施工管理アプリとは?おすすめ8選と選び方のポイントを徹底解説

施工管理アプリとは、建設現場の工程管理や日報作成、写真報告などの業務を自動化・デジタル化できるITツールです。業務改善に必要である一方で、「どのアプリを選べばいいかわからない」「現場に定着させられるか不安」と悩む企業は少なくありません。

この記事では、施工管理アプリの基本的な知識から選び方のポイントについてまとめました。おすすめのアプリも紹介しますので、管理業務をスムーズに進めたいとお考えの方はご一読ください。

ペパコミでは、建設業に特化したkintoneシステムのデモ画面を無料公開しています。日報管理や原価管理など建設業の管理業務をまとめて一元管理システムなので「使いやすい管理システムを探している」という方は、以下からお気軽にお試しください。

目次

施工管理アプリとは

施工管理アプリとは、土木や建築などの建設現場において、作業工程表や日報、写真報告書の作成といった管理業務をデジタル化できるツールです。現場管理アプリとも呼ばれ、スマートフォンやタブレットなどのインターネット環境が整った端末にインストールして利用します。

現場では持ち運びやすいモバイル端末を、事務所では細かい作業ができるパソコンを使い分けることで、場所や状況に応じて業務を進められます。

なお、施工管理とは、工事が円滑に進むように現場全体の管理をすることです。

施工管理の業務例
  • スケジュールを立て、工期が遅れないよう進捗を管理する
  • 工事の品質を担保するための検査や施工写真を撮影・保存する
  • 利益が出るよう原価管理を行う
  • 出面表を作成し労務管理・給与管理などを行う

上記のように業務範囲は多岐にわたるなか、管理者が1人で複数の現場を掛け持つことも珍しくありません。

一方、現場では情報のやり取りを紙やFAX、電話に頼ることが多くあります。そのため、「指示した内容が正確に伝わっていない」「最新の図面が共有されておらず手戻りが発生する」といった認識の違いが発生し、作業効率の低下や工期の遅延につながっていました。

施工管理アプリは、こうした課題を解決し、担当者の負担を軽減しながら現場全体の管理を円滑にするために役立つツールです。

施工管理アプリの機能例

施工管理アプリには、建設現場の管理業務に必要なさまざまな機能が以下のようにあります。

機能詳細
案件管理施主情報、現場住所、関連書類など、案件に関するあらゆる情報を一元管理する
工程表の作成・共有工程表を作成・管理する
写真・図面管理現場の写真や図面を管理・共有する
現場の人員配置・労務費の管理現場の人員配置を管理し、労務費を計算する
日報作成毎日の作業内容や進捗を写真やテキストで記録する
営業管理すべての案件情報を管理する
事務所内のスケジュール管理かかわる従業員の外出予定などを管理・共有する
原価管理見積りや実行予算を管理する
受発注・請求管理協力会社への発注から請求、支払いまでを一元管理する
顧客管理施主情報や商談履歴などを管理する

さらに無料アプリと有料アプリがあり、以下の違いがあります。

項目無料アプリ有料アプリ
使える機能の範囲基本機能のみ高度な機能まで利用可能
利用制限利用人数や保存できるデータ容量に制限あり大規模な案件にも対応しやすい
広告表示ツール内に広告が表示される場合がある広告なし
サポート体制FAQ・サポートサイトなどを見て自己解決する電話やオンラインミーティングなど充実している
セキュリティ対策基本的な対策のみ充実している

無料アプリは費用がかからない代わりに、使える機能が限られていたり、利用人数やデータ容量に制限があったりするので注意が必要です。一方、有料アプリは月額料金がかかりますが、多くの機能が使え、サポート体制も充実しています。

いずれの場合も、どのような目的を解決したいのかを明確にしたうえで、自社に合ったアプリを選ぶことが重要です。

施工管理アプリを導入する2つのメリット

施工管理アプリを導入することで得られるメリットとしては、以下の2点が挙げられます。

それでは、1つずつ解説します。

1.情報を一元管理し業務を効率化できる

紙やExcel、メールなど、別の形式で各担当者が管理していた情報をアプリで一元化することで、業務を効率化することが可能です。予算集計の際に協力会社から届く請求書や日報を探し回ったり、手作業で転記したりする必要がなくなり、入力漏れや転記ミスを防げるからです。

