kintone(キントーン)構築・伴走会社のペパコミ株式会社です。
こんにちは。kintone(キントーン)活用ちゃんねるのハルクです。
今日のkintone(キントーン)活用事例は…
「製造工程管理と在庫管理システムを作ってみた〜!」です。
今日は実際に、ペパコミが管理する製造工程管理・在庫管理を、お見せします。
かなり適当にさくっと作ったものなんですけれども、
「こんなこと出来るんだな」と思ってもらえれば、良いかなと思って動画にしております。
僕がやっている別事業で〝D2C”の事業をやっているんですよ。
簡単に言うと、自社商品を作って、ECで販売しているって感じなんですけれども。
その売れ行きがめっちゃ良くなってきて、スプレッドシートで今まで管理していたんですけれども、
製造工程の管理とか、製造数とか在庫数の管理が結構、煩雑になってきましたので、
だったら、そろそろkintone(キントーン)でやろうかな?みたいな感じで、やってみた事例となります。
製造フローを管理したい主な項目っていうのは…
①原材料を仕入れる→管理したいのはそれぞれの在庫数
②製造工程に入る
・仕掛中A
・仕掛中B
・仕掛中C
・完成納品
→管理したいのは各工程の在庫数
製造工程に関しては、スタッフが実際にやっているので、
なるべく簡単に入力しながら、
材料とか、各工程での在庫管理とか、工程管理っていうのができることを目的として、
シンプルな設計にしておりますので、宣伝を挟んでからデモ画面に行きたいと思います。
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それではデモ画面いってみましょう!
ではデモ画面にいきます!
今回のデモ内容
お見せするのは全部で3つ。
今回のデモ内容
①在庫管理アプリについて
②製造工程アプリについて
③在庫数グラフ確認について
①在庫管理アプリについて
まず1つ目の在庫管理アプリについてです。
この商品を作るには、材料を6〜7個ぐらい全部1つにして、1つの商品が出来上がるみたいな感じなんですね。
なので、こんな感じでいろんな材料とかっていうのがあったりします。
では例えば、こんな感じで〝透明袋〟っていうのを見ると、
入庫の合計9,712個、出庫が7,254個で、合計在庫が2,458個ありますよ。
みたいな感じになっているんですね。
このあたりを、簡素化する仕組みにしております。
②製造工程アプリについて
では2つ目。製造工程アプリについてです。
この製造工程アプリでは、実際に製造に着手している人が、毎日の日報代わりに入力するアプリを想定しております。
では、実際に入力していきましょうか。
ここで誰が担当で、例えば2,500個作りましたと。
”掛かった時間が、2時間掛かりました”ってやってあげて、工程が全部で3つあるって、さっき言ったんですけど、実際にこれはプロセス管理でやっています。
仕掛り中ABC
まずは最初のAっていうのが、透明袋へ詰める作業があるんですね。
次に製品袋に、透明袋を詰めるっていう作業があります。
これがBです。
製品袋 詰めたら最後に圧着っていう処理があるんですけど、これがCになりますね。
で、終わったものを倉庫に納品する、完成という4つの工程があります。
僕の方で管理したいものっていうのは、この1つ1つの部材ですね。
材料に対しての在庫も確認したいし、
各仕掛中のステータスごとで、それぞれ在庫が何個あるかっていうのを把握したいんですね。
それを見て製造のスケジュールっていうのを組んだりするので、それをプロセス管理でやっています。
プロセス管理した理由ってのは、ぶっちゃけ数だけ分かればいいので、なるべく簡易的でフィールドも少なくしたかったので、なのでプロセス管理にしました。
現場の人としては、2,500個作りましたって言ったら、必ずA・ B・ Cの順番しか工程が流れないんで、終わったらこんな感じで、仕掛けAに移行するって感じですね。
っていう風に入力をしていってあげると、情報としてはこんな感じで、今どのステータスで、何個くらいあるかっていうのが分かってきます。
じゃあ次、Aの2,500個をBに移しますって言った場合には、そのAの2,500個を開いて、これ全部移しましたっていったら、これをBに変更すると。
みたいな感じで、どんどん入力していくような感じですね。
これは、日付は特に変えてないですね。
”何月の段階で変えたか”までの情報はいらないので、どの仕掛りの段階で、何個あればいいかっていうのが分かればいいだけなので、そこまで細かくしてないです。
もし日付とかやりたいんだったら、更新日付を取っても良いですし、日付を変えるとかの、運用でも良いと思います。
2,500個そのままAからBに移さないっていうケースも、もちろんケースとしてはあると思うんですけど、うちはほとんどそういうことが無いんですよね。
工程の都合上で無いので、こういう仕組みにしています。
もしこれが”2,500個のうち1,500個だけ仕掛り中Bに移ります”と。
”1,000個はAのまま”ですよ、といった場合には、
またそれ用に仕組みを作る必要があるかなと思います。
