kintone(キントーン)構築・伴走会社のペパコミ株式会社です!
どうも!
kintone(キントーン)活用ちゃんねるのハルクです!
今日は、うちのお客様と会食なんですけど、kintone hiveに出ます。このお客様が。
で、kintone hiveの打ち合わせも兼ねて、今日一緒に夜ご飯食べるっていう感じで来てるんで、その風景とかもがっつり撮ろうかなと思ってるんで、入ったところからいきなり撮影しようかなと 。
公開するかどうかはわかりません。
じゃあいってみましょう。
お店へ・・・
ペパコミ小川(以下黒字):今、来ています。どうも。
能重さん(以下青字):なんですか?これ。
あれ?
(以下赤字):初めまして。
えっなんで?そうっすよね。初めまして。
初めまして。
能重さんです。
なんですか?
これね、kintone(キントーン)活用ちゃんねるで上げちまおうかなと思ってw
マジかw
wwww
とんでもねえじゃんw
いえーい!やりまーす!
いえーい!
会食中、kintone hiveの打ち合わせ
ハルク先生、見ました?
この文言とかもだいぶいじってて、内部資料的な感じのを表に●●さんが出しちゃってる感じだったから、ちょっと簡略化して、特にお薦めが小澤さんが札束を、こうやってる写真とか最高なんだけど。
これね、はいはい。
えっ!これ小澤さん?
小澤さん。
これフリー画像っぽいな、めっちゃwww
フリー画像やんww
やばいぞ、これwとんでもねえw
めちゃめちゃいそうだもんこれww
でしょ?これ小澤ですから、今日撮って。
フリー画像なの?これ、うけるわw
右側なんかもう本当、意味わかんないのw
食パン抱えてる意味が全然わからないんだけど。
wwww
なるほどね。
これ、まだ通しでやってないですよね。
通しではしゃべってない。
いい写真いっぱい撮りましたね。
今日頑張ったよ。
これ、でもスライド自体減ってないんですよね?
減った。
減ったんだ。
だいぶ減ってる。
多分3分の2ぐらいにはなってるはず。
減らさせた、だいぶ。
だからもう時間が足りなくて説明する。
でもいい流れですね。いい流れだわ。
これ、工事台帳の全体画面、前撮ったじゃないですか。
そこ1個挟めないですかね、この後に。
どれ?
これだけ見せるんだったら見えないから、ないぐらいの方がいいぐらいですよ 。
それなくす予定。
関連のところは省くんですか?
どこ?関連レコードの話?何番だっけ。
14番の関連のところです。
これは文字残すよ。
これ、僕的には工事台帳っていえば、なんとなく想像つくような気は。
個人的に僕の肝はここだと思ってるんですよ。
この工事台帳見たら、発注の履歴とか予算立ての履歴とか支払いの履歴とかが全部一元化できるっていうのが。
そこを拡大したかったんだ。
そこを拡大したかったんですよ。
だから、それを拡大して、1個下の18番で説明してる労務費のところに、下のシートをポチって押すと。
めちゃめちゃいいじゃん。なにこれ、めっちゃ進化してんじゃん。
これなに?小澤さん作ったの?
そう。
めちゃめちゃいいじゃん、何?
これちょっとわかりづらいな。なんだこれ。
だからその辺は省略してほしいんだけど。
いいじゃん、いいじゃん。
これ、ちょっとわかりやすい。だからこの今19番みたいなやつあんじゃん。
それ要らないから、これ18番のやつと14番に集約してアップにして、結局、予算管理ができててそれが見れますよ、みたいな文言に変えてっていう話をしてる。
そうっすね。
14番のやつを分解して、この18みたいなスライドを2~3並べたらいいと思うんですよね。
だよね、やっぱそういう感じだよね。
とは思ってる。
でもいい。全然違うじゃん。
これ●●さん作り変えてるの?うけるw
うちのスタッフ2~3人がかりでやってたよ。
よくなったでしょ?でも全然。
いいと思うんですけど、長くなってません?
