「業務ごとに使うと効率化が図れるアプリを一覧で知りたい」
「アプリを一覧する方法について知りたい」
上記のような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
kintoneのアプリを実装すると、各業種によって多くの場面で業務効率化を測れる可能性があります。
本記事では、kintoneアプリについてだけでなく、業務別に解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
kintoneの仕組みや標準機能、拡張機能、活用事例まで、現場で役立つ情報を徹底的に下記記事にて解説しています。自社に合う業務管理ツールを探している方は、この記事でkintoneの全体像をつかみましょう。
関連記事:kintone(キントーン)とは?業務改善のためにできることや特徴・機能を紹介
また、ペパコミ株式会社では、kintoneの導入サポートを無料で行っております。導入に関することから改修内製化までの相談ができるため、業務をより効率的に行えるようサポートいたします。
kintone(キントーン)のアプリ機能とは?
kintoneのアプリは、ビジネスにおけるデータ管理と業務効率化を支援するプラットフォームです。
簡単な操作でアプリを作成し、業務場面に合わせてカスタマイズできます。また、ワークフローを自動化も可能であり、リアルタイムでの共同作業も可能です。
さらに、モバイル端末でも利用可能であり、いつでもどこでも業務を行うことができます。結果として、さまざまな業種や部門で幅広く活用され、組織全体の生産性向上に貢献しているツールです。
kintoneのサンプルアプリとは?
kintoneのサンプルアプリとは、アプリストアに用意されたアプリのひな型です。そのまま利用すれば、カスタマイズして自社の業務の最適化もできます。
サンプルアプリには無料で利用できるものもあり、専門知識がなくてもすぐに業務アプリを導入できるのが魅力です。さまざまな業種や業務に対応したサンプルアプリが用意されているため、自社に適したものを選べます。
また、サンプルアプリをベースにカスタマイズを行えば、より自社の業務にフィットしたアプリを作ることも可能です。
サンプルアプリを活用すれば、専門的なスキルがなくても、スピーディーかつローコストでアプリ開発ができます。業務の効率化と生産性向上に向けて、ぜひ検討してみてください。
kintone(キントーン)の無料サンプルアプリ27選!業務別の一覧表
本項では、kintoneの無料サンプルアプリとプラグインを以下9つの業務別に分けて解説しています。
-
業務
サンプルアプリ
営業・セールス 案件管理・日報・アルコールチェック記録アプリ 顧客サービス・サポート アンケート・問い合わせ管理・障害対応管理 総務・人事 FAQ・物品購入申請・エントリーシート管理 調達・購買 仕切値管理・作業依頼申請・材料データ資料管理 情報システム セキュリティインシデント管理・毀損・紛失物管理・プロジェクト管理 開発・品質保証 ソフトウェア開発管理・オープンソースライセンス管理・不具合対策管理 広報・マーケティング セミナー参加者名簿・自社セミナー管理・ロゴ・画像データ管理 法務・知財 就業規則管理・著作権情報管理・商標・特許管理 部門共通 ファイル管理・出張申請・交通費申請
業務によって得られる利点が異なりますが、気になる部分を抽出して参考にしてみてください。
営業・セールス
営業・セールス分野における代表的なサンプルアプリは、以下の3つです。
- 案件管理
- 日報
- アルコールチェック記録アプリ
それぞれのアプリについて簡単に説明します。
案件管理
案件管理は、個々のリードに対して、進捗や重要度だけでなく、対応履歴も記録できるアプリです。進捗状況の把握や担当者の引継ぎが効率的に行えます。
また、売上やリード数、進捗状況などをグラフ化でき、報告や進捗確認が手軽に行えるのも特長です。
日報
日報は、業務内容や週報事項、感想などを記録するアプリです。このアプリは、単なる記録だけでなく、コメント欄を通じて週報へのフィードバックや内容についての議論ができます。