書類作成やデータ管理にかかっていた時間が大幅に削減できれば、その分の人件費や印刷代なども減らせます。また、空いた時間をほかの業務に充て、限られた人員でも多くの現場を管理することも可能です。

さらに、指示内容や図面の変更履歴がすべてデータとして残るため、「言った言わない」といったトラブルも防止できます。図面や指示などがアプリ上にまとまれば、責任者が現場にいなくても承認作業を進められ、確認漏れによる手戻りや、承認待ちによる手待ちがなくなり、工期が遅延するリスクも低減できます。

2.最新情報をリアルタイムで把握できる

施工管理アプリを使えば、現場と事務所の情報連携がスムーズになり、最新情報をすぐに確認できることも利点です。

現場の担当者は、撮影した施工写真をその場でアプリにアップロードするだけで報告が完了し、事務所の管理者はリアルタイムで進捗状況を把握できるからです。そのため、従来のようにわざわざ事務所に戻って報告書を作成したり、状況確認のためだけに現場へ足を運んだりする移動時間を削減できます。

また、天候不良による急なスケジュール変更や、資材の搬入が遅延するようなトラブルが発生した際も、すぐにすべての関係者へ状況を共有できるため、迅速な対応が可能です。さらに、常に最新の工程表や図面がアプリ上で共有されるため、古い情報をもとに作業を進めてしまうといったミスを防ぎ、全体の生産性を向上させます。

【有料】おすすめの施工管理アプリ6選

ここでは、機能が豊富でサポート体制も充実している、有料の施工管理アプリを6つ紹介します。

では、それぞれの特徴や料金プランを見ていきましょう。

1.kintone(キントーン)

工事台帳を作成するならkintone(キントーン)
項目詳細
アプリ名kintone(キントーン)
おもな機能・案件管理
・顧客管理
・営業管理
・予算実行管理
・請求書管理
・出面管理 など
料金・プランkintone定額開発サービスの場合
・ライトプラン:3.85万円/月(税込)
・スタンダードプラン:10.78万円/月(税込)
・プレミアムプラン:19.8万円/月(税込)
・定額開発プラン:66万円/月(税込)
※初期費用:22万円(税込)
 初期構築or定額開発から移行する場合は無料
サポート内容・公認のパートナー企業に相談できる
・勉強会コミュニティ(有志による勉強会)
・開発者向け公式サイト
・キントーン情報誌

kintone(キントーン)はサイボウズ株式会社が提供する、ノーコードでアプリを作成できるクラウドサービスです。ペパコミでは建設業の管理業務に合わせてシステムを構築しているので、以下の業務をすべて一元管理できます。

kintoneの機能例
  • 顧客登録
  • 営業管理
  • 工事台帳作成
    • 発注処理、支払管理、工事単位での原価・粗利・売上の管理などを含む
  • 積算見積書作成
  • 工事の進捗管理
  • 出面表の入力
  • 写真報告書の作成
  • 人員配置

このアプリの強みは、建築業のお客様から実際に寄せられた課題や悩みをもとに構築している点です。管理者だけでなく、事務所の従業員や、デジタル技術になじみのない現場の作業員も使いやすいシステムを提供するために、細かい改修を重ねています。

「社内に定着するか不安」「導入に失敗した経験がある」という企業には、課題に対しての要件整理をしたうえで、ペパコミ側で開発・改修を行う伴走型のサービスを用意しているため安心いただけます。将来的にシステムの構築・改修を自社で進めることを目標にしているので、長期的な視点で見ると社内にエンジニアを雇うより高いコストパフォーマンスを期待することも可能です。

ペパコミでは、建設業に特化したkintoneのシステムを無料でご覧いただける環境をご用意しています。「とりあえず実際の画面を見てみたい」という方は、以下からお気軽にお試しください。


お伝えしたようにkintoneは自社でシステムを構築・改修できる点がメリットですが、導入から運用まで自社だけで進めるのは不安という方もいると思います。以下の記事では社内での内製化を成功させるポイントについて詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

2.ANDPAD(アンドパッド)

出典:株式会社アンドパッド

項目詳細
アプリ名ANDPAD(アンドパッド)
おもな機能・報告
・報告出力レイアウト
・資料承認
・写真台帳作成
・チャット
・工程表
・受発注 など
料金・プラン・要問い合わせ
サポート内容・専門部署による導入から活用まで一貫サポート
・導入、活用説明会の実施
・職人や協力会社も質問が可能
・ユーザー限定コミュニティの閲覧