アクションで分離させるか、krewDataで組むかは、ちょっと考えますけど、あくまでイメージなので、とりあえずは2500個をそのまま移すっていう前提です。
じゃあ、今回また”BからCに2,500個を、別日で移しました”っていったら、Cにやってあげると、各工程ごとで、どういう状況かっていうのが分かります。
それが製造工程アプリですね。
今回、この製造工程アプリでお伝えしたかったのが、まず最初に、2,500個を仕掛中Aに持っていったんですよね。
”透明袋へ詰め完了”ってあるんですけど、この”透明袋へ詰め完了”ということは、部材を使っているわけなんです。
ちょっとステータス戻しましたけど。
2,500個っていうことは、先程お見せした”この透明袋っていうのを2,500個消費”するわけなんですよね。
なので、このステータスが変わった時に、krewDataが動くようにしています。
じゃあ、ちょっと動かしていきましょう。
今、krewData動きました。
2,500個っていうのを、さっき日報みたいなアプリ、製造工程アプリで入れたので、今ここまでしか無いんですけど、
こんな感じで、4月24日に2,500個出庫が出てきて、何も考えずに2,500個ってやっちゃったんで、
マイナスになっちゃったんですけど、2,500個単純に減ったっていう感じですね。
実際には在庫がマイナスになったときは、エラーが出るようにやらなきゃいけないなっていうのは、今、デモをして思ったので、そこはそういう組み方をする必要があるかなと思いますね。
もしくはエラーで返すかって感じですかね。
ただ実態問題として、うちはそこまで考える必要がなくて、なぜかというと、実際にやるベースでやるので、在庫が足りなかったら、2,500個作れないわけなんですよね。
「42個足りません」っていったら、当然そこまでで終わるので、マイナスになることは、うちの場合はありえないです。
そこまで考える必要は無いかな、っていう感じなんですけど、こんな感じで入ります。
もう1個、スポイトってのもありますね。
これも実際には、2,500個使うわけなんですよ。
スポイトってのも原材料として入るので、これも更新を押すとこんな感じですね。
っていう風に、減っていくイメージです。
他はお見せしないのですが、もう1個必要なものが画面クロスっていうのがあって、画面クロスに関しては2個使うんですよ。
1つの商品に(2つ)付くので。
なので画面クロスに関しては2,500個じゃなくて、5,000個減るみたいな処理ができますので、そんな感じでkrewDataの設計をしているって感じですね。
なので、この工程をアプリに入力をしてあげることによって、在庫のテーブルに自動反映されて、在庫数が減少するっていう処理ができるのが、この製造工程アプリとなります。
③在庫数グラフ確認
では3つ目、在庫数グラフ確認についてです。
ということで、この製造工程アプリでスケジュールを管理していくと、ちょっと仕掛中に持っていきますが、
そうすると、グラフにすると、仕掛中別の在庫数が出るって感じですね。
未処理が今、160個
仕掛中が2,055個
仕掛中Cが2,500個
みたいな感じで、分かるように出来ましたので、こうすることによって在庫管理が出来るようになります。
実際に仕掛中が今どのくらいあるか?
”製造されるのは、そろそろ何千個終わるな”みたいな感じで、進捗も管理もできるし、在庫管理も出来るような感じが、今回のアプリで出来るようになりました。
ということで、かなりざっくりではあるんですけれども、パッと作って、これを実際に運用して、エラーが出てきたら改修をして、最適解にしていくみたいな感じで、
先日、セミナー管理アプリでやったように、まずは、とっとと作って、とっとと運用して、とっとと改修して、最適化していくみたいな感じのがペパコミのやり方です。
そんな感じの簡単なアプリを作らせていただいたので、デモにさせていただきました。
画面動画は、以上となります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は30分くらいでサクっと作ったもので、あとは作っていきながら、適当に改修すればいいやみたいな感じでやってみました。
そんなに細かい工程管理を必要としていないので、プロセス管理を採用しました。
それぞれのプロセスに掛かる時間とかっていうのを、集計したほうが良いかなとは思ったんですけど、
集計したいものを増やすと、現場運用が煩雑になるのと、ちょっとアプリ作るのがめんどくさくなってきたので、取捨選択として排除しました。
そこは、いらないということですね。
そんな感じで必要に応じて取捨選択して、アプリを作っていくことが大事なところです。
目的は在庫管理をしたいわけですから。
ということで、今回使うプラグインは…
krewDataを使いました!
以上となります!
これからもkintoneの役立つ情報を発信していきますので、チャンネル登録をお待ちしております!
本日もありがとうございました!
また次回お会いしましょう~!
ばいば~い!
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