています。
また、TISは無料で提供される多くのプラグインも展開しており、高いコストパフォーマンスと柔軟なカスタマイズ性が特徴です。

詳細については、TIS公式サイトをご覧ください。

ルックアップデータ変換プラグインの料金

プラン料金(税抜)
無料版0円

ルックアップデータ変換プラグインの機能概要

機能一覧

  • ルックアップフィールドと他のフィールド(数値・文字列など)の相互コピー
    このプラグインでは、ルックアップフィールドから数値や文字列など他のタイプへのコピーが可能です。
    また、その逆も対応しており、柔軟なデータ移行が実現します。
  • フィールド間で一括データコピー
    一件ずつ手動で入力し直す必要がなく、一括で複数レコード間のデータを移行できます。
    これにより、大量レコードでも短時間で処理が完了します。
  • フィールドタイプ変更時も既存データを保持
    フィールドタイプを変更しても既存データは失われません。
    この機能により、新しいアプリ設計でも過去のデータを活用できます。
  • コピー元/コピー先フィールドの柔軟な設定
    コピー元とコピー先となるフィールドは自由に指定できるため、複雑なアプリ構成にも対応可能です。
    例えば、一部だけ異なる形式へ変換することも簡単です。

ルックアップデータ変換プラグインの活用事例

活用事例1

ルックアップで取得したデータを任意の形式に変換
ルックアップ先から取得したデータを指定した形式に変換して表示できます。
例えば、日付形式を「YYYY/MM/DD」から「DD/MM/YYYY」に変換したり、数値データをカンマ区切りで表示するなど、データの見栄えや使いやすさを調整できます。

活用事例2

取得したデータに対して計算や文字列操作を実行
ルックアップ先で取得したデータに対して、計算や文字列操作(例えば「文字列の一部を抜き出す」「数値を四捨五入する」)を実行し、出力内容を変更できます。
これにより、業務で求められる形式に合わせたデータ加工を簡単に行えます。

活用事例3

条件に基づいてデータを動的に変換し、柔軟なデータ管理
取得したデータを条件に応じて動的に変換できます。
例えば、「ステータスが完了の場合は特定のデータを表示、未完了の場合は別のデータを表示」といった運用に対応でき、業務の進行状況やルールに合わせたデータ操作が可能です。

まとめ

「ルックアップデータ変換プラグイン」は、kintone上で異なる種類のフィールド間で簡単にデータを移行・コピーできる便利なツールです。

特定の業務プロセスやアプリ設計後に発生する「このフィールドは別形式だったほうが良かった」という後悔にも対応し、大量レコードでも一括処理が可能です。
また、このプラグインは無料で利用できるため、多くの企業で導入しやすい点も大きな魅力です。

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