サイボウズオフィシャルコンサルティングパートナーの
kintoneコンサル会社 ペパコミ株式会社です!
今日はkintoneでアプリを作る際の注意点について、記事にしております。
まずは結論から
kintoneアプリはいきなり完璧に作るな!
こんな悩みがあるkintone担当者は本記事は役に立つかと思います!
・kintoneアプリを作っても現場が使ってくれない
・アプリ完成するまで時間がかかる
・アプリを作っても現場からの改修要望が多い
安心して下さい。
数々のkintone導入・運用コンサルをしてきたペパコミ株式会社は、あなた以上にその経験をしております!(´;ω;`)
さまざまな企業に対して、kintone導入経験があるからこそ語れますので、是非参考にして下さい!
kintoneアプリ作成時は業務フローを理解するところから!
業務フローと聞くと難しく感じますが、
“どの情報が誰を経由して、どう流れているか?”
紙やExcelに書き出せばOKです!
そして可能な限り正確に業務フローを理解しましょう。
ここの設計がうまく出来ていないとアプリ構築は失敗します。
やりがちなのが、自分の認識だけでフローをイメージして書き出してしまうこと。
必ず複数の人に確認してもらい、業務フローを確定させましょう。
次にkintoneアプリ設計です。
アプリは6割程度で作りこんでまずはスタートしてみる
kintoneアプリ作成でやりがちなのが、
細部まで完璧に作りこんで完成を目指すこと
しかしkintoneアプリ構築でそのやり方は誤りです。
kintoneアプリは6~7割の業務を
実現出来る程度で構築しましょう
その上でまずは運用をスタートしてみましょう!
当然6~7割ですから、必ず現場から要望が出てきます。
その中で必要な情報を肉付けしながら、kintoneアプリの完成を目指しましょう!
kintoneの優れている点は“柔軟にカスタマイズできる点”
※詳しくは下記記事にまとめています。
https://pepacomi.com/archives/1673
kintoneアプリは
お試しで運用する→改修点を洗い出す→改修する→運用する
の繰り返しをすることで、現場に使ってもらえるアプリが出来上がります。
とはいえ、お試しで運用してもらえないとそもそも進まないですよね?
そのために次の見出しです。
課題の大きい業務に対してアプリを構築する
お試しでも運用してもらうには、課題を感じている業務に対してアプリを構築すること。
1.課題が深いこと
2.kintoneで効果の出やすい業務
上記2つに当てはまる業務を選定して、アプリ構築をしましょう。
現場から現実的な改修要望が上がってくる
すると不思議なもので現場からは無茶な要望ではなく、現実的な要望が上がってきます。
一度触った上で要望を出すのと
一度も触らずに要望を出すのとでは
天と地の差があります。
kintone担当者なら分かると思いますが、大した課題でもない業務の要望が多いです。
現場は無責任に思いつきで要望を伝えがちですが、
すべて要望を聞いているとキリがない上、作っても使ってくれません。
更に要望を出した人は、そのkintoneアプリに間接的に関わることになり、ファンになってくれます
ファンについては下記記事にまとめています(超大事な部分です!)
https://pepacomi.com/archives/1673
自分の子供のようにアプリに愛着を持ってくれるようになれば、こっちのもんです!
その輪を社内で広げることで、社内のkintone浸透率がぐっと上がります!
この循環を作るためには、最初からkintoneアプリを細部まで完璧に作りこんではダメなのです。
まとめ
いかがでしたか?
kintoneアプリをいきなり細部まで作りこんでしまうのは、誰しもがやってしまいがちなのです。
ペパコミも自社導入した際はそのように作っていましたが、
・無駄に時間は掛かる
・苦労して作ったのに改修とか気力が出ない
・無茶ぶりみたいな要望が出てくる
・結果使ってくれない
という悪循環になります。
しかしkintoneアプリをまず6~7割で作ることで
・時間掛からずアプリが作れる
・現場から現実的な改修要望が上がってくる
・要望を出した人がそのアプリのファンになってくれる
・ファンがフォロワーになり、使う空気感が出来る
・現場が使ってくれるアプリの完成に近づく
という好循環になります。
kintoneアプリの作り方を覚えると、どうしても色々作ってしまいたくなっちゃうんですよねw
そこをぐっと堪えて、
社内でkintoneを使ってくれる人を増やすために、kintoneアプリ構築はまず6~7割を意識してみてください!
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