kintone(キントーン)を製造業で活用する4つの魅力!導入事例やサンプルアプリ一覧もご紹介

kintone(キントーン)を製造業で活用する4つの魅力!導入事例やサンプルアプリ一覧もご紹介

kintoneが製造業でも活用できるとは聞いても、製造業でkintoneを導入してどのような点が便利になるのかがわからず、導入に踏み切れていない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、製造業の方がkintoneを導入すれば、どのような利点があるのかを紹介しています。また実際に製造業でkintoneを導入し成功している事例も解説しているので、これからkintoneの導入を検討している製造業の方、必見の内容になっています。

もしkintoneの特徴やできることについて詳細を知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:サイボウズ社のkintone(キントーン)とは?機能や特徴をわかりやすく解説

kintoneに関する相談をいつでも初回無料で受け付けしているのが、ペパコミ株式会社です。kintoneの導入から改修内製化まで一貫して行ってくれるので、業務効率を各段にアップさせられます。

目次

製造業でkintone(キントーン)を活用して生産管理をする4つの利点・魅力

製造業でkintone(キントーン)を活用して生産管理をする4つの利点・魅力

導入すれば業務の効率化を図れると噂のkintoneですが、実際に製造業でkintoneを活用して、どのような利点や魅力があるのかをますは紹介していきます。

製造業でkintoneを導入する利点は、主に下記の4つが挙げられます。

  • それぞれの現場の進捗を迅速に確認できる
  • 工程管理や原価管理などを一元化できる
  • kintone内の情報をどこにいても確認できる
  • 生産指示書の作成や修正業務を効率化できる

ここから詳しく解説していきましょう。

それぞれの現場の進捗を迅速に確認できる

kintoneを導入すれば、それぞれの現場の進捗を速やかに確認できる利点があります。なぜなら、kintoneは情報の可視化を得意としているからです。

情報はクラウド上に随時保存されているため、どこにいても必要な情報を引っ張ることができます。また情報やデータにはそれぞれステータスを表示できます。

「確認中」「対応中」などのステータスをそれぞれの情報に表示しておけば、誰が見ても現場の情報を一目で確認できるのは利点です。

工程管理や原価管理などを一元化できる

工程管理や原価管理の情報をひとつにまとめられるのもkintoneを導入する魅力の1つです。必要な情報を検索するために、保存してあるフォルダを探したり、紙媒体だと書類を探したりする手間が省けます。

kintoneはサンプルアプリを導入すれば、便利に活用できる幅をさらに広げられる特徴があります。

生産の進捗状況を製品や顧客ごとに管理したいのであれば、生産進捗管理が便利になるサンプルアプリの活用もおすすめです。

kintone内の情報をどこにいても確認できる

kintone内の情報をどこにいても確認できる

kintone内の情報は、インターネット環境さえあれば、どこにいても瞬時に確認できます。社内にいなくても必要な情報の確認ができるのは、便利なポイントです。

社外にいるタイミングで取引先から現場の進捗の確認があった際に、一度社内に戻ってから情報を伝える流れから、瞬時に返答できるようにカスタマイズができます。

スピーディーな対応に、社外からの信頼度がアップするのはもちろん、手間や無駄な時間を省けるのはkintoneを導入する利点でしょう。

生産指示書の作成や修正業務を効率化できる

kintoneを導入すれば、生産指示書や修正業務の効率化が可能です。情報をバラバラに管理をしていると、更新されていなかったり、情報がダブって保存されたりする可能性もあります。

kintoneだと、情報をすべて見える化できるので、無駄のコストや手間を削減し生産指示書の作成や修正業務を効率化が実現します。

製造業で活用できるkintone(キントーン)のサンプルアプリ一覧

製造業で活用できるkintone(キントーン)のサンプルアプリ一覧

製造業でkintoneを導入する利点や魅力はおわかりいただけましたでしょうか。上記でもサンプルアプリの紹介がありましたが、次に紹介するのは、製造業で活用できるkintoneのサンプルアプリです。

kintoneのサンプルアプリを活用すれば、下記のシーンで行われる作業の手間を各段に省ける特徴があります。

  • 受注・出荷管理
  • 製造業工程進捗管理
  • 工場日報管理
  • 製造業作業工数管理
  • 図面管理
  • 設備メンテナンス管理
  • 在庫管理
  • 製造日報
  • 設備点検記録
  • 不良品・トラブル共有

