ノーコードツールのおすすめ9選を比較|選び方やメリットも解説【2025年最新版】

小川喜句

ペパコミ株式会社代表取締役小川 喜句

ペパコミ株式会社代表取締役。youtubeにて「kintone活用ちゃんねる」と、kintoneのプラグインメディア運営。kintoneの構築や内製化を伴走支援を行なっており、kintone運営会社「サイボウズ社」のビジネスにおいて、顕著な実績を上げたパートナー企業や個人を表彰する制度である「CYBOZU AWARD 2022」を受賞。サイボウズ評価制度4年連続2つ星を受賞し、セールス部門(2023~2025年) インテグレーション部門(2022~2025年)も受賞。

小川喜句X 小川喜句Youtube

ノーコードツールの導入を検討する中で、以下のお悩みはありませんか?

「自社に合うノーコードツールはどれだろう?」
「たくさんありすぎて、どう比較すればいいのかわからない」

業務効率化や新規事業のためにノーコードツールの導入を検討しているものの、選択肢の多さに戸惑っている方も多いのではないでしょう。

ツール選びを間違えると、期待した効果が得られない可能性もあるため、選定は慎重に行わなければなりません。

本記事では、おすすめのノーコードツールを用途別に紹介します。ノーコードツールを選ぶ際のポイントも解説するので、最後までご覧ください。

なお、ペパコミ株式会社では、「kintone」を活用した業務支援を行っています。業務効率化にお悩みの方は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。

kintone構築・運用でお困りの方へ無料相談でお悩みを解決!
目次

ノーコードツールとは?

ノーコードツールとは?

ノーコードツールとは、プログラミングの知識がなくても、アプリケーションやシステムを開発できるツールの総称です。

あらかじめ用意されている機能の部品を、マウス操作でドラッグ&ドロップするなど、直感的な操作で組み立てるだけで、目的のシステムを構築できます。

専門のエンジニアやITスキルが高い人材がいなくても、業務担当者などが手軽に開発を始められるのは、ノーコードツールならではのメリットです。

業務改善から新規サービス開発まで、幅広い用途で活用できるため、近年多くの企業から高い注目を集めています。

【業務アプリ開発向け】ノーコードツールのおすすめ5選を比較

【業務アプリ開発向け】ノーコードツールのおすすめ5選を比較

まずは、社内の業務効率化を目的とした「業務アプリ」の開発に適したノーコードツールを5つ紹介します。

  • kintone | 30,000社以上が導入している
  • サスケWorks | 作成したアプリの販売ができる
  • Adalo | シンプルな操作性だから使いやすい
  • @pocket (アットポケット) | 最短5分でアプリが作れる
  • Platio | テンプレートから選ぶだけで作成できる

各ツールの特徴や料金プランを比較し、自社の課題解決に合うツールを見つけましょう。

kintone|30,000社以上が導入している

kintoneは、30,000社以上の導入実績を誇る、人気の業務アプリ開発向けノーコードツールの一つです。

非エンジニアでも直感的に操作でき、企業の目的に応じて柔軟な業務アプリを開発できます。また、豊富な実績と手厚い日本語サポートで、安心して導入できるのも魅力です。

料金プラン 月額(10ユーザーの場合)
ライトコース 10,000円
スタンダードコース 18,000円
ワイドコース 300,000円

参考:kintone(キントーン)- あなたの「その仕事に」

なお、kintoneの特徴を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:【2025年7月最新】kintone(キントーン)とは?業務改善のためにできることや特徴・機能を紹介

サスケWorks|作成したアプリの販売ができる

サスケWorks|作成したアプリの販売ができる

サスケWorksは、誰でも簡単に業務アプリを開発できるノーコードツールです。開発したアプリを販売できるユニークな特徴も持っています。

一人あたり月額455円からと低コストで利用でき、AIによる開発サポートや帳票出力、メール一斉送信など豊富な機能が搭載されているため、費用対効果が高いのが魅力です。