インターネットに接続されていれば、外出先からでも週次レポートの作成や閲覧が可能です。
アルコールチェック記録アプリ
アルコールチェック記録アプリは、商談前の活動を記録するアプリです。スマートフォンやタブレットから手軽に記録を入力できます。入力後はリアルタイムにデータが保存され、管理者はいつでもどこでもデータの確認ができます。また、kintoneに登録されたデータをもとに、月間の活動回数などをグラフ化も可能です。
関連記事:案件管理
関連記事:日報
関連記事:アルコールチェック記録アプリ
顧客サービス・サポート
顧客サポート領域の代表的なサンプルアプリは、以下の3つです。
- アンケート
- 問い合わせ管理
- 障害対応管理
それぞれのアプリについて詳しく説明します。
アンケート
アンケートは、顧客にアンケートを提供し、回答を蓄積・集計できるアプリです。アンケート結果をグラフ化する機能も備えており、結果の集計・分析も簡単に行えます。また、Webフォーム作成サービス「フォームブリッジ」と連携することで、回答をアンケートアプリに自動的に蓄積もできます。
問い合わせ管理
問い合わせ管理は、顧客からの問い合わせ内容や対応履歴を記録するものです。状況をグラフ化することで、対応が完了していない問題を常に把握できます。さらに、対応履歴の時系列記録機能を活用することで、ノウハウの蓄積と共有が可能です。
障害対応管理
障害対応管理は、障害や問い合わせの対応状況を記録し、関係者間での連絡や相談を円滑に行うことができます。JavaScriptサンプルコードを活用すると、ステータス変更と同時に自動的に作業完了時刻や担当者を更新するカスタマイズが可能です。
関連記事:アンケート
関連記事:問い合わせ管理
関連記事:障害対応管理
総務・人事
総務・人事分野の主要なサンプルアプリは以下の3つです。
- FAQ
- 物品購入申請
- エントリーシート管理
それぞれのサンプルアプリについて詳しく説明します。
FAQ
FAQは、社内のよくある質問と回答をFAQ形式で登録できるアプリです。社内全体で利用することで、従業員からの問い合わせ対応時間を削減する効果があります。
このアプリでは、「総務」や「人事」など、カテゴリーごとに質問を分類でき、絞り込み表示が可能です。質問と回答に加え、手続きのための関連サイトや資料のURLを掲載し、関連リソースへ誘導する機能もあります。
物品購入申請
物品購入申請は、必要な物品を事前に申請できるアプリです。社外からでもkintoneにアクセスして確認や処理が可能なため、外出が多い管理職や現場職の方でも確認できます。
申請結果は一覧で表示され、申請者やタイトル、合計金額、処理状況などが一目で確認できる機能があります。
エントリーシート管理
エントリーシート管理は、人事部が新卒採用や中途採用のエントリーシートを管理するためのアプリです。
このアプリは、応募者のデータを一元管理し、レコードごとにアクセス権を設定できるため、情報の閲覧範囲を制限できます。また、サードパーティ製品との連携により、応募者がWeb上で直接応募したデータを即座にアプリに反映が可能です。
関連記事:FAQ
関連記事:物品購入申請
関連記事:エントリーシート管理
調達・購買
調達・購買分野の主要なサンプルアプリは以下の3つです。
- 仕切値管理
- 作業依頼申請
- 材料データ資料管理
それぞれのサンプルアプリについて詳しく説明します。
仕切値管理
仕切値管理は、顧客ごとに販売商品とメーカーから卸売業者への仕切値を管理できるアプリです。このアプリは、顧客ごとの仕切値を管理するほか、同一顧客に販売した別の商品や、同じ商品を購入している他の顧客を「同一顧客一覧」や「同一商品一覧」で確認できます。
さらに、顧客マスタと商品マスタをルックアップ機能で連携することで、顧客情報や商品情報を簡単に入力できます。
作業依頼申請
作業依頼申請は、他部署や他チームに作業を依頼するためのアプリです。社外にいても常に作業依頼ができるようになります。このアプリでは、担当者に「申請中」といったステータスを付けることで、作業依頼の申請/承認や進捗状況の管理が可能です。
また、コメント機能が依頼に関連付けられているため、情報が分散することなく一元管理できます。
材料データ資料管理