もちろん、すべてのアプリを活用する必要はありません。次に見出しでサンプルアプリの内容を詳しく解説しているので、業務効率化を図るために必要なサンプルアプリを使ってカスタマイズしてみてください。

kintoneアプリ1;受注・出荷管理

受注・出荷管理アプリを活用すれば、お客様・クライアントごとに製品別に受注数・出荷数を入力して管理ができます。

製品ごとに数力を入力しておけば、残っている数も速やかに把握できる特徴があります。また受注情報(単価・数量・納期など)を入力しておけば、必要な部署に情報通知も自動でできるため、漏れなく管理ができるのがポイントです。

kintoneアプリ2;製造工程進捗管理

製造工程進捗管理アプリを活用すれば、それぞれの作業がどれくらい進んでいるのか、またはどれくらい遅れてしまっているのかなど現在の進捗を随時確認できるようになります。

kintoneは、インターネットの環境さえあれば、どこにいてもデータの確認ができます。そのため社内にいても、現場の進捗の確認ができるのはメリットです。

kintoneアプリ3;工場日報管理

工場日報管理

工場日報管理アプリを活用すれば、部署やチームごとに日報の管理もしやすくなります。日報を紙で行っている企業もまだ多くありますが、紙だと管理に時間がかかるだけでなく、紛失や異物混入などのリスクが高まると考えられます。

kintoneは、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレット端末からの入力も可能です。1日でどれだけの商品を製造したのかを入力するフィールドをカスタマイズしておけば、製造数の把握もしやすくなります。

kintoneアプリ4;製造業作業工数管理

製造業作業工数管理を活用すれば、管理者が作業者の工数の管理がしやすくなります。

アプリを活用すれば、作業工数が一目でわかるようにデータ化が可能です。作業数をデータで把握できるようになれば、1つに物をつくるために、どれくらいの時間が必要で誰が1番スムーズに作業をこなせているかなども把握できるようになります。

作業を割り当てる際にも、作業を得意としている人を担当にするなど活用できます。

kintoneアプリ5;図面管理

図面管理アプリを活用すれば、図面の編集や変更などの履歴を一元化して管理できるようになります。

図面を変更するたびに、変更した図面と合わせて、日付・担当者・変更内容などを残すことが可能です。

どのような流れで図面が変更されたのかを誰が見ても把握しやすいメリットがあります。

kintoneアプリ6;設備メンテナンス管理

設備メンテナンス管理

設備メンテナンス管理アプリを活用すれば、工場内の機械のメンテナンス状況を速やかに把握できるようになります。

たくさんの機会があった場合に、すべての機会のメンテナンス儒教を把握するのは難しくなります。

設備メンテナンス管理アプリを活用すれば、機械の情報も一元化が可能です。「一ヵ月前にメンテナンスの通知をする」「2週間前に再確認」と通知の設定をしておけば、機械の管理も手間をかけずにできるのが特徴です。

kintoneアプリ7;在庫管理

在庫管理アプリは社内の備品や製品の管理がしやすくなるアプリですが、工場内の在庫の管理にも活用できます。

各品物の入荷数と、出荷数を入力しておくことで、現在の在庫の状況を把握できます。表やグラフへの変換もできるので、管理しやすい方法をチョイスできるのも利点です。

kintoneアプリ8;製造日報

製造日報アプリを活用すれば、日々の出来高を管理しやすくなります。すべての情報を毎日入力しておけば、チームごとに情報を抽出したり、製品ごとに情報を抽出したりが可能です。

1つの角度から情報を把握するのではなく、さまざまな角度で製造数の把握が可能になります。

kintoneアプリ9;設備点検記録

設備点検記録

設備点検記録アプリを活用すれば、扱っている設備の点検記録を漏れなく記録ができます。それぞれの取扱説明書も、ひとつにまとめて管理ができるようになるため、万が一のトラブルが発生した時にも冷静に対処できるメリットがあります。

kintoneアプリ10;不良品・トラブル共有

不良品・トラブル共有アプリを活用しておけば、万が一不良品を納品したり、トラブルが発生した時にも慌てずに対応が可能です。

また、不良品やトラブルも1つのデータとして記録を残しておけば、同じミスを繰り返さないよう詳細な情報まで共有ができるようになります。

製造業でkintone(キントーン)を活用している事例8選

製造業でkintone(キントーン)を活用している事例8選

業務効率化を図れるサンプルアプリを紹介したところで、実際にkintoneを導入して活用している事例を紹介していきます。

製造業でkintoneを活用している事例を下記に8つピックアップしてみました。

  • あらしお株式会社
  • 芙陽工業
  • 株式会社ルケオ
  • 神戸製鋼所
  • 日産自動車
  • Local Power
  • 中勢製氷冷蔵株式会社
  • 伊勢舗装工業株式会社

次の見出しでどのように活用されているのか、紹介していきます。

あらしお株式会社|営業活動を見える化を実現

あらしお株式会社

あらしお株式会社では、kintoneを導入するまで、顧客情報や商談情報の管理をExcelと紙のみで行っていました。

しかし個人情報が流出する恐れがあることや、情報を探すのに手間コストがかかっていることから、kintoneの導入を決めました。

実際にkintoneを導入してからは、すべての情報をkintone内で管理できるようになったため、情報の共有や引き継ぎの簡略化が実現しています。

芙陽工業株式会社|工程管理の可視化を実現

芙陽工業株式会社

芙陽工業株式会社は、工程管理の簡略化を目的にkintoneの導入を行っています。現在ではさらに活用の幅を広げ、工程管理以外にも設備機器の不具合・トラブル改善にもつながっているようです。

