「kintoneで印刷がしたいけどやり方が分からない」
「kintoneで印刷をするための無料プラグインが知りたい」
このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
kintoneは標準機能で印刷もできますが、プラグインを設定するともっと簡単に印刷ができます。
本記事では、kintoneの標準機能だけでなく、無料・有料のプラグインも解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
もしkintoneの特徴やできることについて詳細を知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:サイボウズ社のkintone(キントーン)とは?機能や特徴をわかりやすく解説
また、ペパコミ株式会社では、kintoneの導入サポートを無料で行っております。導入に関することから改修内製化までの相談ができるため、業務をより効率的に行えるようサポートいたします。
kintone(キントーン)の印刷機能で何ができる?
kintoneの印刷機能は、アプリ内のレコードやデータを簡単に印刷できる便利な機能です。
カスタマイズ可能なレイアウトで、必要な情報を自分の見やすい形式で出力できます。また、プラグインや外部サービスとの連携により、PDF形式での保存や複雑な帳票の印刷も可能です。
さらに、自動化機能を利用して、特定の条件を満たすと自動で印刷をトリガーすることもできます。
kintoneの印刷機能は、業務の効率化と正確な情報管理をサポートし、多様なビジネスシーンで活用できると言えるでしょう。
kintone(キントーン)の標準機能で印刷する方法
kintoneの標準機能を使って印刷する方法は非常に簡単です。実際は以下3つの手順で完了します。
- 印刷したいレコードが含まれるアプリを開く
- 印刷したいレコードを選択し、詳細画面に移動
- 詳細画面右上にある「・・・」メニューをクリックし「印刷」を選択
これにより、レコードの内容が印刷用のフォーマットに変換され、ブラウザの印刷ダイアログが表示されます。ここでプリンターを選び、印刷設定を確認してから印刷ボタンを押すだけです。
一覧表示されたデータを印刷する場合も同様に、「・・・」メニューから「印刷」を選ぶことで、現在表示されている一覧が印刷用フォーマットになります。
この機能により、kintoneのデータを手軽に紙で確認したり、会議資料として利用できます。
このように、kintoneの標準機能を使えば、特別な設定やツールを必要とせず、簡単にデータを印刷可能です。業務の効率化にぜひ活用してみてください。
kintone(キントーン)で簡単に印刷設定できるプラグイン2選【無料】
本項では、kintoneで簡単に印刷設定ができる無料のプラグインを以下の2つご紹介します。
- 一覧画面印刷プラグイン
- 印刷設定プラグイン
お金をかけずに業務が効率化できるので、ぜひ参考にしてみてください。
一覧画面印刷プラグイン
一覧画面印刷プラグインは、通常の標準機能では難しい詳細なレイアウト調整や特定のデータ抽出を簡単に行うことができます。
さらに、このプラグインはカスタマイズ性に優れており、印刷するデータの選択やレイアウトの調整が柔軟に行えます。これにより、必要な情報だけを見やすい形式で出力でき、業務資料や報告書の作成が効率化されます。
一覧画面印刷プラグインでの印刷は、下記の手順で実施可能です。
- まずプラグインをインストールして対象のアプリに設定
- 一覧画面に「印刷」ボタンが追加される
- ボタンをクリックするだけで表示されているデータの一覧を印刷用のフォーマットに変換し印刷が可能
印刷設定プラグイン
印刷設定プラグインは、印刷の際に細かな設定を行うためのツールです。このプラグインを使用することで、標準機能では制限のある印刷オプションを拡張し、より柔軟に印刷内容をカスタマイズできます。
このプラグインの大きな利点は、ユーザーが自分のニーズに合わせて印刷レイアウトを自由にカスタマイズできる点です。例えば、特定の項目を強調表示したり、不要な情報を省略して、見やすく整理された印刷物を作成できます。また、プレビュー機能を使って、実際の印刷結果を事前に確認できるため、ミスを防ぎやすくなります。
印刷設定プラグインを利用するには、以下の手順で実施できます。
- プラグインをインストールしてアプリに設定
- 印刷したいレコードや一覧画面を開き「印刷設定」ボタンをクリック
