kintone(キントーン)で請求書の作成方法を解説!必要プラグイン3つと自動送信方法も解説

kintone(キントーン)で請求書の作成方法を解説!必要プラグイン3つと自動送信方法も解説

「kintoneで請求書の作成をするときは、どんな方法で行うといいですか?」
「kintoneで請求書の作成をするときのポイントは何ですか?」

kintoneでの請求書作成に関して、このような疑問を持っている方も少なくないでしょう。請求書の作成を簡単にするためには、プラグインを活用していくと手間が省けて、作業の効率も向上していきます。

ここでは、kintoneで請求書作成が可能なプラグイン・印刷方法などを紹介していきます。

もしkintoneの特徴やできることについて詳細を知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:サイボウズ社のkintone(キントーン)とは?機能や特徴をわかりやすく解説

また、kintoneの導入で、疑問や不安に感じることがあるときは、無料で相談できるサービスを活用してみてはどうでしょうか。無料相談できるため、気軽に活用してみてください。

お問い合わせ・無料相談はこちら

目次

kintone(キントーン)の「請求書管理」機能でできること

kintone(キントーン)の「請求書管理」機能でできること

kintoneでは、標準機能でできること・できないことがあります。それぞれ請求書を作成するときの標準機能について詳しく解説していきます。

kintoneで請求書の作成をしたいと考えている方は、参考にしてみてください。

kintoneの「請求書管理」標準機能でできること

kintoneの標準機能で可能な請求書管理には、以下3つがあります。

  • 明細に合わせて行数を増やす
  • 1つのレコード内に登録されている明細金額を計算する
  • 消費税の計算を自動で行う

kintoneでは、任意のデータをアプリから参照できるため、請求書を作成するときに必要になる顧客名・送付先など、正しいデータを自動入力できます。

kintoneの「請求書管理」標準機能でできないこと

kintoneの標準機能で行える請求書管理では、以下のことができません。

  • 請求書のフォーマットに応じた印刷
  • 複数のレコードに登録された明細の計算
  • 前月未入金額の自動繰り越し

項目が細かく税率が分かれている請求書や、締め請求や繰り越しなどを行うときは、kintoneの標準機能ではできません。この場合は、プラグインを利用すると、業務に合わせた請求書を作成できます。

kintone(キントーン)で請求書作成に必要な4つのアプリ

kintone(キントーン)で請求書作成に必要な4つのアプリ

kintoneの標準機能でできることを紹介してきました。ここでは請求書の作成をする際に、必要となる4つのアプリをみていきましょう。

  • 顧客管理アプリ
  • 売上管理アプリ
  • 入金管理アプリ
  • 請求管理アプリ

以上、請求書作成に必要になる4つのアプリの登録方法を解説していきます。

顧客管理アプリの登録

まず初めに、顧客管理アプリの登録をしていきましょう。請求書のアプリを作成をする際は、締め日の登録を行い、顧客情報との連携をしていきます。情報を紐づけるには、顧客氏名や住所などがあればできます。

しかし、ルックアップの対象項目の設定に重複がないよう、注意しないといけません。場合によっては、会社名などが重複する可能性もあるため、顧客の基本情報を管理できるアプリが必要となります。

売上管理アプリの登録

顧客管理アプリの登録ができたら、次は売上管理アプリも行いましょう。売上管理アプリの登録には、日々の売り上げを記入していきます。売上管理アプリで登録した内容は、請求書管理アプリにそのまま記載されるため、誤りがないように注意しましょう。

売上管理アプリには、最低限必要な項目があります。

  • 売上日
  • 売上先(ルックアップ)
  • 売上額
  • 消費税額

売上を管理していくためには、売上ごとの番号・売上の内容などの項目もあるといいでしょう。

入金管理アプリの登録

入金管理アプリの登録

売上管理アプリの次は、入金管理アプリの登録を行いましょう。請求書で入金額を集計・管理するためには、大切なアプリとなります。

入金管理アプリには、入金日・入金額を記載する項目・顧客情報と連携する項目を作成しましょう。

請求管理アプリの登録

最後に、請求管理アプリの登録を行いましょう。請求管理アプリには、売上や入金に関する情報を記載していきます。

請求情報を記載する際は、次の項目が必要になります。

  • 請求日
  • 登録番号(インボイス事業者)
  • 請求先名
  • 税抜の総売上額/総消費税額/税込の総売上額
  • 入金額
  • 繰越金額
  • 今回の請求額
  • 請求明細テーブル

kintone(キントーン)で請求書の作成ができるプラグイン3選【無料あり】

kintone(キントーン)で請求書の作成ができるプラグイン3選【無料あり】

kintoneを利用して、請求書の作成ができるプラグインを3つ紹介していきます。

  • 請求書作成プラグイン【無料】
  • プリントクリエイター
  • MakeLeaps(メイクリープス)

