「見積書の作成に毎回時間がかかって他の仕事がなかなか進まない。」とお悩みの方も多いと思います。
「見積書をkintone(キントーン)で作成してみたいけれど、方法がわからない」と考えている人もいるでしょう。
今回は、kintone(キントーン)で見積書を作成するメリットや作成方法、便利なプラグインを紹介します。
見積書をkintone(キントーン)で作成するメリットがわかれば、今までの作成方法を変える決断ができるでしょう。また具体的な見積書の作成方法やプラグインを知ることで、作業効率が大幅にアップします。
今まで見積書の作成に時間をかけていた人や、なかなか今までの作成方法を変える勇気が出ない人は、ぜひ参考にしてください。
kintone(キントーン)で見積書を作るメリット3選
最初にkintone(キントーン)で見積書を作るメリットを3つ紹介します。
- 難しい知識がなくても見積書を自動で作成できる
- 見積書のミスが減り顧客満足度が上がる
- 社内でデータを共有しやすい
kintone(キントーン)を活用するメリットを理解して、効率的な見積書の作成を目指しましょう。
難しい知識がなくても見積書を自動で作成できる
「書類作成を自動化する」と聞くと、プログラミングなどの高度な知識が必要だとイメージする人もいるでしょう。
kintone(キントーン)を使えば、ドラッグアンドドロップやクリックのみで簡単に見積書を自動作成できます。
- 商品リストを使って型番や単価をワンクリックでコピー
- ドラッグアンドドロップやクリックのみで簡単に見積書ができる
- ワンクリックで印刷も可能
基本的なパソコン操作さえできれば大丈夫なため、kintone(キントーン)を使えば誰でも時間をかけずに高品質な見積書が作成できます。
見積書のミスが減り顧客満足度が上がる
毎回、エクセルを使って手作業で見積書を作成している人もいるでしょう。
しかし手作業が多いと、どんなに気を付けていても数字の入力ミスや行のずれなどのミスが起こりやすいです。
kintone(キントーン)を使えば、商品情報や顧客情報をコピーできるため、確実にミスが減ります。
見積書にミスがあると、修正作業や顧客への連絡で時間や手間がかかります。見積書の提供までに時間がかかり、顧客の貴重な時間を奪うことになってしまいます。kintone(キントーン)を使えば、今までよりも素早くミスがない見積書を提供できるため、顧客満足度がアップすること間違いありません。
社内でデータを共有しやすい
kintone(キントーン)で見積書を作成すると、社内のデータ管理も格段に楽になります。
- kintone(キントーン)で作成した見積書はクラウド上で誰でも確認できる
- 変更履歴が自動で残る
- 見積書ごとにコメントが残せる
kintone(キントーン)はクラウドサービスのため、作成した書類は誰でもアクセスが可能です。見積書のファイルを毎回共有する手間が省けるでしょう。
また、変更履歴が自動で残るため、誰がいつどんな変更をしたのかを後からでも確認できます。見積書が作成された経緯がわかるため、見積書の作成者以外の人が後からサポートしやすくなるでしょう。
さらに、見積書ごとにコメントが残せるため、必要なメッセージが流れづらい特徴があります。書類ごとに必要なコメントをすぐに確認できるため、コミュニケーションコストの削減につながります。
kintone(キントーン)で見積書を作る方法2選
kintone(キントーン)で見積書を作る方法を2つ紹介します。
- 「商品見積書パック」を使う
- 自社に合った見積書アプリを作成する
それぞれの方法がおすすめな人、おすすめできない人もお伝えします。
kintone(キントーン)を使った見積書の作成方法がわからない人や自分に合った方法がわからない人は必見です。
「商品見積書パック」を使う
「商品見積書パック」はkintone(キントーン)が公式で提供しているサンプルアプリです。
「商品見積書パック」は追加料金がない点や導入したらそのまま使える点がメリットです。
一方で、自社に合わせたカスタマイズが難しいのはデメリットといえるでしょう。
「商品見積書パック」がおすすめな人は次のとおりです。
- 見積書作成の機会が少ない人
- まずはお試しでkintoneを使って見積書を作ってみたい人
一方で「商品見積書パック」がおすすめできない人は次のとおりです。
- 見積書を作成する機会が多い人
- 顧客ごとに見積書の形式をいくつも変えなければいけない人
難しいことはわからないけれど、まずはkintone(キントーン)を使ってみたい人は「商品見積書パック」を活用してみましょう。
自社に合った見積書アプリを作成する
kintone(キントーン)を使うと、自社に合った見積書アプリを作成できます。