いやいや、ハルク先生。
元のやつ僕は実はあまりまだ見てないんですよね。
元のやつ考えてください。
36枚まで減らしたんですよ、俺たちは。
元何枚ある?50枚?
50枚あるよ!
おいおいピンマイクじゃねえだろうな、まさか。
素材として使おうとしてる完全にこれ。
一応ストーリー立てがあんのよ。
なんで2回なのかっていうのがあって。
これで運用になったときに、どうしても階段式にわざと分けたんだっていうのをここで説明したいの。
確かにこれはやりたい。
これはやった方がいい。
個人的には、なんで業務ごとで分解してるかっていうのが重要だと思ってて、なんでかっていったら現場が入れられないからっていう問題点があるんですよね。
なんで現場が入れられないかっつったら、そういう実情があるからって感じなんで、そこをストーリー立てて話せるんだったら。僕はいいと思います。別になくても。
そこを説明しようかなと思って。
だからこれ、運用編として、全然共有してないから、俺が画面変えても見えるわけないもんね。
確かに。
これ、こうしようか。
そうそう。
だからこれ、ここまで使ったのに社内に浸透しないっていうのが最初にくるんです。
これ、沖縄で俺のこういう土下座の写真を撮ろうと思って。
これはいいポイントっすよ。
その上で、じゃあどうしたかっていうと、あえてアプリケーションを分けて簡略化することによって、わからなくても、もうマニュアルを必要としません。
いいと思います。
僕がKYシートをなんでこれ抜粋したかというと、基本的に同じなんですけど、強調してほしいのが、どうしても原価を集計する上では日々の人工の集計は必須なわけじゃないですか。
必須なのに、ここのハードルがばか高いっていうとこなんですよね。現場の人の入力っていうのが。
その①ばか高いハードル②だけど必須。
この二つを実現するためには、そうだKYシートっていうのは、もうみんなこれはルーティン化できてると。
だからこれに混ぜてしまえっていうこの発想が僕はポイントだと思ってるんですよ。
だからそこを伝えてほしいです、強く。
そうですね。
まさにそういうことを伝えていって、だから結局kintone(キントーン)の運用に関して、これ言おうと思ってるとこなんだけど、業界それぞれいろいろあると思うけど、その実情に合わせた形で、今現状あるものと習慣化されてるものを組み合わせるっていうことが一番重要であるっていう言葉を投げかけようかと。
それスライドにしたいっす。
えー!?またスライド書くの?w
その言葉スライドにした方がいいっす。それ大事ですよ。
めちゃめちゃ大事。これ肝だから。
適当にペロンと1行だけでもいいんで。
それ大事。それ覚えといてください。
全然覚えてないから、メモっといてください。
wwww
お酒飲んじゃってるから絶対覚えてないw
じゃあもう新規で書いておくよ俺の方に。
今、僕、書くっす。
これ・・・なんだっけ今。もう忘れたっす。
適当だからw
なんて言いましたっけ?
kintone(キントーン)を実際に運用していくためには、もともといろんな業種、業界があると思うんだけれども、そこでスタンダードによって習慣化されてるものと組み合わせてkintone(キントーン)を構築することで自然と習慣ができる。
それだわ。
これ何?エンジで使ってるやつですか?
うん。
エンジで使ってるやつか。
でもネタはいっぱいある。
期限いつでしたっけ?
8日。
明日中にはもうこれ完成させる。いったん俺ら側で。
これだって、全体構成考えて整えて、かつ17分以内に収めるっていうところまでフィックスしないといけないじゃないですか。
任せろ。明日やる全部。
本当っすか?やれます?
やる。
もうすでに、今もともと作った原稿と読み合わせとアレンジしながら、両方構成考えながらまとまるようにしゃべるっていうのを練習してた、今日。
本当ですか?
