サイボウズオフィシャルコンサルティングパートナーの
kintoneコンサル会社 ペパコミ株式会社です!
こちらの記事はkintone活用ちゃんねるというyoutubeチャンネルで公開している動画の文字起こしVerとなっております。
今日のkintone活用事例は・・
「kintoneで一緒に見積書を作ってみよう〜!」!
kintoneお試し体験を申し込んだはいいけど何から手をつけて良いのかわからないケースはよくあります。
それは何ができるかわからないからです。
この記事を読みながらアプリを実際に作るとできることがなんとなくイメージがつくようになります!
ちなみにこの記事はkintoneの構築・運用コンサル会社であるペパコミ株式会社が運営しております。
kintoneを活用した事例や基本操作から応用操作まで、kintoneに関する情報を幅広く発信しております。
youtubeでも分かりやすく発信していますのでチャンネル登録お待ちしています
問題定義
黒インコ:何が分からんのか分からんねん!!
白インコ:前回順序説明したやん・・
黒インコ:そんなん言われても実際アプリの作り方わからんわ。教えてくれや!
白インコ:なんでそんな上からやねん・・しゃーないついてきいや〜
この子らが言ったようにkintoneのアプリを実際にどうやって作ればいいかわからないことないですか?
今日は実際に見積書アプリを作るところを画面でお見せします!
では早速内容にいきましょうー!
kintoneで見積書アプリを作ろう
まずは今回やる内容を先にお伝えします。
①スペースを作る
②アプリを作る(商品マスタ・顧客マスタ)
③アプリを作る(見積書)
④申請してみる
今回は見積書を試しで作ってみます。
kintoneアプリの考え方は、
①マスタアプリを作る
②マスタアプリを活用して別アプリへ紐づける
基本はこの2つです。
例えば今回見積書アプリを作ります。
見積書には商品名(サービス名)ですよね?
その商品名を格納する商品マスタを作り、商品マスタから参照して見積書へ入力をする仕組みです。
では、実際にkintone画面を見ながら作っていきましょう〜!
①スペースを作る
まずはスペースを作ります。
スペースは簡単で、スペースの+を押してスペース名・閲覧権限等を付与して完了です。
このスペース内にアプリを追加していきます。
今回は商品マスタアプリ・顧客マスタアプリ・見積書アプリを作るのでスペースは分けた方が良いです。
ですので、マスタスペースと業務スペースを作ります。
②アプリを作る(商品マスタ・顧客マスタ)
続いて商品マスタアプリを作ります。
マスタスペースに入ってアプリの+を押します。
「はじめから作成」を押すと初期画面です。
今回は商品マスタなので作る項目は商品名・商品コードを入力します。
設定欄にフィールドコードがあるのですが、フィールドコードはフィールド名と同じがオススメです。
終わったらアプリを公開ボタンで公開します。
本当は権限設定などもあるのですが割愛します。
せっかくなので商品を初期構築費用として登録しておきましょう。
続いて顧客マスタです。
同じように+で新規作成します。
顧客マスタに必要な情報は顧客名・顧客コード・担当者・住所あたりにしておきましょう。
これも同じように1つ登録しておきます。
③アプリを作る(見積書)
ではいよいよ見積書アプリです。
見積書に必要な項目は、見積日・顧客名・担当者・住所・顧客コード・商品名・単価・数量・金額・小計です。
では項目を作っていきます。
見積日は日付フィールドを設置します。
顧客名は顧客マスタから紐づけるのでルックアップフィールドを使います。
担当者・住所・顧客コードは文字列フィールド。
商品は商品マスタから紐づけるのでルックアップ。
単価・数量は数字しか入力できないように数値フィールド。
金額は単価×数量の計算をするので計算フィールド。
小計も金額の合計を出すので計算フィールドにします。
全てのフィールドを入れると下の画像のようになります。
ここからは細かい設定に入ります。
まずは顧客名。
ルックアップはどのアプリから紐づけるの?という設定が求められます。
今回は顧客マスタから紐づけるので顧客マスタを選択。
ついでに顧客マスタから持ってくる情報があればここで選択します。
続いて商品名。
こちらも先ほどと同じで商品マスタから紐づけるという設定を行います。
次に設定が必要なのが計算フィールドです。
計算フィールドは計算式を設定することができます。
ここで注意点ですが、計算式の設定はフィールドコードで行います。
先ほどフィールド名とフィールドコードは統一と言ったのはこれが理由で計算の設定が楽になるからです。
例えば単価フィールドのフィールドコードが”オムライス”ならいちいち設定の中身見ないとわからなくて面倒ですよね。
ということで今回は単価×数量を入力して保存します。
では続いて小計の計算フィールドです。
小計は金額の合計なのでSUM関数を使います。
SUMと選択すると金額の合計が表示されます。
設定が終われば一旦どのような動きをするのか見てみましょう!
「アプリ動作確認テスト」をクリックします。
+マークを押して新規作成をします。
ルックアップフィールドは「取得」というボタンが表示されています。
取得を押すと紐づけてあるマスタの中身が表示されます。
今回はぺパコミ株式会社だけ登録してあるので1件だけです。
この登録しているものを選択すると顧客名だけでなく住所や担当者も自動で入ってきました。
これがルックアップのメリットです。
ついでに他の項目も自動で持ってくることができますがルックアップで持ってきた値は変更できないので、それがデメリットでもあります。
ではどんどん項目を入力していきましょう。
サービス名は商品マスタから紐づけているので先ほどと同じ要領で持ってきます。
単価と数量を入力すると金額が計算され同時に小計にも表示がされました。
これで動きとしては問題はなさそうです。
しかし1つだけ!見積書は1行で終わることもあれば5行書くときもありますよね。
今のままだと1行分しか書くことができませんが、かといって最初から5行分も作っておけない。
そんな時にはテーブル機能を使います。
テーブル機能は超簡単です。
テーブルにしたい行の1番右をみると9マスの電卓のようなマークがでます。
ここで「テーブルの設定」を押して「この行をテーブルにする」をクリックするとテーブルになります。
テーブルにすると青いラインが入り、1行分入力して+マークを押すと行が増えます。
このように見積書など行数が決まっていない場合はテーブル機能を使うと便利です。
小計はテーブル内の金額の合計値を出してくれるので計算間違いはありません!
まとめ
いかがでしたか?
今回はkintone構築の上で基本中の基本マスタとルックアップ連携したアプリ構築をお見せしました。
例えば経費精算なら経費マスタを作ったり従業員マスタを作ったりすればOKです。
イメージ湧きましたか?
kintoneは慣れてくるとパズルみたいな感覚で楽しみながら業務効率化できるアプリが作れるようになりますよ!
ペパコミではkintone構築以外にもこのような操作教育なども行なっておりますのでぜひお気軽にご相談ください!
これからもkintoneの役立つ情報を発信していきます!
本日もありがとうございました!また次回お会いしましょう~!ぐっば~い!
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