顧客ごとに見積書の形式が異なる場合や見積書を作成する機会が多い場合は、アプリを作成するのがおすすめです。
詳しいアプリの作成方法はkintone(キントーン)で見積書アプリを作成する流れを紹介しますをご覧ください。
「自社に合ったアプリ作成」がおすすめな人は次のとおりです。
- 顧客ごとに見積書の形式が異なる人
- 見積書を作成する機会が多い人
「自社に合ったアプリ作成」がおすすめできない人は次のとおりです。
- アプリ作成が難しくて長時間悩んでしまう人
- 見積書を作成する機会が少ない人
中には「見積書をたくさん作るけれど、アプリ作成は難しそう」と感じる人もいるでしょう。
自社に合ったアプリを使いたいけれど、やり方がわからない人は「ペパコミ流のkintone伴走支援」をぜひご活用ください。
作業効率が上がるプラグイン3選
kintone(キントーン)を使えば、今までよりも見積書作成の時間が削減できます。
ここからは、さらに作業効率を上げて見積書作成の時間を削減できるプラグインを3つ紹介します。
- ルックアップコピー項目編集プラグイン
- PDFプレビュープラグイン
- サブテーブル行移動プラグイン
kintone(キントーン)には、作業効率が上がるプラグインがたくさんあります。
プラグインは無料のものから有料のものまでたくさんあるため、どれを使ってよいか迷う人もいるでしょう。
どのプラグインを導入するか迷う人は、これから紹介する3個と、以下の記事で紹介する無料のプラグイン10個を導入してみてください。
【2022年無料版】kintone構築会社が厳選!オススメプラグインランキング
ルックアップコピー項目編集プラグイン
ルックアップコピー項目編集プラグインは、商品リストから参照した内容を変更できる無料プラグインです。
割引や原価上昇などが原因で、一時的に商品リストの内容を変更したいときに最適なプラグインです。
通常、商品リストから参照した項目は変更ができません。商品リストを使わずに入力する方法もありますが、1から手作業のためミスが増えやすいです。
ルックアップコピー項目編集プラグインを使えば、変更がある部分のみ編集ができるので、ミスなく正しい見積書を作成できます。
PDFプレビュープラグイン
PDFプレビュープラグインは、PDFファイルをダウンロードすることなく中身を確認できる無料プラグインです。
kintone(キントーン)では、pngファイルなどの画像ファイルはプレビューが利用できますが、PDFファイルは一度ダウンロードしないと中身が確認できません。
PDFプレビュープラグインを使用すれば、PDFファイルを画像ファイルのようにプレビューで確認できます。
顧客にPDFファイルを送信する前のチェック時に便利です。
サブテーブル行移動プラグイン
サブテーブル行移動プラグインは、サブテーブル内の内容を並び替えられる有料プラグインです。
2023年9月現在、1つのkintone(キントーン)アカウントあたり55,000円で利用できます。
本プラグインを使用すれば、見積書内の項目をドラッグアンドドロップで自由に並べ替えられます。
商品番号順や日付順、値段順にも並び替えができるため、過去の記録や商品ごとの履歴が簡単に確認できて便利です。
サブテーブル行移動プラグインは有料ですが、最初の30日間は無料でお試し可能。
導入するか悩む人は、無料で試してみましょう。
まとめ:kintone(キントーン)を使えば「早く」「高品質」な見積書が作れる!
今回は、kintone(キントーン)を使った見積書作成について紹介しました。
ポイントを簡単におさらいしましょう。
- kintoneを使えば簡単に高品質な見積書が作成できる
- 最初は「商品見積書パック」の利用がおすすめ
- 見積書の作成が多い人は「自社に合ったアプリ作成」がおすすめ
- プラグインを活用すればさらに時短できる
kintone(キントーン)を使えば、今まで時間や労力をかけていた見積書の作成が大幅に楽になります。
一方で、kintone(キントーン)の使い方に悩んでしまう人も多いでしょう。
kintone(キントーン)の使い方に悩んでしまう人はぜひ、ペパコミ流のkintone伴走支援をご検討ください。
ぺパコミ株式会社は、サイボウズ社のオフィシャルパートナーです。kintone(キントーン)の構築以外にも、操作教育なども実施しています。
kintone(キントーン)の導入や操作に悩んでいる人はいつでもお気軽にご相談ください。
見積もり機能以外にもkintoneでできることを知りたい方は下記の記事をご覧ください。
kintone(キントーン)でできることとは?企業の業務改善のために特徴や機能をわかりやすく解説
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