株式会社アンドパッドが提供する施工管理アプリ「ANDPAD(アンドパッド)」は、利用社数23万社、ユーザー68万人という導入実績があります。工程表・写真・図面など施工にかかわる情報をクラウドで一元管理することが可能です。

導入前および導入後の継続的なサポートを実施しており、使い方についてわからないときは、協力会社の職人・業者であっても直接質問できるため、自社の負担を軽減できる点もメリットです。

3.KANNA(カンナ)

出典:株式会社アルダグラム

項目詳細
アプリ名KANNA(カンナ)
おもな機能・現場管理
・顧客管理
・物件管理
・写真・資料の管理
・チャット機能
・カレンダー など
料金・プラン・要問い合わせ
サポート内容・オンラインでの操作説明会
・活用法の提案
・カスタマイズ代行作業

KANNA(カンナ)は、株式会社アルダグラムが提供する施工管理アプリです。小規模、中規模、大規模の3つのプランがあるので、自社の目的に適したサービスを選べます。

また、協力会社のアカウント数に制限がなく、大型プロジェクトや外部の協力会社が多い案件でも、コストを気にせず全メンバーにアカウントを配布できる点も安心です。

4.Kizuku(キズク)

出典:コムテックス株式会社

項目詳細
アプリ名Kizuku(キズク)
おもな機能・現場トーク・プロジェクトトーク(チャット)
・図面・写真管理
・現場・プロジェクト管理
・入退場管理
・社員や設備のスケジュール管理 など
料金・プラン・初期費用:一律11万円(税込)
・プロプラン30:2.2万円/月(税込)
・プロプラン50:3.3万円/月(税込)
・プロプラン100:5.5万円/月(税込)
サポート内容・カスタマーサクセス支援(導入~運用定着まで)
・操作説明会
・初期セットアップ
・運用オンラインミーティング
・メールや電話によるヘルプデスク

次に紹介するのは現場の職人が使いやすいアプリを提供する、Kizuku(キズク)です。チャット形式のトークでは、メッセージを送信するだけでなく、専用スタンプや写真・図面などを簡単に送信できるので、システムに慣れていない作業員にも浸透しやすい点が特徴です。

一方で、現場担当者のみが閲覧できる専用フォルダも作成できるので、セキュリティ対策を強化しながら、図面や現場の写真など重要データの管理もできます。

5.ダンドリワーク

出典:株式会社ダンドリワーク

項目詳細
アプリ名ダンドリワーク
おもな機能・現場情報
・写真・資料の管理
・掲示板
・現場コメント
・工程表
・受発注管理 など
料金・プラン・初期費用:20万円~
・月額:1.5万円~
※詳細は要問い合わせ
サポート内容・社内や協力会社への説明会
・チャットや電話、Webミーティングなどでサポート
・マーケティングや営業支援
・専属サクセスチームが導入をサポート

現場出身のスタッフが開発したダンドリワークは、自らのユーザー体験にもとづいて開発されています。誰でも直感的に使い始められるデザインが特徴なので、デジタル技術が苦手な現場の作業員でも使いやすいです。

1人ひとりにアカウントを付与できるため、閲覧履歴や個人別の利用率をデータで把握し、運用定着に向けて改善がしやすくなります。現場情報の一斉共有や特定のユーザーに限定した通知など細かい設定をすることで、セキュリティー面も安心です。

6.SPIDERPLUS(スパイダープラス)

出典: スパイダープラス株式会社

項目詳細
アプリ名SPIDERPLUS(スパイダープラス)
おもな機能・図面管理・閲覧
・図面メモ
・カメラアイコン
・工事写真
・資料閲覧
・帳票作成
料金・プラン・要問い合わせ
サポート内容・定期的な勉強会・セミナーの開催
・サポートセンターによる支援
・S+ Study(学習コンテンツ)の提供

SPIDERPLUS(スパイダープラス)は、「現場が使える」ことにこだわった設計で、図面や写真管理から事務作業の削減まで幅広く対応しています。

例えば、図面管理・閲覧機能では、フォルダ別に図面を管理し、見たい図面をすぐに閲覧できるだけでなく、書き込みをした図面をPDF化しメールで送信することも可能です。図面にカメラアイコンの矢印やコメント追加し、作業員に写真の撮影を具体的に指示できる「カメラアイコン」の機能もあります。