なお、請求書の作り方もそれぞれ解説していきますので、参考にしてみてください。

kintoneで請求書作成が可能な「請求書作成プラグイン」【無料】

請求書作成プラグイン」で請求書を作成するときは、繰越金・商品名などの項目への記載が簡単にできます。

請求書の作成に必要となっている、アプリを4つ登録しておくだけで、あとは簡単な操作だけになります。請求書を作成する際には、請求書作成の期間を指定するだけで請求書の発行が可能です。

料金プラン
無料

kintoneでの「請求書作成プラグイン」を使った請求書の作り方

「請求書作成プラグイン」を使用するときの請求書の作り方を紹介していきます。請求書作成プラグインを使用するときは、事前に請求書作成に必要なアプリを登録しておきましょう。

作成手順は、以下の通りです。

  1. 売上管理アプリに売上情報を登録する
  2. 入金伝票を登録する
  3. 請求管理アプリで対象企業の締め区分・集計対象期間を選択する
  4. 「請求書作成」ボタンをクリックする

請求書作成が完成すると、売上管理アプリ・入金管理アプリのデータが、指定した期間で請求先ごとに集計され、請求書が作成されます。

kintoneで見積書・請求書作成が可能な「プリントクリエイター」

プリントクリエイター」は、kintone内にあるデータから見積書や請求書の作成ができます。Excelを利用して見積書を作成したり、データの出力をExcelに転記したりしていませんか。プリントクリエイターでは、kintoneにあるデータを参照して、見積書・請求書の作成を簡単な操作だけでできます。

プリントクリエイターは、30日間の無料お試し期間があります。試しに使ってみたいという方に、おすすめです。

プラン 料金
ライトコース 月額:6,000円

年額:68,400円

スタンダードコース 月額:9,000円

年額:102,600円

プレミアムコース 月額:14,000円

年額:159,600円

※年額契約の場合:5%割引

kintoneでの「プリントクリエイター」を使った請求書の作り方

kintoneで「プリントクリエイター」を使って請求書の作り方を紹介していきます。

請求書の作成手順は、以下の通りです。

  1. 普段使っている見積書・請求書などをPDFファイルでプリントクリエイターにアップロードする
  2. kintoneアプリに登録されている項目・配置をマウスのドラッグで設定する
  3. kintoneアプリに表示される「出力」ボタンをクリックする

プルダウンを切り替えることで、請求書・契約書・納品書など様々な書類の出力も可能です。

kintoneで請求書作成が可能な「MakeLeaps(メイクリープス)」

kintoneで請求書の作成ができる「MakeLeaps」は、請求業務にかかる負担を軽減することが可能です。MakeLeapsは、テンプレートへの入力をするだけで、見積書・請求書・納品書などを作成できます。他の書類への変換や発送などの操作も簡単に行えるため、請求業務にかかる負担が削減できるでしょう。

また、インボイス制度・電子帳簿保存法などにも対応しています。

プラン 料金
無料プラン 0円/ユーザー
個人プラン 600円/ユーザー
法人プラン 1,000円/ユーザー
エンタープライズプラン 30,000円/ユーザー

kintoneでの「MakeLeaps(メイクリープス)」を使った請求書の作り方

kintoneで「MakeLeaps」を使った請求書の作り方を紹介していきます。

MakeLeapsでの請求書の作成方法は、以下の通りです。

  1. 左サイドバーにある「+」の「請求書を作成」をクリックする
  2. 必要事項を入力し、「保存」ボタンをクリックする
  3. 詳細の欄に内容と単価を入力する
  4. 自動計算結果が表示されたら「保存」ボタンをクリックする

作成した請求書を他の書類に変換することや、PDFダウンロードも簡単にできます。

kintone(キントーン)で請求書を印刷可能なプラグイン2選

kintoneで請求書作成が完成したら、印刷もしたいと思っている方も多いでしょう。kintoneで請求書の印刷ができるプラグインを2つ紹介していきます。

  • 印刷設定プラグイン
  • RepotoneU(レポトンユー)

