プラグイン

kintoneとk-report連携で画像・チラシ作成を自動化!柔軟な出力設定で業務効率を向上

kintoneにあるデータを基に画像やチラシを作成する場合、IllustratorやPhotoshopといったデザインツールを使って毎回手作業で作成するのは非常に手間がかかります。 

この記事では、手作業にかかる時間を削減し、kintoneに蓄積されたデータをより手軽に活用する方法として、kintoneとk-reportを連携させた画像・チラシ作成の自動化を提案し、構築事例をご紹介しています。

なお、ペパコミ株式会社では、「kintone」を活用した業務支援を行っています。業務効率化にお悩みの方は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。

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また、本記事の内容はプラグインの本来の目的や全ての使い方を網羅しているわけではない可能性があることを理解しておきましょう。実際にプラグインを導入する際は、提供元が公開している公式情報なども合わせて確認することをおすすめします。
あくまでこんなことが出来るんだ。というイメージをしてもらう目的で記事にしていることをご了承下さい。

kintoneとk-report連携で実現する画像・チラシ作成の自動化の仕組み

kintoneとk-report連携で実現する画像・チラシ作成の自動化の仕組み

kintoneとk-reportを連携させることで、kintoneアプリに登録されたデータを基にした画像やチラシの自動作成が可能になります。

ここでは、以下の3点について解説します。

  • kintoneアプリからのデータ連携
  • k-reportテンプレートでのデザインと出力
  • 柔軟な出力設定

一つずつ確認していきましょう。

kintoneアプリからのデータ連携

kintoneアプリからのデータ連携

kintoneとk-report連携の仕組みでは、まず基となるkintoneアプリを用意します。

例えば、商品ごとの売上数などを記録した実績集計アプリなどです。このアプリには、商品名や売上個数といった具体的なデータがレコードとして登録されています。

k-reportテンプレートでのデザインと出力

次に、k-reportを使って出力したい画像やチラシのテンプレートを作成します。

k-reportのテンプレートはWordなどで作成でき、kintoneのフィールドを配置することで、デザインの調整ができます。文字の色を変えたり、フォントを指定したり、「袋文字」のような装飾を施したりも可能です。

また、このテンプレートにkintoneアプリから取り込んだデータを流し込んで、画像(PDF形式)として出力します。

なお、デザインセンスがあれば、外部に公開できる品質のデザインも作成できます。

柔軟な出力設定

柔軟な出力設定

k-reportの大きな特徴の一つは、出力設定の柔軟性の高さになり、特に、テーブル機能との連携が優れています。

kintoneアプリのテーブル内に複数のデータが格納されている場合でも、k-reportの設定で「テーブルの何行目までを出力するか」や、「テーブル内のデータから上位数件(例えばトップ3)だけを抽出して出力する」といった細かい条件を指定できます。

この柔軟なデータ抽出と出力設定は、従来型の帳票出力プラグインにはないk-reportならではの機能です。

そのため、単にデータを羅列するだけでなく、目的に合わせた形でのデータ活用が可能です。

kintoneとk-report連携で実現する画像・チラシ作成の自動化による効果とメリット

kintoneとk-report連携で実現する画像・チラシ作成の自動化による効果とメリット

kintoneとk-report連携による画像・チラシ作成の自動化は、以下のような効果とメリットをもたらします。

  • 手作業の工数削減
  • 運用効率の向上
  • 毎月の定期作成の自動化
  • 多様な用途への応用

それぞれ詳しく解説します。

手作業の工数削減

手作業の工数削減

最も分かりやすいメリットは、画像やチラシ作成にかかる手作業の工数を大幅に削減できる点です。

IllustratorやPhotoshopを使って毎回デザインを調整し、データを入力し直すといった手間が不要になります。

一度テンプレートを作成してしまえば、データ更新に合わせて自動で出力可能です。

運用効率の向上

運用効率の向上

多くの会社では、実績集計などのデータを特定のkintoneアプリに集約しています。このデータを別のアプリに飛ばしてから帳票や画像を出力する仕組みの場合、データ連携の手間が発生し、運用が煩雑になりがちです。

しかし、kintoneとk-reportを連携すると、実績集計アプリなど、データが格納されているアプリから直接画像を出力できます。

毎月の定期作成の自動化

毎月の定期作成の自動化

例えば、毎月の売上ランキングをSNSで公開したり、社内報に掲載したりする場合、k-reportを活用すると、定型的な画像・チラシ作成を自動化できます。

また、kintoneに月間の売上データを登録すれば、事前に設定したテンプレートに基づいて自動的にランキング画像が生成される仕組みを構築できます。

そのため、毎月のルーチン業務にかかる時間を削減できます。

多様な用途への応用

k-reportの柔軟性は、売上ランキングのような定型的な出力に留まりません。

ご紹介した事例以外にも、新規で発生した不動産案件の情報を基にした物件チラシの作成など、kintoneに蓄積される様々なデータを活用した多様な画像・チラシ作成に応用可能です。

kintoneアプリの種類や目的に合わせて、必要な情報を抽出し、デザインテンプレートに流し込むことで、さまざまな種類を自動で作成できます。

まとめ

まとめ

kintoneとk-reportを連携させると、画像やチラシ作成を自動化できます。そのため、これまで手作業にかかっていた工数を削減し、運用効率を向上させられます。

また、kintoneとk-reportの連携は、画像やチラシ作成だけに留まらず、さまざまな業務に活用可能です。

なお、ペパコミ株式会社では、「kintone」を活用した業務支援を行っています。業務効率化にお悩みの方は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。

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