サイボウズオフィシャルコンサルティングパートナーの
kintoneコンサル会社 ペパコミ株式会社です!
こちらの記事はkintone活用ちゃんねるというyoutubeチャンネルで公開している動画の文字起こしVerとなっております。
今日のkintone活用事例は・・
「kintoneプラグインATTAZoo+の機能を紹介〜!(前編)」!
特定のプラグインだけをピックアップして紹介するのは初めてなのですが、紹介しようと思った理由が2つあります。
1.ATTAZoo+が便利すぎるから
2.ATTAZoo+の良さをクライアントに説明するのが大変だから
料金も安いし、多機能でできる幅が超広がるので個人的には全クライアントに入れていただきたいプラグインです。
ATTAZoo+があるのとないのではkintoneの初期設計も大きく変わります。
当然お客様の運用が物凄く変わってきます。
では概要からいきましょう!
ちなみにこの記事はkintoneの構築・運用コンサル会社であるペパコミ株式会社が運営しております。
kintoneを活用した事例や基本操作から応用操作まで、kintoneに関する情報を幅広く発信しております。
youtubeでも分かりやすく発信していますのでチャンネル登録お待ちしています。
ATTAZoo+の概要
料金が3,000円/月で年払いです。
機能は10種類以上のプラグインが使い放題になっています。(2021年3月現在)
プラグインはどんどん増えております!
一通り全部のプラグインを紹介した後にデモ画面で動作をお見せします。
最後はペパコミ代表がATTAZoo+の中でもおすすめベスト5をご紹介!
ちなみにATTAZoo+プラグインは全部で12個あります。
1.テーブルデータ転送+(次回紹介)
2.入力サポート+(今回紹介)
3.レコードコピー+(今回紹介)
4.ステータス更新+(次回紹介)
5.ルックアップ+(今回紹介)
6.集計サポート+アプリ(次回紹介)
6-2.集計サポート+関連(今回紹介)
7.入力条件+(今回紹介)
8.簡易検索+(次回紹介)
9.作業者更新+(次回紹介)
10.自動採番+(今回紹介)
11.レコード一括更新+(次回紹介)
12個全部を1度に紹介すると長すぎるので6つずつ区切ってご紹介します。
今回は前編で次回が後編となります。
ルックアップ+プッシュ通知
ルックアップ(参照)しているデータを自動更新できるプラグインです。
顧客管理アプリと案件管理アプリがあったとして、ミヤタシステムズの会社名変更となった際に顧客マスタの名前を変えると思います。
既に登録されている案件管理上の顧客名は変わらないです。
これを顧客マスタを変えたら過去の案件管理に登録されている顧客名が全部自動で変わるのはルックアップ+です。
設定は簡単です。
アプリIDを入力します。(アプリIDはググったら出てきます)
どこを変更しますか?ということで顧客名を選択して保存。
では戸田ネットソリューションズをの名前を変更後戸田ネットソリューションズに名前変更してみましょう。
案件管理を更新すると・・変更後に変わっています。
これがルックアップ+の機能です。
レコードコピー+
アプリ内のレコードを他アプリへコピーできるプラグイン。
kintoneの機能でアプリを複製して作ることができますが、アプリの中のレコードまでは複製されません。
例えば顧客管理アプリを再利用すると中身の設定がコピーされます。
しかし、レコードは1件もないです。
本家の方を見るとレコード20件入っています。
どうせ作ったならレコードの中身を中身を移したいことがあると思いますが、kintoneの仕様だとできなくてExcelで1回出して取り込む必要がありますが、ATTAZoo+ならワンクリックでできます。
どのアプリに移動するかを選びます。
先程作った顧客管理コピーを選択。
そしてコピーするを押します。
こんな感じで移っています。
これがレコードコピーです。
結構kintoneってアプリを作り変えたりすることがあるのでレコードコピーがあると非常に楽です。
自動採番+
自動採番は新しくレコード追加される度に自動で採番してくれます。
採番用フィールドを作って設定します。
どのフィールドに設定するか?採番書式を設定。
ペパコミではテキスト+連番をよく使います。
新規レコード追加します。
保存をすると顧客_001が自動で付与されています。
次保存されたら顧客_002が作成されます。
いわゆるユニークコードと言われるものを作る特によく使います。
集計サポート+関連レコード一覧集計
集計サポート+関連レコード一覧集計が1番使います。
これがあるのとないのとではkintone活用の幅がめちゃくちゃ変わります。
ペパコミではこれを使いたいがためにATTAZoo+をお客様へ導入することが多いです。
関連レコードというのは他アプリから紐付けて履歴で見れるのがメリットです。
しかし、関連レコードのデメリットはただの画です。
画とはどういうことかというと200万と60万の案件データの260万をどこかに移したいとなった時に移すことができません。
別にフィールドを作ってそこに合計値の260万円を移すと260万というデータとして認識ができるのでそれに対して分析ができるようになります。
イメージ湧いていない方もいると思いますが、この辺りはkintoneを使いこなしている人ほど便利だと思ってくれるはずです。
この状態だと活用の幅がないです。
目視で見て確認するレベルなら良いのですが、これをデータとして活用したいとなった時にはデータとして出さないといけないのでそれをしてくれるのが関連レコード集計です。
数値フィールドで設定します。
ここに売上の合計値を持ってきたい。
高度な設定の方が見やすいのでこちらで行います。
どの関連レコードのフィールドから持ってくるのか設定。
先程の例だと案件一覧。
案件一覧の合計フィールド。
どのフィールドに出すの?ということでさっきの過去売上フィールド。
あと欠かさずにやるのがオプションで再計算ボタンの表示とレコード一覧上の集計ボタンを両方チェックします。
編集して保存すると反映します。
すると260万って入っていますよね。
こうなることではじめてデータ活用できます。
先程ボタン表示にチェックを入れましたが、これはどういうことかと言うとこれ一つ一つ編集して保存ってダルいじゃないですか?