【無料】おすすめの施工管理アプリ2選

次に紹介するのは、無料で使える施工管理アプリです。

上記2つのアプリについて見ていきましょう。

1.クラフタ

出典:株式会社グローバ

項目詳細
アプリ名クラフタ
おもな機能・メッセージ機能
・現場写真の自動格納
・現場情報の一元管理
料金・プラン・無料
※ツール内で広告が掲載される
サポート内容・導入時にオンライン説明会を開催
・専門スタッフによるフォロー

クラフタは、株式会社グローバが提供する完全無料の施工管理アプリです。「職人さんも使いこなせる」をコンセプトに、シンプルで効果的な機能を充実させています。

メッセージ機能はLINEのように操作できるので、現場の作業員も使いやすい点が魅力です。さらに、問い合わせから最短3日で導入できる始めやすさから、「試しに使ってみたい」という場合にもおすすめです。

2.テラ施工管理

出典:Terra DX Solutions株式会社

項目詳細
アプリ名テラ施工管理
おもな機能・トーク・グループ機能
・写真管理
・報告書作成
・地図登録
・日報提出
・出面管理
料金・プラン・無料
サポート内容

次に、現場の進行状況やプロジェクト管理を一元化できる無料アプリとして、「テラ施工管理」を紹介します。写真ストレージが無制限のため、容量を気にせず施工現場の写真を保管可能です。さらに、写真に施工場所を記入し、そのままPDFで出力することで、Excelの知識がなくても直感的に報告書を作成できます。

パソコン・タブレット・スマートフォンのどのデバイスからも閲覧できるので、電話での段取りや対面営業が当たり前の建築業の業務を効率化をサポートします。

自社に合う施工管理アプリを選ぶポイント

自社に合う施工管理アプリを選ぶポイントは、以下の4つです。

順番に見ていきましょう。

1.導入の目的に適している

自社に適した施工管理アプリを選ぶ際は、まず自社の課題を明確にする必要があります。現在の業務を見直し、時間がかかりすぎている作業やミスが起こりやすい作業を見つけましょう。

さらに重要なのは、「何のためにアプリを導入するのか」という導入の目的を明確にすることです。現在の業務を見直し、「工程表の共有にFAXを使っていて時間がかかる」「材料費の計算を手入力で行っておりミスが多い」といった具体的な課題を洗い出しましょう。

施工管理アプリの選び方例
  • 情報共有の課題を解決したい場合
    • チャット機能が充実しており、図面変更などを即時に通知できるアプリ
  • 進捗管理を効率化したい場合
    • 各工程の状況が一目でわかるガントチャート機能を搭載したアプリ
  • 労務管理を簡単にしたい場合
    • 出退勤の打刻や作業時間の自動集計ができるアプリ

また、「建設業に特化」「リフォーム会社専用」など自社の業種に対応しているか確認が必要です。近年は工程管理、工事写真、図面共有といった基本機能に加えて、チャット、検査、受発注、原価管理などの機能を持ったアプリが増えています。

ただし、機能が多すぎると従業員が使い方を覚えきれず、十分に活用されない場合があります。自社の課題を明確にし、その課題を解決できる機能を持ったアプリを選ぶことが重要です。

2.既存システムと互換性がある

施工管理アプリを選ぶ際は、既存システムとの連携も考慮しましょう。会計ソフトや勤怠管理システムなど、すでに使っているシステムのデータを新しいアプリで使えるかを確認する必要があります。

多くの施工管理アプリは既存データの取り込み機能を提供しているため、これまでのデータを移行できます。ただし、システムによっては連携できない場合があるため事前の確認が必要です。

また、導入予定のアプリが現場のスマートフォンや事務所のパソコンで正常に動作するか確認しておくと、より安心です。現場での利用が多い場合はスマートフォンやタブレット対応のアプリを、事務所での利用が中心の場合はパソコンで使えるアプリを選んでみましょう。

3.実際に使う従業員が操作しやすい仕様である

どんなに高機能なアプリでも、実際に現場で使う作業員や事務所の従業員が使いこなせなければ意味がありません。アナログな作業が多いといわれる建設業界には、ITツールに不慣れな方が多くいるのが現状です。使う人が「操作が難しくてついていけない」と不安になると、せっかく導入しても定着しません。

できるだけ使う人の心理的なハードルを下げるために、説明書を読まなくても直感的に操作できるような、シンプルでわかりやすいデザインのアプリを選びましょう。現場で手袋をしたままでも操作しやすいように、「ボタンが大きく設計されている」といった視点も重要です。

