kintone(キントーン)の導入を検討中の方は、次のような悩みを抱えているのではないでしょうか。
「kintoneの評判が気になる」
「導入前に、メリットとデメリットを把握したい」
「kintoneの活用方法を知りたい」
本記事では、kintoneの良い評判と悪い評判を詳しく解説し、導入企業の生の声をお伝えします。また、kintoneを成功に導く3つの活用ポイントもご紹介します。
本記事を読むことで、kintone導入の判断材料が得られるだけでなく、スムーズな運用開始と業務効率化の実現に近づけるでしょう。
kintoneの活用法を知り、業務効率化を推進するために、ぜひ本記事を参考にしてください。
もしkintoneの特徴やできることについて詳細を知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:サイボウズ社のkintone(キントーン)とは?機能や特徴をわかりやすく解説
また、ペパコミ株式会社では、kintoneの導入サポートを無料で行っております。導入に関することから改修内製化までの相談ができるため、業務をより効率的に行えるようサポートしてくれるでしょう。
kintone(キントーン)って何?一体何がすごいの?
kintone(キントーン)は、サイボウズ社が提供している、業務の改善を図る機能が用意されているサービスです。顧客情報管理やプロジェクトの進捗管理、コミュニケーションツールなどの機能が搭載されています。
またデータ集計や分析が簡単に行えることや、データの一元管理が可能になるなどのメリットもあります。それぞれの機能をアプリ単位で管理しており、プログラミングの知識がなくてもアプリを作成・編集できるのが特徴の1つです。
たとえば、顧客や案件管理・ワークフロー(申請業務)・売上管理などを行うためのアプリが作成できます。サンプルアプリだけでも100種以上あり、サンプルから選択するだけで簡単に機能を追加できるため、時間や費用の節約にもつながるでしょう。
kintone(キントーン)が使えない・使いにくいなどの6つの悪い評判
kintoneを利用している方の中で、使えない・使いにくいと感じている人も少なくないようです。使いにくいと感じている主な理由は、以下の8つがあります。
- レイアウトが大幅に変更できず見づらい
- データとアプリのデータの連携が難しい
- アプリが乱立し整理整頓できない
- ストレージの容量がかなり少ない
- 使用できる関数や数式に制限があり複雑な計算はできない
- kintone公式のサポート体制が充実していない
1つずつ詳しくみていきましょう。
レイアウトが大幅に変更できず見づらい
kintoneはデザインの枠組みが決められているため、プログラミングの知識がない限りレイアウトの大幅に変更できないのがデメリットです。
特にホーム画面は1つしかないため、複数のアプリを使用している場合には、使いたいアプリを探しにくくなってしまいます。
長期間使用していると、アプリの数も増えて、全体像をつかみにくくなります。しかし、使用頻度の高いアプリのリンクを設置することで、アプリを探す手間が軽減されるでしょう。
データとアプリのデータの連携が難しい
kintoneは、外部のサービス・アプリと連携して、データを1つのシステムに集約できます。
しかし、データを外部ツールと連携するには、ある程度の専門的知識が必要です。そのため、Excelファイルの共有や、Googleスプレッドシートを活用した方が楽だと感じる方もいます。
kintoneの機能を活かして業務を改善していくためには、専門的な知識を持っている担当者や外部のサポートに依頼しましょう。
アプリが乱立し整理整頓できない
業務アプリの作成ができるため、新しいものがどんどん増えていくと、使いたいアプリが見つけにくくなり、整理するのが難しくなります。
kintoneでは、アプリの配置場所・順番を変える機能がありません。そのため、よく使用しているアプリであっても、新しいアプリが追加されると押し下げられてしまいます。
必要なアプリを探すことに時間がかかると、業務の効率化は難しくなります。そのため、定期的に、使用しないアプリは削除し、整理整頓をするように気を付けましょう。
ストレージの容量がかなり少ない
kintoneでの、1ユーザーのストレージ容量は5GBと少なく、データがすぐに溜まりきってしまいます。特に、カタログ・提案資料などのデータを大量に管理する場合、5GBでは足りないこともあるでしょう。
ストレージ容量は、追加で購入することも可能ですが、追加料金がかかってしまいます。そのため、大量のデータが必要な場合、追加料金も多くなりコストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
使用できる関数や数式に制限があり複雑な計算はできない
kintoneには、集計や在庫管理などに活用できる計算ツールがありますが、使用できない関数・数式もあり、複雑な計算には対応していません。普段Excelなどで複雑な数式・関数を使っている企業の場合、kintoneでは使えなくなるため、不便だと感じる可能性があります。