うん、なんとかしますよ!
さすがでーす!
だからあえて懐を、ストロークを長くしてるの、これ。
個人的には、能重さんって見た目怖いんで、この奥さん辺りのところをちょっと人間味いっぱい出すとか。
wwww
このギャップがいいんですよ。
だからそこら辺もね、ちょっと演じてもらって。
演じるってことはない、素でいけるっすもんね。
もう普通です。僕はもう何も変わらないので。
ここ(お店)めちゃくちゃいいっすね。
今度使おう。
使って使って。
知り合いのところじゃないですよね?知り合いのところ?
全然知らない。
本当ぎりぎりになっちゃうけど、一応できるだけこっちである程度写真含めた上で調整するんで、最後の整えお願いしたいですって。
今もう一回じっくり見て、ここはこう直してください、って入れて。
そうっすね。
いや、面倒くさがらない。
wwww
すぐ面倒くさがるw
普段やらないから、そういうの。
でもこの男はいい男なんですよ、ハルク先生。
もっといくべきなんだけどね。
すみません。頑張りますw
すごい才能の無駄遣い感をちょっと感じる部分があるから。
wwww
そうっすかね。
すごいメディア向きだし。
いったんそしたら、話戻していいですか。
はい。
これ僕、明日見るんで、ここをもっとこうがいいって言っちゃっていいですか?
いいよ。
っていう感じで取りあえずいいかな。
パッと今見た感じ、全体の流れはいいと思うんですよね。
ただ多分これ全部やるってなったら時間収まらないですよね。
うん。
そこの絞り込みっていうのは実際にリハやって。
お願いします。
OKです。明日に送ります。
明日どのぐらい?
明日・・・夕方ぐらいから見れるかな。
夕方ぐらいからには。
そしたら、その間に修正したやつをまた随時送るよ。
その方がいいですね 。
じゃあ動画一回締めます。
使うかわかんないですよ?
はい、どうも。エンジニアリングの能重さんです。
当日の舞台裏とかっていうのも許可出たら撮影しようと思ってるんで、 ぜひよろしくお願いします。
よろしく。バイバイ。
使えるかな~?
使えないでしょう。
事務所でリハーサル
なんじゃこれwすごっ。
ここがもう、何ルームかわかんないな。
謎の美容室ルーム。
もうキッチンですね、これは。
向こうの何部屋なんだ。
で、ここが・・・
ここが、レコーディングスタジオ。
あー涼しい。
着物の着付けが自分でできると楽ですね。
すごっ。
これ二つあるんですか?
二つあるよ。
すごっ。
こんなに響いてるんだけど、これ全然音漏れないんですか?
漏れないっすよ。
へえ。
めちゃくちゃっすね。
そう。
はい、小澤さん。
小澤さん、いつも来てるの?ここに。
小澤さん:いつもここに来てる。
こんな時に、車だと近いんだけどな。
風呂場。エロっ。
うわエロっ。
なにこれ 。
うわエロっ。
しかもこれ・・・ すごいっすね。
風呂場からスタジオ見れるんだ。
ここは何用なんですか?
ここね 鍋食うために作った。
あと修学旅行スタイルで、今、布団干してるけど、布団で寝れるように。
あぁ~。
ここにちゃんとモニターがあって。
あ、すげえ!
中の映像も見れるようになってて。
へえ、なるほどね。
YouTubeの配信とかしたり、レコーディングしてる時にこっから見て、鍋食いながら「まだやってるんだな」みたいな。
すごいな。
だって風呂場からも見えたっすね、レコーディングスタジオ。
あれはおふざけですよ。
いや、すごいな。
あれで水着のお姉ちゃん配置して レコーディングのやる気を深める。
wwww
娯楽じゃん。
これ、なんすか?なんで立ててるんですか?
