「販売状況や在庫の管理が煩雑でどうにかしたい…」
「kintoneなら解決できるって聞くけど本当なの?」
「実際にkintoneを導入した企業の生の声が聞きたい!」
と感じている中小企業の経営者やDX・IT担当者も多いのではないでしょうか?
このような悩みを抱える方のために、今回は海外ゲームのグッズ輸入・製造事業を展開しているインフォレンズ株式会社様の事例を紹介します。
インフォレンズ株式会社様では、Excelで行っていた仕入れから販売までの流れと在庫管理業務に課題を感じておりkintone導入にて改善することができています。
この記事では課題の改善に至ったポイントを生の声を基に解説していきます。管理業務の改善にお悩みの方や、kintone導入を検討中の方にとって参考となる内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
インフォレンズ株式会社様と行った対談の全内容を知りたい方はこちらの動画もあわせてご覧ください!
🔳この記事でわかること
- kintoneを活用した具体的な導入事例
- kintoneを導入した企業や担当者の生の感想
- kintone利用者が感じる良い点や難しい点
- ペパコミの導入支援サービスの感想
🔳こんな人におすすめの記事です
- 具体的なkintoneの導入事例・活用例を知りたい人
- kintoneを導入した企業や担当者の感想が知りたい人
- ペパコミの評判を知りたい人
【課題】Excelで行っていた販売管理・在庫管理をシステム化したい
インフォレンズ株式会社様では、海外ゲームグッズを取り扱い、仕入れから製造・販売までを行っていますが、それらの管理を主にExcelの手入力で行っていました。
当初は問題なかったものの、件数のボリュームや複雑なパターンが増えてきたことでExcelでは対応が追いつかなくなってくるという課題に直面。
そこで、システムの導入を検討するなかでkintoneにたどり着きペパコミに相談頂きました。
ちなみに在庫管理や販売管理はkintoneでできるの?
今回の課題となっている仕入れ・製造・販売管理や在庫状況の管理はもちろんkintoneで対応可能です!
kintoneは柔軟にカスタマイズできるのが特徴なので、自社特有の仕様に合わせて業務システムを構築することができます。
そのため、パッケージ化された在庫管理システムや販売管理システムでは対応できない特殊なケースがある場合には向いているシステムといえます!
在庫管理や販売管理の具体的なkintone活用例を解説した記事もあるのであわせてご覧ください。
kintone(キントーン)で在庫管理システムを作る方法!必要なプラグインや注意点も紹介【システム選定】kintoneを選んだ理由は高いカスタマイズ性と安価なコスト
システム選定を進める上でなぜkintoneに決めたのか、そしてkintoneの導入支援にペパコミを選んだ理由を伺いました。
kintoneに決めた理由
-kintoneを採用した最大の理由は、自社の要望に合わせてオーダーメイドできるシステムだったからです。
導入システムの選定を進める上で、「自社の要望を満たして会社全体の動きをワンストップで管理ができるもの」が条件となったため、自社専用にオーダーメイドできるシステムにする必要がありました。
ただし、市販の在庫管理や販売管理のシステムも検討したものの、オーダーメイドするとなるとコストが高く手が出せないという問題に直面。
そのとき「膨大なシステム開発費用をかけずにノー コードでアプリが開発できる」というkintoneの存在を知り、最終的に導入に至りました。
ペパコミに相談したきっかけは?
-kintoneを導入するにあたり、調査の1つとしてyoutube動画も見ていったのですが、数ある動画のなかで一番わかりやすいと感じたので相談しました。
初回に行ったペパコミとの相談で「ここにお願いしよう!」と構築支援を即決したため、他の構築会社は特に検討しませんでした。
🔳即決した理由
- 動画で紹介されている事例で構築したいシステムのイメージができた
- 初回ヒアリング後の草案が自社要望に対してしっくりきた提案だったから
【効果】複雑なプロセスのサプライチェーンも管理可能に
課題であったプロセス管理に効果がありました。具体的には以下の3つの効果があったので、それぞれを解説していきます。
- フローの異なる商品管理にも対応
- 業務単位での集計業務が可能に
- 時系列の確認が格段に改善!税務調査や決算で効果てきめん
効果①フローの異なる商品管理にも対応
インフォレンズ株式会社様の業務フローは様々なパターンがあるのですが、kintoneではそれらに対応することが可能でした。
例えば、扱う商品は「海外輸入品」「国内仕入れ品」「自社製造オリジナル製品」があり、海外と国内では支払いのタイミングや入庫までのプロセスが大きく異なります。
海外品だと輸入手続きや検品の工程がありますし、入荷品の配送も納品として送るor場所を借りて預けるだけの2パターンあったりと、在庫の扱いが全く違うのです。
このように一連の流れが異なる場合でもkintoneであれば商品ごとに追うことが可能で、各パターンに対応できるようになりました。
効果② 業務単位での集計業務が可能に
kintoneを導入することでフロー全体の管理はもちろんですが、発注状況や在庫状況など業務単位での管理も可能になりました。
そのため、発注状況や在庫状況の「この瞬間見たい!」という情報を集計することもできます。
これまでのExcel管理ではできなかった、業務毎の瞬間瞬間を切り取って確認できる点は非常に便利だと感じています。
効果③ 時系列の確認が格段に改善!税務調査や決算で効果てきめん
ー今年は税務調査の年に当たり対応を行ったのですが、フローを遡って追っていく対応がたくさん発生しました。
税務調査対象の年度がkintoneの導入前だったために、1つ1つファイルを開いては当時の状況を担当者に聞きながら調べる必要があり非常に対応が大変だったんです。
一方でkintoneで管理している今では、業務の流れがアプリに紐付いているのでクリックだけで遡っていけとても簡単です。また、その際にイレギュラーがあってもkintone上にコメントが残っているので、担当者でなくても当時のことがすぐに分かる点は便利だなと実感しました。
決算もあったのですが、kintone導入後だったので効果てきめんでした!