- 印刷フォーマットの選択、ページレイアウトの調整、ヘッダーやフッターの追加、フォントサイズやスタイルの変更など、詳細な印刷設定が可能
kintone(キントーン)で簡単に印刷設定できるプラグイン5選【有料】
本項では、kintoneで簡単に印刷設定ができる有料のプラグインを以下の5つご紹介します。
- プリントクリエイター
- k-Report
- RepotoneU
- ドキュトーン
- レポトン
無料のプラグインでは満足できない人は、ぜひ参考にしてみてください。
kintoneで簡単に印刷するならプリントクリエイター
「プリントクリエイター」を使えば、手間なく簡単に美しい帳票を作成できます。
プリントクリエイターの主な機能は以下の通りです。
- レコード一覧や詳細画面からワンクリックで印刷可能
- 見積書や請求書など、独自フォーマットでの出力対応
- はがきや宛名ラベルなど、さまざまなサイズに対応
kintoneの標準機能ではレコード詳細画面からのみ印刷できますが、プリントクリエイターならレコード一覧画面からも印刷が可能です。さらに、出力するPDFファイルのサイズを1mm単位で設定できるので、独自フォーマットに合わせた帳票作成が可能です。
他にも、プリントクリエイターには機能があるので、詳しくは公式の機能ページをご覧ください。
30日間の無料お試し期間があり、自動課金もありませんので、ぜひお試しください。
kintoneの印刷でレイアウト作成するならk-Report
kintoneで印刷用のレイアウトを作成するには、「k-Report」がおすすめです。
k-Reportでは、会社のロゴや特定のフォーマットを含むテンプレート作成が可能です。ドラッグ&ドロップで項目の配置やサイズ、スタイルを直感的に調整でき、プレビュー機能で仕上がりを確認しながら編集できます。
報告書や顧客向け資料など、見栄えの良い印刷物を手軽に作成できるため、業務効率を向上させることができます。kintoneのデータを効果的に活用するために、k-Reportをぜひ活用してみてください。
kintoneの印刷をドラッグ操作のみならRepotoneU (レポトンユー)
「RepotoneU(レポトンユー)」は、ソウルウェア社が提供するプラグインで、PDFやエクセルのテンプレートを登録し、マウスのドラッグ操作でレイアウトを決めることができます。
kintoneアプリ内で設定可能で、エクセル出力も可能です。ただし、サイズの制限があるため、幅広い用途には向かない点や、「Pro」プランは月額制のみとなっています。
利用料金は月額16,500円からとなっていますが、一括出力などの機能を利用する場合は追加料金が発生します。
手軽に自社フォーマットで印刷したい企業に向いていると言えるでしょう。
ワード・エクセル・パワーポイントのすべての出力に対応したドキュトーン
「ドキュトーン」はオプロ社が提供する連携サービスで、kintoneでワード、エクセル、パワーポイントの帳票出力に対応しています。
テンプレートを用意してkintoneにインポートするか、新規でレイアウトしたテンプレートを作成できます。
ドキュトーンはワードやパワーポイントの出力に対応しており、出力枚数が無制限で利用可能です。ただし、設定がやや複雑であり、PDFへの直接出力や一括出力には対応していません。
利用料金は1ユーザー/月額980円からで、30日の無料トライアルも用意されており、手軽に帳票を出力したい企業や、複数の形式での出力が必要な企業におすすめです。
月額制と買い切り型から選べるレポトン
「レポトン」は、株式会社ソウルウェアが提供する帳票出力サービスで、kintoneで管理している見積書や請求書などの帳票を、PDFやExcel形式に出力するプラグインです。
一括出力や一覧出力、宛名ラベルの出力が可能で、複数シートの出力もサポートしており、月額料金は16,500円で、年額契約も可能です。また、買い切り型やPDF専用・Excel専用など、さまざまなプランが用意されているのが特徴です。
プラグインの利用でkintone(キントーン)で簡単な印刷を実現しましょう
ここまで、kintoneの印刷方法について解説してきました。標準機能での印刷も可能ですが、有料のプラグインを使えば更なる効率化が図れます。
自社の状況に応じて、ぜひ導入を検討してみてください。
また、ペパコミ株式会社では、kintoneの導入サポートを無料で行っております。導入に関することから改修内製化までの相談ができるため、業務をより効率的に行えるようサポートいたします。
コメント