しかし、kintoneではアップデートが繰り返されており、使用可能な関数も少しずつ増えてきています。そのため、今後のアップデートで、使える関数が増える可能性も期待できるでしょう。
kintone公式のサポート体制が充実していない
kintoneには、電話・メール・チャットの3つのサポート体制があります。しかし、サポートは、受付時間が決められており、内容によってはメールのみの問い合わせしかできない場合もあります。そのため、kintoneのサポート体制が不十分だと感じる方も多いでしょう。
また、マニュアルがないと使い方が分かりにくいと感じる方も多く、マニュアルの改善や気軽にチャット相談できるサポートの導入を希望している意見が挙げられています。
kintone(キントーン)の6つの良い評判
悪い評判がある一方で、kintoneには次のような良い評判もあります。
- 簡単に導入できてすぐに運用を始められる
- テンプレートが充実していて簡単にアプリを作れる
- カスタマイズの自由度が高い
- 情報の共有や管理を簡単にできる
- 外部ツールやプラグインと連携できる
- 低コストで導入できる
導入の簡単さやカスタマイズ性の高さ、情報共有のしやすさなど、使い勝手の良さが評価されています。上記のような長所は、kintoneが多くの企業に選ばれている理由でしょう。
簡単に導入できてすぐに運用を始められる
kintoneはクラウドサービスとして提供されているため、アカウントを登録するだけですぐに利用を開始できます。IT専門知識がなくても、直感的な操作だけでデータベースやアプリを構築できるのが特長です。
ドラッグ&ドロップの直感操作により、業務に必要な機能を備えたシステムを短期間で用意できます。IT人材が不足している中小企業でも、低いハードルで業務の効率化に取り組めるでしょう。
テンプレートが充実していて簡単にアプリを作れる
kintoneには、さまざまな業種・業務で活用できる豊富なアプリテンプレートが用意され無料で利用可能です。
顧客情報や問い合わせ対応、報告書などのテンプレートを選択するだけでアプリが作成されるため、作業時間を短縮できます。また、テンプレートで用意した機能に、自社独自の項目追加も可能です。
なお、アプリテンプレートに関しては下記の記事で詳しく解説しています。テンプレートに関してより詳しく知りたい方は、参考にしてください。
kintone(キントーン)アプリテンプレートの使い方を徹底解説!すぐ使えるテンプレートも紹介
カスタマイズの自由度が高い
kintoneの大きな強みの1つが、プログラミング知識がなくてもカスタマイズできる自由度の高さです。ドラッグ&ドロップ操作を中心とした直感的な画面デザインにより、専門的なスキルがない人でも思い通りにカスタマイズできます。
使い始めてから「こんな機能も欲しい」と感じた場合でも、柔軟に改良を加えられるのがkintoneの強みです。
テンプレートを使用して大まかな機能を導入した後、自身でカスタマイズするとより効率的にアプリやデータベースを作成できるでしょう。
情報の共有や管理を簡単にできる
kintoneはクラウド型のサービスですので、インターネット環境さえあれば、オフィスや自宅、出先など、場所を選ばずにデータにアクセスできるのが強みです。リアルタイムで情報共有できるため、スピード感が求められる業務で役立ちます。
また、チャットに似た社内コミュニケーション機能もあり、チーム単位でのコミュニケーションを円滑に進めるためのツールとしても活用できます。
外部ツールやプラグインと連携できる
kintoneは、他のクラウドサービスやアプリとの連携に優れています。たとえば、kintoneの顧客データを営業支援ツールと同期したり、チャットツールから直接kintoneのデータを参照したりと、業務の流れに合わせて外部ツールを組み合わせることが可能です。
また、ガントチャートやカレンダー、自動採番などの機能をプラグインで手軽に追加できます。プラグインは無料のものもあり、コストを抑えながら自社にあったアプリやデータベース作成が可能です。
従来のシステム開発に比べて、コストを抑えつつ柔軟性が高いアプリやデータベース作成を実現できます。
低コストで導入できる
社内でシステムを一から開発するとなると、SEの人件費やサーバー費用などの費用が高額になりやすい傾向があります。
しかし、kintoneなら、月額数百円からの安価な利用料で、本格的なシステム導入が叶います。社内SEも不要なため、システム構築にかかる人件費や運用にかかる費用を大幅に抑えられるでしょう。
また、kintoneは直感的に使えるため、社員の教育コストも節約できます。ITスキルがない人でも、操作方法を短期間で習得可能です。
低コストで自社にあったアプリやデータベース作成を希望する場合は、kintoneの導入がおすすめです。
kintone(キントーン)の導入が向いている企業と向いていない企業の特徴
kintone(キントーン)のメリット・デメリットを紹介してきましたが、どの企業にもおすすめできるものではなく、向き不向きがあります。
これから、導入した方がいい企業・やめた方がいい企業の特徴を解説していきます。1つずつ詳しくみていきましょう。
