kintonr構築のペパコミ株式会社 竹谷です。
サポート担当に新しい仲間が入りました。
kintoneを全く知らない子でしたが、
前向きに取り組んでくれています。
そんな「kintoneを何も知らなかった」ところから成長する過程を
少し紹介していきたいと思います。
kintone基礎講座
まず「kintoneとは」から始めるのですが、
最近のお問合せは「一度触ってみたのですがうまくいかなくて」
という内容から始まることが多く、
一通りの名称などは理解されていることがほとんどです。
そのため「ポータル」「アプリ」「レコード」という
言葉の意味から伝えるのは久しぶりな感じがしました。
まずはざっくりと用語を説明し、初日に時間をとった事柄は
「フィールド」を全項目確認してもらいました。
アプリを「はじめから作る」で空のフィールドに
ひとつひとつおいて動きを確認してね、
といって放置・・・
正直、急いで構築しないといけない案件がありまして、
ひとつひとつ丁寧に教えている時間がなかったのです。
ひどい先輩ですね・・・
アプリを作成してみる
翌日はExcelで顧客管理をしているお客様を想定し、
顧客管理アプリを作成しました。
Excelの顧客管理にある項目を見ながら
kintoneアプリにフィールドを置いていきます。
ただ文字列を並べるだけではなく、
電話番号やメールアドレスはリンクフィールドがいいのか?
性別はラジオボタン、チェックボックス、ドロップダウンの何をつかう?
など、用途に合わせた使い方を考えながらフィールドを選ぶこと。
Excelの項目の並び順通りにフィールドを並べるよりも、
アプリのレコードを開いたときに見やすい配置を考えること。
など、アプリのフォームを作る上で気に掛ける必要があることを
ひとつひとつ伝えながら作成しました。
前日にしっかりとフィールドの種類を覚えていてくれたので、
説明するのもとても楽にできました。
一覧画面を整える
アプリのフォームができたら、最後に一覧画面の作成をします。
一覧画面をそれほど重視しないで使用している方もいるのですが、
私はとても大事なポイントだと思っています。
始めてアプリを開いた人が最初に見る画面が
ごちゃごちゃしていて、何を書いてあるのかわからなかったら
その時点で印象が悪くなってしまいます。
使う人が特定されていて、その人たちだけがわかる一覧も良いのですが、
私たちのように、使う立場でない人間が作る場合は
一覧はスッキリとしていて、見やすい印象を与えるものである必要があります。
顧客管理では、顧客名、属性、連絡先など最低限の情報を並べて
そのあとに「列」を整えます。
項目の境目の線を左右に動かせばよいのですが、
それだけでは、自分のアカウントしか修正されていません。
歯車の横にあるプルダウンから「現在の列幅をアプリ設定に保存」を
選択して保存すれば、他のアカウントでログインしても
整えた列幅で見ることができます。
アプリアイコンも大事
使い慣れてくると、意外とアイコンでアプリの内容を覚えている人も多くいるため、
途中でアイコンを変えてしまうとアプリを探しにくくなることがあります。
最初に構築した時点でアプリアイコンはちゃんと設定しておくことをオススメします。
特に、これからkintoneを覚えようとしている人にはクセ付けておく方が良いので、
アプリの一覧を整えたら、最後にアイコンを選び設定をしました。
1つのアプリを作るというのは、kintoneの入り口でしかありませんが、
まずその入口に立たないとkintoneを知ることもできません。
弊社の新人さんはここまでで、やっと入口に立ってくれました。
とても素直な人なので、教えていて私も楽しいです。
これからしっかりと成長してくれることをとても期待をして、
私の知り得たことは全部教えていきたいと思っています。
コメント