これ床下収納。ここに布団が入ってる。
なるほど、すごいな 。
来ると全然違うな。
やばいでしょ。
やばいよ。へえ。
ということで以上でした!
リハーサル風景
「自然と定着していく。
またそれに合わせた形で、会社さんのペースに合わせてステップを上げていくことが一番重要だと思います。 」
これよくない?こんな感じ。
まあそうっすね。
とにかくここでのポイントは、反復をして定着をさせるっていうことがkintone(キントーン)は特に大事なんだなっていうのを経営者として思いました、みたいなところを言ってあげるといいと思います。
いよいよ本番
意気込みどうですか?
意気込み?適当だよ。
適当?適当でいきます?
適当でいきます。
頑張ってください。
エモーショナルに。
司会:では続いてのご登壇者の方です。
日本エンジニアリング、能重さんです。
よろしくお願いいたします。
皆さん、こんにちは。
弊社のkintone(キントーン)の活用事例を紹介したいと思います。
まず自己紹介したいと思います。
私は日本エンジニアリング株式会社代表取締役の能重裕介と申します。
1986年生まれでして今年で36歳になります。
いろいろ学生時代はバンド活動ですとか、音楽関係のことを非常にやっていまして、偶然にも2008年にデビューすることができました。
その後アルバムを制作中に、ちょっとこれがこれになっちゃいまして、子どもができちゃって結婚することになったんですよね。
今現在続くような事業をその当時から始めました。
こんな感じです。
私たちの会社は日本エンジニアリング株式会社ということで、エンジニアリング業務を主としています。
特に空気ですとか水、こういった関連の事業を行っています。
われわれの強みですけれども、普通はバラバラにしている項目、工事を一貫してできることによって適正なコストでお客さまに提供できるという強みを持っています。
弊社の標準的な業務フローになります。
まず案件の引き合い、さらに企画の検討、そして見積もりをして工事を行い、引き渡しという形になっています。
これは一般的な建設業のプロセスになっていると思います。
そんな中、非常にお客さまにもご好評いただいて、いろいろ売り上げが伸びる時期がありました。
そんな中でkintone(キントーン)の導入前の我々の課題を説明したいと思います。
一般的には売り上げが大幅に上昇することによって、データがよくわからなくなっていっている。
また、案件とか集計というのが追い付かない。
さらに、そのことが原因で決算期まで中身の情報が全くわかりませんでした。
そうした結果、売り上げの上昇するときまでは、妻に全ての総務の業務、また経理業務等を任せておりまして、本来仲良く暮らしていたんですけれども、殴り合い、胸ぐらをつかみ合いながらけんかをするなんていう日が本当に続いていました。
そこで職員の悩みですけれども、本来は仕事をした分だけお金がもらえる、これが理想的な形だと思うんですけれども、実際には何をやっているかわからなくて全然評価にたどりつけなかった。
また職員のストレスとして、理想は定時に帰る、これは皆さんもそうだと思いますけれども、会社から言われていると思います「定時に終わらせろよ」 。
ですが基準となるデータをしっかりと確認できないために、そのデータを確認することに時間をかけてしまっていました。
実際に残業はものすごく時間がかかっていたと思います。
さらに、ここは問題だということは気付いていました。
私も含めてですけれども、パッケージ版の営業管理システムですとか、Excelのマクロを使った管理というのを行うことにしました。
もうやれることは何でもやったんですけれども、結局一部には浸透するんですけれども、全体的に使うということが非常に難しかったと思います。
改善行動をしていると一見やった気になっていたという部分が非常に多かったと思います。
我々、本当に人がいなければできない業界ですので、改善することによって仲間を大切にしてるんだと思っていました。本当に。
でも、不満はずっと積もっていくばかりだったんですよね。
ここに気付けなかったのが今でもすごく悔やまれます。
それで辞めていった職員もいっぱいいました。
そんな中、当時、総務の業務担当者だった小澤さんが僕に言ってくれました。
「社長、kintone(キントーン)をやろう。」
これ本人です。
ちょっとかわいくないですか?そんなことない?