kintoneの導入に向いている企業の特徴
kintoneの導入に向いている企業の特徴には、主に以下の3つがあります。
- プラグイン分の予算を確保できる企業
- カスタマイズ性を重視したい企業
- プログラミングに詳しい従業員がいる企業
kintoneは、プラグインを利用しながら自社に合ったアプリをカスタマイズしていきます。そのため、カスタマイズ性を求めている企業には向いているでしょう。
また、自社にプログラミングの知識に詳しい社員がいると、より効率的に活用していけます。
kintoneの導入に向いていない企業の特徴
kintoneの導入に向いていない企業の特徴は、主に以下の3つです。
- 大量のデータを管理する企業
- プラグインの分の予算を確保できない企業
- 手厚いサポートを求めている企業
kintoneには、ストレージ容量が1ユーザーにつき5GBと少ないデメリットがあります。容量を追加するとその分費用も発生するため、大量のデータを管理する企業には不向きとなるでしょう。
また、プラグインを利用するには、料金がかかるため、ある程度の予算がないと必要な機能を使用できなくなってしまいます。
kintone(キントーン)の導入に失敗しないための5つのポイント
kintone(キントーン)のメリット・デメリットや、向いている企業・向いていない企業について解説してきました。kintoneの導入を検討していても、失敗しないか心配な方もいるでしょう。
ここでは、失敗しない導入ポイントとして、以下の5つを紹介していきます。
- 初歩的なプログラムのスキルを身につける
- デバイスによって作業を事前に決める
- kintoneの向き不向きを把握する
- ブックマークの機能を活用する
- 現場の声をアプリ開発に反映する
1つずつ詳しくみていきましょう。
初歩的なプログラムのスキルを身につける
アプリを作成するときに、カスタマイズ性を求める場合は、ある程度のプログラミング知識が必要です。kintoneは、自社に合わせたアプリの作成ができます。しかし、アプリをカスタマイズするには、ある程度のプログラミング知識が必要です。
kintoneで使われているプログラミング言語はJavaScriptで、拡張機能・オリジナル機能などを実装できます。より効率的に活用できるようなカスタマイズをしていきたい場合は、プログラミング知識のある担当者に依頼する、または外注するといいでしょう。
デバイスによって作業を事前に決める
kintoneでの操作ミスを防ぐためにも、デバイスごとに作業内容を決めておきましょう。kintoneは、パソコン・モバイル端末では表示が違います。スマートフォンを利用して、パソコン版の画面表示にして使うことはできますが、操作しにくくミスにつながる可能性があります。
そのため、パソコンでする作業・パソコンとモバイルの両方で行う作業にあらかじめ分けておくといいでしょう。
kintoneの向き不向きを把握する
kintoneには、向き不向きがありますが、うまく活用できれば業務改善が見込めるため、kintone活用に向いている業務を把握しておきましょう。
例えば、顧客案件管理・タスク管理・日報などの業務改善・効率化についての様々なアプリは、kintoneが向いている作業です。
一方で、本格的な会計システム・大量のデータ管理などの作業は、有料プラグインの追加が必要であったり、仕様的に不得意な作業が含まれるため向いていません。
kintoneの向き不向きと自社で実現したい機能を理解して、うまく活用していくようにしましょう。
ブックマークの機能を活用する
kintoneのブックマーク機能を使うことで、アプリを探す手間が省け、タスクを後回しにすることがなくなります。kintoneには、ユーザーごとにブックマーク機能があり、業務に必要なアプリをブックマーク可能です。
kintoneを使用している期間が長くなると、アプリも多くなってきます。その中から使いたいアプリを探すのは、手間がかかってしまうため、タスクを後回しにしてしまうこともあるでしょう。
しかし、業務に必要なアプリをブックマークしておくと、アプリを探す手間を省け、効率的に活用していけるでしょう。
現場の声をアプリ開発に反映する
使いやすく効率がいいアプリの作成をするためには、現場の声を聞いて、それをアプリに反映させることが大切です。開発担当者が使いやすいと感じているアプリでも、実際に現場で作業している社員には、操作しにくく分かりづらい可能性もあります。
そのため、アプリ開発・修正を行うときは、現場の声を聞く機会を作り、作業内容に合った機能をアプリに反映するようにしましょう。
kintone(キントーン)を効果的に活用する3つのポイント
kintoneを企業へ浸透させ、業務効率化の効果を最大限発揮させるには、以下3つのポイントを押さえましょう。
- システム導入の担当者を設ける
- 自社業務に沿った機能に拡張する
- 自社に近い規模や業種の企業の導入事例を参考にする
担当者を立て、自社のニーズに合わせて機能をカスタマイズすると、より効果的に活用できるでしょう。
システム導入の担当者を設ける
kintoneを導入する際は、システムの担当者を決めることが大切です。担当者がリーダーとなって、システムの導入から定着まで進めます。