材料データ資料管理は、材料ごとの図面や、原材料の入荷から出荷までの各工程の管理特性や管理方法を記載したQC工程図などを一元管理するアプリです。このアプリは、分散しがちな図面のほか、試験データに基づく信頼度や寿命、故障率などの結果を示す信頼性試験結果などの資料を管理できます。
また、材料名や設計品名、担当者情報などを一元管理することで、トラブル発生時にも迅速に必要な資料へアクセスできることが特長です。
関連記事:仕切値管理
関連記事:作業依頼申請
関連記事:材料データ資料管理
情報システム
- セキュリティインシデント管理
- 毀損・紛失物管理
- プロジェクト管理
ここから、それぞれのアプリについて詳しく説明します。
セキュリティインシデント管理
セキュリティインシデント管理は、社内で発生したセキュリティインシデントを管理するためのツールです。
インシデントが登録されると、即座にセキュリティ担当者に通知され、対応状況を追跡できます。これにより、対応漏れの防止が可能です。
さらに、このアプリでは、マルウェアの感染や機密情報の漏洩、Webサイトの改ざんなど、インシデントの種類を集計・分析する機能も備わっています。
毀損・紛失物管理
毀損・紛失物管理は、社内で発生した毀損や紛失物を管理するためのツールです。
単に毀損・紛失者や対象物を管理するだけでなく、対応策の記録も行えます。毀損・紛失によるコストを算出できるため、来期の予算編成にも役立ちます。
このアプリの利点は、発生した事象に対する対策の管理と、コスト分析を通じて将来の予算計画に活用できる点です。
プロジェクト管理
プロジェクト管理は、プロジェクトの進行状況を管理するためのツールです。プロジェクトの構成やスケジュール、費用などを記録し、各プロジェクトの進行状況をリアルタイムで把握できます。
さらに、担当者ごとのプロジェクト数を円グラフで表示することで、誰がどのくらいの案件を担当しているのかを即座に確認できます。
関連記事:セキュリティインシデント管理
関連記事:毀損・紛失物管理
関連記事:プロジェクト管理
開発・品質保証
開発・品質保証分野の代表的なサンプルアプリは、以下の3つです。
- ソフトウェア開発管理
- オープンソースライセンス管理
- 不具合対策管理
ここから、それぞれのアプリについて詳しく説明します。
ソフトウェア開発管理
ソフトウェア開発管理は、ソフトウェア開発プロジェクトの情報を一元管理するツールです。開発体制やスケジュール、予算などの情報を統合して管理できます。
オープンソースライセンス管理
オープンソースライセンス管理は、自社の製品やサービス、および社内で利用するシステムに関するライセンスを管理するためのツールです。
オープンソースライセンスは、ソフトウェアのソースコードを自由に入手、改変、再配布できることを許諾する契約書で、開発部門が使用するオープンソースライセンスを登録し、適切に取り扱うためのルール設定できます。
不具合対策管理
不具合対策管理は、製品に不具合が発生した際に顧客へ報告する内容を社内で共有するためのツールです。
顧客や案件ごとに不具合の発生日や内容、不具合対策を一覧で管理・共有できる利点があります。また、上司への対策内容の申請と承認といったワークフローをアプリ内で完結させることができます。
関連記事:ソフトウェア開発管理
関連記事:オープンソースライセンス管理
関連記事:不具合対策管理
広報・マーケティング
広報・マーケティング分野における代表的なサンプルアプリは、以下の3つです。
- セミナー参加者名簿
- 自社セミナー管理
- ロゴ・画像データ管理
ここから、それぞれのアプリについて詳しく説明します。
セミナー参加者名簿
セミナー参加者名簿は、セミナーの参加者を管理するためのツールです。開催日や出欠情報で絞り込みができるため、各開催日の申込状況を簡単に確認できます。
また、出席状況を記録しておくことで、各セミナーの参加率を集計が可能です。
自社セミナー管理
自社セミナー管理は、自社開催のセミナーの内容や参加者数を管理するツールです。各セミナーの内容や集客数を一元的に管理できます。
さらに、過去に開催した同様のセミナーの回数や日時を紐づけて確認できる機能も備えています。
