プラグイン

kintone krewDashboardとは?複数アプリのデータをまとめて可視化

kintoneには標準機能としてグラフ表示機能が備わっていますが、分析できる軸が限られているほか、基本的に一つのアプリ内のデータしか分析できません。

複数のアプリにまたがるデータをまとめて分析したり、複数のグラフを同時に表示したりするには、標準機能だけでは不十分な場面があります。

しかし、krewDashboardを活用すると、kintone上のデータをリッチにグラフ表示できることに加え、複数のアプリのデータを一つのダッシュボードにまとめ、複数のグラフを連動させた上で1画面で表示できる点が特長です。

kintone標準機能のグラフ表示機能が単一アプリ内のデータ分析に留まるのに対して、krewDashboardは複数のアプリに分散したデータを横断的に集計し、一つのダッシュボード上で可視化できます。

なお、ペパコミ株式会社では、「kintone」を活用した業務支援を行っています。業務効率化にお悩みの方は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。

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また、本記事の内容はプラグインの本来の目的や全ての使い方を網羅しているわけではない可能性があることを理解しておきましょう。実際にプラグインを導入する際は、提供元が公開している公式情報なども合わせて確認することをおすすめします。
あくまでこんなことが出来るんだ。というイメージをしてもらう目的で記事にしていることをご了承下さい

kintoneプラグイン「krewDashboard」の主な機能

kintoneプラグイン「krewDashboard」の主な機能

krewDashboardの強みは、単に複数のグラフを1画面に表示できるだけでなく、グラフを連動させながらデータを深掘りできる点です。

特定の期間(例えば9月)を選択すると、他のグラフもその期間のデータに絞り込まれる機能も備わっています。このような直感的な操作で、見たいデータを簡単に切り替えながら、関連する全てのグラフを連動させて確認出来る点がkrewDashboardのメリットです。

経営層やマネージャーなど、全体感を把握しつつ特定のデータにも素早くアクセスしたい方々にとって、価値ある機能と言えるでしょう。

また、複数のグラフを1画面にまとめて表示する機能はもちろん、円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフなど、様々な種類のグラフ形式に対応しています。

円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフなど、様々な種類のグラフ形式に対応

さらに、krewDashboardにはクロス集計表(ピボットテーブル)機能も搭載されています。krewSheetにも存在する機能ですが、krewSheetのクロス集計表とkrewDashboardのクロス集計表では、それぞれ使える機能に違いがあります。

krewDashboardのクロス集計表は、ダッシュボード上でデータを集計・分析する際に、グラフ表示と組み合わせて利用できる点が特徴です。

krewDashboardのクロス集計表

一方、krewDashboardは、上記の画像のようにリッチなグラフ表示、データ連動機能、クロス集計表機能などを表示可能です。そのため、kintoneに蓄積されたデータの価値を最大限に引き出し、意思決定や業務改善に繋げられます。

krewDashboardの導入費用

krewDashboardの導入費用

krewDashboardを導入し、利用するためには費用が発生します。krewシリーズであるkrewDashboardの料金体系は、ユーザー数に応じた課金方式を採用しています。

主な料金プランは以下の2種類です。

•スタンダードエディション

•シンプルエディション

それぞれのプランには、ユーザー数に応じて料金が異なります。動画で解説した2024年3月時点での料金(税込表記)を基に、税抜で考えると以下のようになります。

ユーザー数スタンダードエディション(税抜)シンプルエディション(税抜)
100ユーザーまで20,000円/月12,000円/月
101ユーザーから26,000円/月15,000円/月

スタンダードエディションとシンプルエディションの主な違いは、データのソート機能や、グラフをクリックすると元データに飛べるドリルスルー機能などが挙げられます。

ドリルスルー機能はシンプルエディションでも利用出来ますが、一般的には、より多くの機能を利用できるスタンダードエディションを選択するケースが多い傾向です。

krewDashboardはkintoneの利用に追加で発生する費用ではありますが、kintoneに蓄積されたデータを高度に分析・活用することで得られるメリットを考慮すると、十分に投資に見合う価値があると考えられます。

まとめ

まとめ

本記事では、kintoneの標準機能だけでは実現が難しい複数アプリにまたがるデータの統合・可視化や、複数のグラフを連動させた直感的なデータ分析を可能にするプラグイン「krewDashboard」について解説しました。

krewDashboardを利用する事で、単一のアプリデータだけでなく、kintone全体に散らばる情報を一つのダッシュボードで横断的に把握できるようになります。また、特定の項目を選択すると他のグラフが連動して絞り込まれる機能は、必要な情報を素早く見つけ出し、深い洞察を得るために役立ちます。

クロス集計表機能も備わっており、多角的な視点からデータを分析できます。主にkrewDataで集計したデータをkrewDashboardで見やすくグラフ化する流れで活用可能です。

費用としてはユーザー数に応じた月額料金が発生しますが、kintoneデータの活用度を飛躍的に向上させ、よりデータに基づいた意思決定をサポートするkrewDashboardは、費用対効果の高いツールと言えるでしょう。

なお、ペパコミ株式会社では、「kintone」を活用した業務支援を行っています。業務効率化にお悩みの方は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。

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