kintoneは専門知識不要でカスタマイズできるものの、カスタマイズの内容によってはプログラミングなどの知識とスキルが必要です。また、さまざまな部署の声を聞くため、社内の業務を熟知している必要があります。
そのため、社内で知見が豊富な人材を担当者にするとよいでしょう。
自社業務に沿った機能に拡張する
kintoneは、自社の業務プロセスに合わせて有料プラグインを活用したり、JavaScriptによるカスタマイズすると、より充実した機能を利用できます。
しかし、プラグインでは対応できない機能の拡張を行う場合、JavaScriptをはじめとした専門知識が必要です。
社内に適切な人材がいない場合は、kintoneの機能拡張を外部の専門家に委託する方法がおすすめです。専門家のサポートを受けながら、自社業務に合うよう柔軟に機能を拡張していくとよいでしょう。
自社に近い規模や業種の企業の導入事例を参考にする
kintoneは、すでに多くの企業で導入・活用されています。自社に近い規模の企業や同業種の企業の導入事例を参考にすると、自社に合った導入方法やカスタマイズの方法が選択できるでしょう。
kintoneの公式サイトでは、業種・規模別の導入事例が数多く紹介されています。kintoneの導入に失敗して時間やコストを無駄にかけないためにも、導入前に参考事例をよく確認することがポイントです。
kintone(キントーン)の効果的な活用事例2選
ここでは、kintoneを効果的に導入・運用している2社の事例を紹介します。
- インフォレンズ株式会社様|販売管理・在庫管理の一元管理を実現
- 株式会社マークス不動産様|事務処理をシンプルかつスピーディーに効率化
それぞれ詳しく見ていきましょう。
インフォレンズ株式会社様|販売管理・在庫管理の一元管理を実現
インフォレンズ株式会社様は、海外ゲームグッズを取り扱い、仕入れから製造・販売までを行う企業です。kintoneを導入したことで、販売管理と在庫管理の一元化を実現されました。
低コストかつ高いカスタマイズ性が、kintoneを選んだ決め手とのことです。商品ごとに異なる業務フローへの柔軟な対応や、業務単位での集計が可能になったことで、業務効率が大幅に改善されました。
インフォレンズ株式会社様のより詳しい導入ストーリーを知りたい方は、下記を参照してください。
【導入事例】kintoneで販売管理・在庫管理の一元管理化!思わぬメリットにも満足【インフォレンズ株式会社様】
株式会社マークス不動産様|事務処理をシンプルかつスピーディーに効率化
株式会社マークス不動産様では、kintoneの導入により、事務処理をシンプルかつスピーディーにして業務効率化を実現しました。売上の自動集計により、以前は1日以上かかっていた業務を短時間で終えられるようになりました。
また、営業担当が物件情報を入力する際、kintoneのアプリにまとめたことで作業がシンプルになり、入力漏れも減少しています。
株式会社マークス不動産様のより詳しい導入ストーリーを知りたい方は、下記を参照してください。
【kintone導入事例】株式会社マークス不動産様(業種:不動産業)
使いにくいといわれているkintone(キントーン)についてよくある質問
使いにくいといわれているkintone(キントーン)に関するよくある質問を整理しました。
- kintoneを導入すればどんなことが便利になりますか?
- kintoneの苦手なことってどんな作業ですか?
1つずつ詳しくみていきましょう。
kintoneを導入すればどんなことが便利になりますか?
kintoneを導入すると、主に以下のことが簡単にできるようになります。
- 顧客・案件管理
- 日報管理
- タスク管理
- 工程管理
- スケジュール管理
kintoneには、アプリテンプレートが200種類以上あり、無料で使用可能です。テンプレートを使うと、プログラミング知識がなくても簡単にアプリの作成ができます。
kintoneの苦手なことってどんな作業ですか?
kintoneの苦手なことには、主に以下のものがあります。
- 本格的な会計システム
- 大量のデータ管理をする業務
kintoneに向いている作業は、顧客案件管理・タスク管理などがあります。苦手としている作業には、レシート読み取り機能や、金融機関・会計ソフトとの連携といった本格的な実業務を代替できる機能の実装があります。
そのため、kintoneが苦手なことを把握して、うまく活用していくのが1つのポイントです。
kintone(キントーン)の向き不向きを理解してうまく活用しましょう!
kintoneにも向き・不向きな作業があり、特に業務改善や効率化に関する作業は、向いています。kintoneが向いている作業を活用していくことで、業務効率の向上につなげられるため、向き・不向きの把握をしておきましょう。
なお、ペパコミ株式会社では、kintoneの導入サポートを無料で行っております。導入から改修内製化までの相談ができるため、業務をより効率的に行えるようサポートいたします。
導入サポートに興味のある方は、まずはお気軽にご連絡ください。
コメント