kintone(キントーン)構築・伴走会社のペパコミ株式会社で、kintone(キントーン)活用ちゃんねるのハルクです!
今日は先日初めてJAPAN IT WEEK 業務改善EXPOに出展してきました。
見ている層が経営者が多くて、このあたりの展示会の費用対効果気になる方いるかと思うので、費用対効果と率直な感想お伝えしていきます。
JAPAN IT WEEKは 10/26(水)~10/28(金)の3日間幕張メッセで開催されました。
JAPAN IT WEEKに掛かった費用
人件費はもっと高いですが、よくある企業の人件費で計算しましたので参考にしてください。
出展料が55万円で0.5小間単位です。
あとは小間装飾費が300,000円で、人件費が135,000円ぐらいとその他諸々で約1,200,000円弱です。
JAPAN IT WEEKの費用対効果は?
費用対効果ですが、kintone(キントーン)の構築案件を2件以上展示会キッカケで取れればペイできます。
展示会が終わって4ヶ月くらいですが、相談1件、協業1件、サポート1件、入札案件1件のご連絡いただきましが、入札案件は単価は期限が短くてお断りしました。
結論的には直接的に仕事には繋がっていません。
ブースで営業をしっかりやっていなかったということもあって全体的には微妙だったかと思います。
熱量と決裁権を兼ね備えた会社が大体10社ぐらいしかなく、暇つぶしで来ているような人の割合がかなり高いと感じました。中には「ちょいちょい。座らせてくれい」とか言ってくるおじいちゃんがやってきたりしましたw
名刺のリード情報は3日間で大体200件弱です。ただこれもこのリード情報の価値はほとんどなさそうだなと思います。
kintone(キントーン)関連のブースを出しているのが恐らく当社だけだったこともあり、kintone(キントーン)関連の相談はペパコミブースめがけて来られる方もいらっしゃいました。
あとは視聴者さんも意外と多く30人くらいはyoutube見ていますと言ってくれて有難かったです。
kintone(キントーン)連携プラグイン会社だと、コラボスタイルさんやジョイゾーさんがアルコール検知などでブース出していました。
来年からは1小間単位での出展となり、費用対効果がよくないので今のところどちらもと言えないと思います。
当社のターゲットは、kintone(キントーン)を幅広く認知してもらうのではなく、既にkintone(キントーン)を認知検討している層がターゲットのため、視覚的に呼び寄せる必要はあまりないです。
小間が大きければ視覚的に呼び込める確率は上がりますが、その確率が上がるのと価格のバランスが合っていないので、正直0.5小間で十分と思っています。
RX JAPANさんでは展示ブースを盛り上げるための装飾提案・印刷などを展示会出展中に無料でやってくれるチームがあります。
JAPAN IT WEEKの担当営業の方のご配慮でペパコミブースを盛り上げ頂き、それによって集客力があがったと思うので、そういうサービスは助かりました。
JAPAN IT WEEKはガチャガチャなどが禁止だったため、ビッグサンダーにkintone(キントーン)活用ちゃんねる登録を促すポストカードを同封して配りましたが、そこからのチャンネル登録はほとんどなかったです。
費用対効果算出の軸は、純粋に案件数がどのくらい取れるかと思います。
あとはkintone(キントーン)連携相談で他の出展社さんが来られることも多かったです。
ただこの手の話も大体身を結ばないことが多いので、よほど具体的な話ではない限りはスルーが基本姿勢です
JAPAN IT WEEKに出展して感じたこと
ここからは僕が思ったことで、結構毒を吐いちゃいますw
今回の出展企業を見てみると日本はレベルがあまり変わらないと思いました。
数年前もRX JAPANさんの展示会来ましたがその頃からあまり変わってないと感じました。
流行りもののAIが増えていたと思いますが、単一業務解決型のプロダクトがとても多いです。
当社に相談いただく内容が、ツールをたくさん導入したことで、業務が煩雑になってしまったためkintone(キントーン)でまとめたいという相談が多くなってるので、市場的にそういう意識になっているかと思っていましたが、全然違いました。
単一のツール入れて根本的に何が解決できるの?と思うようなツールが多くてちょっとげんなりしました。
あとはkintone(キントーン)と連携出来ます!とか言っているツールもあり、話を聞いてみると「RPAで連携出来ます!」や「CSV入出力で出来ます!」とか、連携といわないのもいくつもありました。
もちろん一つ一つのプロダクトを見ると色々な設計思想や技術が詰め込まれているのは分かるのですが、
勉強のために展示会に参加した入社して1年の子も「なんか逆に自信がつきましたとと言ってました。
色々な業務課題が山積しているうちの1つを解決するためにツールを導入することがお客様のためなのかというのはよく考えないといけないと思いました。
やっぱり大切なことは本質的な課題解決です。
ブースに訪れた方に「ペーパーレス化したいんですけど、kintone(キントーン)はどうですか?」と言われましたが
ペーパーレス化は業務改善の先に訪れる結果であって、本質は業務改善です。
何の業務が課題なのか?
それを解決することで結果ペーパーレス化になるだけで、ペーパーレス化をするためにツールを探している方々を見ている微妙だなと思います。
次にCybozuDaysとの違いについてですが、先に宣伝を挟んでからお伝えします!
このチャンネルは、kintone(キントーン)の構築・運用コンサル会社であるペパコミが運営しております。
kintone(キントーン)に関する情報を幅広く発信しておりますのでチャンネル登録をお待ちしております!
概要欄よりプラグインリストを配っております!
CybozuDaysとの違い
とにかくブースに来る人の熱量や課題の粒度が圧倒的に違います。
CybozuDaysはより具体的な課題を持った上で訪れてくれるので非常に話しやすく、惰性で来ている人が一人もいないため、
当社の認知度向上に大きく役に立ちます。
今回は、JAPAN IT WEEKに出展した感想を語りました
費用対効果が出そうなら来年も出展を考えますが、現時点だと正直感じていないので2023年は参加しないかなと思います。
出展検討している方は参考にして頂けると嬉しいです!
ばいば~い!
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