ロゴ・画像データ管理
ロゴ・画像データ管理は、製品のロゴや画像データを一元管理するためのツールです。ファイルをダウンロードせずに、スライドショー形式で画像を確認できます。
最新バージョンのみを絞り込んで表示する機能があり、全社で常に最新のデータを共有できる点が大きなメリットです。
関連記事:セミナー参加者名簿
関連記事:自社セミナー管理
関連記事:ロゴ・画像データ管理
法務・知財
法務・知財分野の主なサンプルアプリは、以下の3つです。
- 就業規則管理
- 著作権情報管理
- 商標・特許管理
それぞれのアプリについて詳しく説明します。
就業規則管理
就業規則管理は、労働規則の管理を目的とした社会保険労務士事務所向けのツールです。
このアプリでは、就業規則の作成や改訂、提出に必要な情報を一元管理でき、紙やデジタルデータで散在していた情報をまとめて整理できます。
著作権情報管理
著作権情報管理は、製品パッケージなどに使用される著作権情報を管理するためのツールです。
このアプリを使うことで、著作権の基本情報や使用されている製品情報を確認でき、日付やカテゴリごとに情報を並べ替えることが可能です。
商標・特許管理
商標・特許管理は、商標や特許の出願情報、費用、履歴を一元管理できるツールです。
出願番号や名称、ステータス、仮払金額などの情報をまとめて管理し、継続中や完了した商標や特許のみを絞り込んで表示する機能も備えています。
関連記事:就業規則管理
関連記事:著作権情報管理
関連記事:商標・特許管理
部門共通
部門共通で活用できる主なサンプルアプリは、以下の3つです。
- ファイル管理
- 出張申請
- 交通費申請
それぞれのアプリについて詳しく説明します。
ファイル管理
ファイル管理は、文書や提案資料、画像などのファイルを共有するためのツールです。
このアプリの特徴は、キーワード検索でファイルの内容まで検索できる点です。これにより、データ量に関わらず必要な情報に迅速にアクセスできます。
出張申請
出張申請は、社員が出張する際に発生する交通費や宿泊費などの立替金を申請するためのツールです。
このアプリでは、出張前に申請するだけでなく、出張中や後に発生した立替金も簡単に申請できる機能が提供されています。
交通費申請
交通費申請は、業務で発生する交通費の立替金を申請するためのツールです。
1日に複数の移動があった場合でも、利用した交通費を登録するだけで、合計金額を自動計算できる利便性があります。
関連記事:ファイル管理
関連記事:出張申請
関連記事:交通費申請
サンプルアプリを使用するためのアプリストアの使い方【3STEP】
サンプルアプリを使用するためのアプリストアの利用方法は、以下の3つのステップに分かれます。
- 業務・業種別で検索
- 選択したアプリを追加
- 追加したアプリの使用や調整
上記の流れを押さえておくことで、目的に合ったサンプルアプリをスムーズに導入できます。では、それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
1.業務・業種別で検索
アプリストアでサンプルアプリを探す際は、ポータルのアプリ追加ボタンから検索フィールドを開き、業務や業種別でアプリを検索します。
自社で作成を検討しているアプリの用途に沿った検索をかけると、適したアプリが見つかりやすくなります。業務や業種以外にも、利用シーンでの検索が可能です。
「営業管理」や「プロジェクト管理」などのキーワードで検索すれば、関連するサンプルアプリを表示可能です。自社の業務に近いアプリを探すことで、カスタマイズの手間を最小限に抑えられます。
目的に合ったサンプルアプリを見つけるために、さまざまな角度から検索をかけてみることをおすすめします。
2.選択したアプリを追加
使用したいサンプルアプリが見つかったら、アプリを追加します。アプリページの「このアプリを追加」をクリックすると、追加が完了します。
アプリ追加後は、アプリ追加前のページに移動し、アプリ一覧に追加したアプリが表示されていることを確認しましょう。
追加したアプリは、そのまま利用を開始できます。ただし、自社の業務により適したものにするためには、カスタマイズが必要な場合もあるでしょう。