無料お試し期間があるアプリで、実際に現場の職人が試してから導入を判断するのもおすすめです。実際に使う人の立場に立ってアプリを選ぶことで、現場に定着しやすくなります。

なお、今なら、ペパコミが提供する建設業に特化した管理システムのデモ画面を無料でご覧いただけます。実際のお客様から寄せられた「こうだったら使いやすいのに」というお悩みをひとつずつ解決しながら構築したシステムなので、現場で使いやすいシステムをお探しの方は以下からお気軽にお試しください。

4.予算に見合っている

施工管理アプリのコストは、月額利用料だけではありません。導入時に発生する「初期費用」、特定の機能を追加するための「オプション料金」、利用人数やデータ量に応じた「従量課金」などがあるため、全体のコストを把握したうえで検討することが重要です。

特に、協力会社や施主といった外部のユーザーと情報共有したい場合、「ゲストアカウントは無料で作成できるか」「外部ユーザーの招待に追加費用はかかるか」といった点は必ず確認しましょう。利用人数が多くなるほど、コストが膨らむ傾向があるためです。

「高性能なアプリを使って効率化できるなら、多少の予算オーバーはかまわない」という考えも1つではありますが、定着を目指し長期的に活用するのであれば想定している予算に近い方が安心です。導入してから後悔しないためにも、予算に見合ったものを探しましょう。

施工管理アプリの導入時はスモールスタートが重要

新しいシステムを導入する際、いきなりすべての業務に展開しようとすると、現場が混乱し業務が滞るリスクがあります。特に建設業界では、対面や紙の書類などアナログでの管理が浸透していることから、急に業務内容が変わると、現場の従業員が不安になるだけでなく反発を招くこともあります。

そのような状況のなか施工管理アプリの導入で失敗しないためには、少しずつ導入を進めることが重要です。

例えば、最初は「紙の日報をアプリでの作成に切り替える」というひとつの目標に絞って始めるイメージです。この取り組みが成功し、参加した従業員が「アプリは便利だ」と実感できれば、それが成功体験となり、ほかの機能を展開する際に協力も得やすくなります。

焦らず段階的に導入を進めることで、従業員の不安を和らげ、無理なく新しいツールを現場に浸透させることができます。

建設業が管理業務を効率化するならkintone(キントーン)

先ほども少し紹介しましたが、建設業が顧客管理や請求書管理などといった煩雑な管理業務を効率化するなら、柔軟なカスタマイズが可能な業務システム構築サービス「kintone(キントーン)」がおすすめです。

工事台帳を作成するならkintone(キントーン)

ペパコミでは、建設業の管理業務に特化した管理システムを提供しています。

kintoneの機能例
  • 顧客登録
  • 営業管理
  • 工事台帳作成
    • 発注処理、支払管理、工事単位での原価・粗利・売上の管理などを含む
  • 積算見積書作成
  • 工事の進捗管理
  • 出面表の入力
  • 写真報告書の作成
  • 人員配置

このシステムは、建築業のお客様が抱えている課題をひとつずつ解決しながら完成させたものです。実際に寄せられた声を反映しながら改修を重ねてきたため、シンプルな画面やスマートフォンでの操作性の高さなど、「かゆいところに手が届く」機能を詰め込んでいます。

また、いきなりすべてを導入するのではなく、段階的に導入して徐々にシステムに慣れていけるため、現場に受け入れられやすい点も特徴です。今なら、建設業向けに特化したkintoneのデモ環境を無料で公開していますので、管理画面や操作性を確認したい方は、以下のボタンからお気軽にお試しください。

「興味はあるけれど、使いこなせるか自信がない」「自社に合っているのかわからない」という方のために、無料相談も実施しています。貴社の状況をヒアリングしたうえで、過去の導入事例をもとに最適なプランをご提案しますので、以下のバナーからお気軽にご活用ください。

小川喜句

ペパコミ株式会社代表取締役小川 喜句

YouTube「kintone活用ちゃんねる」を運営。kintoneの構築や内製化の伴走支援を行なっており、kintoneを運営するサイボウズ社において、顕著な実績を上げたパートナーを表彰する「CYBOZU AWARD 2022」を受賞。サイボウズ評価制度4年連続2つ星を受賞。セールス部門(2023~2025年) インテグレーション部門(2022~2025年)

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