kintone(キントーン)構築・伴走会社のペパコミ株式会社で、kintone(キントーン)活用ちゃんねるのハルクです!
今回はペパコミがお客様向けに実施している教育研修プログラムのご紹介です。
Cybozudaysで配布された伴走事例のパンフレットにペパコミと京葉ガス様との教育研修事例が公開されていますが、最近このような教育研修のご相談が非常に増えてます。
先日のDaysで営業本部長の栗山さんからも話にもありましたが、教育研修の相談が増えているので、今回は教育研修プログラムの内容とどんな教育研修だと結果が出しやすいかについてお伝えします。
ペパコミでも教育研修については日々模索ですが、今まで教育研修をおこなってきたなかで良いと思う形を備忘録的にまとめます。
教育研修の定義
まず教育研修の定義付けですが、ペパコミが提供している伴走サポートコンサルサービスはkintone(キントーン)導入頂いているお客様に対して、定期的にZoomを行い、改修・改修のやり方を教育するというサービスです。
これも教育だと考えていますが、今回お伝えする教育は全社的な教育の内容になります。
社内全員もしくは部署単位でkintone(キントーン)について具体的かつ体系的に教育してほしいというニーズに応えるため、今回は全社あるいは部署単位といった社内の不特定多数に対して、kintone(キントーン)の基礎~応用までを教育することを教育研修という定義でお伝えします。
ペパコミの教育研修事例
先ほどの冒頭でお伝えした京葉ガス様以外にも何社様か教育を実施させて頂いていますが、このような事例があまりkintone(キントーン)界隈でも広まっていないので、手探りではありますが、ペパコミとしていい形が見えてきたので共有します。
kintone(キントーン)を使いこなすために必要な要素は大きく5つ。
①kintone(キントーン)の概念理解
②kintone(キントーン)の基本・応用機能の理解
③マスタ・データベース設計の理解
④アプリ連携・プラグインの理解
⑤kintone(キントーン)構築の引き出しの量
①kintoneの概念理解
kintone(キントーン)の特性、その特性を最大限に活用するための向き合い方なども含めて教育プログラムにいれています。
動画を見て下さっている方はご存じかと思いますが、例えばkintone(キントーン)は柔軟性・拡張性が高いため、導入がGOALではなくSTARTの意識を持つことが大切です。
kintone(キントーン)の良さは、作って運用→改修→再度運用とPDCAをまわしながらkintone(キントーン)を最適化していくことが得意なので、最初から作りすぎずにまずは60%くらいで仕上げ、そこから100%に持っていく意識が必要です。
これをkintone(キントーン)担当者だけが理解するのではなく、kintone(キントーン)を使う方たちにもその意識をある程度理解いただく必要があるということまで教育研修のカリキュラムに盛り込んでいます。
②kintoneの基本・応用機能の理解
kintone(キントーン)の概念理解をした上で基本機能・応用機能を教育していきます。
具体的にはアプリの作り方・各フィールドの使い方や特性・アプリ間連携・アクションやアクセス権・プロセス管理など付随した機能を体系的に学べるようなカリキュラムを組んでいます。
③マスタ・データベース設計の理解
kintone(キントーン)の基本・応用機能だけ理解するだけでは不十分で、最も大事なのはマスタ・データベース設計と思っています。
データベース設計思考が頭に入っていないと本来は顧客マスタに登録するべき項目を全て案件管理に組み込んでしまいます。
これもカリキュラムに組み込む必要がありますが、分かりやすいようにペパコミの教育研修は、正しいアプリ構成を見せてから各アプリの作り方を教育するという流れで教えることが多いです。
データベース設計はとても重要なので、ここまで含めて教育研修を行わないとkintone(キントーン)の良さは活きないです。
④アプリ連携・プラグインの理解
アプリ連携やプラグインの理解も大切な要素です。
例えばデータベース設計をする上ではユニークコードと言われる管理が必須です。そのユニークコードを作るためには自動採番プラグインなどが最適です。
そのためのプラグイン設定なども教育します。
またこれを教える段階になった時に先ほどのデータベース設計の意味が腹落ちする方もいるので組み込んでいます。
またkintone(キントーン)はプラグインを使わないと大きな効果を得られないので、プラグインの可能性や出来ることなども教育研修で組み込んでいます。
しかし、プラグインはプラグインでリスクがあり、無料・有料でもリスクの大きさが異なることも理解していただきたいです。
まずはkintone(キントーン)基本機能で出来ることを突き詰め、それでも無理な場合はプラグインというマインドセットも含めてカリキュラムに組み込んでます。
⑤kintone構築の引き出しの量
kintone(キントーン)基本機能の理解×引き出しの量の掛け算でkintone(キントーン)担当者が成長すると思います。
基本・応用機能だけでなく、具体的にkintone(キントーン)で出来ることの理解と他社事例や、ペパコミのyoutubeチャンネルを見てkintone(キントーン)構築の引き出しの量を増やすことがとても重要だと考えています。
他社事例を介して自社で取り入れるられることを考えることが大事です。
そのため教育研修では、ただ教育するだけでなく活用事例をたくさん入れて、引き出しの量を増やすように意識しています。
それでは宣伝を挟んでから実際にこれらの教育研修を盛り込んだペパコミ教育研修の価値についてお話したいと思います。
このチャンネルは、kintone(キントーン)の構築・運用コンサル会社であるペパコミが運営しております。
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概要欄よりプラグインリストを配っております!
ペパコミ教育研修の事例
大事なことは実践です。そのためとにかく触って覚える。分からなければその場で聞いて納得するというのが僕の教育研修のスタンスです。
ただの研修内容に価値はそこまで重きを置いておらず、実践して分からないことはその場で聞ける環境。
そして、その質疑応答を周りが見て自分の引き出しにできる環境にとても価値があると思います。
そのため、分からない場合は必ず質問してください!と教育研修ではお伝えしています。
あと教育研修とは別で個別相談会なども実施しています。
個別相談会では研修を終えた方達が、実際にアプリを作った時につまずいた所を相談が出来る場としています。
座学をしたら学んだことをすぐに実践する。そこで分からなければ質問してもらい、全員が分かったら次の座学→実践→質疑応答を繰り返す教育研修を行っています。
他にも必要な要素が多数ありますが、体系的に組み込んだ教育研修を約15時間前後を1セットで提供することが多いです。
先ほどの京葉ガスさんの場合は、この1セットを毎月実施して、幅広く色々な方が参加できるようにしています。
まとめ
今回はペパコミが行っている企業に対してのkintone(キントーン)教育研修についてお伝えしました。
最近引き合いを頂いており、また研修参加者の満足度が非常に高いため自信のあるコンテンツです。
この研修は基本的に僕が行っています。受講者の理解度を上げることは想像以上に難しいので、お客様の数が多くなると相談が受けられないケースがありますが、
企業様でkintone(キントーン)の教育研修を実施してほしい!というご要望がありましたら、ペパコミまでご相談下さい!
実際のカリキュラムを見せながら分かりやすくご提案させて頂きます!
kintone(キントーン)構築を内製化するためには、社内にkintone(キントーン)スペシャリスト育成が必須です。
その足掛かりとして教育研修は価値があると思いますので、是非検討してみてください!
これからもkintone(キントーン)に関する情報を発信していきますのでチャンネル登録お待ちしております。
本日もどうもありがとうございました。
また次回もお会いしましょう。
ばいば~い!
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