Kintone構築・伴走会社のペパコミ株式会社です。
どうも!kintone活用ちゃんねるのハルクです!
IT導入補助金2022についての動画となります!
例年に比べてかな~り遅くの動画となりましたが、理由は1つ
今年のIT導入補助金はめっちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ微妙だからです
今回は例年とかなり異なる公募要領で、
とにかく事務局に電話して聞きまくって全容をほぼ完璧に理解しました!
なのでこの動画を見て頂ければIT導入補助金2022については間違いありませんので是非ご覧ください!
ただkintoneに関しては期待しないでくださいw
情報元はIT補助金事務局ですが、事務局の人達は正直ITリテラシー・ビジネスリテラシーが低く、言うことを鵜呑みにしたら痛い目みるので、
何人もの事務局と更にその先の責任者から話を聞いて、
入念に情報収集した内容を公開します!
結論から言うと今年はkintoneでIT導入補助金2022の申請は可能ですが、
かなり冷遇されています!
具体的に説明していきますので是非最後までご覧ください!
補助対象金額・種類について
大きく3種類あります
A類型、B類型、デジタル化基盤導入類型
1つずつ解説していきます
もう1つ「複数社連携IT導入類型」がありますが、特に関係ないので今回は説明しません
IT導入補助金2022 A類型について
補助額:30万~150万円未満
補助率:1/2
プロセス数:1以上
賃上げ目標:加点
補助対象:ソフトウェア費・クラウド利用料(最大1年分補助)・導入関連費等
IT導入補助金2022 B類型について
補助額:150万~450万円未満
補助率:1/2
プロセス数:4以上
賃上げ目標:必須
補助対象:ソフトウェア費・クラウド利用料(最大1年分補助)・導入関連費等
プロセス数とは?
A類型で1つ以上
B類型で4つ以上満たさなければ申請できない
プロセス数について説明します
こちらに画像貼っておきますが、例えばA類型はこちらの画像にある
“共P-01~各業種P-06“から必ず1つ以上の業務プロセスを満たす
システムを入れる必要があるということです
例えば会計ソフトマネーフォワードの場合は共P-04を満たすので、IT補助金2022申請時にマネーフォワードを入れればプロセス1にカウントされます。
ではkintoneは?
kintoneは汎P-07に該当します。
この場合もプロセス1にはカウントしますが、汎P-07だけでは申請できません。
つまり例年通りkintoneだけではIT補助金の申請が出来ないということです
B類型はこのプロセスを4つ満たすシステムを入れなさいということです。
これは4つのシステムでもいいし、
4つのプロセス満たすシステム1つでも、2つのプロセス満たすシステム2つでもOKです
極端な話、プロセスを4種類満たすシステムがあれば、それだけ入れれば条件は満たされるということになります
ちなみにkintoneのプラグインもIT導入補助金対象ですが、
これは拡張機能に該当します
そのためまず
プロセス数を確保して申請要件を満たした上でプラグインを取り込む
という形になります
プラグインを何個入れてもプロセスには一切カウントされない
ので、kintone+プラグインだけの申請も出来ません
ぶっちゃけA類型とB類型は補助率が低いのであまり狙いたくないのですが、
結論kintoneはA類型とB類型でしか申請が出来ません!
その理由はこの後説明します
本当に残念です・・
IT導入補助金2022 デジタル化基盤導入類型
デジタル化基盤導入類型は補助率が高いため積極的に狙っていきたいものとなります
補助額:5~350万円
補助率:5~50万円までは3/4
50万超~350万円までは2/3
申請要件:50万円までは会計・受発注・決済・ECのうち1機能以上
50万円超える場合は会計・受発注・決済・ECのうち2機能以上
対象ソフトウェア:会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフト
賃上げ目標:なし
補助対象:ソフトウェア購入費・クラウド利用費(最大2年分補助)・導入関連費等
またデジタル化基盤導入類型については
PC・タブレット・プリンター・スキャナー及びそれらの複合機器も補助対象となります
ただ補助率・補助額は低く 補助率1/2以内、補助上限額10万円 です
レジ・券売機等は
補助率1/2以内、補助上限額20万円 です
デジタル化基盤導入類型はプロセス数という概念がありません
その代わり 会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフト これらを満たすシステムであればOKということです
例えば
マネーフォワードであれば会計ソフトと受発注ソフトが満たせるので、
マネーフォワードを入れれば2機能以上満たすということになります
デジタル化基盤導入類型のほうが補助率が高いので狙いたいのですが、
kintoneは会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトに該当しないため、今回はどうやっても申請できないようです!