【終えて】kintoneを導入してみた率直な感想は?
今回のシステム構築を終えて感じたkintoneの良さ・難しいと感じた点と、kintoneを活用した今後の展望について率直な感想をいただいたので紹介します!
kintoneを導入してよかった点・難しいと感じた点は?
良かった点
kintoneを導入してよかって点は以下の通りです。
- 仕入れから販売、在庫状況までの全体の流れが可視化された
- 社員全員が業務全体の流れを把握できるようになった
- 情報の一元化やプロセス管理の機能により業務が効率的になった
これまでExcelで行っていたことで属人化し見えにくかった全体の業務が、kintoneによって見える化し会社全体の効率化につながったと感じています。
難しいと感じた点
逆に難しいと感じたのは、kintoneの標準機能(無料)でできる範囲が限られていてExcelの方がやりやすいことがある点でした。
拡張機能のプラグインを使えば計算式や集計機能はあるものの、都度無料の範囲を超えたり、使い方がプラグインによってまちまちで複雑になってきたりすることがありました。
Excelは計算式やグラフ機能などが使いやすいので、資料で見る際には自由度があるなと思います。
ただし、Excelだと操作を間違うとデータとか計算式が消えてしまったり、手入力なので誤操作が起きやすいのは難点。一方kintoneのようにフォームになっているとフィールド毎に入力ができて安心だと感じています。
kintone構築で意識している・するようになった点は?
-kintoneの良さと効果を実感したことで、「業務全体の中でkintone化できるものはないか?」と考えるようになり、積極的にアプリを作成しています。
kintoneのアプリは自由に作成できるので、市販されている他のシステムから使えそうな機能やアイデアを参考にするようになりました。
kintoneを活用した今後のビジョンは?
-標準以上の機能を持たせるプラグインをペパコミからたくさん紹介いただいたので、幅広い業務でプラグイン駆使しながらさらなる業務改善を行っていきたいと思います。
このように、kintoneのメリットを理解した上で、自社に運用が根付いたインフォレンズ株式会社様。今後も自社内でのkintoneを活用した改善が期待できる、まさに内製化の好事例でした。
【最後に】ペパコミへの率直な感想とkintone導入を検討している方へのメッセージ
最後に今回の導入支援を通じて感じた
- ペパコミへの率直な感想
- kintone導入を検討している方へメッセージ
を経験談から正直に答えていただきました。
kintone導入の検討材料となる生の声ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
ペパコミの寄り添った提案とアフターフォローに感謝
-ペパコミへの導入支援はサプライチェーンを管理するシステムの構築でしたが、それだけではなく他の業務全体を理解しようという取り組みが印象的でした。
サプライチェーン管理システムの構築を進めていく中で見えてきた業務そのものの課題点についても、「どうすれば改善できるか」を柔軟に提案と対応していただけました。
と、依頼内容にとらわれず業務の本質的な改善も提案・対応した点にご満足いただけたとのことでした。
また、手厚いアフターフォローにも満足いただき、運用後もブラッシュアップができているとの嬉しいお言葉もいただいております。
移り変わりの速い業界にピッタリ!導入ハードルが低いのもおすすめ
ーkintoneのカスタマイズ性の高さは事業内容の移り変わりや成長速度の早い業種の企業に向いていると思います。
コードが不要なノーコードツールなので、簡単に欲しいと思う業務アプリを作れる点はメリットに感じました。また、導入ハードルの低さもおすすめできる点だと感じています。
ペパコミさんの動画でkintoneを活用していろんなことができる事例を見ていただき、まずは1度触ってみるのをおすすめしたいですね!
と、kintoneの柔軟性と手軽さを実感してくださったインフォレンズ株式会社から、kintone検討中のみなさまへ参考となるコメントでした。
改めて今回はご協力いただきありがとうございました!
【まとめ】kintoneでの販売管理・在庫管理はメリットも多数!
今回はインフォレンズ株式会社様のサプライチェーン管理事例を紹介しました。
複雑なサプライチェーンのExcel管理から脱却し、社内全体での情報の一元化が実現できたことで大幅な業務改善が実現できた事例です。
今後もkintoneを活用した内製化やDXの実現が期待できる結果となりました。また、ペパコミでは同社を引き続きサポートしていく予定です。
今回の記事をご覧になって「kintoneの導入を前向きに検討したい!」という企業の方は、ぜひペパコミにご相談ください!
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