我々が実装に向けて課題が二つあります。
まずはいろいろな情報がいっぱいあるんですけれども、その情報のひも付けを行いたいという点。
もう一点が業務の可視化を行いたいという点です。
今どういう状況にあるのかというのを常にリアルタイムで見れる形を作りたいと思いました。
ここに関しては、前段であったように、Excelまたはマクロで組んであったために、経験値が高いベンダーさんと一緒にやらせていただいたので簡単に作ることができました。
弊社が作ったのが次のアプリです。
工事台帳アプリというものを作りました。
こちらの方に工事の基本情報が全て載ってくる形であります。
まず工事名だったりとか、あと場所、期間だったりとか、細かい情報がここに載っています。
さらに工事の履歴、実行予算の履歴等、必要な情報の履歴等が全てここで一元で見れるようになっています。
こうすることによって管理者が一目瞭然で、この工事、プロジェクトが一体何なのかっていうのを確認できるような形というのができました。
具体的にどういうふうに作っているのか。
いろいろアプリケーションがあるんですけども、先ほど紹介した工事台帳というアプリケーションに、各プロセスの業務をアプリ化したものの情報が集まってくる形になっています。
ですので管理者は、一つのアプリケーションを見れば現状プロジェクトがどういうふうになっているかっていうのをすぐに確認することができます。
じゃあ、どういうふうに情報を持ってきているかというと、工事名にひも付けてあります。
ルックアップで工事名を取得すると、全ての情報が自動的にそのアプリケーションに入って閲覧できるような形になっています。
例えばですけれども、これは労務費の履歴の部分ですが、労務費の自動集計を日報で集計いたします。
そうすると、そのプロジェクトに対して、この人が何時間働いて、どのぐらい労務費がかかっているのかというのがすぐ閲覧できるようになっています。
さらに日付ごと、関連レコードを押すと日付ごとのデータが出てきて、この人は一体どのぐらいこのプロジェクトに細かく関わってどうなんだというのが一覧で見えるような形になっています。
これでかなり業務は改善されたと思いました。
集計するということだけでもかなりの成果が上がったと考えます。
しかし、これを各部課長に提案しました。
そうするとこんな問題が出てきます。
まず誰がどうやるんですか?
わからないのでできません。
また、今度は使っていってもkintone(キントーン)を管理するためにExcel管理をする人が現われちゃいました。
ここまで来るのに進捗1カ月以上かかったんですけれども、さらにここのプロセスだけでも相当な時間を要したと思います。
もう全然進まなくなっちゃったんですよね。
そこで小澤さんが僕に言ってくれました。
「社長、kintone(キントーン)作ってもらっていいですか?」
正直言ってkintone(キントーン)って、作ればそのままもう終わりだなというふうに僕は思っていたんですよね。
でも本当は違いました。
実際には運用することが大事で、どう使うかの方がものすごくカロリーを使うと思います。
私が社内でお願いされたのは、まず発注業務の部分です。
今までは発注のタイミングというのが決められていないことによって、支払いのときに原価が発生するという状況が続いていました。
つまり、工事の実行予算を立てた段階では見えない予算が存在していたということです。
そのために責任者を集めて、まず業務のプロセスを一緒に洗い出すことから始めました。
業務のプロセスだったり、流れとかを正確に統一しました。
それをkintone(キントーン)のプロセス管理に私が直接入力をして組み立てています。
そのことによって、一覧で現在のステータスというのが案件ごとにどういう状況かというのが確認できる形になりました。
完了しているのか、それとも今は何をしているんだ、見積もり段階だ。
この一覧が見えることによって全体的に、社長であっても、役員であっても、担当者であっても、誰でもが確認できる形が出来上がります。
こうして申請のプロセスが適正にできることによって、もともと何がなんだかわからない、とにかく支払いに追いつければいいんだと言っていた申請プロセスが、適正にちゃんと申請をして承認をもらった上で管理をするという形になりました。
