Kintone構築・伴走会社のペパコミ株式会社です。
どうも!
kintone活用ちゃんねるのハルクです!今日は定量的に話すことの重要性について語っていきます
kintone構築していく様々な局面で定量的な考え方・捉え方は大切になってくるので是非関係ないと思わずにご視聴下さい!
定性的と定量的について
たまに聞く単語だと思うんですけど、よく使われるのが評価ですかね
定性評価だ とか 定量評価だ とか
定性的と定量的の違いを簡単に説明すると
定性的:抽象的な表現
定量的:具体的な数値を使った表現
です
例えば、
「このA商品売れなくて利益も全然取れないから売るのやめたいんだけど!」
↑これは定性的な表現です
「このA商品はB商品と比べて20%近く成約率が低くて、利益も10%低いからやめたいんだけど!」
↑これは定量的な表現です
このように実際の数値に基づいて具体的に表現するのが
定量的な表現ですね!
勿論定性的の表現のほうがいいケースもあるわけですが、
ビジネスの場面やkintone構築していく上では定量的な表現が重要になっていきます!
ということで宣伝を挟んでから内容にいきますね
このチャンネルは、kintoneの構築・運用コンサル会社であるペパコミが運営しております。
kintoneを活用した事例や基本操作から応用操作までkintoneに関する情報を幅広く発信しておりますので是非
チャンネル登録をお待ちしています
早速内容にいってみましょ!
現場からの意見を聞く時に困る
まずは現場からの意見です
kintoneは拡張性が高いですから、様々な要望に対してアプリ化して実現することが出来ます。
ただなんでもかんでも作っていくと連携性が弱くなったり、必要な情報が瞬時に取れなくなったり、構築する時間も無駄になったりとよくありません
とにかく会社にとって効果のある業務に対して
優先順位を立てて効率よくkintoneを展開していくことが大切です
そんな中で現場からの要望を吸い上げる際に定性的な表現だと優先順位立てが狂うんですよ
「すごくこの業務が大変なんです!」
「すごくこの作業に時間が掛かっているんです!」
この「すごく」という言葉を真に受けすぎないように注意することが重要だと僕は考えます
当事者からすると大きくなりがちなんですよ。
でも第三者目線でフラットにみると他にもっと大変な部分があるかもしれない。
別に放置しろということではないですよ!
定性的な要望を聞くと本来解決したい要望をくみ取れずにズレたアプリが出来上がるんですよ
例えば請求書発行でA→B→C→D→Eという流れで完結するとして、
「とにかく大変なんです!Eが大変なんです!」
と言われたとしても実際冷静に全部聞いてみると、
「いや、それそもそもBが大変なせいでミスが起きて結果Eが大変になってるじゃん」
ということがよくあります
このように定性的な言葉だけ鵜呑みにすると、
本質的な問題点がスルーされて、
表面的な感覚値での要望に対してkintoneで解決することになって、結果あまり効果が見えないということになります
なので定性的な質問をされたときにも、
定量的な回答が返ってくるように質問してあげましょう
ただ注意点はバーンって跳ね返しちゃダメです。
定性的なことを言う背景には、
分かってもらいたいという気持ちがあるケースが多いです
なのでその気持ちをしっかり理解してあげた上で
定量的に回答をもらうと相手も
「分かってもらえた」となって定量的に教えてくれます 人間の難しいところですね~w
開発を業者に依頼するときに困る
定性的な表現をされて困る点はkintone開発を外部に委託した時にもあります
さっきと話は被るのですが、業者に本来の困っている点がしっかり伝わらずにkintone構築が進んでしまいます
もちろん、開発会社がちゃんとそれでも掘り下げて
定量的に理解してくれる会社ならいいですが、
開発会社側の商談に立つ窓口の人が経験浅かったり、コミュニケーション能力に乏しいと定性的な表現で分かった風になってプロジェクトが進んでいってしまいます
これは大体事故るパターンなので注意してくださいね
ちなみにそういうシステム会社多いと思っています。
どうしてもコミュニケーション能力に依存してくるので仕方ない部分あるのですが、
片方が定量的な思考を持っていれば事故はかなり防げますので是非頭にいれておいてください!
業者に騙されなくなるw
定量的な考え方を持つメリットとして少し軸はずれますが変な業者に騙されなくなりますw
騙そうとする業者だったり、サービスの低いと自覚している業者は、総じて定性的な表現が多いです
「このサービスを導入するとめっちゃ問い合わせきますよ!」
「多くの企業が利用していて集客の成果が上がっていますよ!」
「今すごく問い合わせがきていて、早い者勝ちなんです!」
こういう定性的な表現がめっちゃ多いのが特徴ですw
でも定量的な思考があれば、具体的に..とどんどん詰めていけます
詰めていくとそのサービスの価値が見えてくるんですよ。見極められるようになります。
重ねていくと自分の中で納得できるポイントが明確化していくんです
定量的にここまで見えてきたら自分の中で買うかやめるか判断しよう みたいな
特に経営者の方は注意してください!
なぜこの話をしているかというと、kintone構築相談受ける際に、このような定性的に判断して相談来られるケースがあります!
それが悪いわけではないです。そこは僕は掘り下げてちゃんと明確化するわけですから
問題なのが掘り下げても明確化しないケースがあるんです
例えば社長が
「経理から●●業務が大変ということを言われていて、なんとかしてあげたいんですよね」
という相談をしにきたとします。
こちらはその業務と前後を深く掘り下げて聞いていくと
「そもそも●●業務じゃなくて▲▲業務のほうじゃないですか?問題は」
みたいに勘づいたりする時があるんです。
でもそれを社長に質問しても経理からは定性的な表現を聞いてるだけだから
「いや~それは分からないな・・」となるんです
で、実際に持ち帰ってもらうと僕の言う通りだったってことがあるんです
たまたま気付いて質問したからよかったものの、気付かなかったら全然関係のないkintoneが出来上がるところだったわけです
僕も社長だから分かるんですが、社長は普段その現場の仕事をしているわけじゃないから、
現場のことを深く定量的に聞きづらい・・
っていうのはよくあるんですよ
だからといって定性的な情報でなあなあにしていいことは一つもありません
kintoneを構築してみんなが不幸にならないように、
しっかり定量的な思考と定性的な思考をうまく使い分けながら過ごしてもらうと、
kintoneに関してはメリットが大きいと思ったので今回動画にさせて頂きました!
まとめ
いかがでしたか?
kintone構築相談を日々受けているからこそ、リアルに起こっていることを言語化してみました
意外と言われてハッとする人も多いのですが、意識しないとなかなか身につかないので是非今日から気を付けてみて下さい!
ということで以上になります!
これからもkintoneの役立つ情報を発信していきますのでチャンネル登録をお待ちしております!
本日もありがとうございました!
また次回お会いしましょう~!ばいば~い!
コメント