低コストで高機能なツールを求める企業や、開発したアプリで収益化を目指す企業には、サスケWorksがおすすめです。

料金プラン 月額
スタンダードプラン 5,000円
プレミアムプラン 15,000円

サスケWorks – 誰でも作れるノーコード業務アプリ

Adalo|シンプルな操作性だから使いやすい

Adalo|シンプルな操作性だから使いやすい

Adaloは、シンプルな操作性で、初めての方でも使いやすいのが特長のノーコードツールです。直感的なインターフェースで、誰でも簡単にアプリ開発を始められます。

また、無料プランではテストアプリを無制限に作成できるため、本格導入前にお試し感覚でじっくり機能を試せます。

まずは手軽にノーコードツールを試してみたいと考えている企業に最適です。

料金プラン 月額
スターター 36ドル
プロフェッショナル 52ドル
チーム 160ドル

Adalo – No.1ベスト・ノーコードモバイル&ウェブアプリ …

@pocket (アットポケット)|最短5分でアプリが作れる

@pocket (アットポケット)|最短5分でアプリが作れる

@pocketは、最短5分でアプリが作成できる手軽さが魅力のノーコードツールです。豊富なテンプレートが用意されており、他のアプリとの連携もスムーズに行えます。

また、多彩なオプション機能やAPI連携にも対応しているため、業務の必要に応じて機能を追加できる拡張性の高さも魅力です。

@pocketは、スピード感と柔軟性を両立させたい企業に適しています。

料金プラン 月額
ライトプラン 300円
スタンダードプラン 500円
プロフェッショナルプラン 700円

業務アプリ作成ツールの@pocket (アットポケット)

Platio|テンプレートから選ぶだけで作成できる

Platio|テンプレートから選ぶだけで作成できる

Platioは、100種類以上の豊富なテンプレートから、自社に合ったものを選ぶだけで、簡単に業務アプリを作成できるノーコードツールです。

作成したアプリは即日から現場で利用開始でき、開発から運用までスムーズに進められます。

初期費用は無料で、月額20,000円からと手軽に始められるため、特に中小企業におすすめです。すぐに使える現場アプリを求めている企業には、Platioがおすすめです。

料金プラン 月額
スタンダード 20,000円
プレミアム 90,000円
エンタープライズ 200,000円

Platio(プラティオ)|モバイルアプリ作成ツール

【プロダクト開発向け】ノーコードツールのおすすめ4選を比較

【プロダクト開発向け】ノーコードツールのおすすめ4選を比較

次に、顧客向けのサービスや新規事業立ち上げなど、「プロダクト開発」に適したノーコードツールを4つ紹介します。

  • APPBOX | ユーザー数1億人以上の人気がある
  • Bubble | Microsoftともパートナーシップを提携している
  • Click | スマホアプリから作成できる
  • JUST.DB | 生成AIで高機能なアプリを実現できる

上記のツールは、より複雑な機能やデザイン性を実現できるのが特長です。

APPBOX|ユーザー数1億人以上の人気がある

APPBOX|ユーザー数1億人以上の人気がある

APPBOXは、プロダクト開発に特化したノーコードツールです。すでに多くの企業で活用されており、アプリの機能改修や影響範囲の特定が容易に行える点が強みです。

管理画面からスピーディーに機能の実装や検証ができるため、迅速なサービス改善が求められるプロダクト開発に適しています。

なお、APPBOXは、月額10万円(初期費用25万円〜)から利用可能です。

APPBOX(アップボックス)とは|カンタン導入、ラクラク運用。アプリビジネスを、これひとつで。

Bubble|Microsoftともパートナーシップを提携している

Bubble|Microsoftともパートナーシップを提携している

Bubbleは、全世界で200万人以上のユーザーに利用されており、Microsoftともパートナーシップを提携している信頼性の高いノーコードツールです。

AIを活用したアプリ作成やカスタマイズが可能で、高機能なアプリを実装したい企業に適しています。

また、本格的なWebアプリケーションを開発したい場合にもおすすめです。

料金プラン 月額
スターター 29ドル
グロー 119ドル
チーム 349ドル
エンタープライズ 要問い合わせ

Bubble: The full-stack no-code app builder

Click(クリック)|スマホアプリから作成できる

Click(クリック)|スマホアプリから作成できる

Clickは、スマートフォンアプリの開発に特化したノーコードツールです。多くの企業で利用実績があり、累計40,000以上のアプリが作成されています。

豊富な拡張機能と充実したカスタマーサポートにより、企業の目的や業務に合わせた最適なアプリを、初めてでもスムーズに開発できるでしょう。

スマートフォン向けのプロダクト開発を考えている企業には、Clickが最適です。

料金プラン 月額
フリー 無料
スタンダード 4,400円
プロ 19,600円

ノーコードアプリ開発ツール | Click(クリック)

JUST.DB(ジャスト ディービー) |生成AIで高機能なアプリを実現できる

JUST.DB(ジャスト ディービー) |生成AIで高機能なアプリを実現できる

JUST.DB(ジャスト ディービー)は、複雑な処理設計や高度な業務システムの構築が可能なノーコードツールです。拡張性が高く、RPAを使わずに業務の自動処理を実現できます。

また、生成AIを活用して、より高度な機能の実装も可能です。

企業のDX化やプロダクト開発に大きく貢献できるツールであり、複雑な要件や高い拡張性を求めるプロダクト開発におすすめです。

JUST.DB(ジャスト ディービー) 

