「kintone(キントーン)ってどんなことができるの?」「そもそもkintone(キントーン)って何?」
kintone(キントーン)ではそもそも何ができるのかを知りたい人は多いでしょう。また、上司にkintone(キントーン)とはどのようなものなのかを説明しなければいけないこともあるかもしれません。
そこでこの記事では、次の内容を解説します。
- kintone(キントーン)とは?
- アプリとは?
- アプリ連携するとどうなる?
- kintone(キントーン)の強み
- kintone(キントーン)導入で失敗しないためには
kintone(キントーン)とは何か、またkintone(キントーン)ができることをデモ画面をもちいながらわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
kintone(キントーン)とは?
kintone(キントーン)とは、サイボウズ社がサービスを提供しているクラウドサービスです。自社に必要な業務システムをアプリで作成できます。
iPhoneをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。iPhoneでは、使いやすいようにアプリを入れていきますよね。
kintone(キントーン)も同じです。自社に必要なアプリを作って、自社用にカスタマイズしていくのです。iPhoneでは必要なアプリがあれば有料で利用するのと同じように、kintone(キントーン)でも有料プラグインを使ってより使い勝手の良いアプリを作成することが可能です。
アプリとは?
kintone(キントーン)では、仕事に合わせた業務システムを必要に応じて追加することができ、この業務システムをアプリといいます。
アプリには、日々の業務内容や報告事項などを記録する日報アプリや、お客様からの問合せ内容や対応履歴を記録する問合せ管理アプリなどさまざまなものがあります。
ここでは、有給管理アプリを作成する画面を見ていきましょう。紙やエクセルで顧客管理をしている会社でも、kintone(キントーン)を使えばクラウド上でどこからでも申請・承認できるようになります。
下の画面はアプリの作成画面です。有給管理アプリと入力します。
下の画像の赤枠内をフィールドといいます。必要なフィールドをドラッグアンドドロップするだけでアプリができます。
例えば、文字列(1列)をドラッグアンドドロップし、フィールド名の欄に申請者と入力して保存をクリックします。
すると、下の画面のように申請者のフィールドができます。
次に、ラジオボタンをドラッグアンドドロップし、項目と順番の欄に半休・全休と入力します。
すると、半休と全休のラジオボタンができます。
続いて、文字列(複数行)をドラッグアンドドロップし、フィールド名に申請理由と入力して保存をクリックします。
すると、申請理由を入力する欄ができます。枠を縦横に延ばすことも可能です。
あとは、申請書の形式を整えたければ、罫線のフィールドをドラッグアンドドロップします。
隣にラベルのフィールドをドラッグアンドドロップし、有給申請書と入力し保存します。
すると、有給申請書の形式を整えることができます。必要に応じて調整しましょう。
アプリ連携するとどうなる?
続いては、作成したアプリ同士を連携する流れを解説します。
kintone(キントーン)では、アプリを作成したらアプリ同士を連携させて情報を一元化できます。
活動履歴アプリと顧客管理アプリを連携して使用するところを見ていきましょう。連携することで、活動履歴アプリにメモした内容を顧客管理アプリで見れるようになります。
下の画面は、顧客管理アプリの内容です。顧客管理アプリで顧客を選択すると、過去にどういう打ち合わせをしたかが一覧でわかります。
これは、営業の活動履歴アプリに記録した内容が、顧客管理アプリに紐づいていることで可能になる機能です。
下の画面は、活動履歴アプリです。
下の画面は、活動履歴アプリで商談内容のメモを登録しています。
また、kintone(キントーン)で請求書や契約書締結の管理もできます。下の画面が、顧客管理アプリ内から確認できる過去の請求履歴と、過去の契約提携履歴です。
請求書は請求書管理アプリに入力するだけで、契約締結は契約管理アプリに入力するだけで、入力した内容が顧客管理アプリに反映されるのです。管理者は、顧客管理アプリを見るだけで営業活動に関わるすべての情報がわかります。
intone(キントーン)を活用すれば業務をアプリ毎に分解することができて、情報を一つにまとめることができるのです。
kintone(キントーン)の強み
次は、kintone(キントーン)の強みを解説します。kintone(キントーン)の強みは、次の2点です。
- 現場が使いやすいようにカスタマイズできる
- 必要なアプリを即座に作ることができる
システム導入が失敗する理由は、現場が使ってくれないことが挙げられます。使われないとシステムの価値が発揮できず、放置されていってしまいます。
kintone(キントーン)は業務をアプリ単位で分解して使うことができるので、現場が使いやすいかたちにカスタマイズできるでしょう。
また、kintone(キントーン)の使い方を覚えれば、新しい業務が生まれた際や新規事業の際に即座にアプリを作成し、業務をクラウド化できます。必要なときに必要なシステムを自分で構築できるのです。
kintone(キントーン)導入で失敗しないためには
kintone(キントーン)を現場で使ってもらうことは簡単ではないでしょう。kintone(キントーン)はほかのシステムよりも使い勝手が良いものですが、システムであることには変わりありません。
いかに現場が使いやすいように、全体設計をすることがkintone(キントーン)を構築していく上で大切な要素です。
まとめ
kintone(キントーン)では自社に必要なアプリを作って、自由にカスタマイズできます。
仕事に合わせた業務システムを必要に応じて追加することができるので、業務毎にアプリを分解して使うことができるのです。
kintone(キントーン)では、アプリに記録した情報を、アプリ同士を連携させることで一元化することができるので、管理者は、一つのアプリを確認すれば、さまざまな情報を一覧で確認できます。
kintone(キントーン)の強みは、現場が使いやすいようにカスタマイズできる点と、必要なアプリを即座に作ることができる点です。
ぺパコミ株式会社は、サイボウズ社のオフィシャルパートナーです。すでにkintone(キントーン)を導入している企業、課題がkintone(キントーン)で解決できるのかわからない人、そもそも何が課題なのかわからないけれど、業務を効率化したいと思っている企業など、どのような状況でもご相談いただけます。いつでもお気軽にご相談ください。
kintoneで実現できることを網羅的にまとめましたので、ご興味がある方は下記の記事をご覧ください。
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