チェックを付けるとここにマークが出ます。
これを押すと全部1度に集計してくれます。
では見てみましょう。
260万入っています。
他も見てみると120万と入っています。
これが関連レコード集計です。
何回も言いますがこれが一番使います!めちゃくちゃ便利!
入力サポート+
追加・編集画面のフィールドの表示制御や、入力制限を行うプラグインです
顧客名入力するときに㈱は禁止にしたい、カタカナのみにさせたいとかそういう時に使います。
ではやってみましょう。
表示制御と入力制限があります。
表示制御はどこの項目を非表示にするか 編集できないようにするかが簡単にできます。
ぶっちゃけフィールドのアクセス権で出来ちゃったりするのでこれを使う必要があるわけではないのですが フィールドのアクセス権よりは使いやすいのでATTAZoo+入れている方は使ったほうがいいレベルです。(わざわざこれのためにATTAZoo+導入するほどではない)
例えば顧客名を非表示にすれば表示されなくなります。
続いて入力制御。
例えば顧客名は よくあるのが㈱とかで入力される方いると思います。
kintoneだと統一したほうが良いです。
株式会社とかなので㈱とかの入力ができないように制限するプラグインです。
㈱は禁止と設定します。
では見ていきましょう。
㈱はダメですよと表示され、株式会社なら保存できるようになります。
ついでに自動採番を見てみると、002になっています。
あとはフリガナをカタカナだけにさせたい、半角数字にしたいなど。
これは結構使えますよ。
入力条件+
フィールドの入力内容によって、他のフィールドを非表示、編集不可、入力必須にするプラグインです。
予め作っていますが判定項目用です。
先ほどの判定項目用影響出るとチェックついた場合は文字列を表示しないという設定にします。
チェック忘れずに。
今度は判定項目用に未選択がついていたら編集出来ないようにします。
判定項目用に影響でないにチェックがついていたら判定項目は必須にさせるという設定をします。
では動かしていきましょう。
未選択が選択されているので入力出来ません。
影響でるにチェックがつくと消えました。
影響でないにチェックをつけると必須になります。
選んだ項目に応じて変わる これも結構使いますね!
ということで前半6つご紹介しました。
ルックアップ+
レコードコピー+
自動採番+
関連レコード一覧集計+
入力条件+
入力サポート+
あとATTAZooのプラグイン6つあるんですが動画が長すぎちゃうので残り6つは次回記事でご説明します。
まとめ
いかがでしたか?
ATTAZoo+は一家に一台プラグイン!あるだけでkintoneの活用の幅が大きく広がります!
ちなみにATTAZoo+の中でも特にお勧めするプラグインTOP5は・・
1位:集計サポート+(関連レコード集計)
2位:入力サポート+
3位:簡易検索+
4位:レコード一括更新+
5位:自動採番+
特に関連レコード集計は超便利です!
ぶっちゃけ関連レコード集計のためにATTAZoo+を提案していることがほとんど!
kintoneの苦手なアプリ間集計も関連レコード集計でできるようになるケースが多いです。
是非使いこなして頂きたいプラグインです。
ということで今回は以上になります!
これからもkintoneの役立つ情報を発信していきます!
本日もありがとうございました!また次回お会いしましょう~!ぐっば~い!
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