ペパコミ株式会社よりkintoneを導入頂いた会社様からの導入事例となります。
導入企業様
■会社名
御社のサービスを教えて下さい
サービス:保険薬局経営
強み:女性スタッフ100%、創業42年で、地元密着型の薬局。
kintone導入前の課題を教えて下さい(元々どう管理していたのか、大変だったことなど教えてください)
導入前:GWは支店の店舗アカウントでTeamsを使用していました。
店舗間での連絡網とファイル共有でしたが、薬局内で新しいprojectを立ち上げ遂行してくことになり、project毎のチームを編成したため、projectの進捗の共有や、ナレッジベースの構築をする必要がでてきました。
Teamsでは‘チーム’を全projectごとに作成して、そのチームないでファイル共有やチャットでの連絡はできるのですが、タスク管理を行うために別アプリが必要で結果的に使いにくくなりました。
また、店舗1アカウントではなく、スタッフ個人アカウントでプロジェクトのタスク管理や、情報共有、共同作業が必要になってきて、Teamsの個人アカウントを取得する方が不要なサービスも多く、社内での運用が不便になることが判明しました。
また、調剤薬局向けのアプリやサービスも複数の他社であったのですが、当社はいわゆる「調剤薬局サービス」とは一線を画して、独自路線を構築していたので他社サービスは当社には合わなかったんです。
そこで、GWも独自で構築したほうがいいのではということになり、Kintoneを選びました。
ぺパコミを選んだ理由・依頼してよかった理由を教えて下さい
伴走支援があったから。
20年ほど前地元のシステム会社にGWの構築を他社に依頼した経験があったが、その時の構築方法がよかった経験があったのと、当社のGWに、当社が求める機能がなかったから当社の必要性に応じた構築が必要だったこと。
それと、自社の社員と一緒に構築してくれることで、社員への連絡、使い方の指導なども社員の中でやってくれるようになりました。社員同士が積極的にprojectに参加することができ、project同士の成果も共有でき易くなり、社内の活動力が上がったと思います。
kintoneを導入して得られた効果を教えて下さい
■定量的な効果
社内で紙媒体でやり取りしていた書類のうち、2/3はペーパーレス化できました。
また、本部の各店舗とのやり取りの作業時間は約1/3は減ったと推察できます。
■定性的な効果
社員全員がKintoneを使えるようになり、社員全員が自身が担当するprojectの目標、今進行中の内容について随時把握できるようになりました。4月から発足したマーケティングチームも、インスタグラムの案、作業、公開までの一連の進行の流れを共有しながら、効率よく作業を進めることができ、ほぼ残業なしで予定通りの作業を進めることができています。
どのような企業・担当者の方にkintoneもしくはペパコミのサービスはオススメですか
当社のように、同業他社とは違う独自の事業計画やプランなどを持っておられる企業。
今後kintoneを使った目標を教えて頂けますか?
kintoneを全社員が活用し、自ら考え、行動し、成果を上げられるように。また、些細な成果でも、社内みんなで共有し、お互いに助け合いながら成果を積み重ねていける会社文化が構築できたらいいなと思っています。
構築前後フロー図
ペパコミより
ペパコミの運用サポートコンサルでサポートさせて頂きました。担当:鍋島
課題
店舗間での連絡網とファイル共有に課題があった
①勉強会を開催することが多いが、事前配布資料が行き渡っていないことや、当日Zoomのリンクがわからず参加の意志があっても参加できない社員がいることがあった。
②店舗を跨いだ各プロジェクトチームがSNSでの情報発信、商品の企画など様々な企画を行っているが、最新の作業状況を共有することに課題があった
作成したアプリ
課題①に関連するアプリ
・勉強会案内
開催日時、事前に配布する資料、当日のZoomのリンクを載せている
・勉強会出欠確認
社員が操作。勉強会案内をルックアップ取得し、出欠の意志、Zoomで参加するか実地で参加するか返答を行う。
参加の意思がある社員には、前日にリマインダー通知を行う
課題②に関連するアプリ
・project進捗管理
projectごとに必要な工程を記入、ガントチャートで表示している
・project詳細
projectに必要な工程それぞれについて(アンケートの分析、記事の本文作成など)について社内でのやり取りや、ファイル管理を行っているアプリ
それ以外のアプリ
アプリの作成を行ううち、kintoneでこんな管理もやってみたい、という話となり作成したアプリ
・インシデント
誤って異なる薬を渡してしまった、渡す薬の量が違った、などの問題が発生した際に入力されるアプリ。
来年グラフの機能を用いて、どの時期にインシデントが多いのか、どのようなインシデントが多いのか、などの分析を行う予定
ペパコミの支援内容
隔週の頻度でMTGを行い、アプリ作成の支援を行った。
社員のリテラシーに合わせた業務フローを一緒に考え、kintoneの機能を使ってどのように実現すれば良いかアドバイスを行った。
アプリ作成を通し、様々なkintoneの機能に触れられるように説明をし、途中途中で追加で発生した要望に対するアプリの設計、作成のアドバイスも行いました。
飲み込みが早く、社内への浸透も積極的に社長自身が行っておりとてもいい感じで運用が進んでおります。
今後とも宜しくお願い致します!
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