1つずつ詳しく解説していきます。

kintoneで請求書の印刷が可能な「印刷設定プラグイン」【無料】

印刷設定プラグイン」は、無料で使用できるプラグインです。kintoneでは、標準機能でも印刷は可能ですが、レコードの画面の変更などは難しいです。印刷設定プラグインは、簡単に改ページや段組などの指定を行い、レコード画面の変更ができます。

また、請求書のレイアウトを整えることも可能です。しかし、自由にレイアウトできるわけではありません。請求書のレイアウトがすでにある場合は、向かない可能性があるため、注意してください。

料金プラン
無料

kintoneで請求書の印刷が可能な「RepotoneU(レポトンユー)」

RepotoneU(レポトンユー)」は、kintoneで請求書の印刷ができるプラグインです。RepotoneU(レポトンユー)は、PDFやExcelなどを取り込んでテンプレートの登録が可能で、自由にレイアウトを決められます。

また、RepotoneU(レポトンユー)の料金プランの買い切り型は、個人出力のみの対応となっています。多くの請求書を印刷したい場合は、proを使うのがおすすめです。

プラン 料金
pro 15,000円(月額)
PDF 98,000円(買い切り型)
Excel 200,000円(買い切り型)

kintone(キントーン)の請求書プラグインと連携がおすすめ「kMailer」

kMailer

出典:kMailer

kMailer」は、kintoneに連携するメール送信システムで、自動送信が可能です。kMailerでは、kintoneで管理しているメールアドレス宛に、自動送信ができます。kintoneに登録しているデータに紐づけて送信するため、宛先・請求内容のミスを防げるでしょう。

また、kMailerでは、請求書の発行をしたときに、送信まで自動で行い、さらにメール・添付資料のダウンロードの開封有無なども合わせて確認できます。

プラン 料金(月額)
スタンダードコース 15,000円
プレミアムコース 24,000円

※30日間の無料お試し期間あり

※年間契約の場合:5%割引

kintone(キントーン)で請求書を作成する際のポイント2つ

kintone(キントーン)で請求書を作成する際のポイント2つ

kintoneで請求書の作成に必要となるアプリやプラグインを紹介してきました。実際に、請求書の作成をするときには、気を付けるポイントが主に2つあります。

  • プラグインを利用する
  • kintoneの支援サービスを利用する

1つずつ詳しくみていきましょう。請求書の作成をする際の参考にしてみてください。

プラグインを利用する

請求書の作成は、kintoneの標準機能でも請求書管理機能を使用すると行えます。しかし、業務の効率化や手間を省くためにも、プラグインを利用することをおすすめします。

プラグインをうまく活用することで、請求書の作成から送付するところまでをワンボタンで行うことが可能です。プラグインによって、特長は異なってきますが、自社に合ったものを見つけて活用していきましょう。

kintoneの支援サービスを利用する

kintoneの支援サービスを利用して、自社の業務に合ったカスタマイズをしてみましょう。kintoneには、多くのプラグインが提供されていますが、自社に合うようにカスタマイズするのは、難しいでしょう。

自社の業務に合わせたカスタマイズを希望する場合は、kintoneの支援サービスの活用をおすすめします。支援サービスは、請求書の作成だけでなく利用方法のサポートもされているため、操作に不慣れな方でも安心して利用できます。

kintone(キントーン)の請求書管理について詳しい人に相談しましょう

kintone(キントーン)の請求書管理について詳しい人に相談しましょう

kintoneの標準機能でできる請求書管理機能やおすすめのプラグインを紹介してきました。

kintoneにおける請求書管理の標準機能では、明細金額の計算・消費税の自動計算などが可能です。しかし、kintoneの標準機能ではできないこともあり、自社の希望に合った請求書の作成をするためには、プラグインを活用するといいでしょう。

プラグインを利用しようと思っていても、実際使うには不安な点もあると思います。そんなときは、請求書管理に詳しい人に相談しましょう。

また、kintoneの導入では、無料で相談できるサービスがあります。無料で疑問や不安に感じていることを相談できるため、気軽に活用してみてください。

お問い合わせ・無料相談はこちら

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

kintoneのお悩み
一発解決します!

無料相談をする
目次
閉じる