kintone開発会社のペパコミ株式会社です!
今日はkintoneのJavascript開発についての記事となります。
今後ペパコミでもkintone活用ちゃんねるでも、kintoneのJavascript開発事例は小出しで紹介していく予定です。
理由としてJavascript開発はなんやかんや、kintoneの運用を加速させるものだからです。
とは言え、kintoneのJavascript開発はリスクもあるので、それを理解して頂きたいと思い本記事を書いています。
まず前提としてペパコミのkintone開発する上での優先順位は
標準機能>>プラグイン>>>>>>>Javascript開発
です。
それはペパコミの思想として、kintone改修は将来的に内製化してほしいと思っているからです。
Javascript開発が入った部分は属人化になるので、可能であればプラグインまでで構築したいです。
ただこれは僕達の思想なだけで、基本はお客様のご要望に合わせます。
極端な話、費用は掛かってもいいし、都度外注でもいいから、とにかく運用を優先にしたい!という場合はJavascriptを全然使います。
最終的に決めるのはお客様なのですが、あくまでペパコミのスタンスとしては
標準機能>>プラグイン>>>>>>>Javascript開発
です!
kintoneのJavascript開発の優先度が低い理由
ではなぜ優先度が低いのか。
理由をいくつかあげますね
1.kintoneのアップデートにより動かなくなる可能性がある
kintoneは毎月アップデートされます。
Javascriptを組んでいるとアップデートと干渉して動かなくなる可能性があります。
外部にJavascript開発を依頼していた場合、再度改修の必要がありますので、そのリスクは把握しておきましょう。
2.属人的になりやすい
Javascriptを組んだ人にしか分からないので、属人的になる。
3.プラグインで対応出来るケースが多い
kintoneプラグインでJavascriptが組めるものもあるので、わざわざJavascriptで組む必要性が低くなってきています。
ただプラグインだと基本サブスクで毎月掛かってくるので、費用対効果が合うかどうか検証が必要です。
リスク許容できるならkintoneのJavascript開発はアリ
デメリットばかり書きましたがkintoneのJavascript開発に否定的ではありません。
お客様のイメージにダイレクトで実現出来るのがJavascriptですから。
ダイレクトに実現できるということは、運用がしっかりまわるということです。
ペパコミがJavascript開発をする際に意識している点
ペパコミでJavascript開発を行う上で意識している点は、プログラム内にコメントを多めに盛り込んでこのコードは何をしてるか?素人でも分かるようにして、極力属人性をなくすことを意識しています。
中には解読されないようにあえて難しくソースコードを書く会社もありますので。
ペパコミの場合は下記のようにコード毎にコメントを書くことを意識しています。
これを見ればなんとなくソースコードの意味を理解できるはずです。
今後kintoneのJavascript開発事例をご紹介します
ということで、今後kintoneのJavascript開発事例をご紹介します。
簡単な開発から難解な開発まで幅広くありますが、基本的にイメージしやすいように簡単なJavascript開発事例を中心に紹介していこうと思います。
例えば全角で入力したのが自動で半角になるとかね(電話番号とか書式統一したい時に)
狙いとしては
Javascriptだとkintoneがこんな感じになるんだ~
と知ってもらうことです。
kintoneで大切なことは出来ることの引き出しを多く持つことです。
その掛け合わせでkintoneの幅が大きく広がります。
kintoneの可能性を感じてもらい、上記リスクを踏まえた上でJavascriptをやりたいと思って下されば是非ご相談頂ければと思います。
何度もしつこいですが、あくまでペパコミの中でのオススメ度は
標準機能>>プラグイン>>>>>>>Javascript開発
です。
Javascriptを入れる必要性なども踏まえてご提案させて頂きます!
コメント