ノーコードツールを選ぶ際の4つのポイント

ノーコードツールを選ぶ際の4つのポイント

ノーコードツールを選ぶ際の4つのポイントは、以下のとおりです。

  • 自社の目的に適した機能が搭載されているか確認する
  • 自社のITリテラシーに適した操作性か確認する
  • サポート体制は整っているか確認する
  • 費用対効果は高いか確認する

数あるツールの中から自社に最適なものを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。上記のポイントを事前に確認しておくと、導入後のミスマッチを防げます。

自社の目的に適した機能が搭載されているか確認する

ノーコードツールを選ぶ際は、まず自社の目的に合った機能が搭載されているかを確認するのが大切です。

例えば、申請業務を効率化したいのであれば、「進捗管理機能」や「書類管理機能」が備わっているツールが適しています。

目的に合致した機能を持つツールを選ぶと、業務効率や生産性の向上が期待できます。導入前に、どのような機能が必要かを明確にしておきましょう。

自社のITリテラシーに適した操作性か確認する

自社の従業員のITリテラシーに適した操作性のツールを選ぶのも大切なポイントです。いくら高機能でも、操作が難しくて使いこなせなければ意味がありません。

操作が直感的で分かりやすいツールであれば、導入後の定着もスムーズに進み、すぐに業務改善の効果を実感できるでしょう。

無料トライアルを活用し、実際に操作感を試してから導入を決断することをおすすめします。

サポート体制は整っているか確認する

ノーコードツールを導入する際は、サポート体制が整っているかどうかも確認しましょう。

充実したサポート体制があれば、操作で不明な点があったり、エラーが発生したりした場合でも、すぐに相談して解決できます。

問題解決までの時間が短縮されれば、業務への支障を最小限に抑えられるでしょう。特に初めてツールを導入する企業にとっては、手厚いサポートの有無が導入成功の鍵を握ります。

費用対効果は高いか確認する

ツールの導入費用だけでなく、長期的な視点での費用対効果を得られるか確認するのもポイントです。

例えば、価格が高くても、豊富な機能と優れた操作性によって業務が大幅に効率化されるのであれば、費用対効果は高いと判断できます。

一方で、価格が安くても機能が不十分で使いにくければ、費用対効果は低いと判断されます。価格や機能などのバランスを総合的に見て、投資価値の高いツールを選びましょう。

ノーコードツールを利用するメリット

ノーコードツールを利用するメリット

ノーコードツールを利用するメリットは、プログラミング知識がなくても、誰でも簡単に業務アプリを作成できる点です。

外部の開発会社に委託したり、専門のエンジニアを新たに採用したりする必要がなくなるため、アプリ開発にかかる時間や費用を削減できます。

また、ITスキルに自信がない従業員が多い組織でも、安心して導入でき、現場のニーズに合ったツールを迅速に内製化できます。

ノーコードツールを利用する際の注意点

ノーコードツールを利用する際の注意点

ノーコードツールは手軽で便利な一方、利用する際にはいくつかの注意点があります。

まず、プログラミングをしない分、実現できる機能には制約がある点を理解しておく必要があります。

複雑な処理や独自性の高い機能が必要な場合は、プログラミングをともなうローコード開発やフルスクラッチ開発を検討しなければなりません。

また、ツールのセキュリティは提供元のプラットフォームに依存するため、選定時にはセキュリティ対策が十分であるかも確認するのが重要です。

ノーコードツールの比較・選びでお悩みなら「ペパコミ株式会社」にご相談ください

ノーコードツールの比較・選びでお悩みなら「ペパコミ株式会社」にご相談ください

ノーコードツールには多種多様な種類が存在するため、初めて導入する企業にとっては、どれを選べばよいか判断がむずかしいかもしれません。

ツール選びでは、以下の要素を総合的に比較検討するのが大切です。

  • 機能
  • 操作性
  • セキュリティ
  • 費用対効果

特にセキュリティや機能面は、業務効率や情報資産の保護に直結するため、慎重に確認しましょう。

選定のポイントを抑えた上で、自社にピッタリのノーコードツールを選択してください。

なお、ペパコミ株式会社では、「kintone」を活用した業務支援を行っています。業務効率化にお悩みの方は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。

小川喜句

ペパコミ株式会社代表取締役小川 喜句

ペパコミ株式会社代表取締役。youtubeにて「kintone活用ちゃんねる」と、kintoneのプラグインメディア運営。kintoneの構築や内製化を伴走支援を行なっており、kintone運営会社「サイボウズ社」のビジネスにおいて、顕著な実績を上げたパートナー企業や個人を表彰する制度である「CYBOZU AWARD 2022」を受賞。サイボウズ評価制度4年連続2つ星を受賞し、セールス部門(2023~2025年) インテグレーション部門(2022~2025年)も受賞。

小川喜句X 小川喜句Youtube
よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

kintoneのお悩み
一発解決します!

無料相談をする
目次
閉じる