追加が完了したら、早速アプリを開いて、使用感を確かめてみてください。必要に応じて、次のステップでカスタマイズを行います。
3.追加したアプリの使用や調整
追加したサンプルアプリは、そのまま活用しても問題ありません。ただし、自社の業務により適したものにするためには、カスタマイズが必要な場合もあります。
アプリのカスタマイズは、アプリ一覧画面の歯車のアイコンから設定を開くことで行えます。項目の追加や削除など、自社の業務に合わせた調整が可能です。
不要な項目を削除したり、必要な項目を追加したりと、アプリの機能を最適化できます。また、入力フォームのレイアウトを変更すれば、使いやすいアプリに仕上げられるでしょう。
ただし、むやみにカスタマイズを行うと、アプリが正常に動作しなくなる恐れがあります。専門的な知識がない場合は、慎重に作業を進めることが大切です。
サンプルアプリを利用するメリット
サンプルアプリを利用するメリットは、以下の3つが挙げられます。
- 無料でも利用でき、あらかじめ業務や業種に適した項目が搭載されている
- 専門知識不要でスムーズに業務アプリを利用できる
- 1からアプリを自社で制作するより、スピーディーにアプリを導入できる
サンプルアプリは無料で利用できるものも多く、コストを抑えてアプリ開発ができます。また、業務や業種に適した項目があらかじめ用意されているため、すぐに利用を開始できるのが魅力です。
kintoneの直感的な操作性により、専門知識がなくてもスムーズにアプリを利用できます。プログラミングスキルがない人でも、簡単にアプリを導入できるでしょう。
1からアプリを自社で制作するよりも、サンプルアプリを活用する方がスピーディーに導入可能です。
サンプルアプリを活用すれば、低コストかつ短期間でアプリ開発が可能になります。
サンプルアプリを利用するデメリット
サンプルアプリを利用する上では、以下の3つのデメリットがあります。
- カスタマイズしていないと、自社の業務に完璧にフィットしない場合がある
- カスタマイズするとアプリが正常に動作しなくなる可能性がある
- 専門的なスキルが不足していると希望したアプリの性能や使いやすさにならない
サンプルアプリをそのまま使うと、自社の業務に完全にはマッチしない場合があります。業務フローやルールに合わせたカスタマイズが必要です。
また、kintoneではプログラミングの知識がなくてもカスタマイズができますが、むやみに設定を変更するとアプリが正常に動作しなくなる恐れがあります。十分な検証を行いながら、慎重にカスタマイズを進めることが必要です。
カスタマイズを行っても、専門的なスキルが不足していると、思い通りのアプリに仕上げられない可能性があります。高度な機能を実装するには、一定の技術力が求められます。
サンプルアプリを自社の業務に適したものにカスタマイズするには、試行錯誤が必要な場合もあるでしょう。専門的な知識がない場合は、kintoneのパートナー企業に相談するのも一つの方法です。
kintone(キントーン)のアプリを一覧表示させる方法
本項では、kintoneのアプリを一覧表示させる方法について解説します。
まず、kintoneにログインし、ホーム画面にアクセスします。ホーム画面には、ユーザーがアクセス可能なすべてのアプリが表示されるので、この画面から直接アプリを選択可能です。
さらに、画面上部にある「アプリ」メニューをクリックすると、すべてのアプリがカテゴリごとに整理された一覧が表示されます。この一覧は、名前順や作成日順などで並べ替えることも可能です。
また、検索バーを使って特定のアプリを素早く見つけることもできます。これにより、ユーザーは必要なアプリを迅速かつ効率的に見つけ出し、業務をスムーズに進められるのでぜひ試してみてください。
kintone(キントーン)のアプリ一覧をCSV形式で取得する方法
kintoneのアプリ一覧をCSV形式で取得する方法を説明します。
まず、kiñtoneにログインし、目的のアプリを開きましょう。次に、画面右上にある「アプリの設定」アイコンをクリックします。表示されたメニューから「設定」を選択し、「フィールド」セクションに進んでください。
