サイボウズオフィシャルコンサルティングパートナーの
kintoneコンサル会社 ペパコミ株式会社です!
こちらの記事はkintone活用ちゃんねるというyoutubeチャンネルで公開している動画の文字起こしVerとなっております。
どうも!
kintone活用ちゃんねるのハルクです!
今日のkintone活用事例は
「kintoneでプロジェクトの人工原価管理をしちゃおう~!」
今回もペパコミが使っている原価管理の仕組みを事例としてご紹介します
どういう原価管理か先にお話した上で問題定義に入ります
ペパコミの場合大きく2つのサービスを提供しています
1.初期構築サービス
要件定義をして初期構築をして ショットでいくらかもらうというサービス
2.運用サポートコンサルサービス
kintone導入後発生する改修作業を請け負ったり その改修方法をお客様へ教育するサービスです 初期構築はこの案件に対してトータルで何時間掛かっていて 対していくら頂いているか?を比較出来るようにしています
運用サポートコンサルはプランで対応時間と料金が違うので
契約頂いているプランと稼働時間に大きな乖離が出来ていないか?を確認するために使っています
これは士業の顧問料と稼働時間の比較等にも使えるとおもっております
それでは問題定義にいきましょ~!
問題定義
黒:あ~原価管理がめんどくせえええ
白:おっどないしたん?
黒:1プロジェクト単位でどのくらいの人と時間が動いたかが可視化できへんねん
ざっくり見積出して 案件が終わって・・という感じでな
白:あ~そういうのはなかなか難しいよな~
黒:複雑な原価管理はまだしも
単純にこの案件に対してどのくらいの時間が掛かったか?が分かるだけでええんやけどな~
白:ほうほう そんな感じでいいん?
黒:それが評価やサービス価格の基準になったりもするしな
まずは案件単位の稼働時間とその対価が比較できるといいんやけど・・
白:ピコーン!それできるで!kintone使って人工の原価管理をすればええねん
黒:ほんま?早速頼むわ!
白:まかせとき!ほないってみよか~!
この子らがいったようにkintoneを使ってプロジェクト単位の簡易的な原価管理が出来るようになります
この事例はペパコミでも使っていますし
お客様のアカウントでもかなりの数導入させて頂いており
大変好評頂いておりますので
宣伝の後にデモ画面へ入ります!
このチャンネルは、
kintoneの構築・運用コンサル会社であるペパコミが運営しております。
kintoneを活用した事例や基本操作から応用操作まで
kintoneに関する情報を幅広く発信しておりますので
是非チャンネル登録をお待ちしています
それではデモ画面へいってみましょー デモの流れから簡単に紹介します
①活動記録入力時に時間を入力して顧客マスタへ反映する
②請求データから受注金額を顧客マスタへ反映させる
③稼働時間と受注金額を比較できるようにグラフ化する
①活動記録入力時に時間を入力して顧客マスタへ反映する
例えばペパコミの場合は主に打ち合わせ時に掛かった時間や
構築・改修に掛かった時間を入力します
打ち合わせ時は活動記録アプリに内容を入力するので
そのついでに掛かった時間を分単位でこちらに入力します
構築・改修に掛かった時間は時間入力のために活動記録を作成して時間を分単位で入力します
するとこの入力データが顧客マスタの関連レコードへ反映します
しかし関連レコードだけだと数値として認識出来ないため
ATTAZoo+の僕の大好きな関連レコード集計プラグインを使って
関連レコードの時間を集計して数値フィールドに反映させます
分単位ですので時間に置き換える計算式も組み込んでいます
②請求データから受注金額を顧客マスタへ反映させる
では続いて請求データです
稼働時間だけを集計しても意味がありません
そのお客様からどのくらいの金額を頂いており
それに対して稼働しているか?の比較がないといけません
そのためペパコミではkintone内で作った請求書に時間を入力しています
例えばサポートコンサルスタンダートなら3時間分なので3と入力します
するとそのデータが顧客マスタに反映します
これで使った時間と購入した時間が表示されるようになります
顧客マスタを見ると反映してます
月額請求履歴ってところに
合計購入時間があります
もう一度編集を押すと、
購入時間3時間って入るんです
初期構築だったらここに金額が反映されます
ちなみにペパコミみたく時間単位で販売していないサービスの場合は
1時間いくらで設定するか?をするといいと思います
時間と金額だと構造が合っていないので
どちらも時間に変換することが重要かと考えます
例えばお客様の弁護士だと顧問料が30,000円だと3時間分 という形にしています
③稼働時間と受注金額を比較できるようにグラフ化する
それでは稼働時間と受注金額を比較出来るグラフを作りましょう
縦棒グラフで比較できるように並べたのがこちらです
これを見ることで もらっている金額の割に稼働が多いから追加で請求しよう・・
などの指標にすることが出来ます
特に士業の場合は顧問料の適正化に繋がりますので
導入事例が非常に多いです
このようにkintoneではプロジェクト毎にどのくらいの工数を割いているか?が簡単に比較出来るようになります
コツは無理なく運用出来るような設計です
ペパコミでも最初色々なやり方を行いましたが
入力の手間を最大限軽減して必ず入力してもらうように作業時間を分単位で入れてもらう
という形にしました
例えばあまり細かくメール対応したから5分・・みたいにそこまで管理するのはやめました
運用していきながら改修してルールを変える
これがkintoneで成功するコツです!
それでは画面動画は以上になります
まとめ
いかがでしたか?
せっかくkintoneで案件管理しているなら
案件に対しての費用対効果を可視化しない手はないですよね
こういう管理をすると社内の人が売上思考から粗利思考になるのもいい点かな~と思っています!
今回は簡易的に人工にフォーカスした原価管理をお見せしましたが
建設会社向けでもっと細分化したプロジェクト原価管理の事例もあります
その動画もいつか出そうと思っていますので是非ご覧ください!
kintoneでプロジェクト原価管理するメリットは大きく3つ
1.案件毎の原価管理が出来るようになる
2.案件毎の料金の適正化が出来るようになる
3.社内全体が時間意識が芽生え粗利意識を徹底することが出来る
今回使うプラグインは・・
JBアドバンスト ATTAZoo+
です!
これからもkintoneの役立つ情報を発信していきますのでチャンネル登録をお待ちしております!
本日もありがとうございました!また次回お会いしましょう~!ぐっば~い!
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