kintone(キントーン)のワークフローには、さまざまなプラグインがあるため、どれを選べばいいのかわからないですよね。
またkintone(キントーン)の機能としてのプロセス管理は、使いづらい場面も存在します。
そんなkintone(キントーン)のワークフローの悩みを解決したプラグインが、コラボフローです。
コラボフローは、エクセルで作成した申請書の形を崩すことなく、そのままWeb上の申請フォーマットに変換できます。
複雑になる承認経路の作成はフローチャートになっているため、視認性もよく管理も簡単です。
本記事ではコラボフローのメリットや稟議書の作成手順、料金プランなどを紹介していくので、ワークフローの業務効率を改善したい人は、ぜひ最後まで読んでください。
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コラボフローとはどんなプラグイン?
コラボフローは、稟議書や見積もり書などの申請書類の作成がWeb上で簡単に行える、kintone(キントーン)と連携できるプラグインです。
煩雑になる承認経路もフローチャートで作成できるため、視覚的にも分かりやすくなり条件分岐などの詳細設定もできます。
コラボフローを提供する会社概要
コラボフローを提供する会社の概要は次のとおりです。
会社名 | 株式会社コラボスタイル |
事業内容 | コラボフローの開発・運営・販売
コラボフォームの開発・運営・販売 |
認証取得 | PSQ-Lite
ISO27017 |
設立 | 2013年7月 |
資本金 | ¥50,000,000 |
公式サイトURL | https://corp.collabo-style.co.jp |
コラボフローは、株式会社コラボスタイルが開発・運営・販売する国産のプラグインソフトです。
株式会社コラボスタイルは、国際規格である「PSQ-Lite」と「ISO27017」を取得しているため、安心安全と共に高品質のクラウドソフトウェアを提供しています。
※PSQ-Liteとは、一般社団法人ソフトウェア協会が定める認証制度
※ISO27017とは、国際標準化機構が定めるクラウドセキュリティ認証制度
加えて厚生労働省が発足する「テレワーク宣言企業」にも選出されており、国内の働き方改革を牽引しています。
また、株式会社コラボスタイルは、女性に働きやすい仕組みづくりをすることから、2023年日本における「働きがいのある会社」女性ランキング小規模部門にて5位に選ばれました。
コラボフローは導入社数1,500以上
コラボフローは、煩雑になるワークフローを簡略化できることから、業界業種問わず1,500社以上が導入しています。
コラボフローを導入するところでは、食品メーカーのカゴメ株式会社や、宿泊施設を運営する星野リゾート、駒澤大学や上智大学といった教育機関からも利用されています。
コラボフローが多くの企業に選ばれる理由は、導入がシンプルかつ共有しやすいクラウドソフトだからです。
さらに外部サービスとの連携機能も充実していることから、kintone(キントーン)などのワークフロープラグインとしても利用できます。
kintone(キントーン)のワークフローで使えるプラグイン
コラボフローは、kintone(キントーン)と直接連携できる、ワークフロー専用のプラグインです。
kintone(キントーン)からデータ参照できたり、承認結果を自動登録できたりします。
たとえば、コラボフローを使用して予算申請する場合、kintone(キントーン)から予算データを自動で取り込んだ申請書が作成でき、承認の結果もkintone(キントーン)に自動で登録されます。
コラボフローとkintone(キントーン)を組み合わせて使えば、業務効率をさらにあげることが可能です。
コラボフローをkintone(キントーン)で使うメリット
コラボフローをkintone(キントーン)で使うメリットは、次のとおりです。
- Webで申請フォームが作れる
- フローチャートで管理・作成できる承認経路
ここでは上記に挙げたメリットについて解説するので、参考にしてください。
Web上の申請フォームが作れる
コラボフローは、エクセルで作成された申請書のレイアウトを崩すことなく、Web上で申請フォームが作成できます。
たとえば次のような申請書の作成が可能です。
- 稟議書
- 見積書
- 発注書
- 業務依頼 etc
エクセルで作成した稟議書であれば、コラボフローへアップロードすれば、レイアウトを崩すことなく、そのままの形で申請フォームに変換できます。
プログラミングの知識や専用ソフトの導入などは一切なく、コラボフローですべて完結します。
複雑な承認経路はフローチャートで作成・管理
コラボフローは、複雑な承認経路をフローチャートで作成・管理できるため、視認性にも優れています。
承認経路を作る際には、コラボフローに用意されているパーツから選ぶだけで構築できるので、新しい項目を作成する必要はありません。
kintone(キントーン)のプロセス管理は、承認者や条件分岐が多いほど縦に連なり表示されるため、わかりづらいのが難点です。
しかし、コラボフローの承認経路はフローチャート形式なので、条件分岐する場合でも横に展開しながら一目で理解できる構造になっています。
コラボフローで稟議書を作成してみる
ここではコラボフローを使用して、実際に稟議書の申請フォームを作成する流れを紹介していきます。
1.エクセル帳票で作成した稟議書を準備