ここで、エクスポートしたいフィールドを確認し、必要に応じて調整します。準備が整ったら、画面上部にある「アプリの設定」メニューに戻り、「データ」セクションに進みます。そして、「エクスポート/インポート」オプションを選択してください。
エクスポート画面が表示されたら、エクスポート形式として「CSV」を選択し、必要に応じてフィルター条件や出力するフィールドを設定します。
すべての設定が完了したら、「エクスポート」ボタンをクリックします。選択したデータがCSV形式でダウンロードされます。
CSVファイルには、指定したフィールドのデータが含まれており、他のシステムでの利用やバックアップなどに活用可能です。
kintone(キントーン)のアプリをカスタマイズする方法
kintoneのアプリをカスタマイズする主な方法は、以下の3つです。
- プラグインを導入する
- APIを利用して外部サービスと連携する
- JavaScriptで開発したコードの埋め込みをする
プラグインの導入や外部サービスとの連携により、専門知識がなくてもより多機能で柔軟性の高いアプリにカスタマイズできます。kintone向けのプラグインは数多く公開されているため、目的に合ったものを選びましょう。
また、APIを活用すれば、他のクラウドサービスとデータ連携を行えます。たとえば、kintoneの顧客情報とメール配信サービスを連携させることで、顧客ごとに最適なタイミングで自動配信ができるようになり、手作業の削減や配信ミスの防止につながります。
プラグインの導入や外部サービスとの連携でも期待するアプリの制作が難しい場合は、JavaScriptで開発したコードの埋め込みを専門家に依頼する方法がおすすめです。高度なカスタマイズを行うには、一定のプログラミングスキルが必要となります。
kintoneのアプリのカスタマイズする方法を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:kintone(キントーン)をカスタマイズする方法を初心者向けに解説!注意点や事例もあわせて紹介
自社の業務に適したカスタマイズ方法を選び、kintoneアプリの可能性を最大限に引き出しましょう。使いやすく効率的なアプリに仕上げることで、業務の生産性向上が期待できるはずです。
kintone(キントーン)のアプリ活用事例
kintoneのアプリ活用事例として、以下の3つの企業を紹介します。
愛知県庁では、新型コロナウイルス感染症対策に関する給付金業務にkintoneを導入してます。申請情報の一元管理とワークフロー化により、給付業務の効率化を実現しました。
また、産経新聞社では、全社的な情報共有基盤としてkintoneを活用しています。記事のネタ出しから公開までの進捗管理を行い、情報の一元管理と業務の見える化を図りました。
芙陽工業では、製造現場の作業指示や進捗管理、不具合情報の共有にkintoneを導入しています。リアルタイムでの情報共有と、ペーパーレス化による業務効率の向上を実現しました。
kintoneのアプリは業種を問わず、業務効率化や情報の一元管理を実現した実績があります。社内にIT担当がいない企業やデータの一元管理を希望する企業にとって、kintoneはおすすめです。
kintoneの活用事例に関して、より詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:kintoneの活用事例を業種別に10個紹介!失敗しない導入方法や便利な使い方まで解説
参考:愛知県庁|給付業務の効率化
参考:産経新聞社|情報の一元管理を実現
参考:芙陽工業|製造現場の情報管理を効率化
kintoneのサンプルアプリのカスタマイズは「ペパコミ株式会社」にご相談ください
ここまで、kintoneのアプリ一覧について詳しく解説してきました。業務に合ったアプリの導入で、業務効率化が見込めることが分かったと思います。
しかし、更に詳しい内容や実際の使い方で疑問点をお持ちの方は、詳しい人に相談することをおすすめします。
ペパコミ株式会社では、kintoneの導入サポートを無料で行っております。導入に関することから改修内製化までの相談ができるため、業務をより効率的に行えるようサポートいたします。
コメント