例えば、工事の発注をします。
支払いの段階になると支払いに登録をすると、こういうふうに履歴が出てきて一致しないとOKが出ないという形になっています。
また管理者に関しては、多数ある案件がいっぱいあると思います。
例えば、工事の項目に関してもそうですが一個の作業に関しても、多数の部署が関わっていくということも考えられます。
そういうデータを、一つのアプリケーションで閲覧できることによって、管理者は一目で見てこれがどういう状況にあって、どういう業者さんがいて、何が行われているのかというのをしっかりと知れる環境が出来上がりました。
さらに、この申請を行う人たちも、それだけ大きい、多い量のデータですから、全部を把握することっていうのは不可能ですよね。
自動的にそのひも付け、支払いのアプリを申請するときに、その金額が発注と適正であるかということをしっかりと確認できる形になっています。
ここ、映っていますけれども工事の発注金額が56万1000円。
支払いのときの申請も56万1000円です。
これが適正に申請が行われれば、こちらの方に自動判定が出るようになっています。
差異はゼロ円です。これは達成ですね。
また、ここの金額が合わなかった場合に関しては差異があります。
このことによって、通常照査する段階において再度承認、確認をしなきゃいけなかったプロセスがkintone(キントーン)での自動判定によって、その時点で食い止められるようになりました。
このことによって照査時間はかなり上がったと思います。
でも、ここまで来ても一般の職員というのはあまりよくわからなかったんですよね。
どうせ上がやっているんだろう。これは私たちに関係ある?そんな感じで一生懸命頑張って作ったんですけど、全然浸透しないんですよね。
そこで私たちは考えました。
これ、kintone(キントーン)のポータルの設計をしたんですけれども、運用ベースでの設計を行いました。
まずは業務ごとにアプリケーションを分解して、入力必要最低限のところまで各アプリを分解してあります。
さらに縦軸で各担当、役割に必要な部分のプロセスの業務管理に縦軸で視認性を高めています。
このことによって、自分が今何をすべきかっていうのを目で見て確認できるようになりました。
また、必要な情報と必要じゃない情報がそれぞれあると思います。
こうやってポータルを設計することによって、こういうポチっと押すとURLが載ってて、このままアプリに飛ぶようになっているんですけれども、自然と業務がマニュアルなしでできるようになりました。
例えばですけど、これを導入した段階で大体2カ月程度で弊社の職員全体が使えるように実際なっています。
その中で一つアプリケーションを紹介したいと思います。
これは個人KYシート申請アプリというものなんですが、要は作業報告になっています。
従来作業報告の提出義務っていうのはあったんですけれども、かなり提出率が悪かったです。
我々というのは建設業ですので、工事現場に行くと危険予知活動 KYシートというのを必ず作成することになっています。
これというのは全員がやることなので、誰でも習慣ができていることなんですよね。
がしかし、要は作業報告の内容と、このKYシートの内容というのは重複していて、ダブルでそこに入力するのかというのがみんなの不満だったんですよね。
習慣化できているものを写真で撮って、KYシートを写真で撮って作業報告に載せるということをやりました。
このことによって、正確な内容と時間、また日時というデータが全て載っていますので、これで作業報告の内容が担保できました。
さらにここ、アルコールチェッカーの絵が載っているんですけれども、4月に我々の業界でもアルコールチェックが義務化されました。
そんなときもkintone(キントーン)は汎用性がかなり高いですから、チェック欄というのを写真付きで載せれば、すぐに法令にも対応できるような形になっています。
重要なことというのは、今あることというのを置き換えるのではなくて、今ある慣習とか習慣に乗せていくということが運用のキーポイントになってくると思います。
kintone(キントーン)の運用後というのは本当に社内の空気というのは変わりました。
本来建設業ですから、ユーモアあふれる仲間がたくさんいるんですけれども、それがITを使ってやっていくというと、みんな暗い顔をしちゃうんですよね。