2.コラボフローに稟議書をアップロード
3.エクセル帳票で作成した稟議書がWebの申請フォームに変換される
4.稟議書内のセルをクリック
5.コラボフローのパーツから項目を選択
6.日付入力したい場合はカレンダーをクリック
7.パーツを登録をクリック
8.選んだセルにカレンダーが設置されるため好きな日付を選べる
9.件名や金額など、項目ごとのパーツを選べば申請フォームは完成
入力したいセルを選択してパーツを選ぶだけで、稟議書の申請フォームが作成できます。
またコラボフローはエクセル帳票に入力されているセルごとの件名や金額、予算などの各項目を読み取り申請フォームに反映してくれます。
さらに文字列も読み取ってくれるため、フィールドコードへの知識が無くても、簡単に申請フォームが作れるでしょう。
コラボフローで承認経路を作成する
申請フォームの作成ができたら、承認経路を作成する必要があります。
承認経路を作成する流れは、次のとおりです。
1.稟議書の下にあるADDをクリック
2.経路アイテムの中から判定者や条件分岐を選択
3.パーツを選びながら申請経路を構築すれば承認経路は完成
コラボフローは金額や名前、申請者の役職などの文字列でも条件分岐できるため、ユーザーフィールドの設定も必要ありません。
またコラボフローの承認経路は、フローチャートで作成でき視認性にも優れているため、複雑な条件分岐もわかりやすく表示されます。
コラボフローとkintone(キントーン)のプロセス管理の違い
コラボフローを使うことで、kintone(キントーン)はプロセス管理を簡略化できます。
コラボフローはフローチャートを使って申請経路が作成できるため、図面のように視認性も良く管理がしやすくなっています。
kintone(キントーン)のプロセス管理では、条件分岐が多いほど縦に連なってしまい、わかりにくいのが難点でした。
コラボフローはkintone(キントーン)のプラグインとして連携できるので、これまでのプロセス管理を一新でき、業務効率も上げられます。
コラボフローの料金プラン
コラボフローの料金プランは、プレミアムプランとスタンダードプランの2つです。
ここではプランごとの機能の違いや価格、kintone(キントーン)におすすめなオプションなどを紹介していきます。
1ユーザー月額500円のスタンダードプラン
コラボフローのスタンダードプランは、1ユーザー500円で使えるリーズナブルな価格です。
登録が必要なユーザーは、申請者・承認者・閲覧者だけなので、中小企業にも導入しやすくコストも抑えられます。
また月額プランよりもお得な年間5,880円のプランも用意しています。導入初期は月額プランで使用感を確かめ、長く使う見込みが立てば年間プランを検討するのがおすすめです。
帳票出力や多言語対応したプレミアムプラン
コラボフローには月額800円で使用できるプレミアムプランも用意しています。
プレミアムプランで利用できる機能は次のとおりです。
- 帳票出力
作成した申請フォームをエクセルやPDFなどの帳票に出力でき、レイアウトも固定できるため、崩れる心配もありません。 - 英語対応
日本語だけでなく英語も利用でき、グローバルな取り組みにも対応しています。 - コラボフローコネクト
コラボフローを導入する企業と連携できるため、承認作業などがスムーズに行えます。
コラボフローのプレミアムプランを使用すれば、業務効率の向上やグローバル化が進む現代において柔軟に対応できるでしょう。
オプションプラン
コラボフローのオプションプランでは、kintone(キントーン)向けにお得なプランも用意されています。
月額の利用料金は150円とスタンダードプランと比べても安く、年間プランでは1,770円とさらにお得になっています。
コラボフローはkintone(キントーン)のプラグインとして相性も良く、データの連携から承認作業まで一貫して行うことが可能です。
コラボフローは、ワークフローの業務効率化におすすめなプラグインです。
コラボフローの無料期間は30日
コラボフローは30日間の無料期間を用意しています。無料期間の申し込みと共に、コラボフローのオンラインレクチャーが受けられるので、初めて利用する方でも安心です。
オンラインレクチャーでは、操作手順の説明から設定の流れなど、30分ほどで説明してくれます。
また、無料期間の申し込みのハードルが高い人は、参加無料のオンラインセミナーも実施しているので、そちらを体験してみるのもおすすめです。
まとめ
今回はkintone(キントーン)のワークフローを改善する、コラボフローを紹介しました。
コラボフローはエクセルなどで作成された申請書など、形を崩すことなくWebの申請フォーマットへ変換し作成できます。
煩雑になりがちな承認経路もフローチャートで作成・管理できるため、kintone(キントーン)のプロセス管理を使う必要もありません。
コラボフローは1ユーザー月500円と安いため、導入コストも抑えられます。さらに30日間の無料期間も用意しているので、コラボフローが気になる人は気軽に申し込んでみましょう。
kintone活用ちゃんねるは、kintone(キントーン)の最新情報を発信しています。kintone(キントーン)を使ったことが無い人にも、導入する手順などわかりやすく紹介しています。
ワークフロー以外にもkintoneでできることを知りたい方は下記の記事をご覧ください。
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