自治体におけるkintone事例の交換・発表の場を探す方法

この記事では、「自治体におけるkintone事例の交換・発表の場を探す方法」をご紹介します!

目次

kintoneと自治体業務とは

kintone(キントーン)はプログラミングの知識がなくてもノーコードで、業務のシステム化や効率化を実現するアプリがつくれるクラウドサービスです。

表計算ソフトよりも快適に、専門システムより柔軟に、自社でシステム開発をするよりスピーディーかつ低コストに、思いついた業務改善をすぐに実行できるのが特長です。

自治体や行政にとっては、データを共有し見える化できるだけでなく、データ一元化により、日ごろの「照合作業」から解放されます。

さらに、kintoneの拡張機能を使って、帳票、ウェブページ、メール、フォームと連携でき、低コストでDXを進める行政機関が続々と増えています。

kintoneコミュニティに参加する

kintoneを提供しているサイボウズ社は、コミュニティマーケティングを積極的に行っており、「kintone界隈」と呼ばれるコミュニティが多数存在します。

コミュニティマーケティングとは、自社サービスを利用する顧客コミュニティを形成し、その発信力を活用してマーケティングを行う手法です。

kintone界隈は、とても穏やかな雰囲気で初心者でも気軽に参加できるのが特徴です。

オンライン・オフライン問わず事例共有や相談をできる機会が豊富に提供されているので、kintoneの活用方法を深く知りたい方はぜひ参加してみましょう。

おすすめのkintoneコミュニティ5選

kintoneコミュニティを厳選して5つ紹介します。

  1. kintone hive
  2. Cybozu Days
  3. キンコミ
  4. ガブキン
  5. kintone cafe

kintone事例の交換・発表の場を探している方はチェックしておきましょう。

①kintone hive|ユーザー同士で盛り上がるライブイベント

①kintone hive

kintone hiveは、kintoneの活用アイデアをユーザー同士で共有し合うライブイベントです。

全国各地でコンテスト形式で開催され、地域の最優秀者は年に一度開催される「Cybozu Days」でファイナリストとして登壇します。

自治体でのユニークな活用事例を聞ける絶好のチャンスなので、「現場でどのようにkintoneを使っているのか」をリアルに知りたい方におすすめです。

参考:kintone hive

Cybozu Days|全国規模の大型セミナーで最新事例をキャッチ

②Cybozu Daysの各種セミナー(年に1度)

Cybozu Daysは、年に一度開催されるサイボウズ社主催の大規模セミナーイベントです。

kintone hiveの決勝が行われるほか、500名以上が参加するセッションもあり、多種多様な事例が紹介されます。

苦労を乗り越えた具体的なエピソードを聞けるので、自治体職員でも「こうすれば導入や運用がうまくいくのか」とヒントを得られるでしょう。

参考:Cybozu Days

③キンコミ|オンラインとオフラインのイベントで学ぶ

③「キンコミ」・キンコミのイベント(数ケ月に一度)

キンコミは、kintoneを勉強する方のためのコミュニティです。普段は掲示板のようにテキストで情報を交換し合っていますが、数ヵ月に1度イベントが開催されます。

キンコミのコミュニティは、オンラインで気軽に参加できるものから、オフラインで直接交流できるものまでさまざまです。

上級者から初心者まで幅広いユーザーが参加しているため、困りごとや疑問を相談できる場としても重宝します。

参考:キンコミ

ガブキン|行政職員限定コミュニティ

④行政職員限定kintoneコミュニティ「ガブキン」

ガブキンは、自治体職員だけが参加できるkintoneコミュニティです。他の自治体での具体的な導入事例や、運用における細かな疑問をピンポイントで解消できるのが魅力です。

ガブキンに参加すれば、セキュリティや予算の制約など、自治体特有の課題に対応した情報を収集できるでしょう。

参考:ガブキン

⑤kintone cafe|全国各地で開催されるアットホームな勉強会

⑤kintone cafe(全国各地でボランティア運営)

kintone cafeは、有志のボランティアが主体となって全国各地で運営している勉強会です。アットホームな雰囲気のなか、初心者から上級者まで自由に事例を発表し合っています。

地域によっては自治体職員の参加も多く、実践的な相談をしやすいのが特徴です。

さらに、興味のある拡張機能を提供する企業単位の発表会も随時行われているため、気になる製品やサービスがあればチェックしてみるのがおすすめです。

参考:kintone cafe

事例発表の場で自らLTに登壇してみよう

kintone cafeなどでは、「LT(ライトニングトーク)」と呼ばれる短い発表枠が頻繁に募集されています。

LTは5分程度のプレゼンテーションで、導入事例や失敗談などを気軽に共有できるのが魅力です。

大勢の前で話すのが苦手な方でも、初めてのプレゼンとしてチャレンジしやすいので、庁内での報告や提案の場に向けた練習にもぴったりです。

失敗も成功も含めてリアルな声を共有することで、参加者同士が一体となってkintoneの導入・活用方法を学び合えるでしょう。

事例紹介の場を企画・提案するのもおすすめ

kintoneコミュニティで学んだノウハウや熱量を庁内に持ち帰って、事例紹介の場を企画・提案してみるのもおすすめです。

事例紹介の場を企画・提案する方法の例は次のとおりです。

  • 課内の勉強会を提案・企画し事例を紹介する
  • 全庁的なアプリ発表会の開催をDX部門に提案する
  • kintone cafeを地域で企画する

庁内でのkintone展開に不安がある方は、ほかの自治体が実施している「庁内展開の向けのアプリ発表会」の資料を参考にしてみましょう。

参考:宇都宮市|宇都宮市DX実現に向けた取組事例集

参考:神戸市|デジタルソリューションを活用したシステム内製化への挑戦

庁内だけでkintoneの導入を進めるのが心配な場合はぺパコミ株式会社へ

kintoneコミュニティでは、オンライン・オフライン問わず事例共有や相談をできる機会が豊富に提供されています。

kintoneコミュニティで学んだことを持ち帰って、事例紹介の場を企画・提案してみましょう。

もし、「庁内でkintoneをうまく展開できるだろうか」と感じているのであれば、ペパコミ株式会社に相談するのがおすすめです。

ペパコミ株式会社では、徹底的なヒアリングを通じて自治体の課題を明確化し、解決策を提供しています。

kintone導入から改修内製化まで、一気通貫・伴走支援でサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

無料でペパコミ株式会社に相談する

執筆 ぴょん@ノーコードに勤しむ事務員

元自治体職員でkintone好きです。

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