例えば会計ソフトと抱き合わせでもデジタル化基盤導入類型は申請できませんとハッキリ事務局から言われました
で、まあ唯一受発注はねらい目っちゃねらい目なんですよ。
kintoneをゴリゴリカスタマイズして受発注ソフトとしてしか使えないソフトです!
みたいな形での申請をしたらいけなくもない気はしてるのですが、
リスクも大きいですしkintoneの良さも出ないのでうちではそれはしません
IT導入補助金2022の申請方法
IT補助金はシステム導入したい企業が独自で申請することはできません。
IT導入支援事業者と言われるITベンダーからじゃないと申請が出来ません
そのため支援事業者になっているIT会社と組んで申請するしかありません
ペパコミはIT導入支援事業者ですので、
ペパコミからならIT補助金申請は可能です
どのシステムが補助金対象か?
これは支援事業者であるITベンダーが国に申請をした承認されたシステムを、そのITベンダーから補助金申請できます
つまりもし申請したいシステムがあれば、言って頂ければ国に申請をして
ペパコミから補助金申請ができるようにする形となります
kintoneはかなり冷遇
結論として、IT導入補助金2022でkintone導入するならA・B類型でいくしかない
ということになりました。
しかもkintone以外のシステムも入れる必要があるため、会計ソフトや電子契約ソフトや勤怠管理ソフトなどプロセス4つ満たす形でないといけません・・。
しかも補助率は1/2
いや~今年のIT補助金はないわ~めちゃくちゃ微妙ですね・・。
とは言え1/2は出ますので、ご興味ある方はご連絡下さい!
あとは会計ソフトと会計ソフトのオプションをゴリゴリ入れるつもりがある方は可能性あるのでご相談下さい!
例えばマネーフォワードだと、マネーフォワード本体とは別に
マネーフォワード経費
マネーフォワード勤怠管理
みたいなオプションがめっちゃあるんですよ。
これらをたくさん入れたいという方は対応できますのでオススメです!
これとkintoneを入れたい方も工夫次第でいけますので!
併願できるがオススメはしない
A・B類型+デジタル化基盤導入類型と併願出来るらしいので、
マネーフォワードはデジタル化基盤導入類型みたいな感じも可能ではありますが、
結論オススメはしません
理由として併願すると採択率が下がるという記載があるからです
しかもマネーフォワード等をA・B類型でいかないとプロセス数が足りなくて
そもそもkintoneの申請をA・B類型で申請ができなくなるので、
kintone導入をIT導入補助金2022で申請するならA・B類型でいくしかありません!
予算が違う
A・B類型の予算は令和元年度予算で、
新設されたデジタル化基盤導入類型は令和3年度予算です
デジタル化基盤導入類型のほうが予算もあり採択率も高いことが予想されるため、A・B類型は厳しい戦いになることが予想されます・・。
kintoneをIT導入補助金2022で申請するなら
IT導入補助金2022でkintone導入するなら以下の点をご理解頂ける方は可能ですのでご相談下さい。
①原則補助率1/2のA・B類型で申請
②kintone以外のシステムを複数導入する必要がある
③賃上げが必須なので対応できる方
④会計ソフトを導入する方
ということで今日は至急でIT導入補助金2022の動画でした!
ペパコミでは今年もIT補助金を使ったkintone導入が可能ですが、
過去一厳しいです!
IT補助金は非常にややこしい仕組みですが、
ペパコミではかなり知見が溜まっていますのでご相談下さい!
これからもkintoneの役立つ情報を発信していきますので
チャンネル登録をお待ちしております!
本日もありがとうございました!また次回お会いしましょう~!
ばいば~い!
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