kintone(キントーン)構築会社を選ぶ5つのポイントを解説

「kintone(キントーン)の導入を検討しているけど、kintone(キントーン)の構築会社はどうやって選べば良いの?」とお悩みの人もいるでしょう。

今回は、kintone(キントーン)構築会社を選ぶ上で確認したいポイントについて解説します。

kintone(キントーン)構築会社を選ぶ上で確認したいポイントは、次のとおりです。

  • 話が簡潔でわかりやすい
  • ビジネスモデルの理解があるか
  • 引き出しが豊富かどうか
  • 押さえるべきポイントが正確
  • 商談相手の背景まで理解できること

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

kintone(キントーン)の導入を検討している人だけでなく、kintone(キントーン)のベンダーさんにも役立つ内容となっています。ぜひ参考にしてください。

目次

話が簡潔でわかりやすい

商談時に、kintone(キントーン)構築会社の話が簡潔でわかりやすいかどうかは重要です。

話が簡潔でわかりやすいポイントは、次の2点です。

  • 相手の理解度に合わせて話すこと
  • 相手の質問を正確に理解すること

例えば、商談が始まるとはじめに、必ず会社概要や商品説明を説明する会社は、話が簡潔とはいえないかもしれません。まずは商品を理解しているのかどうか聞いてみて、理解していれば先に相手の課題を聞くべきでしょう。

商談時は、一方通行で話を進めるのではなく、コミュニケーションを取って臨機応変に対応してくれる会社なのかを確認しましょう。

ビジネスモデルの理解があるか

kintone(キントーン)構築会社が、自社のビジネスモデルへの理解があるかを確認しましょう。ビジネスモデルへの理解がないと、正しいkintone(キントーン)構築はできません。業務コンサルができるレベルだと、安心してkintone(キントーン)の構築を任せることができるでしょう。

要望に対して、kintone(キントーン)でできないこともなかにはあります。その際に、できないという回答だけでなく、「そもそもそれをしたいなら、こういう数字がここで見れたほうが重要なのではないですか?それならkintone(キントーン)でこんな感じで見れます。」のような回答をしてくれるkintone(キントーン)構築会社は、信頼しても良いといえるでしょう。

kintone(キントーン)構築会社がこのような提案をするには、ビジネスモデルへの理解が必要です。

商談が始まって会社のことを質問してこないベンダーは、ビジネスモデルを理解しようとしていないかもしれません。相手の会社がどういう会社なのかわからないと、ビジネスモデルを理解できないからです。

引き出しが豊富かどうか

kintone(キントーン)は、ありとあらゆることができます。そのため、kintone(キントーン)構築会社の引き出しが豊富かどうかは重要な要素です。さまざまな選択肢から最適なものをチョイスする力がkintone(キントーン)構築会社には必要なのです。

kintone(キントーン)を構築してアプリを作成できたとしても、費用対効果が良いとは限らないし、運用できるとは限りません。また、そもそもの課題を解決できるとは限りません。

営業教育の学校を運営している会社との商談の事例を紹介します。この会社は、サブスクリプションモデルのサービスを提供しています。kintone(キントーン)で実現したいことは、毎月決まった固定の請求額とスポットで来る教育費用を合算して請求書の発行をし、PDF化して顧客へメールで送信する作業です。顧客の案件管理は不要とのこと。

kintone(キントーン)なら月額5万円程度で解決できる課題ですが、単に「できます」と回答するのは相手目線に立っていないかもしれません。なぜなら、費用対効果が見合っていないと考えられるからです。

請求書は月30件くらい作成したいとのことだったので、30件の請求書の管理のために月5万円は費用対効果が悪いと考えられます。顧客管理と一括で管理するならまだしも、請求書管理のためだけなら、kintone(キントーン)じゃなくても良いかもしれないという提案ができます。

しかし、ほかのサービスでは実現できなく、どうしてもkintone(キントーン)でやりたいとのことでした。

そこで、教育コンテンツのプラットフォームとしてkintone(キントーン)を活用しましょうという提案をしました。営業のコンテンツをkintone(キントーン)に格納し、生徒がアクセスできるようにするのです。そうすると、システム使用料として新しいマネタイズができるかもしれません。また、請求書を作成したら、生徒が自分でアクセスできるようにすれば手間も削減できます。

kintone(キントーン)構築会社の引き出しが多いと、相手目線に立ったさまざまな提案ができるのです。

押さえるべきポイントが正確

kintone(キントーン)構築会社は、お客様の課題解決が目的です。とはいえ、相手の言っている要望や課題が正しいとは限りません。

ときには、「そもそも御社の課題に関しては、こっちが問題なのではないでしょうか?だからこういう管理をするべきだと思います。」といった回答が必要なときもあります。

お客様の課題解決で重要な点は、次の2点です。

  • どこがボトルネックになっているのか?
  • どこをセンターピンにするのか?

つまり、どこが問題で、何が課題解決のために重要なのかを見極めているかどうかがポイントです。

kintone(キントーン)構築会社がビジネスモデルへの理解や豊富な引き出しがないと、この見極めは難しいでしょう。押さえるべきポイントが正確なkintone(キントーン)構築会社は信頼できるといえます。

商談相手の背景まで理解できること

商談相手の背景まで理解できるkintone(キントーン)構築会社は、信頼できるでしょう。

商談相手が経営者なのか、また一担当者なのか、それぞれ目的が違うことは多々あります。経営者は、直接利益に貢献したいでしょう。一方担当者は、そうではなかったりします。例えば、kintone(キントーン)導入プロジェクトをして成功して評価されたいという思惑があるかもしれません。

そのため、ときには会社と利益相反することもあります。担当者と会社ともにプラスに働くようにコントロールする能力も、kintone(キントーン)構築会社には必要です。

一見、担当者の自己中心的な思惑があったとしても、そのモチベーションを壊してしまうことが最終的に会社に損失を与えることになると考えられる場合もあるでしょう。

このような場合は、俯瞰して改めて、全体を通してどう最適化していくかがkintone(キントーン)構築会社にとっては大切です。

まとめ

信頼できるkintone(キントーン)構築会社を選ぶポイントを5つ紹介しました。すべてに共通していえるのが、相手目線に立っているかどうかです。

kintone(キントーン)の構築は短期的ではなく、中長期的な作業です。そのため、信頼して長く付き合っていけるパートナー選定をしないといけません。

kintone(キントーン)構築会社のなかには、初回相談が無料の会社も多いので、色々な会社の話を聞いてみて、記事で紹介した5つの項目に当てはまるかどうかを確かめてみてください。そうすると、優れているkintone(キントーン)構築会社かどうかがわかるでしょう。

ぺパコミ株式会社は、サイボウズ社のオフィシャルパートナーです。いつでもお気軽にご相談ください。

kintoneで実現できることを網羅的にまとめましたので、ご興味がある方は下記の記事をご覧ください。
kintone(キントーン)でできることとは?企業の業務改善のために特徴や機能をわかりやすく解説

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