デジタルに詳しい人材がいないことから、kintoneを導入するかは迷うこともあったようですが、カスタマイズがしやすく柔軟性が高いことに魅力を感じたそうです。

株式会社ルケオ|作業時間やコストの削減

株式会社ルケオ

株式会社ルケオは、kintoneを導入し、作業時間やコストの削減に成功しています。これまで、株式会社ルケオは、すべての情報を紙媒体で行っていました。

書類にハンコを押すなど、書類を承認するまでに時間がかかることは多く、以前の情報を探したいと思っても手間がかかることばかりでした。

ITに詳しい人材がいないことから、アナログから抜け出せずにいましたが、知識がなくても導入しやすいkintoneを活用したところすべての情報の見える化が実現しています。

これにより、これまで情報管理にかかっていた手間やコストは大幅に削減でき、徐々に活用の幅を広げています。

株式会社神戸製鋼所|紙の台帳からクラウド化を実現

株式会社神戸製鋼所

株式会社神戸製鋼所は、kintoneを導入しすべての情報のクラウド化を実現しています。神戸製鋼所はこれまで、在庫の管理は紙の台帳を活用して行っていましたが、転記ミスや指示遅れなどが課題になっていました。

kintoneを導入してからは在庫の管理がかなりスムーズになり、これまでの課題であった転記ミスや指示漏れなどがなくなり、作業時間と工数が大幅に削減できています。

日産自動車株式会社|工数を削減しバイヤーの負担軽減を実現

日産自動車株式会社

日産自動車株式会社は、さまざまなアプリを組み合わせ、自社にあった使いやすいシステムになるようカスタマイズをしながら活用をしています。

カスタマイズをしたことにより、車種情報や為替レートの取得などが簡略化し、時間がかかっていた作業もいまやボタン一つで完結する仕組みが構築されています。

株式会社Local Power|カスタマイズ性の高い環境を実現

株式会社Local Power

株式会社Local Powerには、すでに利用しているシステムがありました。しかし、情報の連動に限界を感じていたことから、kintoneを導入しました。

kintoneは、カスタマイズを自由にでき柔軟性が高いことから、これまでのシステムでは限界を感じていた情報の共有もスムーズに行えています。

現在では、受注情報管理や見積もり承認フローなど、すべての業務をkintone内で完結させています。

中勢製氷冷蔵株式会社|会議の時間短縮を実現

中勢製氷冷蔵株式会社

中勢製氷冷蔵株式会社では、kintoneを導入しタスクや共有事項・業務改善報告・スケジュールすべての情報の可視化に成功しました。

これまで中勢製氷冷蔵株式会社では、情報共有やタスク・スケジュールの管理をすべてメールやホワイトボードでのやりとりで行われていましたが、情報の漏れなどが課題として挙げられていました。

kintoneを導入したことにより、必要な情報をエクセルにまとめる手間や、ホワイトボードに記載をする手間の削減が実現しています。

常にスタッフの動向を確認できるシステムも構築されているため、会議でスタッフの動向を確認する時間を設ける必要がなくなり、会議の時間も大幅に削減しています。

伊勢舗装工業株式会社|誰でも在庫管理ができる環境を実現

伊勢舗装工業株式会社

伊勢舗装工業株式会社では、kintoneを導入しこれまで、ベテラン社員のみでしか在庫管理ができない状況の打破に成功しました。

また在庫管理をするためには、現場に足を運ぶ必要があり、時間と手間が大幅にかかっていました。

しかし、インターネット環境さえあればスマートフォンでも情報の確認ができるkintoneを導入したことにより、どこにいても在庫の管理ができるシステムを構築しています。

それにより、手間とコストの大幅な削減を実現しています。

kintone(キントーン)製造業に関するよくある質問

kintone(キントーン)製造業に関するよくある質問

最後に製造業向けのkintoneに関して、よくある質問をまとめてみました。気になることがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

製造業向けのkintone(キントーン)テンプレートはありますか?

製造業向けのkintoneテンプレートはあります。さまざまなテンプレートがありますが、今回紹介するのは、日立グループが作成している無料のテンプレートです。

日立グループが作成しているテンプレートには、受注管理や品質管理・マニュアル管理を簡略化させられるものが、15以上作成されています。

テンプレートをダウンロードした後は、自社で使いやすいようにカスタマイズができます。

システムをゼロの状態から作るのか難しいと感じるのであれば、すでに作成されているテンプレートを活用しましょう。

kintone製造業向けテンプレートダウンロード|日立システムズ

製造業でもkintone(キントーン)を導入して作業効率をアップ!

製造業の方にkintoneの導入が進められているのはなぜなのか、それは受注・出荷管理や製造業工程進捗管理をはじめとする業務効率化を図れるからです。

製造業は、デジタルとは無縁と考えられている方もいますが、実際にデジタルが活用されているシーンがいくつもあります。

製造業で、作業効率をアップさせたいと思っているのであれば、kintoneの導入がおすすめです。

ペパコミ株式会社では、kintoneの無料相談を随時受け付けしています。一度相談をしてみると、導入後にどのように活用できるのかイメージがつきやすいです。

kintoneの活用を検討されている方は、ぜひ一度サポートへお問い合わせください。

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