ですけど、自然と業務が流れるようになって、我々の会社は非常に会話も増えて中身の品質も非常によく上がったと思います。
特に、今でも大事にしていることというのが、エビングハウスの忘却曲線。これはもう有名な曲線ですけれども、とにかくkintone(キントーン)を使ってもらうということです。
反復して、反復して、反復して、簡単でもいいからkintone(キントーン)というものに触っていくことによって、会社さんごとももちろんプロセスはあると思います。
レベルもあると思います。
導入の障壁もいっぱいあると思いますけれども、一番簡単なものでいいと思います。
まずはみんなに浸透してもらう。これが身近にあるものだ。
そういった形で反復して使ってもらうことによって、その後の運用が大きく変わってきます。
もう一つ大事なことがあります。
友好なベンダーさまとの関係です。
これはいろいろあると思うんですけれども、システム構築の段階で一番重要になってくるのが、我々の意思と、また構築している人間の意思とっていうのが違う場合があります。
これはもちろんそこの部分を合わせなければ、いい仕組み、システムというのはできないと思います。
さらに内製化です。
必ずkintone(キントーン)の担当者を1人置いた方がいいと思います。
ここの部分というのは窓口が2人も3人もいるようでは、情報が一元しないという問題が出てきます。
あの人はこう言っていたけれども、この人はこう言っていた、なんていうことが実際に私たちの会社でも起きました。
またそれによって、kintone(キントーン)の担当者が育つことによって社内の浸透率も上がります。
結果、 一人一人がkintone(キントーン)を使えるようになり、これがわれわれの会社ではDXの一歩になっています。
kintone(キントーン)導入後の結果です。
いろいろ数字は書いてありますけれども、具体的に製造原価の4000万の削減ができています。
さらに販売管理費も4000万削減。
残業時間においては年間で5500時間も削減することができました。
ものすごい効果だと思います。
これは私どもの会社だけではなくて、適正にプロセスを踏んだ仕組みができれば、どんな会社さんでもおそらく5%前後の削減というのは簡単にできるものだと考えます。
我々ができて、皆さんができないことというのは決してないと思います。
今後ですけれども、我々、建設業専門でやっておりますけれども、建設業界にkintone(キントーン)の浸透を推進できるような事業を行いたいと考えております。
我々が持っている技術というのを、私たちだけではなくて、いろいろな人たちに届けたいという思いがあります。
そんな中で一番今強化しているところというのが会計の連動です。
当初うちの会社でも3人ほど、経理を担当していました。
現在kintone(キントーン)から直接的に会計システムの方にAPIで連携することによって、実際に1人で会計システムを回している形になっています。
このことによって、リアルタイムで財務の分析、また資金調達へのデータというのがそろうことによって、現在どうすべきかという判断がスピード感を持ってできるようになります。
実際、このことによって原価が下がった分を新しい事業に投資するということが我々もできました。
気持ちのズレをなくせば、ここの部分が一番私たちが今大切にしている部分です。
会社は永遠に成長し続けられる。
やっぱりここが一番大事だと思うんですよね。
おかげで僕たち、いろいろなハードルありましたけれども、kintone(キントーン)の導入を通じて本当に心が一つになっていったと思います。
もちろんkintone(キントーン)だけではなくて、社内のプロセスだったり、自分たちがわからなければならなかったところがたくさんあらわになった経験ができました。
重要なことは、私自身がみんなとどういうふうに会話をするか、ここが一番大切だったと思います。
本当に、妻を失わなくて済んだと思いますし、けんかばかりだった毎日が、愛情あふれる、笑顔あふれる毎日になれたと思います。
これで私の紹介を終わりたいと思います。
ご清聴ありがとうございました 。
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